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蕾
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どうやら、彼と私は嘘の概念が違うようだ。
私が怒ってるから謝ってくる感じ……
だから、私の怒りも治まることはなく、お互い別の方向を向いたまま膠着状態。
もう部活行かないといけないのに、これでは終われない。
「……そんなに怒るほど、オレに気持ちないのかと思ってた」
「怒ってなんか…」
否定しようとしたけど、イライラするし、彩夏先輩にも複雑な思いを抱いてるし、明らか怒ってる笑
私まで嘘つくのもなぁ…と、思い直した。
「……ごめん。妬いてるかも……」
妬いてるって言うのは、好きって言うよりも恥ずかしかった。
予想通り、コウキはすごく嬉しそう。
憎らしい笑顔で、隣にぴったり座って、肩を抱きしめてきた。
「なに……」
「キスしてから塾行く。こっち向いて」
強引に唇が当たって、こんなところで本気のキス。部室から見えるかもしれないのに。
舌まで入ってきて、ちょっとエロい。
彩夏先輩とも、こんなキスしたのかなって思うと、悲しくなるけど……ときどき「なお」って呼ばれて、嫉妬も薄まる。
「もう、すっげー好き。こんなにキスしたのも、はじめて。こんなに好きなのはじめて」
「ん……」
「なお…大好き」
「うん…うん…」
たしかにキスしながら喋りすぎると、笑っちゃうかもしれない。
でもなんだろう。カラダがアツい。
特に耳の近くで大好きなんて言われたら、力が抜ける。こんな状態で、部活行けるかな。
過去に彩夏先輩と何かあったとしても、関係ない……って、本気で思えるには、まだまだかかりそうだけど……
「部活行かなきゃ…」
「まだいいだろ」
「もーっ、言うこと聞いて!聞かなきゃ土曜日家行かない」
すると、抱きしめてた腕を離してくれた。脅さないと言うこと聞かないのは昔と変わらない。
「エッチする?」
「しない」
「無理だって!二人きりで我慢なんて」
「ふーん……。今までもそうだったんだ」
「違っ……わ、ねぇな。……そうだよ。今までも」
ちくん。
今まで、彩夏先輩や女の子とふたりきりだと、エッチしてたんだ。
素直に認めたのは、この前私に指摘されたから、嘘をつかないようにしてるんだよね。
コウキなりの誠意なんだよね。
「今までもそうだったんだ」なんて、……変なこと聞くんじゃなかった。
「ま、いいや。私部活行ってくる。コウキは明日は朝練来るの?」
「明日は朝練ない日だろ」
「あ、そうだったっけ……」
やばい、動揺してる。
妬きたくないのに、彩夏先輩の美乳が頭に浮かんで……
「……なお。彩夏のことは遊びみたいなもんだから」
「……サイテー」
「えっ?」
「つきあうなら、真剣につきあいなさいよ!!彩夏先輩がかわいそうでしょ、クズ!!!」
部活のバッグを思いっきり振り上げて、コウキを吹っ飛ばした。
「いってー!!!てめー、なお……」
更衣室目指して走る。もうコウキは追ってこない。
はあ、めちゃくちゃだ。
私、彩夏先輩かわいそうなんて思ってないのに。
行き場のない怒りを、あんな風にぶつけちゃうなんて……。
誰もいない女子更衣室に入って、制服を脱いでため息をつく。自分がこんなに嫉妬深いなんて、知らないままでいたかった。
プールサイドに上がると、前田先輩が泳いでる姿が見えた。
あの人が彩夏先輩の元セフレ…?
コウキも彩夏先輩と遊び…ってセフレ?
乱れすぎじゃないの?
そして、当の彩夏先輩は休みのようでほっとした。
いつものメニューをこなした後は、近隣高校との対抗記録会の選抜メンバーの発表があった。
1、2年生がメインで出場するものだ。
「1年、……波多野、八木、…2年、前田……」
どんどん読み上げられるが、彩夏先輩の名前はない……
藍瑠、来てたらよかったのにな。一緒に喜べたのに。
顧問から簡単な説明を受けて部活が終わった。
コウキ、今頃勉強してるかな。日の暮れた空、夜のプールは冷える。
更衣室を出たら、廊下にいた前田先輩が話しかけてきた。
「波多野サン、ちょっと一緒に帰らない?」
今まで接触なかったのに、前から知ってるみたいな口ぶりで……
他の先輩が微妙な顔をしながら、あいさつして通り過ぎる。
「……藍瑠のコトですか?」
「あ、聞いてるんだね…話」
短い髪の前田先輩。
バスケでもやってそうな長身スイマーだが、セフレ発言を聞いて性格は一癖ありそうと予想。コウキも同類だけど。
「うん、ちょっと、聞きたいことがね。着替え終わったら、下駄箱のところで待ってていいかな?」
「多分お役に立てないと思いますけど……。それに、藍瑠も別れないって言ってましたし、私が絡んだらややこしくないでしょうか…」
「それホント?!別れないって?」
「はい、ホントです」
「よかった~。じゃあいいや。ありがとね!波多野サン!」
え、いいんだ……。軽いなぁ。
コウキも同類だけど。
前田先輩と話してみて。
藍瑠、大丈夫……?って、むしろ心配になった。
野原君のほうが誠実そうなのは断言できる…。
これも、コウキにも言える。
言動が軽くて、嘘つきで、テキトーで、すぐ怒るし、ふざけてるし……。
私、なんでつきあったんだろ?
