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1・別れ際に一夜の過ち
※私と別れたいなら、抱いて(3)
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「や……! ここまで、頑張ったんだよ!? 最後まで、する!」
「自暴自棄になって、自分の身体を粗末に扱うのはやめてくれ」
「そう思うんだったら、私と別れるって話を取り消して!」
「それだけは、できない」
「じゃあ、約束通り抱いて……!」
たとえどれほどの辱めを受けようとも、つぐみは諦められなかった。
(清広さんが大好きだったから。だからこそ、ここで終わりになんてしたくない……!)
誰にも見せたことのない姿を、初めて彼の前に曝け出したのだ。
中途半端に手を出されてほっぽり出されるなど、冗談ではなかった。
「君の願いは叶えた。これ以上は、もう……」
「全然、足りないよ……!」
「こんなふうに初体験を終えるのは、よくない」
「私はずっと、初めては清広さんがいいって思ってた! なのに、しないまま別れるって言ったあなたが悪いんでしょ!?」
つぐみは苛立ちを隠せぬまま、鬼の形相で凄む。
しかし、彼はいつまで経ってもやる気を見せてはくれなかった。
(あそこはあんなにも、窮屈そうに反応を示しているのに……)
少女は愛する人の下腹部に注目し、そこが服の上からでもわかるほどにテントを張っているのに気づく。
彼がその気になればいつでも手酷く抱けるのに、我慢している証拠だった。
「すまない……」
「謝るくらいなら、最後まで抱いて」
「つぐみ……?」
このままでは言い争いが続くだけで、一生平行線だ。
つぐみは勢いよく上半身を起こすと、戸惑う清広を寝台へ押し倒した。
「清広さんがその気にならないなら、いいよ。私がやる!」
「つぐみに、できるわけが……」
「このあと、どうすればいいのか。それくらいの知識は、あるんだから……!」
頭に血が登った少女は勢いよく彼の下着ごとスラックスを脱がせた。
目の前に飛び出してきた憤りを前にして、思わずじっとそれに注目してしまう。
(これが、私の腟内に入るんだ……)
つぐみが先端から透明な先走り汁を滴らせる竿に両手を這わせれば、清広が気まずそうにビクリと反応を示す。
「全然気乗りしてなさそうだったのに、ここはこんなにも反応を示してる。早く挿入りたいって、言ってるみたいだね?」
「人がせっかく、耐えているというのに……」
「どうして、我慢するの?」
「俺はつぐみを、傷つけたいわけでは……」
「一緒に、気持ちよくなれるんだよ? 今だけは嫌なことなんて全部忘れて、私のことだけ考えて」
つぐみは腰を浮かせ、蜜口に今にもはち切れんばかりに硬く反応を示した男根の先端を当てがった。
その直後、冷静沈着な清広が目に見えて狼狽え始める。
「待て。避妊を……!」
「そんなの、いらない。私、清広さんの赤ちゃん、ほしいもの……!」
「つぐみ……!」
そんな彼の制止よりも、少女が一物を己の身体に誘うほうが早かった。
ヌプヌプといやらしい音を立てて蜜壷の腟内へ咥え込めば、眉を顰めてしまうほど鈍い痛みが接合部に走る。
「自分が今、何をしているか本当にわかっているのか……!?」
「ぅ、あ……っ。は、ぅ……っ。ん……っ!」
「退け……!」
「や、らぁ……っ。2人で、気持ちよく……っ。なるん、だもん……!」
たとえどれほど鬼の形相で睨みつけられたとしても、耐え難い苦痛と快楽がごちゃ混ぜになった感覚を断続的に体感する羽目になったとしても、ここで引くつもりなどまったくない。
(ここまで来たら既成事実を作って、清広さんを縛りつけてやるんだから……!)
つぐみの清広に対する感情は、年月を重ねるごとに憧れから淡い恋心へ移行し、この1件によって歪な執着愛へ変わり果てた。
「自暴自棄になって、自分の身体を粗末に扱うのはやめてくれ」
「そう思うんだったら、私と別れるって話を取り消して!」
「それだけは、できない」
「じゃあ、約束通り抱いて……!」
たとえどれほどの辱めを受けようとも、つぐみは諦められなかった。
(清広さんが大好きだったから。だからこそ、ここで終わりになんてしたくない……!)
誰にも見せたことのない姿を、初めて彼の前に曝け出したのだ。
中途半端に手を出されてほっぽり出されるなど、冗談ではなかった。
「君の願いは叶えた。これ以上は、もう……」
「全然、足りないよ……!」
「こんなふうに初体験を終えるのは、よくない」
「私はずっと、初めては清広さんがいいって思ってた! なのに、しないまま別れるって言ったあなたが悪いんでしょ!?」
つぐみは苛立ちを隠せぬまま、鬼の形相で凄む。
しかし、彼はいつまで経ってもやる気を見せてはくれなかった。
(あそこはあんなにも、窮屈そうに反応を示しているのに……)
少女は愛する人の下腹部に注目し、そこが服の上からでもわかるほどにテントを張っているのに気づく。
彼がその気になればいつでも手酷く抱けるのに、我慢している証拠だった。
「すまない……」
「謝るくらいなら、最後まで抱いて」
「つぐみ……?」
このままでは言い争いが続くだけで、一生平行線だ。
つぐみは勢いよく上半身を起こすと、戸惑う清広を寝台へ押し倒した。
「清広さんがその気にならないなら、いいよ。私がやる!」
「つぐみに、できるわけが……」
「このあと、どうすればいいのか。それくらいの知識は、あるんだから……!」
頭に血が登った少女は勢いよく彼の下着ごとスラックスを脱がせた。
目の前に飛び出してきた憤りを前にして、思わずじっとそれに注目してしまう。
(これが、私の腟内に入るんだ……)
つぐみが先端から透明な先走り汁を滴らせる竿に両手を這わせれば、清広が気まずそうにビクリと反応を示す。
「全然気乗りしてなさそうだったのに、ここはこんなにも反応を示してる。早く挿入りたいって、言ってるみたいだね?」
「人がせっかく、耐えているというのに……」
「どうして、我慢するの?」
「俺はつぐみを、傷つけたいわけでは……」
「一緒に、気持ちよくなれるんだよ? 今だけは嫌なことなんて全部忘れて、私のことだけ考えて」
つぐみは腰を浮かせ、蜜口に今にもはち切れんばかりに硬く反応を示した男根の先端を当てがった。
その直後、冷静沈着な清広が目に見えて狼狽え始める。
「待て。避妊を……!」
「そんなの、いらない。私、清広さんの赤ちゃん、ほしいもの……!」
「つぐみ……!」
そんな彼の制止よりも、少女が一物を己の身体に誘うほうが早かった。
ヌプヌプといやらしい音を立てて蜜壷の腟内へ咥え込めば、眉を顰めてしまうほど鈍い痛みが接合部に走る。
「自分が今、何をしているか本当にわかっているのか……!?」
「ぅ、あ……っ。は、ぅ……っ。ん……っ!」
「退け……!」
「や、らぁ……っ。2人で、気持ちよく……っ。なるん、だもん……!」
たとえどれほど鬼の形相で睨みつけられたとしても、耐え難い苦痛と快楽がごちゃ混ぜになった感覚を断続的に体感する羽目になったとしても、ここで引くつもりなどまったくない。
(ここまで来たら既成事実を作って、清広さんを縛りつけてやるんだから……!)
つぐみの清広に対する感情は、年月を重ねるごとに憧れから淡い恋心へ移行し、この1件によって歪な執着愛へ変わり果てた。
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