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プロローグ
2・織尾りお
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・・・ジャングル・・・!?
一彦は上方を見回す。
背の高い木々に囲まれていて、空は大小さまざまな葉で閉ざされているが、ポッカリと開いた場所からは太陽が覗けている。
葉っぱの数々からは水滴が垂れて来て、大粒で、周囲の地面や、一彦の身体をポツンポツンと音を鳴らして打っていた。
・・・雨、雨の後か・・・?
晴れているようだけど・・・。
手を伸ばすと、感触は木の表面のようで柔らかいが崩れない。
自分が、大木の、地面に浮き出た根の上に横たわっているのだと思った。
暑い。
一彦は、来ていた冬服のユニフォームの胸をはだけた。
ああ、俺は会社のユニフォームを着ている・・・。
なんでだ。どういう状況だ。
すると、思い出した。
自分が事故に遭ったことを。
朝の配送の際に、どうやら地震に巻き込まれ、高速の高架からトラックごと投げ出されたことを。
・・・そう言えば、ここはどこだ。オリオリオはどうなっただろう・・・?
「お、オリオリオ・・・」
一彦は上半身を起こした。
同時に、一彦の額に置かれていた濡れたハンカチが落ちた。
と、横に、気にかけていたオリオリオそのものがいた。
膝を抱えて座っていて、こちらを見つめていた。
白い頬に擦り傷があった。
まつ毛、長っ!!
「うぉっ!! オリオリオっ!?」
一彦は、思わずそのままの格好でのけぞった。
「私の名前、知ってくれていたんだ・・・」
オリオリオは力なく言い、「私も知ってるわよ。一彦クン・・・、車のプレートを見たから^^」と口もとに軽く笑みを浮かべ、話を続けた。「やっと、起きたわね。私は数時間前に、ココに来たの。時間がないようだから、簡単に説明するわ」
「えっ!?」と戸惑ったが、一彦はとりあえず従う。「う、うん」
何が何やらついていけてない。
「私たちは地震に襲われたわよね。襲われたのよ」
「うん」
「信じられないかも知れないけど、ここは日本じゃないみたい。地震の衝撃で、私たちは<場所を飛ばされた>みたいなの」
「場所を飛ばされた? こ、ここ日本じゃないの?」
「ええ、信じられないだろうけど、ここは熱帯の国のどこか、そして、時間も遡ってしまったみたい。ここは過去の世界なの」
「えーっ、どういう意味・・・?」
「私だってわからないわ。でも、そういう事らしいわ、体を起こして、周りを見て」
横たわっていた場所は大木によってやや高い場所にあり、一彦は身体を完全に起こして前を見て、周囲の状況が分かった。
草が生い茂るも平地のそこには、何百人もの半裸の原住民がいた。
皆、浅黒い肌で、手には槍やら弓やら斧が握られている。
誰も口を開かず、くっきりとした目をギラギラさせている。
「ひっ!」
一彦は恐怖した。
「待って、怖がっている暇はないわ。すぐには命の危険はないみたいよ。私たちがこうして一緒にいられる時間も僅かだから、今は聞いて」
「えっ、なんで・・・? ・・・いや、ああ、わかった」
一彦は素直にここは従うのだった。
「・・・うん。ここは、過去の世界の熱帯の国、そして、ここは、戦争している二つの国の国境の戦場。見て、あの武器を持っている兵士たちの右半分は頭に、インディアンの羽飾りみたいのをしているでしょ? もう片方はみんな腕輪をしている。種族が違うの。でね、私のトラックは、国境の向こう、<腕輪一族>の領域に落ちたの。あなたのトラックは、ほらそこ、<羽飾り一族>の領域に落ちたの」
一彦は、オリオリオに示された方向を見る、と、「ハイチュウ」のロゴが派手なトラックがジャングルの中に斜めに突っ込んでいた。
「おお!」
「簡単に言うと、私とあなたは、この土地で、敵対する国の<預かり>の身になったの。今は、みんな、私たちの出現に衝撃を受けて休戦状態だけど、私たちの、この話が終わり、おそらく、私たちは、それぞれ、いったんここから移動させられる。この二つの国の中心に連れていかれるとおもう。そしたら、ここではまた戦争がはじまるのよ」
「なんで、君は、この状況で、余裕をもって話していられるんだ?」
「あなたに状況を把握してもらって、今後、あなたなりの打開策を図ってほしいからよ。どうやら、私は、ハハッ^^; 自分で言うのもなんだけど、この人たちから見たら、女神さまのようにでも思われているらしくて、結果、こうした時間を与えられたの。でもね、私を自由にして<羽飾り族>に奪われるわけにもいかないから、私は<腕輪族>に連れていかれる。そして、あなたは<羽飾り族>のもとに連れていかれる」
すると、一彦とオリオリオの話に割り込むように日本の言葉が入ってきた