でも、人の目をまっすぐに見るところはいいなあって思うんだ。いいやつな時もあるんだ。
私に合わせようとしてるところも、端々で感じられる。
その優しさが全部、ただエッチしたいだけのものとは思えない。
コウキのことは昔から知っている。
お母さんの言う通りに従わないと、よく殴られていた。
コウキもよく反論していたけど、……意思を尊重してもらったことはあるのかな。
一匹狼だったコウキのお母さん。誰に対してもずっと怒っていて、どこか不器用そうだった人。
ある日のクラブの帰り、お母さんにタイムを聞かれていたコウキは、顔色を変えずにさらりと嘘の記録を言っていた。
「すごいじゃないか!」
コウキのお母さんは、つり上がった眉を下げて、それは嬉しそうにコウキの頭を撫でていた。
嬉しそうに笑っているコウキ。
そんな二人の姿が記憶に残っている。
常に周りに勝っていないと気が済まない、コウキのお母さん。
そこで育ったコウキ。
……今、塾かな。
駅に着いて携帯を見ても、何も入ってない。
「…………」
ちょっと待ってみようかな。
ケンカしたままで、一日終わりたくないもんね……。
ガラス張りの待合室のなか。クリーム色の椅子に座って、少しの間電車を見送る。
コウキにメールしたら飛んで来そうだから、しないで待つ。
持ってたカロリーメイトを食べ終わり、もう一本電車を待つ。
コウキも変だけど、私も変だよね。
でもほっとけないの。
コウキが彩夏先輩と別れた理由は何なんだろ。なんてふと考えてみる。
もしかして、コウキのお母さん……?
「……はくしょっ」
待っているうちに半乾きの髪は冷たくなっていた。
「うーん…」
伸びをして、次の電車で帰ろうかと立ち上がったら、コウキからメールが来た。携帯に飛びついて確かめる。
【塾終わったー。肉まん食いてー】
肉まんか……いいな。
【私、駅にいるよ。】
【まじかっ早くゆえよ!】
ケンカしてたのに
ヤキモチやいてたのに
ニヤニヤしながらメールしてる。
【すぐ行くから、待ってろよ】
つきあって間もないのに、もう大好きなんだけど。
私が、こんなに恋愛にのめり込むタイプだったとは……。
私が怒ってるから謝ってくる感じ……
だから、私の怒りも治まることはなく、お互い別の方向を向いたまま膠着状態。
もう部活行かないといけないのに、これでは終われない。
「……そんなに怒るほど、オレに気持ちないのかと思ってた」
「怒ってなんか…」
否定しようとしたけど、イライラするし、彩夏先輩にも複雑な思いを抱いてるし、明らか怒ってる笑
私まで嘘つくのもなぁ…と、思い直した。
「……ごめん。妬いてるかも……」
妬いてるって言うのは、好きって言うよりも恥ずかしかった。
予想通り、コウキはすごく嬉しそう。
憎らしい笑顔で、隣にぴったり座って、肩を抱きしめてきた。
「なに……」
「キスしてから塾行く。こっち向いて」
強引に唇が当たって、こんなところで本気のキス。部室から見えるかもしれないのに。
舌まで入ってきて、ちょっとエロい。
彩夏先輩とも、こんなキスしたのかなって思うと、悲しくなるけど……ときどき「なお」って呼ばれて、嫉妬も薄まる。
「もう、すっげー好き。こんなにキスしたのも、はじめて。こんなに好きなのはじめて」
「ん……」
「なお…大好き」
「うん…うん…」
たしかにキスしながら喋りすぎると、笑っちゃうかもしれない。
でもなんだろう。カラダがアツい。
特に耳の近くで大好きなんて言われたら、力が抜ける。こんな状態で、部活行けるかな。
過去に彩夏先輩と何かあったとしても、関係ない……って、本気で思えるには、まだまだかかりそうだけど……
「部活行かなきゃ…」
「まだいいだろ」
「もーっ、言うこと聞いて!聞かなきゃ土曜日家行かない」
すると、抱きしめてた腕を離してくれた。脅さないと言うこと聞かないのは昔と変わらない。
「エッチする?」
「しない」
「無理だって!二人きりで我慢なんて」
「ふーん……。今までもそうだったんだ」
「違っ……わ、ねぇな。……そうだよ。今までも」
ちくん。
今まで、彩夏先輩や女の子とふたりきりだと、エッチしてたんだ。
素直に認めたのは、この前私に指摘されたから、嘘をつかないようにしてるんだよね。
コウキなりの誠意なんだよね。
「今までもそうだったんだ」なんて、……変なこと聞くんじゃなかった。
「ま、いいや。私部活行ってくる。コウキは明日は朝練来るの?」
「明日は朝練ない日だろ」
「あ、そうだったっけ……」
やばい、動揺してる。
妬きたくないのに、彩夏先輩の美乳が頭に浮かんで……
「……なお。彩夏のことは遊びみたいなもんだから」
「……サイテー」
「えっ?」
「つきあうなら、真剣につきあいなさいよ!!彩夏先輩がかわいそうでしょ、クズ!!!」
部活のバッグを思いっきり振り上げて、コウキを吹っ飛ばした。
「いってー!!!てめー、なお……」
更衣室目指して走る。もうコウキは追ってこない。
はあ、めちゃくちゃだ。
私、彩夏先輩かわいそうなんて思ってないのに。
行き場のない怒りを、あんな風にぶつけちゃうなんて……。
誰もいない女子更衣室に入って、制服を脱いでため息をつく。自分がこんなに嫉妬深いなんて、知らないままでいたかった。
プールサイドに上がると、前田先輩が泳いでる姿が見えた。
あの人が彩夏先輩の元セフレ…?
