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第一部・アンコールワットへの道
17・ぷっちょ
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クメール軍との戦争、その最前線にいたオリオリオは、敵軍の背後に<時空間転移>してきた、彼女の時代の大型トラックを見て、すぐにそれが田中一彦が乗っている車両だと分かった。
自分と同じく、この時代・この場所に来てしまったのだ、と。
緑深き中に、明らかに人の手に因ったであろう石組みの遺跡があり、そこに更に人口の物体が出現する。
シュールな光景であり、敵軍は戸惑っていた。
木漏れ日から漏れる日光を車体の銀色が反射させていた。
「仁左衛門さん!」
オリオリオは叫んだ。
「・・・! ・・・?」
仁左衛門も、敵軍へのオリオリオと同じ状態の物・者が出現していたので戸惑いを見せていたが、振り向いた。
「あちらと交渉、出来る?」
「交渉・・・?」
「あの乗物は私と同じ世界の物。乗っている人は、私、知っている人なの」
「それは難しいですな。あれは敵軍に落ちた、敵に属してしまうものだ」
仁左衛門は額に手をやり困り顔。
額にやった手を、チョンマゲヘビが、先割れの舌を伸ばして舐めていた、キンモーッ!!^^;
「でしょーね、でも、彼は、この世界のことを何も知らない。うまく話し(コミュニケーション)できなくて、敵に殺されてしまうかもしれない。彼は敵にとっても有効な人材となるはずよ」
「ふむふむなるほど? あちらに者は男なのですな」
・・・と、話す二人の横にいつの間にやら上半身裸の男が立っていた。
下半身には厚手の布を羽織っている、褐色の肌のシャム人だ。
ラフ過ぎる格好だが、その容姿には、なんとも言えない魅力が漂っていた。
カリスマと言うには、風格と言うにも、その若さゆえにそぐわない、故に「魅力」とした。
要するにイケメンだった。
敵軍の森本右近太夫とは違った、遊び人風な軟派な雰囲気のハンサムであった。
「サクチャイ将軍・・・」と仁左衛門。
アユタヤ軍の東方軍の総司令であった。
「つまり、<先行きの女神>・・・、お前さんは、お前と同じ世界から来た、あれに乗っている者に、この世界の説明をしたい訳だな」
サクチャイはあごを撫でながら言った。
「はい」
オリオリオは瞬間に、山田長政(仁左衛門)と将軍の力関係を見極めて頷いた。
「難しいな。それは敵に有益になるだけだ。その者がこっちの味方になる訳でもなく・・・。そんなことは敵さんも許さないし、おそらく、お前がその者に接触するのも許してはくれまい」
オリオリオは悩んだ。
それでも、それでも彼女は田中一彦とコンタクトを取らねばならなかった。
「無理を承知でお願いしたいのです。・・・今後は、私が全面的に、アユタヤに協力しますので」
・・・女は強い・・・。
自身がこの世界に来て、それこそ世界がひっくり返るような衝撃を受けているはずなのである。
にもかかわらず、短時間のうちに情報を収集、理解に努め、順応しようとしている。
そして、自分自身が混乱のうちにあるにもかかわらず、同じ状況の者に、救いの手を差し伸べようとしている。
サクチャイにも仁左衛門にも、この異世界からの来訪者の女の強靭さは理解できている、その美しさも・・・。
だからこそ、二人は、オリオリオをパニックに陥らせないように、内容はともかく、あえて落ち着きのある平易な会話を向けていた。
・・・女は強い・・・、と、サクチャイは思っていた。
ここでは簡単に記す。
サクチャイ将軍は、現アユタヤ国王の息子であった。
だが、彼の母親は正室ではない。
側室でもない。
若い頃の国王が旅行中に戯れに抱いた女に生まれた子であった。
女手一つで、父親も明かせない状況でサクチャイを育てた母親、その苦労は、この時代の常識もあり、筆舌に尽くし難かったのは想像が容易だ。
成人し、母親の強烈なプッシュで都城に赴き、名乗りを上げると、王宮の重臣たちは戦慄した。
若い頃の国王にサクチャイがそっくりだったからだ。
紛うことなき国王の子であることは歴然であった。
そして、年齢で言うと、サクチャイは長子にあたった・・・。
他の一族はサクチャイを疎んだ。
こうして、サクチャイが将軍に上り詰めるまでに、何度も暗殺の危機があった。
サクチャイも戦ったし、母親も、鍋を盾に包丁を武器に刺客を撃退してきた。
サクチャイはオリオリオに、そんな母親の強さの片鱗を見た。
「あっ!」と、オリオリオは何かに気づいたかのように背にしょったリュックを下ろし、中から何かを取り出した。
トラックから持って来ていた、トラックの荷台に満載している商品、そのサンプルだ。
オリオリオは、<UHA味覚糖>社のチューイングキャンディー<ぷっちょ>をトラック配送していた。
