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柳梨奈 16歳 女子高生 ※BL要素あり
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さぁて、今度はどんな雌にしようかなっと。
……お、あいつ雄同士の恋愛もんが好きなのか。なーんかこの国に多いよな、雄同士の恋愛と致してるシーンが好きって雌はよぉ。
雄同士、雌同士だと子供作れねえってのは分かってる癖になんで同性同士の恋愛が好きなのかねぇ。……まあいい、お前の精魂味見してやる!
◇◇◇
その少女--柳梨奈--はとある女子校の学生だ。
中学受験をして、今は中高一貫校の高校2年生として毎日を過ごしている。今年で5年目なので、残り2年の学校生活を楽しもうと誓っていた。
また、成績や授業態度なども良いので、教員や先輩後輩にも模範的な生徒として名を挙げられることが多い。学校説明用のパンフレットで制服姿の写真を掲載されるほどだ。
高校2年生となった今、来年に控えている大学入試にもそろそろ本腰を入れていこうと考えていて、都内にある国立の女子大を目指して勉学に励んでいる。
そんなどこにでもいる女子高生だが、実は男性同士の恋愛を描いている漫画やアニメなどにハマっていた。
「梨奈ってアニメ見るよね?」
「まあ人並みくらいには?」
「じゃあさ、少年週刊誌のテニス漫画面白いから読んでみて!」
「……必殺技とか使うテニスだっけ?」
「そうそう!」
面白いなら読んでみよっかな。テニスはしたこと無いけど。
そんな風に考えながら、中学校1年生の時に親友の岡山美優にとあるテニス漫画を薦められて彼女はのめり込む。
自室の姿見の前で好きなキャラの台詞を叫びながらラケット代わりの丸めた新聞紙を振ったり、ノートにキャラクターのイラストを描いて「ここポイント! 覚えるべし!」と書いたりしていた。
何事にも真面目に取り組んで、順調にヲタクへの道を進んでいる彼女はアニメの二次創作に出会う。
アニメや漫画の前日譚や後日譚を創ったり、好きなキャラクターと自分が付き合ったりする夢小説、コスプレや自作のグッズの作成……、自分の”好き”を表現する文化が有ることに彼女は驚嘆した。そして彼女は完全にヲタクへと覚醒する。
なけなしのお小遣いで漫画やグッズなどを買うようになり、専用のノートを作ってイラストを描いたり、好きなキャラクターの男性声優のファンとなって出演作品を追いかけたり……成績が落ちて両親に叱られる位までのめり込んだ時期もあった。
そして、書店でそんな彼女は【男性キャラ×男性キャラ】という不思議な書き方をした漫画を手に取った。中をちらっと確認すると、彼女の世界が変わる。
「(えっえっえっ!? おおおおお男の子同士で~~っ!?)」
自分の知らない世界を垣間見た彼女はショックで目的を達成せずに書店を出たものの、自宅に帰っても男性同士でまぐわっているシーンが能に焼き付いていて離れない。
後日、そのことを岡山美優に相談すると、不敵な笑みをする親友の岡山美優は両手を広げて彼女を歓迎する。
「ぐっ腐っ腐っ、ようこそボーイズラブの世界へ。
……私はね、いつ梨奈が目覚めるかって楽しんでたんだ。梨奈ならその素質があるってね。私の見込んだとおりだったよ」
「じゃ、じゃあ!」
「梨奈の世界はこれからもっと広がるよー? 楽しみだね。
……あ、もちろんだけどBLを苦手とする男子の方が多いからおおっぴらにしないでね。やっぱり男女同士の恋愛の方がメジャーだから」
「う、うん」
「梨奈も『あいつ頼めばヤラせてくれるんだってー』とか『○○女子の柳梨奈はレズで先輩後輩限らずセックスしたんだってー』みたいな変な噂がたつの嫌でしょ?」
「うん」