コウキも彩夏先輩と遊び…ってセフレ?
乱れすぎじゃないの?
そして、当の彩夏先輩は休みのようでほっとした。
いつものメニューをこなした後は、近隣高校との対抗記録会の選抜メンバーの発表があった。
1、2年生がメインで出場するものだ。
「1年、……波多野、八木、…2年、前田……」
どんどん読み上げられるが、彩夏先輩の名前はない……
藍瑠、来てたらよかったのにな。一緒に喜べたのに。
顧問から簡単な説明を受けて部活が終わった。
コウキ、今頃勉強してるかな。日の暮れた空、夜のプールは冷える。
更衣室を出たら、廊下にいた前田先輩が話しかけてきた。
「波多野サン、ちょっと一緒に帰らない?」
今まで接触なかったのに、前から知ってるみたいな口ぶりで……
他の先輩が微妙な顔をしながら、あいさつして通り過ぎる。
「……藍瑠のコトですか?」
「あ、聞いてるんだね…話」
短い髪の前田先輩。
バスケでもやってそうな長身スイマーだが、セフレ発言を聞いて性格は一癖ありそうと予想。コウキも同類だけど。
「うん、ちょっと、聞きたいことがね。着替え終わったら、下駄箱のところで待ってていいかな?」
「多分お役に立てないと思いますけど……。それに、藍瑠も別れないって言ってましたし、私が絡んだらややこしくないでしょうか…」
「それホント?!別れないって?」
「はい、ホントです」
「よかった~。じゃあいいや。ありがとね!波多野サン!」
え、いいんだ……。軽いなぁ。
コウキも同類だけど。
前田先輩と話してみて。
藍瑠、大丈夫……?って、むしろ心配になった。
野原君のほうが誠実そうなのは断言できる…。
これも、コウキにも言える。
言動が軽くて、嘘つきで、テキトーで、すぐ怒るし、ふざけてるし……。
私、なんでつきあったんだろ?
でも、人の目をまっすぐに見るところはいいなあって思うんだ。いいやつな時もあるんだ。
私に合わせようとしてるところも、端々で感じられる。
その優しさが全部、ただエッチしたいだけのものとは思えない。
コウキのことは昔から知っている。
お母さんの言う通りに従わないと、よく殴られていた。
コウキもよく反論していたけど、……意思を尊重してもらったことはあるのかな。
一匹狼だったコウキのお母さん。誰に対してもずっと怒っていて、どこか不器用そうだった人。
ある日のクラブの帰り、お母さんにタイムを聞かれていたコウキは、顔色を変えずにさらりと嘘の記録を言っていた。
「すごいじゃないか!」
コウキのお母さんは、つり上がった眉を下げて、それは嬉しそうにコウキの頭を撫でていた。
嬉しそうに笑っているコウキ。
そんな二人の姿が記憶に残っている。
常に周りに勝っていないと気が済まない、コウキのお母さん。
そこで育ったコウキ。
……今、塾かな。
駅に着いて携帯を見ても、何も入ってない。
「…………」
ちょっと待ってみようかな。
ケンカしたままで、一日終わりたくないもんね……。
ガラス張りの待合室のなか。クリーム色の椅子に座って、少しの間電車を見送る。
コウキにメールしたら飛んで来そうだから、しないで待つ。
持ってたカロリーメイトを食べ終わり、もう一本電車を待つ。
コウキも変だけど、私も変だよね。
でもほっとけないの。
コウキが彩夏先輩と別れた理由は何なんだろ。なんてふと考えてみる。
もしかして、コウキのお母さん……?
「……はくしょっ」
待っているうちに半乾きの髪は冷たくなっていた。
「うーん…」
伸びをして、次の電車で帰ろうかと立ち上がったら、コウキからメールが来た。携帯に飛びついて確かめる。
【塾終わったー。肉まん食いてー】
肉まんか……いいな。
【私、駅にいるよ。】
【まじかっ早くゆえよ!】
ケンカしてたのに
ヤキモチやいてたのに
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