上 下
74 / 83
三章 二度あることは三度ある、、、よ

スレ10:【これ】強制ひとりかくれんぼ【終わらないかな】2

しおりを挟む
461:チョキ
言いにくいが
幽霊の認識は結構ガバガバだぞ
寧ろ、理性がある悪霊の方が珍しい


462:名無しのかくれんぼ
は?
つまり?
悪霊は?
脳筋が多いってこと?


463:名無しのかくれんぼ
脳筋って
けど、確かに直ぐに襲ってくるし


464:名無しのかくれんぼ
隠れたら見失うしな


465:名無しのかくれんぼ
考えて襲ってきてないよな
つまり、脳筋
悪霊は脳筋だった?


466:チョキ
まぁ、言いにくいがな
全てがじゃないぞ?
クマのところにいるヤツらは理性があるからな
まぁ、そのぶん質が悪いんだけどな


467:名無しのかくれんぼ
まぁ、理性があれば悪知恵も働くしな


468:クマ
ウサのことは心配だけど
グーくんやパーくんが居るから大丈夫だと思う

あと、新事実が分かった



469:名無しのかくれんぼ
クマはグーとパーを信頼してんだな

新事実?



470:クマ
うん、新事実

自分は今シンゴリと学校の中をふらふらと歩いてるんだけど
赤茶の猫が (自分に危害を加えないか)気になるみたいでチラチラ見てくるんだ
自分を心配して護衛みたいなことをしてくれてるシンゴリと何も話さずに (喋れない設定だけど)黙ったまま歩いてるのも気まずいなって思って
メモにあることを書き込んでシンゴリに見せたんだ
その書き込みは

《シンリーは刃物持ってないけど何で?》

だった



471:名無しのかくれんぼ
あ、そういえば
シンゴリのヤツ刃物持ってなかったよな?


472:名無しのかくれんぼ
ああ、シンバルを両手に持ってるから持てないのか?


473:クマ
シンゴリのシンバルは取り外し可能だよ

続き
自分の書いた文を読んだシンゴリは顔を傾げて自分に話しかけてきた

『ウキ、何で刃物持ってるの知ってるんだ?ウキッキ?』←そういえば何でシンゴリが刃物を持ってると知ってるか考えてなかったからちょっと慌てた
《シンリーってひとりかくれんぼの人形じゃないの?ひとりかくれんぼって刃物使うんだよね?》←ちょっと苦しいかなって思ったけど思い切って聞いた
『ウキ?ああ、そうだったなキキッ。ひとりかくれんぼで集まってくるウキッ、幽霊はみんなひとりかくれんぼをしてるのをキキッ、感じ取れるんだったウキな』←え?そうだったんだって思った

これも新事実だけどもう一つある



474:名無しのかくれんぼ
え?
ひとりかくれんぼしてるの知ってるの?


475:名無しのかくれんぼ
何でそこに集まったのかを感じ取れるのか?


476:名無しのかくれんぼ
まぁ、ひとりかくれんぼってのも降霊術の一種だもんな
そこに集まる霊達が何となく分かるのも変じゃない、、、か?


477:チョキ
そうだな
ひとりかくれんぼは制限時間を過ぎると悪霊達がより集まってくる
力も強くなり凶暴化する
何故そうなるのか幽霊達が分かっても変ではないな

クマ、もう一つの新事実ってのも教えてくれ



478:クマ
うん、分かった

続き
ちょっと衝撃の新事実を知って固まる自分に気づかずにシンゴリは片手のシンバルを廊下に置いた
これにもシンバル手放せるんだと驚いた

『今回使われた刃物が少し死神の武器に似てたウキ。だから、自由にこうやって出し入れ出来るんだウキキ』←そう言いながらシンバルを手放した方の手を示すのでその手を見てたらその手から鎌 (雑草を刈るやつ)が突然現れた
《死神の武器ってやっぱり鎌なんだ?》←ちょっと混乱しながらこんなことを聞いてた
『そうウキ!ただし、死神の武器は肉体を傷つけるモノじゃないウキ。アレは魂を肉体から切り離すのに最適な形だから死神はみんな鎌を持ってるウキキ!』←そうなんだと思ったけど、ここで一つ疑問に思った
《死神って死んだ人から魂を刈り取るの?それとも死が決まっている人の魂を刈り取るの?》←気になったので聞いた



479:名無しのかくれんぼ
おいおい!
今回の武器は草刈り鎌かよ!
って思う前に
武器の出し入れが可能!?


480:名無しのかくれんぼ
というか!
クマはなんて質問してるんだよ!?