それをサクチャイ、仁左衛門に配るのだった。
「?」
サクチャイは、すぐにそれが食べ物と分かり、包装紙を剥くと口に放り込んだ。
仁左衛門もそれに倣う。
サクチャイ将軍は、膝カックンでもされたかのように、ガクン! と崩れ落ちそうになった。
が、持ちこたえる。
「ななな、なんだ、この甘味は・・・ッ!!」
「うむ、うまい」と仁左衛門。
「かつてない甘味、奥歯に響く甘さだ」とサクチャイは両頬を抑えた。
・・・チューイングキャンディーとしては、<ハイチュウ>発売から、四半世紀後(2000年)の後発品にあたる<ぷっちょ>。
色んな種類があるが、その特色はチューイングキャンディーの中にグミやラムネが入っており、味わいの構成が二段構えになっている。
「くーっ!」
と、サクチャイが天を仰いだ。「また、違う味がするぞ!!」
オリオリオが渡したものはラムネ入りの<ぷっちょ>だ、これは炭酸含有で、ベーシックのソフトキャンディの刺激に更に衝撃を上乗せした。
・・・余談だが、この<ハイチュウ>に比しての<ぷっちょ>の違い、二段構えの味を「一粒で二度おいしい」と思う人もいれば、「味を落ち着かなくさせている」と思う人もいる・・・。
オリオリオは畳みかけて言った。
「今のが、たった一粒です! 私は、このお菓子を数万と所有しています。私はアユタヤに属します。このお菓子も、アユタヤの国王及び民の口に入ることを約束します。どうか、サクチャイ将軍、仁左衛門さん、私があの乗物の所有者と話を出来るように、クメール軍とかけあってくれませんか」
そう言い、もう一粒、今度はグミ入りを渡した。
「む~ん」と、サクチャイは悩みながらも<ぷっちょ>の包装紙を剥き、口に放り込み、しばし恍惚の表情で味わった。
なんか、クチャクチャ音が聞こえる。
オリオリオは「クチャラー」が嫌いだったのだが、ここは嫌ってはいられない、が、サクチャイはきっと独身だろうな、とは思った^^;
・・・二十秒後。
「うほッ! なんだ、この弾力はッ!」
グミを噛み締めたらしい。「うわー、よだれが溢れてくるわぁー」
・・・三分後。
サクチャイは言った。
「仁左衛門、この<先行きの女神>の願い、叶えられるか?」
仁左衛門は反り返るような逃げ腰になり、その表情は明らかに困っていた。
「叶えられないか?」と繰り返す。
将軍に、三度も要望を繰り返させることは出来ない、「分かりました」と仁左衛門こと山田長政は観念した。
いつか語られることになるが、仁左衛門には「タフ・ネゴシエイター」としての過去があった。
が、サクチャイ将軍の要望は、かなり難しいものであった・・・。
自分と同じく、この時代・この場所に来てしまったのだ、と。
緑深き中に、明らかに人の手に因ったであろう石組みの遺跡があり、そこに更に人口の物体が出現する。
シュールな光景であり、敵軍は戸惑っていた。
木漏れ日から漏れる日光を車体の銀色が反射させていた。
「仁左衛門さん!」
オリオリオは叫んだ。
「・・・! ・・・?」
仁左衛門も、敵軍へのオリオリオと同じ状態の物・者が出現していたので戸惑いを見せていたが、振り向いた。
「あちらと交渉、出来る?」
「交渉・・・?」
「あの乗物は私と同じ世界の物。乗っている人は、私、知っている人なの」
「それは難しいですな。あれは敵軍に落ちた、敵に属してしまうものだ」
仁左衛門は額に手をやり困り顔。
額にやった手を、チョンマゲヘビが、先割れの舌を伸ばして舐めていた、キンモーッ!!^^;
「でしょーね、でも、彼は、この世界のことを何も知らない。うまく話し(コミュニケーション)できなくて、敵に殺されてしまうかもしれない。彼は敵にとっても有効な人材となるはずよ」
「ふむふむなるほど? あちらに者は男なのですな」
・・・と、話す二人の横にいつの間にやら上半身裸の男が立っていた。
下半身には厚手の布を羽織っている、褐色の肌のシャム人だ。
ラフ過ぎる格好だが、その容姿には、なんとも言えない魅力が漂っていた。
カリスマと言うには、風格と言うにも、その若さゆえにそぐわない、故に「魅力」とした。
要するにイケメンだった。
敵軍の森本右近太夫とは違った、遊び人風な軟派な雰囲気のハンサムであった。
「サクチャイ将軍・・・」と仁左衛門。
アユタヤ軍の東方軍の総司令であった。
「つまり、<先行きの女神>・・・、お前さんは、お前と同じ世界から来た、あれに乗っている者に、この世界の説明をしたい訳だな」
サクチャイはあごを撫でながら言った。
「はい」
オリオリオは瞬間に、山田長政(仁左衛門)と将軍の力関係を見極めて頷いた。
「難しいな。それは敵に有益になるだけだ。その者がこっちの味方になる訳でもなく・・・。そんなことは敵さんも許さないし、おそらく、お前がその者に接触するのも許してはくれまい」
オリオリオは悩んだ。