「・・・そろそろ、お話を終わらせてもらってもよろしいか?」
<腕輪族>の中から一人の男が現われた。
薄汚れてはいたが青系の和装、ちょんまげの男だ。
かなり髪が少なくなっており、ちょんまげを結うのもギリギリの、丸顔のメガネの老人だった。
一彦を一瞥すると、困惑の口元を浮かべていた。
「もう少し、お願いします。長いお別れになるんです。お願いします!」とオリオリオはちょんまげの男に言うと、一彦を向き、話を続けた。「あの人はニザエモンと言って日本人よ。江戸時代の人、あの人から状況を聞き出した。<腕輪族>側の人よ。<羽飾り族>にも、モリモトウコンダユウという日本人がいるから、初めのコミュニケーションには、それ程困らないと思う。・・・問題は未来から来てしまった私たちのこと・・・、時間がないから早口で言うわよ。私は、この国の人たちに女神のように思われているメリットがあるけど、それ以上に、私たちには、この時代の人にはない武器がある」
「武器?」
「うん、トラックの荷台に積んでいる、数万粒の私のぷっちょと、あなたのハイチュウよ。私は、さっき少し食べさせたのよ。この時代の人にとって、現代の甘味の魅力は、それはもう麻薬のように絶大なの。もうホント、ちゃんと説明したいんだけど、その時間がない! あなたのハイチュウは、魔法みたいに相手をひれ伏せられる。だから、うまくうまく活用して、<羽飾り族>の中枢にまで取り入るの、それが生き残る道だと思う。この時代の武器ではトラックのコンテナを壊すことは簡単には出来ない。だから、一彦クン、あなたが大事にしなくちゃいけないのは荷台の鍵よ」
「あ、ああ、はい・・・」
「それから、運転席の、この人たちから見たら未来の持ち物も、全てが、相手を畏怖させる<武器>になるから。例えば、この会社のユニフォーム、(車外の荷の積み下ろしなど活動時の事故防止のため)反射板が縫い込まれているでしょ? この光り具合も、この時代の人にとっては驚くべき素材なの、全てを利用してね。あと、これが重要、これから私たちは、離れ離れになる。次に会うときは戦場かも知れない。でも、連絡は取り合う努力はしていきましょう。トラックに車内無線はあるでしょ?トラックが近くにある時、必ず、毎日、夜中の12時ぴったしから3分だけエンジンをかけて電源を入れて、直通無線で話をしましょう。そう、この国の時差なんてわからないから、今持っている腕時計そのままの深夜12時ね。もちろん、私たちはこれから、それぞれの<中央>に行く、首都よ。トラックとも引き離される。お互いに連絡がつかないことがほとんどでしょうけど、トラックが近くにある時は、必ず無線通話にチャレンジしましょう。これ、うちの周波数ね」とボールペンに周波数を書き込んだメモを渡してきた。
「はい・・・」
一彦は、なんか圧倒されて聞くのみ。
「持ってるボールペンやメモ帳も大事よ・・・。それから、私たちの距離が近くなることもあるから、スマホも充電確保ね。使えるときに、ブルートゥースで短距離無線通信ができるかも・・・。・・・ふう、喉痛くなっちゃった。私、人生でこんなに一気に話したことないかも。これでも、クールで無口な女で有名なんだけどね^^;」
そして、オリオリオは呆けたように黙った。
やつれた感じさえも美人だった。
肌が透き通るように真っ白だった、腕には静脈が透けていた。
確かに女神扱いもされよう。
話していて、非常に聡明で、頭の回転も速いこともすぐにわかった。
と、そこに、かなり高齢に見えるニザエモンが近づいてきて、「行きましょうぞ」とオリオリオを促した。
オリオリオは元気なく立ち上がり、肩を落として歩いて行く。
会社の浅黄色のユニフォームの輪郭が細く可憐だった。
あんなに小さい身体で10tトラックを動かしているんだなぁ・・・。
「待って!」と一彦は呼び止めた。「オリオリオっ! 俺は君とデートしたかったんだ、ずっと! 毎朝、会うのを楽しみにしていた」
オリオリオは振り向き、悲しく微笑み言った。「私もよ、一緒に飲みに行きたかった・・・」
「俺、仕事がら、あんまし酒は飲めない・・・」
「仕事は同じじゃん。歳は幾つ?」
「21歳!」
「年下かーい!^^; ・・・またね」
「オリオリオは何歳?」
「・・・23歳だよ」
「そっか! うん、また・・・」
オリオリオは、一彦に、この異世界での生きるすべを短時間で叩き込んで去っていった。
長いお別れになりそうだった・・・。
一彦は上方を見回す。
背の高い木々に囲まれていて、空は大小さまざまな葉で閉ざされているが、ポッカリと開いた場所からは太陽が覗けている。
葉っぱの数々からは水滴が垂れて来て、大粒で、周囲の地面や、一彦の身体をポツンポツンと音を鳴らして打っていた。
・・・雨、雨の後か・・・?