「私達の学校って女子しかいないからBL趣味持ってる子もあけすけに出来るけど、やっぱり共学だと敬遠されちゃうんだってさ。だからTPOを弁えるように!」
「ん、分かった!」
彼女自身が調べてみても、BL趣味は敬遠されたり、カップルの破局の原因にも繋がるらしいと言うことだけは分かったため、口外せずに腐女子の友人しかいない場でのみ口に出すように心がける。
例え知られても、女子校の中で女の子同士で付き合っているカップルも少数ながらいるために大事にはならなかった。
そして、定期テストが終わったその夜、封印していた本棚から漫画を手に取ってため込んでいたリピドーを解放する。ベッドに仰向けになってページを進めていた。
漫画は逃げたユウキをアキヤスが追いついたシーンだ。校庭で葉桜となった木の下で2人は話し始める。
『なんでボクのこと無視するんだよ!』
『……無視なんかしてねぇ』
『してるだろ! こっちみろよ!』
アキヤスがそっぽ向いてるユウキの左頬を右手で掴んで自分の方を向かせる。
すると、そこには顔を赤らめたユウキが恥ずかしそうに目線をチラチラさせていた。どこか嬉しそうな焦っている雰囲気だ。
顔を真っ赤にしているユウキを見てアキヤスはぽかんとする。
『……顔真っ赤じゃん』
『うるせえ! 見んな!』
『やだね。……ボクはユウキの事が好きなんだ。こういうのが嫌ならはっきり言って欲しい』
『い……ゃねえ』
『なに?』
ユウキの言葉を聞き取れなかったアキヤスが眉を顰める。
それをみたユウキは何度か深呼吸して自身を落ち着かせる。けれど、ユウキの様子はあまり変わらない。
それでも尚、ユウキはアキヤスの目を見て口を開く。
『嫌じゃねえ!』
『っ! それって!』
『オレもお前が好きだ。ユウキに告られてはっきり分かった! だから……んむっ!』
何かを言おうとするユウキの口をアキヤスは自身の唇で塞ぐ。そのまま2人は目を閉じてお互いと舌を絡ませる。
しかし、そんな時にユウキがビクッとした。よく見ると、アキヤスがユウキの股間を右手で摩っている。ユウキの股間はもっこりと膨れ上がっていた。
息継ぎのタイミングでアキヤスはユウキの目を見て口を開く。
『……目茶苦茶勃起してるんだけど?』
『うるさい……』
『今図工室誰もいなかったよね』
『お、まえ……!』
抵抗するユウキをアキヤスが引っ張りながら校庭を歩いていく。彼らの目的地は図工室だ。
そこで2巻が終わる。そして3巻の冒頭から2人は肌を重ねるのだった。
「ふぁぁぁぁ! やっぱりアキヤスもユウキきゅんも可愛いー!!」
うへへ! うへへ!
とても優等生とは思えない顔をして奇声を発しながら、彼女は足をバタバタさせる。
「ワイルド系のユウキがボクっこのアキヤスの言うとおりにするんだよねー! はぁー、尊い……。あ、もうこんな時間だ。寝なきゃ」
彼女がふと時計を見たら22時半だった。そろそろ彼女の就寝の目安の時間である。
ベッドの横のテーブルに漫画を置いて、再び彼女は仰向けになって目を瞑る。
何度も読み返したことで完全に覚えている内容が彼女の頭の中で浮かんできた。
嫌がるものの拒まないユウキの中にアキヤスは自身の男の象徴を挿入してユウキを鳴かせる。その描写に彼女はムラッとしてしまうのだった。
「(私に彼氏が出来たら優しいけど強引にしてくれる人なら嬉しいなぁ……)」
いずれ訪れるであろう自分の初体験に思いをはせる。
BL趣味があるとは言え、やはり彼女も1人の女性で男性と付き合ってみたいと考えている。女子校故になかなか機会が有るわけでは無いが……。
「(お前の夢、叶えてやるよ! この俺様がな!)」
アニメかどこかで聞いたことがあるような声が聞えてきて、彼女は探そうと思ったけれど、そのまま意識が無くなっていく。
◇◇◇
……んんっ?
