先生、これは18禁乙女ゲームじゃありません。

bara10jisya

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手紙。

先生、これは18禁乙女ゲームじゃありません。

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心を取り戻した自分に出来る事。

――――・・・心を癒してくれた、あなたの為に出来る事。





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『永遠に、あなただけを愛している』



こ、これは!人生初のラヴレター?!

うおおおお・・・・!!これはすごい!永久保存版ですな!!



別れてからずっと、元気になっている私を確かめたい一心だったらしく、
『元気になってくれて、嬉しい・・・』とか言いながら、優しく顔中にキスの雨を降らし、するりと潜り込んだ、長くしなやかな指先が・・・・

――――・・・すっかり地盤沈下してしまった私の『胸部』を不思議そうにプニプニしていた・・・・。

「Jesus!」


そう、胸は贅肉の集合体である。体調を崩し体重が激減したと言う事は、・・・・私とアンドレイの大好きな巨乳がっっ!!
私は、「お胸様」コレクターとして痛恨の失態を犯した。

贅肉の流出である。背まで縮んだ気がする。恐るべしダイエット。

胸から痩せると言う都市伝説を見事に実証したわけだが。大方の予想通り、先生には大好評だった、この「お胸ちゃん」ぷぷぷ・・・。
アンドレイは、どういう反応をするかと、ニヤニヤしていたら、

「巨」とは言えなくなった二つの「お胸ちゃん」(Bcup)を悪戯っぽくつんつんしながら、

『私は「巨乳好き」だと思っていたが・・・―――実は、「葵好き」だったらしい。』と、嬉しそうな笑顔をくれたアンドレイ。

可愛い過ぎる。

だがこの後、涙ぐましい程の吸い付きを見せていた所を見ると、
妖しげな育乳吸盤よろしく、必死に酸欠になりながらも吸い続け、心の中で『大っきくなぁ~れ!!』と、呪文を掛けていたに違いない。
努力が報われるといいね。
しかし、大きさは変わったものの、私の弱点なのは変わりなく、否応ない快感に肢体をびくびくと跳ね仰け反らせる私を、舌で熟れきった実を味わいながら、見上げている瞳にはぞくりと総毛立つ程の凄まじい色気が漂っていた。
しかもこんな手紙までくれるなんて、アンドレイは、ラテンの血をたぎらせた生き霊でも乗り移ったんじゃなかろうか?
ロシア人の気質が謎すぎる。

うだうだと、ベッドでゴロゴロしていたら、ノックの後、元機動部隊隊長、緑川篤朗が、姿を現した。
彼は、帝国戦での怪我の療養後、昨日から本当に私の専属執事として働いてくれている。
以前の黒の軍服姿も、しびれたが、今回の執事服姿もファンが見たら、よだれモノだろう。
今度、聴診器を首に掛けた、白衣姿を拝みたいものだ。もちろん眼鏡を掛けて。

「おはようございます。葵様。お食事に致しますか?お風呂を先に?それとも、――――・・・私に致しますか?」
「うくく・・・。あなたは、またの機会に。お風呂に入ります」
「Yes, Your Majesty.」
「見張りご苦労様です。天利を見張り役にするのは、恥ずかしかったから助かりました」
「いえ。私は、あなたの盾ですから。」

ガウンを肩に掛けられ、そのままバスルームにいざなわれる。
湯船にゆったり浸かっていると、そのままの姿勢で髪を洗われ、その絶妙な頭皮マッサージに、寝そうになりながら、口を開いた。

「・・・―――本当に、軍を辞めて良かったんですか?」

「はい。北方の脅威がなくなった今、私が軍に居る必要はありません。
それに、あなたは、約束を守ってくださった。ですから、今度は私が約束を果たします」

「私、あなたの為に何かやりましたか?」

「あなたは、初めての軍事会議で、私達の前で、はっきりと、帝国戦での勝利を、そして冷戦を終結させ、長期にわたる平和への橋渡しをしたいとおっしゃった。
そして真実、日本王国を勝利へと導き、皇帝との婚姻によって、40年に及ぶ冷戦を終結し、長期にわたる平和への足掛かりを作ってくださったのです。」

「・・・・・そんな立派な物ではないです。
違う遣り方も有ったんじゃないかと、今でも、迷っている。」

振り仰ぎ、緑川の顔を凝視する。

「でも、もう二度と戦争はしたくない。その為なら、私は何でもすると誓ったんです。
・・・・失ってしまった兵士達の命とあなたの左目に懸けて・・・っ!」

意表を突かれた様な緑川としばし見詰め合った。
そして、複雑な、なんだか分からない感情がこみ上げてきて、目をそらし溜息をつく。

「ただ、出来るなら・・・平和を保つ事で、一人でも多くの人達の幸福の一助となれたなら、それで・・・――――。」

「・・・私は、あなたの幸せを一番に祈っていますよ。」
「~~~っあぁぁぁ~~~ツボ~~。幸せです・・・っ。気持ちイィ~~。」
「モテる男は、女性を幸せにするスパイスを沢山隠し持っているのです」

真っ白いワイシャツの袖を肘まで捲り上げ、血管の浮いた、たくましい腕がなんともセクシーで、これも隠されていたスパイスの一つだなと思いながら、ふと聞いてみる。

「『永遠に、あなただけを愛している』と女性に告げる時は、どんな時ですか?」

「別れの時、・・・・いや、ちょっと違うか、・・・『死』を覚悟した時、でしょうか」





私は、湯船の中、急いで起き上がろうとするも、滑って溺れた。

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