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第3章『双子の少女を救出する事にした』
薔薇の毒と双子の少女
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「くそっ…一日三つまでって言われてるのに…次で最後だ、これでお前含めて後ろの奴も殺す」
そう言うと少年はポケットから棒付きの飴を咥える
「こんな時に飴を舐めるなんて随分と余裕そうじゃねぇか」
少年の体まであと数cmという所で何かが足に纏わり付いてきて転んだ
『奇形植物の庭園ー肉食蝿捕草ー』
「そのまま食べられてしまえ!」
肉食蝿捕草はユートの体を登っていき頭上まで登った後頭からかぶりつこうとしてきた
「そう簡単に食べられる訳ないだろうが」
『ー全身を巡る炎ー』
火属性魔法
自らの体の表面を炎で包み込む魔法
本来は自爆特攻などに使われる魔法だが体に纏わり付いている草を燃やすのなら丁度良いのだ
「俺様のコレクションを次々と燃やしていきやがって…ヘルヘイムからこっちに移動させるの大変なんだぞ!」
少年はムキになって地団駄を踏んでいる
「つまりこれはヘルヘイムの植物なのか…まぁ俺にはお前のコレクションがどうなろうと知った事では無いから全部燃やすけどな」
俺は全身を巡る炎を展開しながら少年に近づく
「来るな来るな!」
少年は尻餅をついてユートに石ころを投げつけてくる
「何がしたいのやら…とりあえずお前は拘束してカイトの権限で豚箱にぶち込んでもらうか」
ユートは少年を拘束する為一旦全身を巡る炎を解除して縄で括り付けようとした時、足元から悪魔の薔薇が急速に伸びてユートに襲いかかる
「お前はそれしか出来ないのかよ『ー駆逐する業火ー』」
しかし、悪魔の薔薇は燃えずにそのままユートの体を貫いた
「ぐふっ…バカな…」
何とか急所を外したが右肩をやられ穴まで空いたのだ、無事な訳が無くそのまま倒れ込む
「油断したね、俺様の奇形植物の庭園は火属性魔法が弱点なのは知ってるんだよ、弱点を克服しないで放ったらすバカはいる訳無いだろ」
「『絶炎の七竃』こいつはあらゆる火属性魔法を無効化するという奇跡の花だ、この花の蜜を悪魔の薔薇に染み込ませたのさ」
「そして…悪魔の薔薇の毒によってお前は動けない…さぁ…悲痛の叫びを俺様の可愛いコレクション達に聞かせてやってくれ!」
少年はトドメを刺す為にユートに肉食蝿捕草の照準を合わせる
「安心してよ、後からお友達もすぐにあの世に送ってあげるから」
少年は肉食蝿捕草を発射する
しかし、その攻撃は俺に届く前に黒い浴衣ドレスの様な服を着た少女によって阻止された
その頭には狐の面を付けていて右目は包帯によって隠されている
「何すんだNo.01お前のせいで仕留め損なったじゃないか」
No.01と呼ばれた少女が肉食蝿捕草を粉々に斬り裂いた様だ
「《解答》No.93命令外の殺傷はマスターによって禁則事項に含まれている」
「《結論》よって殺傷行為を中止した」
No.01はNo.93との会話をすぐに止めユートとカイトの近くによって回復魔法をかける
「おい!確かにそうだがこうとも言われてるだろうが、任務の邪魔する奴も殺せってな、だから俺様はこいつらを殺そうとしただけだ」
No.93はNo.01の肩を強く引き回復魔法を止めた瞬間、肩を掴んでいたNo.93の左手は宙を舞い地面に落ちる
「私達に下された任務はこの二人の救出、そして本部に連れてくる事」
「No.93は今その任務を邪魔したから悪いおててを斬り飛ばした」
今度は白い浴衣ドレスの様な服を着ていて狐の面を付け、左目を包帯で隠している少女が現れる
「No.02まで…そういう命令なら先に言えよ…」
No.93はブツブツと文句を言いながら飛ばされた手を拾い燃え盛る炎の中へと消えていった
「《質問》回復魔法を掛けたが動けますか」
No.01は立ち上がり戦闘態勢を取りながら距離を開ける
