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五章 本当の問題
第74話(む?、、、何処ら?)
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私が意識を取り戻した時、全体的にふわふわしていた。
何も考えられなくなっている私は何気なく起きた所から周りを見た。
(ん?んん?暗い、、、何も無い)
”ジャラッ“
「う?」
音がした足元を見ると片足が鎖で繋がれていた。
(何これ?重い邪魔)
「む?、、、、何処ら?、、、う?何処にゃ、、、何処だ?言えた!言えたろ!、、むむ?、、ちゃんと言えにゃい」
何故か滑舌が悪い上にテンションが高い。
(ん~?この感じ知ってる!お酒いっぱい飲んで思いっきり酔った時だ!あの時飲まさせられたのはお酒か!)
「頭ふわふわしてる、、、う~、、、鎖邪魔!取れにゃいぞ?」
本格的に酔っぱらった私は一人で居て寂しいここから出る為に鎖を取ろうとした。
(ジャラジャラしてうるさい。足痛いし全然取れない!む~、、、あ、アレ持ってたはずだ)
「あったろ!兄しゃんから貰ったドス!(小刀、ナイフみたいな物)これにゃら外せるはじゅだ、このくしゃり細いしな」
”ガシャンッガツッ“
「硬いじょ?む~、、、力があんまり入らにゃい?なんれら?あ、酔ってるからら!兄さんから貰ったのに刃の部分が欠けたろ、、、ごめんなしゃい、兄しゃん」
小刀の刃の部分で鎖を叩いて鎖を外す。
小刀の刃の部分は少し欠けてしまったが鎖を外す為だったので仕方ないけど兄さんから貰った物だから少し落ち込んだ。
“ガシャンッ!”
「はじゅれた!ひっく、、、う?お酒が回ってきた、、、ここから出ないと、、、鈴の兄しゃん、、みんなの所に行かないと」
段々とお酒が回ってぼんやりしてきた頭でそう考えてこの場所から出る事にした。
この部屋には窓も無く私と鎖くらいしか無い。
出られる所はドアしか無いみたいだ。
(ドアの外には誰か居るのかな?、、、う~ん?何も聞こえないし気配も感じ無いから誰も居ないな!よし!)
”ドカッ!“
「む?少し足が痛むがドアは開いたから良いよな?早く兄さん達のちょころに行かないと」
私はドアを遠慮なく鎖の着いている足で蹴破ってドアを開け(壊し)外に出た。
足についてる鎖をジャラジャラ鳴らしながら外に出たがやはり誰も居ない。
(兄さん達はもうここに来てるはずだよね?、、、多分。しかしここ何処だろ?薄暗いし、、、何か音が響くから地下かな?)
”カツン、ジャラ、カツン、ジャラ“
「足音が響くな?誰も居にゃいにょか?、、、誰も来てくれないぞ?、、、兄さん、しゃびしい。鈴の兄しゃんも居ない、白兄も居にゃい、、う~、、、」
寂しくて泣きそうになりながら何処か分からない(多分)地下をひたすら歩いた。
「兄しゃん達は何処ら?ぼく、、、オレここに居りゅのに、、、居ないのしゃびしい」
一人称が昔使っていたぼくに戻りそうになるくらい寂しいのに兄さん達は誰も居ない。
(兄さん、白兄、、、鈴の兄さん、寂しいよぉ~!どこ~?寂しいのやだぁ!)
「ひっく、、?、、この感じは兄さん?近くに居るのか?、、、こっちか?、、、ん~?人の気配がたくさん感じる?」
なんとなく兄さんの気配がした様な気がして、その勘を頼りに歩いてると大勢の人の気配がした。
(兄さんの、、いや、兄さん達の気配がこのたくさんの人達が居る所から感じる)
「兄しゃん達のちょころに行かないと、、、ひっく、頭クラクラしゅる?んん?、、、兄しゃんの声ら!」
兄さんの声が聞こえたので大勢の人の気配がする部屋のドアを開けた。
(兄さん達がここに居る!)
