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召喚
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意識を取り戻すと、そこは聖堂のような場所だった。宗教であれば教祖が教えを説いているだろうその教壇は空席で誰も居なかった。
部屋の中には幾人かの人間がいる。
それを分類分けするとすれば日本人と見受けられる服装の人間が6人。それを取り囲むように配置されている鎧を着込んだ兵士が十数名。
そして一際目立つ場所にいる豪華な装いの人物が2人。この2人が説明役なのだろう。
ならば今、俺に出来る事はステータスの確認。
ではなく、恐らくは俺と同じ様に勇者として呼び出された人物と説明役2人の観察。
勇者6名の内、嘘空を見つめている者、恐らくはステータスを見ているであろう人物が3人。
聖堂を見渡し、観察するような視線であたりを見回している人物が俺ともう1人、そして最後の1人は堂々と豪華な装いの説明役を睨みつけている。
因みにステータスを除いている3人の内男は1人で女が2人だ。更に言えば周りを観察しているのが男、豪華な装いの2人を睨みつけているのが女だ。
勇者は男女ともに3人という事になる。
6人全員が余り騒いでいない事を不思議に思っているのか、首を傾げていた説明役だろう男女の内女性の方は思考が行きつく所まで行ったのか、一歩前で出た。
「この度は誠に勝手な召喚を行った事。第一王女アルネス=メラトニアの名において謝罪いたします」
王女と名乗ったその女は謝罪と共に、綺麗なお辞儀をして見せた。
俺はそれを意識半分で聞きながら観察を続ける。王女と名乗った瞬間、驚くような表情を見せたのは先ほどステータスを確認していた3人のみ。
残りの2人は唯事実を自覚するように顎に手を置いた。
「皆さま疑問は尽きぬほどおありになると思います。ですので皆さまには一度別室にて心を落ち着かせていただき、後にこの世界についての事情を説明したいと思っております」
よくよく勇者を観察してみると召喚に一貫性が無い事が浮き彫りになって来る。
俺と同い年ぐらいの高校生が3人。軍人のような隆起した筋肉の男が1人。20代前半のキリッとした目の女がいる。
俺を含めて学生が4人というのは不思議な話ではあるが、仲介役の爺さんは無作為に選んでいる訳でも無いと言っていた。
なら赤子が来るような事は無いのだろう。そう言う意味では10代後半の身体能力を持つ者を呼ぶ方が合理的だろう。
「別室には使用人に案内させますので」
そう言うと横の扉が開き、執事とメイドのような恰好の人物が2名出て来た。
「それでは勇者様方、こちらへ」
執事の男が声を掛ける。どうやら勇者の中にこの流れが不服な者は居ないようだ。全員が執事の方に集まっていく。
俺も文句は特にない。
一室に6人全員が通され、飲み物をだされた。
席は6席あり、好きに座れと言う事だろう。俺達6人は何も無いか確認し、それぞれ慎重に席に座る。学生の男と筋肉の男は堂々と席に着いたが。
俺はここでステータスを確認する事にした。
★
黒峰痲霧 LV1
種族 人間
職業 勇者 道化師
スキル
鑑定
物理外ダメージ無効
道化師
進化
身体強化
魔力操作
気配察知
治癒魔法
認識阻害
暗視
固有スキル
言語理解
勇者の加護
潜在能力強化
アイテムボックス
カリスマ
無機物再生
強制転移夜獄
レベルストップ
永続行動
オリジナルスキル
幻想召喚
時空神の加護
時の加速
時の減速
時の消失
空の移動
空の守護
空の視界
時空創造
★
最後の基本スキルは暗視を取った。夜に地獄に落とされるのが確定してる身分としてはこれ位は必要だと思う。
ステータスの確認は虚空を見つめる事になるのでステータスを確認している事は目を凝らして観察すると解る。
だが今は勇者と使用人しかいないし、召喚されたばかりで周りが見えなくなってる奴……は、いない気がするが俺に意識を向けている人間もそういないだろう。