目を覚ますと、どこか見覚えがするような気がするけど、やっぱり知らない部屋のクッションに座ってた。前にはテーブルがある。
お父さんの部屋に似てるけど、お父さんはバスケットボールのシューズなんて飾らない。そもそも経験者って聞いたこともないし。
勉強机にバスケットボールのシューズとかボール、雑誌類、ベッド、テレビ、本棚……んーと、誰かの部屋、多分私と同じくらいの歳の男の子の部屋かな?
でも私の男の子の友達でバスケットボールをするような人はいなかったはずだ。……そもそも小学校以来男の子の友達なんて出来てないし、こうして遊びに行くなんてことは絶対に無い。悲しいけど。
……ここはどこ?
キョロキョロと部屋の中を見渡していると、扉の外から誰かの気配が近付いてくる。足音もだ。
「(あ、隠れなきゃ!)」
そう思って腰を持ち上げるけどもう遅かった。
ガチャって扉が開いて。…………えっ!?
「ジョーきゅん!?」
「へっ? どうしたの梨奈?」
「……へ?」
ジョー・ホワイトフェザーきゅん!
最近私が押してる漫画のキャラクターだ。……そっか、そういえば!
改めてこの部屋を見渡してみると、見覚えがある原因が分かった。この部屋、ジョー君の部屋だったからだ。……なんで気が付かなかったんだろう。
……うへへ、でもやっぱりジョーきゅん格好いいなぁ。
190cm代の身長に、日本ではまだ珍しい外国人の顔立ち、しっかり整えられている眉毛と短い髪、鼻もすっと伸びていていつ見てもイケメンだ。しかも頭も良い。
「(ふゎゎゎゎ! 格好いいよぉ!)」
彼氏にしたい男性キャラクターでNo.1を取ってて、こうして目の前にいるとやっぱりオーラが違う。
いやいやいや、待って。
……目の前にいる? どういうこと? ジョーきゅんは漫画のキャラクターでしょ?
「梨奈大丈夫?」
「はわわわわ!?」
ジョーきゅんが! ジョーきゅんが! 近いよぉ!! ジョーきゅんの匂いがぁ! 顔がぁ!
ジョーきゅんの青い瞳の中にあたふたしてる私の姿が見えるくらい近付かれて思考が停止しかける。お父さんとか学校の先生以外にこんな風に近付かれたことがないからどうして良いか分かんない。
「……やっぱり緊張してる?」
「へっ!? 全然だよ!」
「やっぱりまだ早かったかな……?」
どういう事? この反応、ジョーきゅんは私との関係に何も違和感を感じてないの?
私達初対面って言うか、ジョーきゅんは漫画のキャラクターだし。……あれ?
「ごめん、私達ってどういう関係?」
「えっ…………」
私の質問を聞いたジョーきゅんはすっごくショックを受けた顔をする。漫画でスタメンから外されちゃったときとおんなじ顔だ。
ううっ……、心苦しいけど。
「本当に覚えてない? 俺達付き合ってるんだけど」
「…………?」
必死な顔で訴えてくるジョーきゅんの顔は私達が恋人だってことを切実に伝えてる。
……思い出せ、私。うーん、うーん……………………。
目を瞑って必死に記憶をたぐり寄せる。
…………そうだ、そうだっだよ。
VR技術を使った恋愛シミュレーションゲームでアニメとか漫画のキャラと実際に恋人関係になれるっていうゲームが出て、美優と咲良と紗綾とでお金を出し合ってVRゴーグルとそのゲームを買ったんだ。
「梨奈、思い出した?」
「うん、思い出したよ。忘れててごめんね」
「っ!! 思い出したんだね!」
「ひゃぁ!?」
ジョーきゅんが私を抱きしめてきて、匂いを直に嗅いじゃう。
やややややや!? これはなんて夢!? ジョーきゅんに抱きしめられちゃってるよぉ!?
