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一章 宝石達は出会う
僕が演技している理由
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“カサカサ”
「アクア、遅くなってごめん。今、帰っ、、、っ!」
「サフ!」
どうしようと思っていたらサフが帰って来たのでそのままサフに抱きつく。
「ごめん!サフだと思って普通に話しちゃった!、、、どうしよう?」
「アクア、大丈夫。私が遅かったのも悪いから」
「けど、」
「ねぇ、どういう事?」
シスが話しかけてきた。
「あの、その、、あ、う、、」
「アクア、私が説明するからゆっくり深呼吸して?」
「う、うん」
僕が深呼吸している間にサフが簡単にシスに説明する。
「先ほどは、ありがとうございました」
「いえ、それほどでも。あの、その人、えっと」
「私の双子の弟のアクアマリン、アクアと呼んであげて下さい」
「うん、それは良いけど、その、アクアって授業の時の態度と全然違うんだけど、どういう事?」
「こちらの方がアクアの本当の性格です。アクアがあの演技をしているのは私の為なんです」
「へ?こっちが本当の性格!あっちが演技?それにサフの為?」
「サフ、もう落ち着いたからその先は僕が話すよ」
「僕!?え?本当は僕って言ってるの?」
「う、うん」
まだ体が震えるのでサフの服の袖を掴んでいる。
(サフも居る。大丈夫!怖くない!大丈夫!)
「あの、僕があの傲慢な性格な人を演じてるのは、その、父上のせいなんだ」
「二人の父親?」
「うん、そう。僕達の父上は母上の事をこの世界の誰よりも愛してるんだ」
「へー、良い父親じゃんか」
「ただ、母上はもうこの世には居ないんだ。僕達双子を生んだ負担で死んでしまった。だから父上は母上を殺した僕達が憎いんだよ」
「そんな!君達の母親は君達の事を愛してたから命懸けで君達を生んだんだろう?なのに愛している人が命懸けで愛して生んだ子を憎む何て!」
「うん、ありがとう君は良い人だね。だけど父上は母上を奪った僕達を憎む方が楽だったんだろうね?僕達が八歳の時にサフの体を売ろうとしたんだ」
「体を売るってまさか!」
「うん、男達の慰み者にしようとしたんだ」
サフの体が少し震えているので僕はサフと手を繋いだ。
(あの時の事は今でも思い出せる)
アクアマリン八歳視点
「ストレスの発散にサフを使って男達の慰み者にするか?あいつの外見は男達を刺激するだろうからな」
「それは良い考えです。旦那様」
僕はたまたま通った父上の部屋の前でそんな会話を聞いてしまった。
(サフを?、、、父上はそんなに僕達の事がっ、、!早くサフの所に行かないと!)
僕はサフの部屋に向かった。
「サフ!」
「アクア?そんなに慌ててどうしたんだい?」
「っ、、、、。サフ、落ち着いて聞いて?」
僕はサフに父上達の会話を話した。
「っ、父上はそんなに私達の事を憎んでいるんだね」
「サフ、逃げよう?ここに居たら危ないよ?」
「アクアが一緒なら何処にでもついて行くよ」
そうして逃げようとしたんだけど、少し遅かったみたいで何人かの男達を引き連れた父上がサフの部屋に来た。
「なんだ?アクアも居るのか。アクア、お前は邪魔だ出て行け!」
「、、、、、。」
「本当にいつも喋らないな。気味が悪い」
僕はサフを背中に隠して少し覚悟した。
(ゲームのアクア!サフを守る為に僕に力をくれ!)
「アクア!邪魔だと言っているだろう!さっさと」
「うるせえな」
「っ、アクア!お前何て言った?」
「うるさいって言ったんだよ、父上?聞こえなかったのか?もう耳が遠くなったのか?」
ゲームのアクアみたいに出来るだけ皮肉げに笑った。
「あんたらも何なんだ?オレのサフに何か用でもあんのか?」
「何て口を利くんだ!アクア!」
「オレのサフの部屋に勝手に汚い格好で入りやがったからだ」
「いいから、ここから出て行け!」
「ふん、分かった。行くぞ、サフ」
「待て!サフには用事がある」
「どんな用事だ?」
「お前には関係ないだろう!」
「あるに決まってんだろう?オレとサフは国の保護を受けてる国の宝だ。勝手に傷つけでもしたら国王に重い罰を受けるだろうな?」
「くっ、今日は良い!帰るぞ!」
父上達は帰って行った。
僕はそのまま腰が抜けて床に座ってしまった。
(はぁ、ゲームのアクアを参考にしたけど、上手くいって良かった~。本物のアクア、ありがとう!)
