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一章
第4話 努力するのはちょっと……
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「むむむむむゥゥゥ……ウオォタアァァァァ!ブオォォォルゥゥゥ!」
ジョボジョボジョボ――
念のために言っておくが、別におしっこをしているわけではない。
初級魔法であるウォーターボールを練習しているのだが、蛇口を捻った程度の水しか出ず、勢いも無いので、重力に従って出た先から地面に吸い込まれていくのだ。
魔法には初級、中級、上級、最上級、超級、伝説級といったクラスがあり、上に行くほど、難易度や規模、威力が増していくらしい。超級や伝説級となると、大きな街を余裕で2~3個ほど吹き飛ばすほどらしい。
いずれはそういった魔法をバンバン打っていきたいなぁと妄想をしながら、数か月間魔法の練習を続けていたが、思っていたより難しくて挫折しそうである。
僕は努力がちょっとだけ苦手なのだ。
だが、努力が苦手な僕にも言い分はある。こっちは転生しているのだから、チートスキルを貰ったり、現代知識で魔法を強化みたいなチートがあっても良いのではないだろうか。
現代知識については、物理とか化学とかよくわからない僕にもちょっとは責任があるが、転生させる人選をちゃんとしていない神様のせいというのが大きいし、チートスキルをくれないことについては100%神様が悪い。
そんな事情で、魔法の練習もそろそろ辞めようかなぁ、なんて考えていたのだが、最初は渋っていた母親が想像以上に乗り気で、「将来は大魔導士よ!」などと言いながら、無理矢理に魔法を教えてくる。
ということで、本日も母親に引きずられながら、家の庭に連れてこられ、魔法の練習を強いられている。
「はい、じゃあもう一度! ほーらっ!こんなんでへこたれているようじゃ、魔法なんて使えるようにはならないわよ?」
「ひ、ひいぃぃぃ!」
最初こそ、母親の放った極太水魔法が庭先の高木をへし折った様を見て、期待に胸を膨らませたものだが、そこから数か月が経ったというのに、僕の水魔法はというと、切れの悪い小便だったものが、蛇口の水になった程度の変化しかなく心が折れかけている。
遅々として成長しない魔法にただでさえモチベーションが下がっている上に、疲れたので休ませてくれと言っても繰り返し魔法を使用させようとしてくるのだ。
うーむ、軽い気持ちで頼むものではないな。
僕は前世の頃から考えるより先に行動するタイプなのだ。
魔法はイメージが重要であるのは自明の理であるため、僕の想像力を駆使すれば簡単に習得できると思ったのだが、そうは問屋が卸さなかった。
そもそも魔法を発動するためには魔力が必要である。
当然それに気付いていない僕ではないので、転生直後から、瞑想を繰り返してきた。
まあ正直、瞑想の仕方など知らないので、ただ目をつぶって迷走していただけだったのだが、やらないよりマシだろうとその時は思っていた。
しかし、母親によると瞑想でも魔力が増えるには増えるのだが、どうも効率が良くないらしいのだ。
ステータスを確認する方法がないため、実際魔力が増えているかどうかは定かではないが、無性に悲しくなった。
僕の今までの努力は何だったのだろうか。ちくしょう……
魔力を効率的に伸ばす方法は、簡単に言うと筋トレと同じで、魔力をため込む魔臓というものに負荷を与えることによって、鍛えることができるのだそうだ。
魔臓とは、その名の通り魔の臓器だ。
呼吸により空気中から魔力を吸収して、魔力を溜め込むと言われている。
曖昧な言い回しになってしまったのは、医学の発達していないこの世界ではそれを証明するほどの知識がないためだ。
この魔臓は、人類が進化の過程で獲得したものであり、この世界に住む人間は性能に差はあれど、みんな搭載している。
そして、その性能によって魔力蓄積量や魔力伝達率が変わってくるのだ。
そういった事情があり、毎日のように魔力を絞り出してはぶっ倒れ、目が覚めると父親の満面の笑みが目の前にあり、その後はぶっ倒れるまで剣の練習という生活を送っていた。
最近になってからはどうせ練習から逃がしてもらえないなら、産まれてくる妹のために、少しでもかっこいい魔法を見せることをモチベーションに練習に打ち込んでいる。
