涙袋 ~現代居酒屋千夜一夜物語~

与四季団地

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   第67夜・『4人の押し売り美少女たち(前編)』

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 ・・・(2010/10/12)

 本日の午後、母親がのんびりしていたら、誰かが家の扉をノックして、「こんにちわ~^^」と入ってきたのだそうだ。

 ノックしても、誰も出てこなくて、でも、鍵は開いていたので、入ってきたのだ・・・。

 母親が慌てて玄関に飛び出ると、姪っ子の友人のマコちゃんが、猫を抱えて立っていた。

 マコちゃんは、隣に住んでいる弟の娘の友人で、その私の姪っ子よりも一学年下の小3で、金太郎飴みたいなまん丸顔のめんこい子だ。

 横には、ナナちゃんも立っていて、その後ろには、マコちゃんよりも小さな、「マコちゃんの手下(母親曰く)」が二人続いていたそうだ。

 ナナちゃんは、私は名前しか知らないが、名前が可愛いので、顔も可愛いに決まっているし、後ろの二人の可愛さも言わずもがなだ。

 豪華! 4人の美少女たちである^^

 ・・・しかし、おかしい話である。

 マコちゃんが、姪っ子と一緒に、この家に来るのなら話は分かるのである。

 もしくは、姪っ子の家を訪ねた後に、不在だった姪っ子がこっちの家にいるかもしれないと来るのなら分かるが、

 どうやら、ダイレクトに、こっちに来たようである。

「どどど、どうしたの?」

                     ・・・(すぐに続く)
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