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第68夜・『4人の押し売り美少女たち(後編)』
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・・・(前夜からの続き)
「どどど、どうしたの?」
と、母親は、突然の、テロリスト的な訪問者に驚きつつ言ったそうだ。
すると、マコちゃんは、
「捨て猫拾ったから、貰ってくれる?」とのこと。
「・・・、・・・」
確かに、我が家では、一匹の捨て猫を、ペットとして飼っている。
しかし、だからと言って、うちは「捨て猫駆け込み寺」ではないのである。
特に、元捨て猫の<ミュウ>は、現在、盛りがついていて、非常にうるさく、しつこくスキンシップを求めてきて、私と母親は辟易しているのだ(20日に避妊手術)。
「・・・、いや、それは無理よ。マコちゃんちで飼ってあげてよ」と母親。
「うちは、お母さんがダメだって・・・」
「うちには、もうミュウがいるから、飼えないよ」
「一匹いるから、二匹でも平気かなって」
「ううん、ケンカになっちゃうよ」
「うちは一匹もいないのに、お母さんがダメって言うの・・・」
・・・まあ、何とか母親は、マコちゃんにお引き取り願ったそうだ。
その、マコちゃんの抱いていた猫はと言うと、コロコロとよく肥えていて可愛かったそうだ。
しかし、我が与四季家も、町内でなかなかの地位を築いているものだ。
何の直接の接点もないのに、4人の美少女たちが普通に気軽に訪れるのである。
今回、その時に、私がいなかったのは、非常に悔しいことだ。
私だったら、その四人にアイスクリームをくれてやったのに・・・。
・・・(2010/10/12)
「どどど、どうしたの?」
と、母親は、突然の、テロリスト的な訪問者に驚きつつ言ったそうだ。
すると、マコちゃんは、
「捨て猫拾ったから、貰ってくれる?」とのこと。
「・・・、・・・」
確かに、我が家では、一匹の捨て猫を、ペットとして飼っている。
しかし、だからと言って、うちは「捨て猫駆け込み寺」ではないのである。
特に、元捨て猫の<ミュウ>は、現在、盛りがついていて、非常にうるさく、しつこくスキンシップを求めてきて、私と母親は辟易しているのだ(20日に避妊手術)。
「・・・、いや、それは無理よ。マコちゃんちで飼ってあげてよ」と母親。
「うちは、お母さんがダメだって・・・」
「うちには、もうミュウがいるから、飼えないよ」
「一匹いるから、二匹でも平気かなって」
「ううん、ケンカになっちゃうよ」
「うちは一匹もいないのに、お母さんがダメって言うの・・・」
・・・まあ、何とか母親は、マコちゃんにお引き取り願ったそうだ。
その、マコちゃんの抱いていた猫はと言うと、コロコロとよく肥えていて可愛かったそうだ。
しかし、我が与四季家も、町内でなかなかの地位を築いているものだ。
何の直接の接点もないのに、4人の美少女たちが普通に気軽に訪れるのである。
今回、その時に、私がいなかったのは、非常に悔しいことだ。
私だったら、その四人にアイスクリームをくれてやったのに・・・。
・・・(2010/10/12)
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