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第2章・この世界の片隅で
第168夜・『ナカヤくんの飲酒事故:後編』
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(前回からの続き)
・・・夕方になって、中谷君から連絡があった。
泥のように寝ていたとのこと。
話を聞くと、京成成田駅から南下した日吉台の辺りには森があるのだが、そこに突っ込んだとのこと。
後に、とある修理工場の裏に置かれていた車を見に行くと、運転席以外はペシャンコになっていた。
F1カーは、事故のときにドライバーだけは守るように、運転席のフレームは頑丈になっているそうだが、それを髣髴とさせる有様だった。
シオミンは降ろした後だということだったが、乗っていたら死んでいただろう。
いや、中谷君が、生きているのが不思議だった・・・。
うん、即、廃車だった。
偶然、その事故現場に居合わせた奇特な人が、「これは警察に見つかったら大変だ!」と、すぐに知り合いの修理屋に連絡して、酔って寝始めた中谷君をほっておいて、車をレッカー車で移動してくれたのだそうだ。
事故現場にも行ったのだが、北米の森の中に墜落したUFOが、木々を根こそぎ薙ぎ倒したかのような状況だった。
「どうして、そんなに酔っ払ったのかな? 飲んだのは焼酎の水割りだろ?」
「いえ、団地さんも気をつけてくださいよ。焼酎のア〇エリ〇ス割りはヤバイですから。絶対ですよ! 元々、ポ〇リとかは、体への吸収力が凄いんですよ」
「いや、絶対ですよ! って、他人事のように言うなよ。そもそも、あなたの今現在の状況が・・・^^;」
「・・・でも、昨夜、確か、事故を起こしてすぐに、団地さんに連絡したと思うんだけどなぁ・・・」
「えーと・・・^^;」
・・・(終了 2010/06/01)
・・・夕方になって、中谷君から連絡があった。
泥のように寝ていたとのこと。
話を聞くと、京成成田駅から南下した日吉台の辺りには森があるのだが、そこに突っ込んだとのこと。
後に、とある修理工場の裏に置かれていた車を見に行くと、運転席以外はペシャンコになっていた。
F1カーは、事故のときにドライバーだけは守るように、運転席のフレームは頑丈になっているそうだが、それを髣髴とさせる有様だった。
シオミンは降ろした後だということだったが、乗っていたら死んでいただろう。
いや、中谷君が、生きているのが不思議だった・・・。
うん、即、廃車だった。
偶然、その事故現場に居合わせた奇特な人が、「これは警察に見つかったら大変だ!」と、すぐに知り合いの修理屋に連絡して、酔って寝始めた中谷君をほっておいて、車をレッカー車で移動してくれたのだそうだ。
事故現場にも行ったのだが、北米の森の中に墜落したUFOが、木々を根こそぎ薙ぎ倒したかのような状況だった。
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「いえ、団地さんも気をつけてくださいよ。焼酎のア〇エリ〇ス割りはヤバイですから。絶対ですよ! 元々、ポ〇リとかは、体への吸収力が凄いんですよ」
「いや、絶対ですよ! って、他人事のように言うなよ。そもそも、あなたの今現在の状況が・・・^^;」
「・・・でも、昨夜、確か、事故を起こしてすぐに、団地さんに連絡したと思うんだけどなぁ・・・」
「えーと・・・^^;」
・・・(終了 2010/06/01)
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