産まれてくるのが妹なのかはまだわからないが、そうでも思っていないと、この苦行に耐えられそうにないのだ。
ちなみに剣はおまけだ。
なんでかというと、銃がある世界で剣が廃れていったように、魔法がある世界では、剣なんかでは文字通り太刀打ちできないのが、自然の摂理というものだからだ。
皆アクセサリーみたいな感覚で持っているんだよ、きっとね。
性能は置いといて、見た目はかっこいいからね。
なので、剣の練習にはあまり身が入っていないのだが、この世界には魔法戦士という職業があり、子どもの将来なりたい職業ランキングでは毎年上位にランクインするらしい。
正直、僕としてもかっこいいとは思うのだが、ちょっとよく考えてみてほしい。
プロ野球選手がプロサッカー選手になれないように、魔法も剣も両立なんて不可能なのだ。結果、どちらも中途半端になっておしまいだ。
確かに世の中には、何でもできますみたいな顔をした人間も存在するが、そんな人ですら、一つに絞って頑張っているのだ。プロの世界はそんなに甘くない。
仮にどちらも両立できる人間がいるとしたら、それは例外中の例外だ。
考慮する必要のないレアケースなのである。
それに僕には妹の未来を守るという唯一無二の使命があるのだ。同時に3つこなそうと思っていたら、必ずどれかが疎かになる。
魔法や剣は、あくまでもその使命を果たすための手段であり、目的ではないのだ。
両方極めて最強になるというのも確かに興味はあるが、僕にはそんなことをしている暇はないのである。
どうにかして、そこそこの努力で最強になれないものだろうか。
それこそ、魔法のような超パワーがあるのだ、最強になれる秘薬みたいなものがあってもいいではないか。
いや、それなら僕は不老不死がいいな。永遠に妹たちの奴隷になりたい。
『私のお兄ちゃんなんだから!』
バシッ!
『いいえ、私のよ!』
バシッ!
『何を言っているの!私が一番最初の妹なんだから!』
バシッ!バシッ!
『み、皆!喧嘩はよすんだぶひ~!』
バシバシバシッ!
妹たちが僕の取り合いをする中、僕は妹たちにお尻を蹴り上げられながら、そう言うのだ。
うーん、いい感じだ。
こんな感じで、うんざりするような練習三昧の日々を送り、更に時が経ち、遂に待望の妹が産まれようとしていた。
ジョボジョボジョボ――
念のために言っておくが、別におしっこをしているわけではない。
初級魔法であるウォーターボールを練習しているのだが、蛇口を捻った程度の水しか出ず、勢いも無いので、重力に従って出た先から地面に吸い込まれていくのだ。
魔法には初級、中級、上級、最上級、超級、伝説級といったクラスがあり、上に行くほど、難易度や規模、威力が増していくらしい。超級や伝説級となると、大きな街を余裕で2~3個ほど吹き飛ばすほどらしい。
いずれはそういった魔法をバンバン打っていきたいなぁと妄想をしながら、数か月間魔法の練習を続けていたが、思っていたより難しくて挫折しそうである。
僕は努力がちょっとだけ苦手なのだ。
だが、努力が苦手な僕にも言い分はある。こっちは転生しているのだから、チートスキルを貰ったり、現代知識で魔法を強化みたいなチートがあっても良いのではないだろうか。
現代知識については、物理とか化学とかよくわからない僕にもちょっとは責任があるが、転生させる人選をちゃんとしていない神様のせいというのが大きいし、チートスキルをくれないことについては100%神様が悪い。
そんな事情で、魔法の練習もそろそろ辞めようかなぁ、なんて考えていたのだが、最初は渋っていた母親が想像以上に乗り気で、「将来は大魔導士よ!」などと言いながら、無理矢理に魔法を教えてくる。
ということで、本日も母親に引きずられながら、家の庭に連れてこられ、魔法の練習を強いられている。
「はい、じゃあもう一度! ほーらっ!こんなんでへこたれているようじゃ、魔法なんて使えるようにはならないわよ?」
「ひ、ひいぃぃぃ!」
最初こそ、母親の放った極太水魔法が庭先の高木をへし折った様を見て、期待に胸を膨らませたものだが、そこから数か月が経ったというのに、僕の水魔法はというと、切れの悪い小便だったものが、蛇口の水になった程度の変化しかなく心が折れかけている。
遅々として成長しない魔法にただでさえモチベーションが下がっている上に、疲れたので休ませてくれと言っても繰り返し魔法を使用させようとしてくるのだ。