「アクア!大丈夫?私の為にあんな演技をしてくれたんだろう?ありがとう、怖かったよね?」
「サフ、サフ。怖かったけど多分、父上達の、ううん、サフ以外の人達の前ではあの演技をするよ」
「何故?アクアと正反対なあの性格を演じるの?」
「それは、、、」
アクアマリン視点
今の性格を演じることにしたのかをシスに説明した。
「父上の手先が居るかもしれない事と、サフと僕を拐おうとする人達から守る為だよ」
「どういう事?」
「父上の手先はそのままの意味で、父上にお金で雇われてるとか、父上の権力で色々したい人達が僕達の近くに居て弱みを握って父上に報告する人達の事だよ。前に何人か居たらか今でも居ると思うよ」
「っ、そんな」
「拐おうとする人達っていうのは僕達だけじゃなくって、宝石を持って生まれたみんなに当てはまるんだ。何故かっていうと宝石を持って生まれた子は特殊な魔法を使う事が出来るからっていうのと、その、えっと」
「どうかした?言いづらい事?」
「うーんと、自分で言うのは恥ずかしいけど、宝石の子達は綺麗な顔立ちや色をしているでしょ?」
「うん、そうだね?まぁ、確かに自分で言うのは恥ずかしいね」
「うん、それでね?その顔立ちとか色とかで僕達宝石を持った子達は高く売れるらしいんだよ」
「人身売買の事?本当にあるんだ」
「普通は保護者が厳重に守っているから大丈夫なんだけど、僕達の保護者は父上だったからさっきみたいな傲慢で目立つ性格にすればもしも拐われても何日も僕を見かけなかったら僕を知っている人の誰かが国に言ってくれるかもしれないでしょ?」
「うん、アクアの話を聞いて何であんな性格を演じてるのか分かったよ」
そう言ってシスは僕に手を差し出した。
「よろしくの挨拶だよ。ほら、アクアも手を出して」
「う、うん」
僕は手を出す前に言わないとって思った事を言った。
「アクア、遅くなってごめん。今、帰っ、、、っ!」
「サフ!」
どうしようと思っていたらサフが帰って来たのでそのままサフに抱きつく。
「ごめん!サフだと思って普通に話しちゃった!、、、どうしよう?」
「アクア、大丈夫。私が遅かったのも悪いから」
「けど、」
「ねぇ、どういう事?」
シスが話しかけてきた。
「あの、その、、あ、う、、」
「アクア、私が説明するからゆっくり深呼吸して?」
「う、うん」
僕が深呼吸している間にサフが簡単にシスに説明する。
「先ほどは、ありがとうございました」
「いえ、それほどでも。あの、その人、えっと」
「私の双子の弟のアクアマリン、アクアと呼んであげて下さい」
「うん、それは良いけど、その、アクアって授業の時の態度と全然違うんだけど、どういう事?」
「こちらの方がアクアの本当の性格です。アクアがあの演技をしているのは私の為なんです」
「へ?こっちが本当の性格!あっちが演技?それにサフの為?」
「サフ、もう落ち着いたからその先は僕が話すよ」
「僕!?え?本当は僕って言ってるの?」
「う、うん」
まだ体が震えるのでサフの服の袖を掴んでいる。
(サフも居る。大丈夫!怖くない!大丈夫!)
「あの、僕があの傲慢な性格な人を演じてるのは、その、父上のせいなんだ」
「二人の父親?」
「うん、そう。僕達の父上は母上の事をこの世界の誰よりも愛してるんだ」
「へー、良い父親じゃんか」
「ただ、母上はもうこの世には居ないんだ。僕達双子を生んだ負担で死んでしまった。だから父上は母上を殺した僕達が憎いんだよ」
「そんな!君達の母親は君達の事を愛してたから命懸けで君達を生んだんだろう?なのに愛している人が命懸けで愛して生んだ子を憎む何て!」
「うん、ありがとう君は良い人だね。だけど父上は母上を奪った僕達を憎む方が楽だったんだろうね?僕達が八歳の時にサフの体を売ろうとしたんだ」
「体を売るってまさか!」
「うん、男達の慰み者にしようとしたんだ」
サフの体が少し震えているので僕はサフと手を繋いだ。
(あの時の事は今でも思い出せる)
アクアマリン八歳視点
「ストレスの発散にサフを使って男達の慰み者にするか?あいつの外見は男達を刺激するだろうからな」
「それは良い考えです。旦那様」
僕はたまたま通った父上の部屋の前でそんな会話を聞いてしまった。
(サフを?、、、父上はそんなに僕達の事がっ、、!早くサフの所に行かないと!)