すると、ユートの体内の毒は全て綺麗に消えて無くなっており、カイトは全身のやけどが綺麗さっぱり消えていた
「ありがとな、お前が来なかったらやばかった」
ユートは立ち上がりNo.01に握手を求めるが
「《否定》勘違いしないでください、命令が無ければ人間を助ける事はありません」
No.01はユートの手を押しのけスタスタと歩き始める
「《要求》私達に付いてきてください、これはお願いではなく命令です」
No.01は振り向かずにそのまま歩き続ける
「ごめんね?お姉ちゃんはあんなだけど根は良い人だから」
No.02は先程までの殺伐とした顔から愛くるしいキュートな顔になっていた
「お姉ちゃんって事は…お前らは姉妹なのか?」
「まぁ同じ親から生まれたという所は兄弟姉妹みたいな物だけどね、特に私とNo.01は類似した魔力の形をしているんだよ」
No.02は口に手を当て可愛らしく笑う
「《質問》何故No.02はその人間と楽しそうに話をしている」
No.01は不機嫌そうにこちらに戻ってきてNo.02に顔を近づける
「ごめんごめん、早く行こっかお兄さん」
No.02はユートと手を組んで歩き出す
その姿を見てNo.01は頬を膨らませユートの顔を見つめる
「《命令》No.02、今すぐその人間から離れてください」
「何だ嫉妬か?可愛らしいなお前」
ユートはNo.01の頭を撫でようとすると、No.01はすぐに戦闘態勢を取り手を眼力だけで人が殺せそうな程鋭くユートを睨む
「《命令》これ以上親しげに私達に触れる事を禁止します」
「《警告》破った場合はあなたを殺…四肢を切断させ死なない程度に殺します」
No.01は一瞬自分の任務を忘れて警告しそうになったが、更に警告内容が恐ろしい物になった
「これは大変な事になったねユート」
カイトは後ろから半笑いでユートの肩を叩く
「大変所じゃねぇよ…」
ユートは大きなため息を付く
「《申請》これより本部へ向けて転移する許可を」
No.01は目を閉じて空に向かって訴えかける
「《注意》これより転移を開始します」
No.01がそう言うとNo.01を中心として魔法陣が展開してユート達の姿が一瞬で消え去った
そう言うと少年はポケットから棒付きの飴を咥える
「こんな時に飴を舐めるなんて随分と余裕そうじゃねぇか」
少年の体まであと数cmという所で何かが足に纏わり付いてきて転んだ
『奇形植物の庭園ー肉食蝿捕草ー』
「そのまま食べられてしまえ!」
肉食蝿捕草はユートの体を登っていき頭上まで登った後頭からかぶりつこうとしてきた
「そう簡単に食べられる訳ないだろうが」
『ー全身を巡る炎ー』
火属性魔法
自らの体の表面を炎で包み込む魔法
本来は自爆特攻などに使われる魔法だが体に纏わり付いている草を燃やすのなら丁度良いのだ
「俺様のコレクションを次々と燃やしていきやがって…ヘルヘイムからこっちに移動させるの大変なんだぞ!」
少年はムキになって地団駄を踏んでいる
「つまりこれはヘルヘイムの植物なのか…まぁ俺にはお前のコレクションがどうなろうと知った事では無いから全部燃やすけどな」
俺は全身を巡る炎を展開しながら少年に近づく
「来るな来るな!」
少年は尻餅をついてユートに石ころを投げつけてくる
「何がしたいのやら…とりあえずお前は拘束してカイトの権限で豚箱にぶち込んでもらうか」
ユートは少年を拘束する為一旦全身を巡る炎を解除して縄で括り付けようとした時、足元から悪魔の薔薇が急速に伸びてユートに襲いかかる
「お前はそれしか出来ないのかよ『ー駆逐する業火ー』」
しかし、悪魔の薔薇は燃えずにそのままユートの体を貫いた
「ぐふっ…バカな…」
何とか急所を外したが右肩をやられ穴まで空いたのだ、無事な訳が無くそのまま倒れ込む
「油断したね、俺様の奇形植物の庭園は火属性魔法が弱点なのは知ってるんだよ、弱点を克服しないで放ったらすバカはいる訳無いだろ」
「『絶炎の七竃』こいつはあらゆる火属性魔法を無効化するという奇跡の花だ、この花の蜜を悪魔の薔薇に染み込ませたのさ」