うーむ、軽い気持ちで頼むものではないな。
僕は前世の頃から考えるより先に行動するタイプなのだ。
魔法はイメージが重要であるのは自明の理であるため、僕の想像力を駆使すれば簡単に習得できると思ったのだが、そうは問屋が卸さなかった。
そもそも魔法を発動するためには魔力が必要である。
当然それに気付いていない僕ではないので、転生直後から、瞑想を繰り返してきた。
まあ正直、瞑想の仕方など知らないので、ただ目をつぶって迷走していただけだったのだが、やらないよりマシだろうとその時は思っていた。
しかし、母親によると瞑想でも魔力が増えるには増えるのだが、どうも効率が良くないらしいのだ。
ステータスを確認する方法がないため、実際魔力が増えているかどうかは定かではないが、無性に悲しくなった。
僕の今までの努力は何だったのだろうか。ちくしょう……
魔力を効率的に伸ばす方法は、簡単に言うと筋トレと同じで、魔力をため込む魔臓というものに負荷を与えることによって、鍛えることができるのだそうだ。
魔臓とは、その名の通り魔の臓器だ。
呼吸により空気中から魔力を吸収して、魔力を溜め込むと言われている。
曖昧な言い回しになってしまったのは、医学の発達していないこの世界ではそれを証明するほどの知識がないためだ。
この魔臓は、人類が進化の過程で獲得したものであり、この世界に住む人間は性能に差はあれど、みんな搭載している。
そして、その性能によって魔力蓄積量や魔力伝達率が変わってくるのだ。
そういった事情があり、毎日のように魔力を絞り出してはぶっ倒れ、目が覚めると父親の満面の笑みが目の前にあり、その後はぶっ倒れるまで剣の練習という生活を送っていた。
最近になってからはどうせ練習から逃がしてもらえないなら、産まれてくる妹のために、少しでもかっこいい魔法を見せることをモチベーションに練習に打ち込んでいる。
産まれてくるのが妹なのかはまだわからないが、そうでも思っていないと、この苦行に耐えられそうにないのだ。
ちなみに剣はおまけだ。
なんでかというと、銃がある世界で剣が廃れていったように、魔法がある世界では、剣なんかでは文字通り太刀打ちできないのが、自然の摂理というものだからだ。
皆アクセサリーみたいな感覚で持っているんだよ、きっとね。
性能は置いといて、見た目はかっこいいからね。
なので、剣の練習にはあまり身が入っていないのだが、この世界には魔法戦士という職業があり、子どもの将来なりたい職業ランキングでは毎年上位にランクインするらしい。
正直、僕としてもかっこいいとは思うのだが、ちょっとよく考えてみてほしい。
プロ野球選手がプロサッカー選手になれないように、魔法も剣も両立なんて不可能なのだ。結果、どちらも中途半端になっておしまいだ。
確かに世の中には、何でもできますみたいな顔をした人間も存在するが、そんな人ですら、一つに絞って頑張っているのだ。プロの世界はそんなに甘くない。
仮にどちらも両立できる人間がいるとしたら、それは例外中の例外だ。
考慮する必要のないレアケースなのである。
それに僕には妹の未来を守るという唯一無二の使命があるのだ。同時に3つこなそうと思っていたら、必ずどれかが疎かになる。
魔法や剣は、あくまでもその使命を果たすための手段であり、目的ではないのだ。
両方極めて最強になるというのも確かに興味はあるが、僕にはそんなことをしている暇はないのである。
どうにかして、そこそこの努力で最強になれないものだろうか。
それこそ、魔法のような超パワーがあるのだ、最強になれる秘薬みたいなものがあってもいいではないか。
いや、それなら僕は不老不死がいいな。永遠に妹たちの奴隷になりたい。
『私のお兄ちゃんなんだから!』
バシッ!
『いいえ、私のよ!』
バシッ!
『何を言っているの!私が一番最初の妹なんだから!』
バシッ!バシッ!
『み、皆!喧嘩はよすんだぶひ~!』
バシバシバシッ!
妹たちが僕の取り合いをする中、僕は妹たちにお尻を蹴り上げられながら、そう言うのだ。
うーん、いい感じだ。
こんな感じで、うんざりするような練習三昧の日々を送り、更に時が経ち、遂に待望の妹が産まれようとしていた。
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