すると話は自己紹介という方向になった。
「それじゃあ僕から自己紹介します。
僕は真田昴。18歳です。ちょっと今回の事はまだよく解ってない事が多いですが、同郷の皆さんと仲良くして行けたらと思っています」
真田昴と名乗った少年は金髪の髪に少し中世的な顔立ちの男で、どうやら俺と同い年なようだ。
髪や顔から察するにどこかのハーフと言ったところか。
「それじゃあ次は私ですね。私の名前は坂嶺美沙音です。こっちの昴君と同じ学校で同じクラスです。よろしくお願いします」
坂嶺美沙音。特徴のない女だ。ありきたりな日本人の顔で特に目立つ箇所は無い。
暗い訳でも明るい訳でも無い目立たなそうな印象を受ける。
前の奴と知り合い、どんな確率なのだろうか。
「では私も。高校二年で名前は篠目麻耶です。そうですね、特技は武術一般です。仲良くして頂ければ幸いです」
今度は黒髪の長い女だ。髪は7分目ぐらいの場所で結んでいて神社の巫女みたいな印象を受ける。武術が特技か、この世界においてどれだけ通用するのか見ものと言えば見ものだ。
「それじゃあ次は俺か? 俺は相良豹痲、今年30になった。あっちの世界では自衛隊に所属していた。よろしく頼む」
軍人か。さっきの女と同じようにこの世界においてどのくらいの戦力になるのかだな。
スキンヘッドが目立つ男だ。
「次は私か。 四ノ宮宮根。あっちでは大学で研究員をしていた。協力も大事だと思うが私は私の命が一番大事だと考えている。よろしく」
キツイ性格をしてそうだと思っていたが、どうやら正解のようだ。
まあ誰しも思っている事だろうし変に隠されるよりは口に出してくれる性格の方がありがたい。
どうやら俺以外の全員の自己紹介が終わったようだ。全員の視線が俺に移る。
自己紹介ね、スキルの確認も兼ねてやってみようか。
「どうも! 俺、黒峰痲霧って言います! 気軽に名前で呼んで下さい、えっと日本では学生でした。18歳です。固有スキルは転移でした! よろしくお願いします!!」
スキル道化師。まあ蓋を開ければこんなスキルだった。
要するに馬鹿を演じる事の出来るスキルだ。俺の言いたい事が馬鹿っぽく言える。
どうやらスキルは美味く発動しているようで、全員がぽかんと口を開けてこっちを見ている。何人か失笑している奴も居るが、俺の言った事に対する反応としては適切だろう。
「あはは。宜しくね痲霧君」
最初に自己紹介した真田昴という男が苦笑いで話しかけて来る。
俺も自分の事がこの上無く馬鹿だと思うが、重い雰囲気をどうにかしてやったのだから感謝して欲しい位だ。それとナチュラルに名前呼びはコミュ力高そう。
「宜しくっす!」
一応挨拶は返しておこう。
「あ、じゃあ一個聞きたい事が有るんだけどいいかな?」
「何ですか!?」
我ながらウザいテンションだ。
「痲霧もここに来る前に変な空間で誰かにあった?」
「はい! 白い髭のお爺さんにあったっす!」
「そっか。僕も会った。他の皆はどうですか?」
真田昴は視線を動かし、他の奴にも目を向ける。すると全員爺さんと会ったと言う事が解った。
「それにしても皆さん凄いですね。軍人さんだったり武術が出来たり、研究員だったり。普通じゃない人ばっかりです。皆さんは流石勇者って感じで、私すごく場違い感あるんですけど」
喋ったのは坂嶺美沙音。確かにここに居る人物は皆何か普通じゃない箇所があるような気がする。勿論彼女も含めて。
「僕も美沙音と同じだよ。勇者なんて柄じゃ無いし」
「全国模試1位でスポーツ万能が何言ってるんですか」
「それを言ったら美沙音だって剣道の国体選手だろ」
やっぱり、ここに居るのは何か特殊な技能を持つ奴らって事か。
「じゃあそこのテンションが無駄に高い奴も何かあるのか?」
そこなんだよ。俺になんかあったっけ?軍人の男相良豹痲に尋ねられてしまった。
「いやー身に覚えがないっすねー。人に自慢できるような事ですよね? えっと料理が得意……とかですかね」
まじでそれ位しか思いつかない。