「兄しゃ、、、兄さん!」
私はドアを開けた瞬間、兄さんを呼びながら兄さんが居るだろう所に鎖がついて少し痛む足を引きずりながら駆け寄った。
何も考えられなくなっている私は何気なく起きた所から周りを見た。
(ん?んん?暗い、、、何も無い)
”ジャラッ“
「う?」
音がした足元を見ると片足が鎖で繋がれていた。
(何これ?重い邪魔)
「む?、、、、何処ら?、、、う?何処にゃ、、、何処だ?言えた!言えたろ!、、むむ?、、ちゃんと言えにゃい」
何故か滑舌が悪い上にテンションが高い。
(ん~?この感じ知ってる!お酒いっぱい飲んで思いっきり酔った時だ!あの時飲まさせられたのはお酒か!)
「頭ふわふわしてる、、、う~、、、鎖邪魔!取れにゃいぞ?」
本格的に酔っぱらった私は一人で居て寂しいここから出る為に鎖を取ろうとした。
(ジャラジャラしてうるさい。足痛いし全然取れない!む~、、、あ、アレ持ってたはずだ)
「あったろ!兄しゃんから貰ったドス!(小刀、ナイフみたいな物)これにゃら外せるはじゅだ、このくしゃり細いしな」
”ガシャンッガツッ“
「硬いじょ?む~、、、力があんまり入らにゃい?なんれら?あ、酔ってるからら!兄さんから貰ったのに刃の部分が欠けたろ、、、ごめんなしゃい、兄しゃん」
小刀の刃の部分で鎖を叩いて鎖を外す。
小刀の刃の部分は少し欠けてしまったが鎖を外す為だったので仕方ないけど兄さんから貰った物だから少し落ち込んだ。
“ガシャンッ!”
「はじゅれた!ひっく、、、う?お酒が回ってきた、、、ここから出ないと、、、鈴の兄しゃん、、みんなの所に行かないと」
段々とお酒が回ってぼんやりしてきた頭でそう考えてこの場所から出る事にした。
この部屋には窓も無く私と鎖くらいしか無い。
出られる所はドアしか無いみたいだ。
(ドアの外には誰か居るのかな?、、、う~ん?何も聞こえないし気配も感じ無いから誰も居ないな!よし!)
”ドカッ!“
「む?少し足が痛むがドアは開いたから良いよな?早く兄さん達のちょころに行かないと」
私はドアを遠慮なく鎖の着いている足で蹴破ってドアを開け(壊し)外に出た。
足についてる鎖をジャラジャラ鳴らしながら外に出たがやはり誰も居ない。
(兄さん達はもうここに来てるはずだよね?、、、多分。しかしここ何処だろ?薄暗いし、、、何か音が響くから地下かな?)
”カツン、ジャラ、カツン、ジャラ“
「足音が響くな?誰も居にゃいにょか?、、、誰も来てくれないぞ?、、、兄さん、しゃびしい。鈴の兄しゃんも居ない、白兄も居にゃい、、う~、、、」
寂しくて泣きそうになりながら何処か分からない(多分)地下をひたすら歩いた。
「兄しゃん達は何処ら?ぼく、、、オレここに居りゅのに、、、居ないのしゃびしい」
一人称が昔使っていたぼくに戻りそうになるくらい寂しいのに兄さん達は誰も居ない。
(兄さん、白兄、、、鈴の兄さん、寂しいよぉ~!どこ~?寂しいのやだぁ!)
「ひっく、、?、、この感じは兄さん?近くに居るのか?、、、こっちか?、、、ん~?人の気配がたくさん感じる?」
なんとなく兄さんの気配がした様な気がして、その勘を頼りに歩いてると大勢の人の気配がした。
(兄さんの、、いや、兄さん達の気配がこのたくさんの人達が居る所から感じる)
「兄しゃん達のちょころに行かないと、、、ひっく、頭クラクラしゅる?んん?、、、兄しゃんの声ら!」
兄さんの声が聞こえたので大勢の人の気配がする部屋のドアを開けた。
(兄さん達がここに居る!)
「兄しゃ、、、兄さん!」
私はドアを開けた瞬間、兄さんを呼びながら兄さんが居るだろう所に鎖がついて少し痛む足を引きずりながら駆け寄った。
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