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勇者佐間戦
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「その十二勇将の方達とはどうやったら会えるんですか?」
「あら、あなたも十二勇将とお近づきになりたいって事かしら。橘さんなら私がお願いすれば会えない事は無いけど、他の方達はすぐには無理ね」
「そうなんですね」
「まあ、あなたも橘さんのグループに入れてもらえばいいじゃない」
「グループがあるんですか?」
「それはそうでしょう。こんなクソみたいな世界に突然連れてこられたのよ。元の世界の仲間で一緒にいたいのも当たり前でしょ~。こっちの世界は服はダサいし、ご飯はまずいし、全てが最悪じゃない? スマホもエアコンもないなんてありえないじゃない。せめて憂さ晴らしに好き勝手やらしてもらわないと生きていけないわよ」
「そう……ですか」
こいつらが好き勝手に振る舞っているのは憂さ晴らしか。
憂さ晴らしで妹たちは……
「たしか、お名前は佐間さんでしたよね。佐間さんは憂さ晴らしにこの世界の人間を殺した事ってあるんですか?」
「よく私の名前を知ってたわね。私って有名人? 憂さ晴らしに殺した事があるかって? そんなの当たり前じゃない。この世界の人間はグズでカスばっかりよ。私の事をイライラさせる奴が多くって。十人以上は殺してるわね。でも弱すぎてストレスの解消にもならないわよ」
「……そうですか」
まだか? まだ『ブラッディアース』の効果はきれないのか? そろそろ俺が限界を超えてしまいそうだ。
「なんか、今の聞き方からしてあなたはまだみたいね。今日にでもこの後殺してみる?
一回やっちゃったら、こんなもんかって感じよ。あなたなら、若い女の子とかいいんじゃない? ゴキブリでも潰すのと一緒よ~」
「だまれ……」
「何か言ったかしら?」
「だまれと言ったんだ、この腐れビッチが!」
「なっ、なにをいきなり。頭でもおかしくなったの?」
「いや、俺の頭はずっとまともだよ。おかしいのはお前の頭の中だ! この腐れ外道!」
「は? あんた殺すわよ。同郷だろうが関係ないわ。殺してあげるわ」
「お前みたいな腐れ外道と同郷なはずないだろうが。勝手な事言ってんじゃねえ」
「あなた、なに言ってんのよ? 意味わからないんだけど」
「じゃあ教えてやる、俺はお前らみたいなクソ勇者じゃねえ! 俺はお前らを狩るものブレイブスレイヤーだ!」
「意味わかんないわね。まあいいわ死んで!」
再びナイフを投げて来るが俺は慌てずに躱し切る。
『トリックorトリート』
「ぐっ……」
ナイフを躱して次の攻撃に備えた瞬間、背中に鋭い痛みが走った。
「なんでって顔してるわね。まさか私に勝てるとでも思ってたの? ビギナーさん」
俺の背中に刺さっているのは、間違いなく俺がさっき避けたナイフだろう。
それが俺の背中に刺さっているという事は曲がって戻って来たという事か。
この女スキルを二つ持っていたのか……
最初の時に投げたナイフを見てそれほど大した攻撃では無かったので油断していたが、やはり腐っても勇者侮ってはいけなかった。
「あら、あなたも十二勇将とお近づきになりたいって事かしら。橘さんなら私がお願いすれば会えない事は無いけど、他の方達はすぐには無理ね」
「そうなんですね」
「まあ、あなたも橘さんのグループに入れてもらえばいいじゃない」
「グループがあるんですか?」
「それはそうでしょう。こんなクソみたいな世界に突然連れてこられたのよ。元の世界の仲間で一緒にいたいのも当たり前でしょ~。こっちの世界は服はダサいし、ご飯はまずいし、全てが最悪じゃない? スマホもエアコンもないなんてありえないじゃない。せめて憂さ晴らしに好き勝手やらしてもらわないと生きていけないわよ」
「そう……ですか」
こいつらが好き勝手に振る舞っているのは憂さ晴らしか。
憂さ晴らしで妹たちは……
「たしか、お名前は佐間さんでしたよね。佐間さんは憂さ晴らしにこの世界の人間を殺した事ってあるんですか?」
「よく私の名前を知ってたわね。私って有名人? 憂さ晴らしに殺した事があるかって? そんなの当たり前じゃない。この世界の人間はグズでカスばっかりよ。私の事をイライラさせる奴が多くって。十人以上は殺してるわね。でも弱すぎてストレスの解消にもならないわよ」
「……そうですか」
まだか? まだ『ブラッディアース』の効果はきれないのか? そろそろ俺が限界を超えてしまいそうだ。
「なんか、今の聞き方からしてあなたはまだみたいね。今日にでもこの後殺してみる?
一回やっちゃったら、こんなもんかって感じよ。あなたなら、若い女の子とかいいんじゃない? ゴキブリでも潰すのと一緒よ~」
「だまれ……」
「何か言ったかしら?」
「だまれと言ったんだ、この腐れビッチが!」
「なっ、なにをいきなり。頭でもおかしくなったの?」
「いや、俺の頭はずっとまともだよ。おかしいのはお前の頭の中だ! この腐れ外道!」
「は? あんた殺すわよ。同郷だろうが関係ないわ。殺してあげるわ」
「お前みたいな腐れ外道と同郷なはずないだろうが。勝手な事言ってんじゃねえ」
「あなた、なに言ってんのよ? 意味わからないんだけど」
「じゃあ教えてやる、俺はお前らみたいなクソ勇者じゃねえ! 俺はお前らを狩るものブレイブスレイヤーだ!」
「意味わかんないわね。まあいいわ死んで!」
再びナイフを投げて来るが俺は慌てずに躱し切る。
『トリックorトリート』
「ぐっ……」
ナイフを躱して次の攻撃に備えた瞬間、背中に鋭い痛みが走った。
「なんでって顔してるわね。まさか私に勝てるとでも思ってたの? ビギナーさん」
俺の背中に刺さっているのは、間違いなく俺がさっき避けたナイフだろう。
それが俺の背中に刺さっているという事は曲がって戻って来たという事か。
この女スキルを二つ持っていたのか……
最初の時に投げたナイフを見てそれほど大した攻撃では無かったので油断していたが、やはり腐っても勇者侮ってはいけなかった。
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