481:クマ
やっぱり駄目だったかな?
でも、終わったあとだからもう聞かないとかは無理

続き

『基本的に死んだモノから魂を刈り取るウキ。死が決定してるモノの魂もソレが死んだら肉体から刈り取るウキ。たまに例外的に死が決定してるがソレが死ぬ前に刈り取る時もあるウキ』←そう答えてくれた
《なら、死が決定してないモノの魂って刈り取るの?それはやって良いの?》←気になって聞いた
『死神は死を司る神ウキ!死が決定してない魂は絶対に刈り取っちゃ駄目ウキ!』←と、言われたのでまた疑問が出てきた
《なら、シンリーのターゲットは死が決定してるから刈り取るの?》←さすがに自分の事なのでちょっと気になって聞いた
『ウキ?キキ?ターゲットは、、ウキ?死が決定?キキ?ち、違うウキキ?キッ?キキ?なら、刈るのは、、キキ?けど、取らないとウキ?、、でも、キキ、、死神として、、ウキキ、、あ、?キキ?キィ?』←凄く混乱してその場で固まってる

今ココ



482:名無しのかくれんぼ
え?
は?


483:名無しのかくれんぼ
ばっ!
クマ!
危ないだろ!!


484:名無しのかくれんぼ
混乱してクマに襲いかかるかも知れないからクマは早くシンゴリから離れろ!!


485:チョキ
クマ
今、シンゴリはクマのことを認識してるか?


486:クマ
、、、してないみたい
手を目の前で振ってもなんの反応もしない


487:名無しのかくれんぼ
それヤバくね!?
クマは大丈夫なのか!?


488:名無しのかくれんぼ
落ち着け!
クマには赤茶の猫もいるんだぞ?
今のクマに危害を加えられるヤツはそうそういないだろ?


489:名無しのかくれんぼ
そう、そうか
、、、そうか?
赤茶の猫が人違いに気づいたらもっとヤバいだろ!?


490:クマ
あるじ
あぶない
これから
はなれて!
こんらん
してる
あるじ
あぶない
はなれて!


491:名無しのかくれんぼ
クマ!?
じゃない
赤茶の猫か?
というか、混乱して危ない?


492:名無しのかくれんぼ
赤茶の猫が危ないって言ってるんなら本当にヤベーんだろ!
クマ!早くシンゴリから離れろ!!


493:クマ
書き込みと仔猫が引っ張るから離れた
今はシンゴリが見える位置に居るけど結構遠くに離れた
このくらいの位置なら大丈夫みたい
仔猫も引っ張るのやめたし
シンゴリはまだ動いてない

あ、動いた
ウロウロしてる?
あ!!



494:名無しのかくれんぼ
クマ!?
ナニかあったのか!?


495:名無しのかくれんぼ
クマ!?
無事か!?


496:クマ
距離があるから大丈夫
だけど、シンゴリが鎌を振り回してそこら辺のモノを破壊してる
仔猫がまた引っ張り出したから離れる


497:名無しのかくれんぼ
ヤベー
混乱して暴走状態にでもなったのか?


498:名無しのかくれんぼ
クマは赤茶の猫が引っ張るのやめるまでは移動してるだろうからここにはまだ来れないだろ


499:名無しのかくれんぼ
赤茶の猫がいて不安ではあるけど
赤茶の猫がいるからクマは安全だろうって分かるから安心するよな


500:名無しのかくれんぼ
分かる(゜-゜)(。_。)


501:名無しのかくれんぼ
けど、コレでシンゴリとも離れられたな
あとは赤茶の猫だけか
、、、離れられるのか?


502:名無しのかくれんぼ
無理じゃね?
赤茶の猫の様子を見ると
絶対にクマから離れないし
離れる気さえないだろ?


503:名無しのかくれんぼ
だよな~( ´Д`)


504:ウサ
だよね~(-_-)゛


505:名無しのかくれんぼ
なら、どうし、、、
ウサ!?


506:名無しのかくれんぼ
鬼女は!?
今、大丈夫なのか!?


507:ウサ
大丈夫っていえば大丈夫?
まだピンチといえばピンチだけど


508:名無しのかくれんぼ
え?
どういうこと?


509:ウサ
まだ目の前に鬼女がいます!
目の前で五寸釘とトンカチ持ってキョロキョロしながら『何処だぉ~!何処だぁ~!!』と私達を探してるであります!!(*`・ω・)ゞ


510:名無しのかくれんぼ
は?
全然大丈夫じゃねぇじゃねぇか!!

しおりを挟む

処理中です...