それでも、それでも彼女は田中一彦とコンタクトを取らねばならなかった。
「無理を承知でお願いしたいのです。・・・今後は、私が全面的に、アユタヤに協力しますので」
・・・女は強い・・・。
自身がこの世界に来て、それこそ世界がひっくり返るような衝撃を受けているはずなのである。
にもかかわらず、短時間のうちに情報を収集、理解に努め、順応しようとしている。
そして、自分自身が混乱のうちにあるにもかかわらず、同じ状況の者に、救いの手を差し伸べようとしている。
サクチャイにも仁左衛門にも、この異世界からの来訪者の女の強靭さは理解できている、その美しさも・・・。
だからこそ、二人は、オリオリオをパニックに陥らせないように、内容はともかく、あえて落ち着きのある平易な会話を向けていた。
・・・女は強い・・・、と、サクチャイは思っていた。
ここでは簡単に記す。
サクチャイ将軍は、現アユタヤ国王の息子であった。
だが、彼の母親は正室ではない。
側室でもない。
若い頃の国王が旅行中に戯れに抱いた女に生まれた子であった。
女手一つで、父親も明かせない状況でサクチャイを育てた母親、その苦労は、この時代の常識もあり、筆舌に尽くし難かったのは想像が容易だ。
成人し、母親の強烈なプッシュで都城に赴き、名乗りを上げると、王宮の重臣たちは戦慄した。
若い頃の国王にサクチャイがそっくりだったからだ。
紛うことなき国王の子であることは歴然であった。
そして、年齢で言うと、サクチャイは長子にあたった・・・。
他の一族はサクチャイを疎んだ。
こうして、サクチャイが将軍に上り詰めるまでに、何度も暗殺の危機があった。
サクチャイも戦ったし、母親も、鍋を盾に包丁を武器に刺客を撃退してきた。
サクチャイはオリオリオに、そんな母親の強さの片鱗を見た。
「あっ!」と、オリオリオは何かに気づいたかのように背にしょったリュックを下ろし、中から何かを取り出した。
トラックから持って来ていた、トラックの荷台に満載している商品、そのサンプルだ。
オリオリオは、<UHA味覚糖>社のチューイングキャンディー<ぷっちょ>をトラック配送していた。
それをサクチャイ、仁左衛門に配るのだった。
「?」
サクチャイは、すぐにそれが食べ物と分かり、包装紙を剥くと口に放り込んだ。
仁左衛門もそれに倣う。
サクチャイ将軍は、膝カックンでもされたかのように、ガクン! と崩れ落ちそうになった。
が、持ちこたえる。
「ななな、なんだ、この甘味は・・・ッ!!」
「うむ、うまい」と仁左衛門。
「かつてない甘味、奥歯に響く甘さだ」とサクチャイは両頬を抑えた。
・・・チューイングキャンディーとしては、<ハイチュウ>発売から、四半世紀後(2000年)の後発品にあたる<ぷっちょ>。
色んな種類があるが、その特色はチューイングキャンディーの中にグミやラムネが入っており、味わいの構成が二段構えになっている。
「くーっ!」
と、サクチャイが天を仰いだ。「また、違う味がするぞ!!」
オリオリオが渡したものはラムネ入りの<ぷっちょ>だ、これは炭酸含有で、ベーシックのソフトキャンディの刺激に更に衝撃を上乗せした。
・・・余談だが、この<ハイチュウ>に比しての<ぷっちょ>の違い、二段構えの味を「一粒で二度おいしい」と思う人もいれば、「味を落ち着かなくさせている」と思う人もいる・・・。
オリオリオは畳みかけて言った。
「今のが、たった一粒です! 私は、このお菓子を数万と所有しています。私はアユタヤに属します。このお菓子も、アユタヤの国王及び民の口に入ることを約束します。どうか、サクチャイ将軍、仁左衛門さん、私があの乗物の所有者と話を出来るように、クメール軍とかけあってくれませんか」
そう言い、もう一粒、今度はグミ入りを渡した。
「む~ん」と、サクチャイは悩みながらも<ぷっちょ>の包装紙を剥き、口に放り込み、しばし恍惚の表情で味わった。
なんか、クチャクチャ音が聞こえる。
オリオリオは「クチャラー」が嫌いだったのだが、ここは嫌ってはいられない、が、サクチャイはきっと独身だろうな、とは思った^^;
・・・二十秒後。
「うほッ! なんだ、この弾力はッ!」
グミを噛み締めたらしい。「うわー、よだれが溢れてくるわぁー」
・・・三分後。
サクチャイは言った。
「仁左衛門、この<先行きの女神>の願い、叶えられるか?」
仁左衛門は反り返るような逃げ腰になり、その表情は明らかに困っていた。
「叶えられないか?」と繰り返す。
将軍に、三度も要望を繰り返させることは出来ない、「分かりました」と仁左衛門こと山田長政は観念した。
いつか語られることになるが、仁左衛門には「タフ・ネゴシエイター」としての過去があった。
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