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第2章・この世界の片隅で
第159夜・『収入激減の異動の憂き目に遭つた同僚につゐて思ふ』
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ちょいバカだけど、いなくなると寂しい同僚・Aさんは、
フォークドライバーとして、職場の安全を脅かす行為を何度もし、何度も注意されたのに、それを守らなかったので、金の稼げない部署に異動になってしまった。
確かに、同僚・Aさんは、本当にいい加減な面があり、
私は、小学生の頃、クラスに一人か二人はいた「特殊な人」が、そのまま成長したらこうなるんだろうなぁ、と常々思っていた。
だが、そんな人が一緒に働ける職場が、私は妙に好きだった。
私は、この職場では責任者でもなんでもないので、彼に指示や注意をする権限はないのだけど、同僚・Aさんが、こちら(職場全体)にも害が及ぶような「失敗の隠蔽」などを行った時には、相手は年上なのだが、怒鳴った。
すると、その後は改めるようになる。
こちらが本気で言うと、言うことを聞かないほどの人ではない。
ただ、怒るこちらとしても、感情をあらわにするのは本意ではない。
感情を表に出すと、心が浮き足立ち、後から非常に後悔させられるからだ。
でも、人を叱ったりする時は、それぐらいのリスクも必要な気がしている。
・・・人の他人に対してのアクションはそれぞれだが、同僚・Aさんに対しては、もうちょい違った注意の仕方をすれば、異動までさせられちゃうような結果にならなかっただろうになぁ・・・。
いや、でも、同僚・Aさんはいい加減なので、それでも危険走行をやってしまうのかも知れない^^;
だが、その初期の状況だけならば、同僚・Aさんは異動させられるまでには至らなかっただろう。
そこには、あたかも、同僚・Aさんの危険走行を、職場全体の問題にまで高めるような「空気」を形成した、「初期状況」後からの同調人物たちがいるのだ。
会社は、文字をひっくり返すと「社会」となる。
社会の進行の指針となるのが、社会の表層に現われた「世論」である。
だが、その「世論」が正しいことは稀である。
そこには、「ノイジー・マイノリティ」が幅を利かしているからだ。
ノイジー・マイノリティーとは?(「ウィキペディア」より)
・・・「うるさい」・「騒々しい」といった旨が語源であり、主張に理論的ないし道義的裏付けが乏しく「声の大きさ」に任せて騒ぐだけの少数者を指し、批判的な意味合いが強い。
その過激かつ積極的な姿勢のため、実際には少数派であるにもかかわらず、穏健かつ消極的な多数派よりも目立つ傾向がある。実質的にクレーマーと同等の意味合いを持つ。
うん、確かに同僚・Aさんは、作業上、他者からの注意が必要な人物である。
最初に注意をした人物は、自分にも厳しいまじめな方だったのだろう。
だが、Aさんを異動にまでさせる空気を会社上層部に熟成させた人物ら(後からの同調者)は、暇な「ノイジー・マイノリティ」であると思って間違いない。
で、その「ノイジー・マイノリティ」は、同僚・Aさんより仕事が出来なかったりする。
同僚・Aさんよりも、安全を脅かす行為を無自覚にしていたりするなんてことは往々にしてある・・・。
・・・(2011/10/02)
フォークドライバーとして、職場の安全を脅かす行為を何度もし、何度も注意されたのに、それを守らなかったので、金の稼げない部署に異動になってしまった。
確かに、同僚・Aさんは、本当にいい加減な面があり、
私は、小学生の頃、クラスに一人か二人はいた「特殊な人」が、そのまま成長したらこうなるんだろうなぁ、と常々思っていた。
だが、そんな人が一緒に働ける職場が、私は妙に好きだった。
私は、この職場では責任者でもなんでもないので、彼に指示や注意をする権限はないのだけど、同僚・Aさんが、こちら(職場全体)にも害が及ぶような「失敗の隠蔽」などを行った時には、相手は年上なのだが、怒鳴った。
すると、その後は改めるようになる。
こちらが本気で言うと、言うことを聞かないほどの人ではない。
ただ、怒るこちらとしても、感情をあらわにするのは本意ではない。
感情を表に出すと、心が浮き足立ち、後から非常に後悔させられるからだ。
でも、人を叱ったりする時は、それぐらいのリスクも必要な気がしている。
・・・人の他人に対してのアクションはそれぞれだが、同僚・Aさんに対しては、もうちょい違った注意の仕方をすれば、異動までさせられちゃうような結果にならなかっただろうになぁ・・・。
いや、でも、同僚・Aさんはいい加減なので、それでも危険走行をやってしまうのかも知れない^^;
だが、その初期の状況だけならば、同僚・Aさんは異動させられるまでには至らなかっただろう。
そこには、あたかも、同僚・Aさんの危険走行を、職場全体の問題にまで高めるような「空気」を形成した、「初期状況」後からの同調人物たちがいるのだ。
会社は、文字をひっくり返すと「社会」となる。
社会の進行の指針となるのが、社会の表層に現われた「世論」である。
だが、その「世論」が正しいことは稀である。
そこには、「ノイジー・マイノリティ」が幅を利かしているからだ。
ノイジー・マイノリティーとは?(「ウィキペディア」より)
・・・「うるさい」・「騒々しい」といった旨が語源であり、主張に理論的ないし道義的裏付けが乏しく「声の大きさ」に任せて騒ぐだけの少数者を指し、批判的な意味合いが強い。
その過激かつ積極的な姿勢のため、実際には少数派であるにもかかわらず、穏健かつ消極的な多数派よりも目立つ傾向がある。実質的にクレーマーと同等の意味合いを持つ。
うん、確かに同僚・Aさんは、作業上、他者からの注意が必要な人物である。
最初に注意をした人物は、自分にも厳しいまじめな方だったのだろう。
だが、Aさんを異動にまでさせる空気を会社上層部に熟成させた人物ら(後からの同調者)は、暇な「ノイジー・マイノリティ」であると思って間違いない。
で、その「ノイジー・マイノリティ」は、同僚・Aさんより仕事が出来なかったりする。
同僚・Aさんよりも、安全を脅かす行為を無自覚にしていたりするなんてことは往々にしてある・・・。
・・・(2011/10/02)
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