僕はサフの部屋に向かった。
「サフ!」
「アクア?そんなに慌ててどうしたんだい?」
「っ、、、、。サフ、落ち着いて聞いて?」
僕はサフに父上達の会話を話した。
「っ、父上はそんなに私達の事を憎んでいるんだね」
「サフ、逃げよう?ここに居たら危ないよ?」
「アクアが一緒なら何処にでもついて行くよ」
そうして逃げようとしたんだけど、少し遅かったみたいで何人かの男達を引き連れた父上がサフの部屋に来た。
「なんだ?アクアも居るのか。アクア、お前は邪魔だ出て行け!」
「、、、、、。」
「本当にいつも喋らないな。気味が悪い」
僕はサフを背中に隠して少し覚悟した。
(ゲームのアクア!サフを守る為に僕に力をくれ!)
「アクア!邪魔だと言っているだろう!さっさと」
「うるせえな」
「っ、アクア!お前何て言った?」
「うるさいって言ったんだよ、父上?聞こえなかったのか?もう耳が遠くなったのか?」
ゲームのアクアみたいに出来るだけ皮肉げに笑った。
「あんたらも何なんだ?オレのサフに何か用でもあんのか?」
「何て口を利くんだ!アクア!」
「オレのサフの部屋に勝手に汚い格好で入りやがったからだ」
「いいから、ここから出て行け!」
「ふん、分かった。行くぞ、サフ」
「待て!サフには用事がある」
「どんな用事だ?」
「お前には関係ないだろう!」
「あるに決まってんだろう?オレとサフは国の保護を受けてる国の宝だ。勝手に傷つけでもしたら国王に重い罰を受けるだろうな?」
「くっ、今日は良い!帰るぞ!」
父上達は帰って行った。
僕はそのまま腰が抜けて床に座ってしまった。
(はぁ、ゲームのアクアを参考にしたけど、上手くいって良かった~。本物のアクア、ありがとう!)
「アクア!大丈夫?私の為にあんな演技をしてくれたんだろう?ありがとう、怖かったよね?」
「サフ、サフ。怖かったけど多分、父上達の、ううん、サフ以外の人達の前ではあの演技をするよ」
「何故?アクアと正反対なあの性格を演じるの?」
「それは、、、」
アクアマリン視点
今の性格を演じることにしたのかをシスに説明した。
「父上の手先が居るかもしれない事と、サフと僕を拐おうとする人達から守る為だよ」
「どういう事?」
「父上の手先はそのままの意味で、父上にお金で雇われてるとか、父上の権力で色々したい人達が僕達の近くに居て弱みを握って父上に報告する人達の事だよ。前に何人か居たらか今でも居ると思うよ」
「っ、そんな」
「拐おうとする人達っていうのは僕達だけじゃなくって、宝石を持って生まれたみんなに当てはまるんだ。何故かっていうと宝石を持って生まれた子は特殊な魔法を使う事が出来るからっていうのと、その、えっと」
「どうかした?言いづらい事?」
「うーんと、自分で言うのは恥ずかしいけど、宝石の子達は綺麗な顔立ちや色をしているでしょ?」
「うん、そうだね?まぁ、確かに自分で言うのは恥ずかしいね」
「うん、それでね?その顔立ちとか色とかで僕達宝石を持った子達は高く売れるらしいんだよ」
「人身売買の事?本当にあるんだ」
「普通は保護者が厳重に守っているから大丈夫なんだけど、僕達の保護者は父上だったからさっきみたいな傲慢で目立つ性格にすればもしも拐われても何日も僕を見かけなかったら僕を知っている人の誰かが国に言ってくれるかもしれないでしょ?」
「うん、アクアの話を聞いて何であんな性格を演じてるのか分かったよ」
そう言ってシスは僕に手を差し出した。
「よろしくの挨拶だよ。ほら、アクアも手を出して」
「う、うん」
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