晴れているようだけど・・・。
手を伸ばすと、感触は木の表面のようで柔らかいが崩れない。
自分が、大木の、地面に浮き出た根の上に横たわっているのだと思った。
暑い。
一彦は、来ていた冬服のユニフォームの胸をはだけた。
ああ、俺は会社のユニフォームを着ている・・・。
なんでだ。どういう状況だ。
すると、思い出した。
自分が事故に遭ったことを。
朝の配送の際に、どうやら地震に巻き込まれ、高速の高架からトラックごと投げ出されたことを。
・・・そう言えば、ここはどこだ。オリオリオはどうなっただろう・・・?
「お、オリオリオ・・・」
一彦は上半身を起こした。
同時に、一彦の額に置かれていた濡れたハンカチが落ちた。
と、横に、気にかけていたオリオリオそのものがいた。
膝を抱えて座っていて、こちらを見つめていた。
白い頬に擦り傷があった。
まつ毛、長っ!!
「うぉっ!! オリオリオっ!?」
一彦は、思わずそのままの格好でのけぞった。
「私の名前、知ってくれていたんだ・・・」
オリオリオは力なく言い、「私も知ってるわよ。一彦クン・・・、車のプレートを見たから^^」と口もとに軽く笑みを浮かべ、話を続けた。「やっと、起きたわね。私は数時間前に、ココに来たの。時間がないようだから、簡単に説明するわ」
「えっ!?」と戸惑ったが、一彦はとりあえず従う。「う、うん」
何が何やらついていけてない。
「私たちは地震に襲われたわよね。襲われたのよ」
「うん」
「信じられないかも知れないけど、ここは日本じゃないみたい。地震の衝撃で、私たちは<場所を飛ばされた>みたいなの」
「場所を飛ばされた? こ、ここ日本じゃないの?」
「ええ、信じられないだろうけど、ここは熱帯の国のどこか、そして、時間も遡ってしまったみたい。ここは過去の世界なの」
「えーっ、どういう意味・・・?」
「私だってわからないわ。でも、そういう事らしいわ、体を起こして、周りを見て」
横たわっていた場所は大木によってやや高い場所にあり、一彦は身体を完全に起こして前を見て、周囲の状況が分かった。
草が生い茂るも平地のそこには、何百人もの半裸の原住民がいた。
皆、浅黒い肌で、手には槍やら弓やら斧が握られている。
誰も口を開かず、くっきりとした目をギラギラさせている。
「ひっ!」
一彦は恐怖した。
「待って、怖がっている暇はないわ。すぐには命の危険はないみたいよ。私たちがこうして一緒にいられる時間も僅かだから、今は聞いて」
「えっ、なんで・・・? ・・・いや、ああ、わかった」
一彦は素直にここは従うのだった。
「・・・うん。ここは、過去の世界の熱帯の国、そして、ここは、戦争している二つの国の国境の戦場。見て、あの武器を持っている兵士たちの右半分は頭に、インディアンの羽飾りみたいのをしているでしょ? もう片方はみんな腕輪をしている。種族が違うの。でね、私のトラックは、国境の向こう、<腕輪一族>の領域に落ちたの。あなたのトラックは、ほらそこ、<羽飾り一族>の領域に落ちたの」
一彦は、オリオリオに示された方向を見る、と、「ハイチュウ」のロゴが派手なトラックがジャングルの中に斜めに突っ込んでいた。
「おお!」
「簡単に言うと、私とあなたは、この土地で、敵対する国の<預かり>の身になったの。今は、みんな、私たちの出現に衝撃を受けて休戦状態だけど、私たちの、この話が終わり、おそらく、私たちは、それぞれ、いったんここから移動させられる。この二つの国の中心に連れていかれるとおもう。そしたら、ここではまた戦争がはじまるのよ」
「なんで、君は、この状況で、余裕をもって話していられるんだ?」
「あなたに状況を把握してもらって、今後、あなたなりの打開策を図ってほしいからよ。どうやら、私は、ハハッ^^; 自分で言うのもなんだけど、この人たちから見たら、女神さまのようにでも思われているらしくて、結果、こうした時間を与えられたの。でもね、私を自由にして<羽飾り族>に奪われるわけにもいかないから、私は<腕輪族>に連れていかれる。そして、あなたは<羽飾り族>のもとに連れていかれる」
すると、一彦とオリオリオの話に割り込むように日本の言葉が入ってきた
「・・・そろそろ、お話を終わらせてもらってもよろしいか?」
<腕輪族>の中から一人の男が現われた。
薄汚れてはいたが青系の和装、ちょんまげの男だ。
