異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした

森崎駿

文字の大きさ
81 / 241
第3章『双子の少女を救出する事にした』

地獄の門と完全解除

しおりを挟む
「ケールちゃん、あいつに向かって『ブレス』よ」

ケルベロスが炎のブレスを吐いてくる
俺は『水の羽衣ウォーターベール』で無効化する

「早速攻撃手段の一つを封じられて残念だったな」
俺は居合の構えをとる

「一撃で終わらせてやるよ」
俺は呼吸を整え攻撃に転じようとした、その時

「ケールちゃん、『お手』」
ケルベロスがお手という名の掌で潰す攻撃をしてくる

俺は居合の構えをしていた為受け止められずに躱す

「あまりチョロチョロ動かないでよ、殺せないじゃん」
女の子が頬を膨らませて地団駄踏んでる

「そう易易と殺されてたまるかよ」
俺は本棚を持ち上げケルベロスに投げつける

「そんな物…ケールちゃんに効かないよ!」
ケルベロスは一つの首をムチのように扱い飛んできた本棚を叩き落とす

「無駄な攻撃してないで諦め…あれ?どこへ行ったの?」
辺りを見渡すが俺の姿は見えない

悪いが…態々ケルベロスを相手にする事は無いからな…
俺は迷彩化ステルスを使って俺の姿をカメレオンの様に周りに擬態させて見つからない様になっている
そのまま女の子の背後まで回り込もうとした、その時

ケルベロスが俺に飛び付いてきた
「なんだと!?」
俺は直ぐに女の子から距離を取らざるを得なかった

「へー、姿を周りに擬態させて近づいてたんだ~…すごいね…でも…姿を擬態させた所でケールちゃんの鼻は誤魔化せないよ」
鼻か…流石に臭いまでは迷彩化ステルスじゃ変えられないな

「う~ん…私もう飽きちゃったから…ケールちゃんの奥の手出しちゃうね」
「ケールちゃん、『ー地獄の門ヘル・ゲートー』」
女の子が技名を言った瞬間、場の空気がガラリと変わる
ケルベロスの姿が変わっていき、おどろおどろしい門へと変わる

「ケールちゃんのお友達をこの世にご招待だよ」
女の子がそう言うと門の扉が開く
すると…中から異形の者達が現れる

「紹介するね、この子達は餓鬼っていうんだよ~」
ケルベロスの姿が元に戻り、女の子はケルベロスの背にまたがる

「そ・し・て…その子達に咬まれると…魔力を吸い尽くすんだ~」
「それじゃあ…餓鬼ちゃん…あいつの魔力を残らず吸い取れ」
女の子がそう言うと餓鬼が俺に向かって群がってくる

その数は一匹二匹では無い
数百匹といるだろう…燃やすか

『上位魔法ー炎の渦フレイムストームー』
久しぶりに使うから上位魔法にされている理由だけ説明しよう
この魔法…コスパが悪いのだ、しかし見た目が派手だから使う奴が多い
威力も弱い訳では無いからな、ただ魔力消費量が激しいから上位魔法なだけという残念魔法
パフォーマンスに使えるから俺もたまに使う

「餓鬼だか何だが知らねぇけど…全員燃え尽きろ」
餓鬼が悲鳴をあげながら倒れていく
しかし…悲鳴が上がるのは最初だけ…段々声が聞こえなくなる
よく見ると…餓鬼が炎の渦フレイムストーム!?

「一瞬で殺さないと魔法は食べてしまうモンスターか?!」
それから数十秒で炎の渦フレイムストームは消滅した
嘘だろ…あの魔法はさっき説明した通り魔力量は多いんだ…それを数十秒で喰い尽くすなんて…恐ろしいな

俺はそんな光景に見入ってしまい足元に忍び寄っていた、あるモンスターに気が付かなかった

「捕まえた」
女の子がそう言った瞬間、俺は体を動かす事が出来なくなっていた
「う…動けない…何をした…」

「ふふふ…実はね、ケールちゃんの友達はもう一匹いるんだ~」
「その名も牛鬼ちゃん、本当は影を食べるんだけどそんな物騒な事は嫌だから…影を捕らえて動けなくさせるんだ~」
俺の影から牛の様な化け物が現れる

「そ~し~て~…動けないって事は餓鬼ちゃんから逃げれないよね?」
餓鬼が俺の体に群がる
一匹が俺の腕を噛み付く
それを合図にどんどん俺に噛み付いていく
そして…等々俺を完全に覆い隠した

「ふぅ~疲れた…眷属ペット達をいっぱい出すとやっぱり疲れるね、今日はもう寝ようかケールちゃん」
『ガルルルルルル……』
ケルベロスは返事のつもりか唸り声をあげ、一つの首で女の子を舐める

「もうケールちゃんったらぁ!くすぐったいよぉ!」
女の子とケルベロスがじゃれていた、その時

一匹の餓鬼が爆発四散した
「え?え?どうしたの?」
女の子は理由もわからず困惑している
そして次々と餓鬼の体が破裂していく

『ーMPの劣化を完全解除ー』

「餓鬼の能力が魔力を吸うんじゃなくて生命力ってヤツを吸うんだったらまだ勝ち目はあったかもな…だが…俺のMPの値は測定不能らしいぜ?そう簡単に全部吸えねぇだろ」
とうとう餓鬼は全て消えた

「まぁ…そうは言っても疲労感は半端ないな…この後にまだまだ仕事が残ってるから早急に終わらせるかな」
しおりを挟む
感想 30

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

処理中です...