「まあ、話したくないならいいさ」
どうやら何かあると勘ぐっているようだ。俺自身特別何もない人生だったと記憶しているが。
話は進み、軽くお互いの事を話し、交流を図った俺達は、説明の為に部屋を移動する事となった。
部屋の中には幾人かの人間がいる。
それを分類分けするとすれば日本人と見受けられる服装の人間が6人。それを取り囲むように配置されている鎧を着込んだ兵士が十数名。
そして一際目立つ場所にいる豪華な装いの人物が2人。この2人が説明役なのだろう。
ならば今、俺に出来る事はステータスの確認。
ではなく、恐らくは俺と同じ様に勇者として呼び出された人物と説明役2人の観察。
勇者6名の内、嘘空を見つめている者、恐らくはステータスを見ているであろう人物が3人。
聖堂を見渡し、観察するような視線であたりを見回している人物が俺ともう1人、そして最後の1人は堂々と豪華な装いの説明役を睨みつけている。
因みにステータスを除いている3人の内男は1人で女が2人だ。更に言えば周りを観察しているのが男、豪華な装いの2人を睨みつけているのが女だ。
勇者は男女ともに3人という事になる。
6人全員が余り騒いでいない事を不思議に思っているのか、首を傾げていた説明役だろう男女の内女性の方は思考が行きつく所まで行ったのか、一歩前で出た。
「この度は誠に勝手な召喚を行った事。第一王女アルネス=メラトニアの名において謝罪いたします」
王女と名乗ったその女は謝罪と共に、綺麗なお辞儀をして見せた。
俺はそれを意識半分で聞きながら観察を続ける。王女と名乗った瞬間、驚くような表情を見せたのは先ほどステータスを確認していた3人のみ。
残りの2人は唯事実を自覚するように顎に手を置いた。
「皆さま疑問は尽きぬほどおありになると思います。ですので皆さまには一度別室にて心を落ち着かせていただき、後にこの世界についての事情を説明したいと思っております」
よくよく勇者を観察してみると召喚に一貫性が無い事が浮き彫りになって来る。
俺と同い年ぐらいの高校生が3人。軍人のような隆起した筋肉の男が1人。20代前半のキリッとした目の女がいる。
俺を含めて学生が4人というのは不思議な話ではあるが、仲介役の爺さんは無作為に選んでいる訳でも無いと言っていた。
なら赤子が来るような事は無いのだろう。そう言う意味では10代後半の身体能力を持つ者を呼ぶ方が合理的だろう。
「別室には使用人に案内させますので」
そう言うと横の扉が開き、執事とメイドのような恰好の人物が2名出て来た。
「それでは勇者様方、こちらへ」
執事の男が声を掛ける。どうやら勇者の中にこの流れが不服な者は居ないようだ。全員が執事の方に集まっていく。
俺も文句は特にない。
一室に6人全員が通され、飲み物をだされた。
席は6席あり、好きに座れと言う事だろう。俺達6人は何も無いか確認し、それぞれ慎重に席に座る。学生の男と筋肉の男は堂々と席に着いたが。
俺はここでステータスを確認する事にした。
★
黒峰痲霧 LV1
種族 人間
職業 勇者 道化師
スキル
鑑定
物理外ダメージ無効
道化師
進化
身体強化
魔力操作
気配察知
治癒魔法
認識阻害
暗視
固有スキル
言語理解
勇者の加護
潜在能力強化
アイテムボックス
カリスマ
無機物再生
強制転移夜獄
レベルストップ
永続行動
オリジナルスキル
幻想召喚
時空神の加護
時の加速
時の減速
時の消失
空の移動
空の守護
空の視界
時空創造
★
最後の基本スキルは暗視を取った。夜に地獄に落とされるのが確定してる身分としてはこれ位は必要だと思う。
ステータスの確認は虚空を見つめる事になるのでステータスを確認している事は目を凝らして観察すると解る。
だが今は勇者と使用人しかいないし、召喚されたばかりで周りが見えなくなってる奴……は、いない気がするが俺に意識を向けている人間もそういないだろう。
すると話は自己紹介という方向になった。
「それじゃあ僕から自己紹介します。