かなり髪が少なくなっており、ちょんまげを結うのもギリギリの、丸顔のメガネの老人だった。
一彦を一瞥すると、困惑の口元を浮かべていた。
「もう少し、お願いします。長いお別れになるんです。お願いします!」とオリオリオはちょんまげの男に言うと、一彦を向き、話を続けた。「あの人はニザエモンと言って日本人よ。江戸時代の人、あの人から状況を聞き出した。<腕輪族>側の人よ。<羽飾り族>にも、モリモトウコンダユウという日本人がいるから、初めのコミュニケーションには、それ程困らないと思う。・・・問題は未来から来てしまった私たちのこと・・・、時間がないから早口で言うわよ。私は、この国の人たちに女神のように思われているメリットがあるけど、それ以上に、私たちには、この時代の人にはない武器がある」
「武器?」
「うん、トラックの荷台に積んでいる、数万粒の私のぷっちょと、あなたのハイチュウよ。私は、さっき少し食べさせたのよ。この時代の人にとって、現代の甘味の魅力は、それはもう麻薬のように絶大なの。もうホント、ちゃんと説明したいんだけど、その時間がない! あなたのハイチュウは、魔法みたいに相手をひれ伏せられる。だから、うまくうまく活用して、<羽飾り族>の中枢にまで取り入るの、それが生き残る道だと思う。この時代の武器ではトラックのコンテナを壊すことは簡単には出来ない。だから、一彦クン、あなたが大事にしなくちゃいけないのは荷台の鍵よ」
「あ、ああ、はい・・・」
「それから、運転席の、この人たちから見たら未来の持ち物も、全てが、相手を畏怖させる<武器>になるから。例えば、この会社のユニフォーム、(車外の荷の積み下ろしなど活動時の事故防止のため)反射板が縫い込まれているでしょ? この光り具合も、この時代の人にとっては驚くべき素材なの、全てを利用してね。あと、これが重要、これから私たちは、離れ離れになる。次に会うときは戦場かも知れない。でも、連絡は取り合う努力はしていきましょう。トラックに車内無線はあるでしょ?トラックが近くにある時、必ず、毎日、夜中の12時ぴったしから3分だけエンジンをかけて電源を入れて、直通無線で話をしましょう。そう、この国の時差なんてわからないから、今持っている腕時計そのままの深夜12時ね。もちろん、私たちはこれから、それぞれの<中央>に行く、首都よ。トラックとも引き離される。お互いに連絡がつかないことがほとんどでしょうけど、トラックが近くにある時は、必ず無線通話にチャレンジしましょう。これ、うちの周波数ね」とボールペンに周波数を書き込んだメモを渡してきた。
「はい・・・」
一彦は、なんか圧倒されて聞くのみ。
「持ってるボールペンやメモ帳も大事よ・・・。それから、私たちの距離が近くなることもあるから、スマホも充電確保ね。使えるときに、ブルートゥースで短距離無線通信ができるかも・・・。・・・ふう、喉痛くなっちゃった。私、人生でこんなに一気に話したことないかも。これでも、クールで無口な女で有名なんだけどね^^;」
そして、オリオリオは呆けたように黙った。
やつれた感じさえも美人だった。
肌が透き通るように真っ白だった、腕には静脈が透けていた。
確かに女神扱いもされよう。
話していて、非常に聡明で、頭の回転も速いこともすぐにわかった。
と、そこに、かなり高齢に見えるニザエモンが近づいてきて、「行きましょうぞ」とオリオリオを促した。
オリオリオは元気なく立ち上がり、肩を落として歩いて行く。
会社の浅黄色のユニフォームの輪郭が細く可憐だった。
あんなに小さい身体で10tトラックを動かしているんだなぁ・・・。
「待って!」と一彦は呼び止めた。「オリオリオっ! 俺は君とデートしたかったんだ、ずっと! 毎朝、会うのを楽しみにしていた」
オリオリオは振り向き、悲しく微笑み言った。「私もよ、一緒に飲みに行きたかった・・・」
「俺、仕事がら、あんまし酒は飲めない・・・」
「仕事は同じじゃん。歳は幾つ?」
「21歳!」
「年下かーい!^^; ・・・またね」
「オリオリオは何歳?」
「・・・23歳だよ」
「そっか! うん、また・・・」
オリオリオは、一彦に、この異世界での生きるすべを短時間で叩き込んで去っていった。
長いお別れになりそうだった・・・。
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