「そして…悪魔の薔薇の毒によってお前は動けない…さぁ…悲痛の叫びを俺様の可愛いコレクション達に聞かせてやってくれ!」
少年はトドメを刺す為にユートに肉食蝿捕草の照準を合わせる
「安心してよ、後からお友達もすぐにあの世に送ってあげるから」
少年は肉食蝿捕草を発射する
しかし、その攻撃は俺に届く前に黒い浴衣ドレスの様な服を着た少女によって阻止された
その頭には狐の面を付けていて右目は包帯によって隠されている
「何すんだNo.01お前のせいで仕留め損なったじゃないか」
No.01と呼ばれた少女が肉食蝿捕草を粉々に斬り裂いた様だ
「《解答》No.93命令外の殺傷はマスターによって禁則事項に含まれている」
「《結論》よって殺傷行為を中止した」
No.01はNo.93との会話をすぐに止めユートとカイトの近くによって回復魔法をかける
「おい!確かにそうだがこうとも言われてるだろうが、任務の邪魔する奴も殺せってな、だから俺様はこいつらを殺そうとしただけだ」
No.93はNo.01の肩を強く引き回復魔法を止めた瞬間、肩を掴んでいたNo.93の左手は宙を舞い地面に落ちる
「私達に下された任務はこの二人の救出、そして本部に連れてくる事」
「No.93は今その任務を邪魔したから悪いおててを斬り飛ばした」
今度は白い浴衣ドレスの様な服を着ていて狐の面を付け、左目を包帯で隠している少女が現れる
「No.02まで…そういう命令なら先に言えよ…」
No.93はブツブツと文句を言いながら飛ばされた手を拾い燃え盛る炎の中へと消えていった
「《質問》回復魔法を掛けたが動けますか」
No.01は立ち上がり戦闘態勢を取りながら距離を開ける
すると、ユートの体内の毒は全て綺麗に消えて無くなっており、カイトは全身のやけどが綺麗さっぱり消えていた
「ありがとな、お前が来なかったらやばかった」
ユートは立ち上がりNo.01に握手を求めるが
「《否定》勘違いしないでください、命令が無ければ人間を助ける事はありません」
No.01はユートの手を押しのけスタスタと歩き始める
「《要求》私達に付いてきてください、これはお願いではなく命令です」
No.01は振り向かずにそのまま歩き続ける
「ごめんね?お姉ちゃんはあんなだけど根は良い人だから」
No.02は先程までの殺伐とした顔から愛くるしいキュートな顔になっていた
「お姉ちゃんって事は…お前らは姉妹なのか?」
「まぁ同じ親から生まれたという所は兄弟姉妹みたいな物だけどね、特に私とNo.01は類似した魔力の形をしているんだよ」
No.02は口に手を当て可愛らしく笑う
「《質問》何故No.02はその人間と楽しそうに話をしている」
No.01は不機嫌そうにこちらに戻ってきてNo.02に顔を近づける
「ごめんごめん、早く行こっかお兄さん」
No.02はユートと手を組んで歩き出す
その姿を見てNo.01は頬を膨らませユートの顔を見つめる
「《命令》No.02、今すぐその人間から離れてください」
「何だ嫉妬か?可愛らしいなお前」
ユートはNo.01の頭を撫でようとすると、No.01はすぐに戦闘態勢を取り手を眼力だけで人が殺せそうな程鋭くユートを睨む
「《命令》これ以上親しげに私達に触れる事を禁止します」
「《警告》破った場合はあなたを殺…四肢を切断させ死なない程度に殺します」
No.01は一瞬自分の任務を忘れて警告しそうになったが、更に警告内容が恐ろしい物になった
「これは大変な事になったねユート」
カイトは後ろから半笑いでユートの肩を叩く
「大変所じゃねぇよ…」
ユートは大きなため息を付く
「《申請》これより本部へ向けて転移する許可を」
No.01は目を閉じて空に向かって訴えかける
「《注意》これより転移を開始します」
No.01がそう言うとNo.01を中心として魔法陣が展開してユート達の姿が一瞬で消え去った
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