僕は真田昴。18歳です。ちょっと今回の事はまだよく解ってない事が多いですが、同郷の皆さんと仲良くして行けたらと思っています」
真田昴と名乗った少年は金髪の髪に少し中世的な顔立ちの男で、どうやら俺と同い年なようだ。
髪や顔から察するにどこかのハーフと言ったところか。
「それじゃあ次は私ですね。私の名前は坂嶺美沙音です。こっちの昴君と同じ学校で同じクラスです。よろしくお願いします」
坂嶺美沙音。特徴のない女だ。ありきたりな日本人の顔で特に目立つ箇所は無い。
暗い訳でも明るい訳でも無い目立たなそうな印象を受ける。
前の奴と知り合い、どんな確率なのだろうか。
「では私も。高校二年で名前は篠目麻耶です。そうですね、特技は武術一般です。仲良くして頂ければ幸いです」
今度は黒髪の長い女だ。髪は7分目ぐらいの場所で結んでいて神社の巫女みたいな印象を受ける。武術が特技か、この世界においてどれだけ通用するのか見ものと言えば見ものだ。
「それじゃあ次は俺か? 俺は相良豹痲、今年30になった。あっちの世界では自衛隊に所属していた。よろしく頼む」
軍人か。さっきの女と同じようにこの世界においてどのくらいの戦力になるのかだな。
スキンヘッドが目立つ男だ。
「次は私か。 四ノ宮宮根。あっちでは大学で研究員をしていた。協力も大事だと思うが私は私の命が一番大事だと考えている。よろしく」
キツイ性格をしてそうだと思っていたが、どうやら正解のようだ。
まあ誰しも思っている事だろうし変に隠されるよりは口に出してくれる性格の方がありがたい。
どうやら俺以外の全員の自己紹介が終わったようだ。全員の視線が俺に移る。
自己紹介ね、スキルの確認も兼ねてやってみようか。
「どうも! 俺、黒峰痲霧って言います! 気軽に名前で呼んで下さい、えっと日本では学生でした。18歳です。固有スキルは転移でした! よろしくお願いします!!」
スキル道化師。まあ蓋を開ければこんなスキルだった。
要するに馬鹿を演じる事の出来るスキルだ。俺の言いたい事が馬鹿っぽく言える。
どうやらスキルは美味く発動しているようで、全員がぽかんと口を開けてこっちを見ている。何人か失笑している奴も居るが、俺の言った事に対する反応としては適切だろう。
「あはは。宜しくね痲霧君」
最初に自己紹介した真田昴という男が苦笑いで話しかけて来る。
俺も自分の事がこの上無く馬鹿だと思うが、重い雰囲気をどうにかしてやったのだから感謝して欲しい位だ。それとナチュラルに名前呼びはコミュ力高そう。
「宜しくっす!」
一応挨拶は返しておこう。
「あ、じゃあ一個聞きたい事が有るんだけどいいかな?」
「何ですか!?」
我ながらウザいテンションだ。
「痲霧もここに来る前に変な空間で誰かにあった?」
「はい! 白い髭のお爺さんにあったっす!」
「そっか。僕も会った。他の皆はどうですか?」
真田昴は視線を動かし、他の奴にも目を向ける。すると全員爺さんと会ったと言う事が解った。
「それにしても皆さん凄いですね。軍人さんだったり武術が出来たり、研究員だったり。普通じゃない人ばっかりです。皆さんは流石勇者って感じで、私すごく場違い感あるんですけど」
喋ったのは坂嶺美沙音。確かにここに居る人物は皆何か普通じゃない箇所があるような気がする。勿論彼女も含めて。
「僕も美沙音と同じだよ。勇者なんて柄じゃ無いし」
「全国模試1位でスポーツ万能が何言ってるんですか」
「それを言ったら美沙音だって剣道の国体選手だろ」
やっぱり、ここに居るのは何か特殊な技能を持つ奴らって事か。
「じゃあそこのテンションが無駄に高い奴も何かあるのか?」
そこなんだよ。俺になんかあったっけ?軍人の男相良豹痲に尋ねられてしまった。
「いやー身に覚えがないっすねー。人に自慢できるような事ですよね? えっと料理が得意……とかですかね」
まじでそれ位しか思いつかない。
「まあ、話したくないならいいさ」
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