私とかクラスの子のじゃない男の子の匂いで、しかもすっごい良い匂いで……! きゅんってきちゃったぁ!
ジョーきゅん身長が高いから全身守られてるみたいでぇ!?
「梨奈好きだ!」
「ひょえぇ! んむっ」
あああああ!? ジョーきゅんにキスされちゃってるぅ! あっあっあっ!
……初めてのキスはペパーミントの味でした。なんちゃって。
そうだった! 付き合って半年経ってジョーきゅんのお家に誘われたって設定だった!
今日明日親いないんだ、家来ない? って誘われたんだぁ!
今回で私は大人の階段に上ります! ……ただし2次元で。でも自分の推しとごにょごにょ出来るならしたいよねぇ! うへへっ!
「梨奈可愛いよ」
「っ」
夢小説ならぬ夢ゲームできゅんきゅうさせられちゃう。
私を好きって言ってくれてるジョーきゅんは子犬みたいで可愛い。ジョーきゅんの瞳の中にいる私はいやらしい女の顔をしているわけで。
その筋肉質な身体で50kg前半の私を軽々持ち上げてベッドまで連れて行かれちゃうのでした。
「降ろすよ?」
「う、うん」
はぁーーーー!! 格好いい、可愛い、尊い、きゅんきゅんしちゃうのぉ~~~~!!
ジョーきゅんのベッドに降ろされて仰向けにされる。ベッドからジョーきゅんの匂いがぁ!?
「梨奈、俺初めてだからちゃんと出来るか分かんないけど」
「わ、わわわわ私もだから! で、電気もう少し暗くして貰っても良い?」
「ああ、そうだったね」
ジョーきゅんはテーブルの上にあったリモコンを操作して最大まで灯いていた電灯が常夜灯くらいになった。でも私に覆い被さろうとするジョーきゅんははっきり見える。ハァハァしてる。
「梨奈りなリナ! 好きだすきだスキダ!」
狼さんになったジョーきゅんとさっきみたいにキスをする。……最初のキスは勢い余ってお互いの歯にぶつかっちゃったんだっけ。
優しくも強引に舌で口をこじ開けてきて、私の舌と絡み合う。あー、推しとキスなんて幸せ。
……あっ、ジョーきゅんと密着したから、アレがぶつかってる! おっきい!
ネットで調べながら書いて知識だけはある。でもお父さんのアレしか見たこと無いし、それも15年くらい前の話だ。全然覚えてない、
……あれ、そういえばこのゲームって18歳以上のだっけ? 本番ってあったっけ?
「サワルヨ」
「へっ? んんっ」
ジョーきゅんの右手が服の上から私の左のおっぱいに乗せられて、優しく揉まれる。服の上からだからなんとも言えない。女子校でおっぱいの揉み合いって無いわけじゃ無いし。
……まあいっか、ゲームなんだし、今は楽しんじゃおーっと。
だってー、2次元の理想のキャラクターとエッチなことなんて出来ないしー。
皆から美乳って言われる私のcカップのおっぱいがジョーきゅんの右手でもにゅもにゅされる。
バスケットボールを片手で持てるくらい手が大きいから私のおっぱいなんて簡単に掴めちゃうっぽい。そのうち両手で私の左右のおっぱいを揉み出した。
徹夜明けか! って言いたくなるくらい目をギンギンにして私を見てきて、本能のまま私を目茶苦茶にしてやりたいって気持ちと彼女である私を大切にしたいって気持ちが鬩ぎ合ってるみたいだ。
「チョクセツサワリタイ」
「ヨレヨレになるのは嫌だから服脱がせて?」
「ヌガセテイイカ?」
「どうぞー」
七分丈の水色のブラウスの両手を引っ込めて、後はジョーきゅんが首から脱がせてくれれば大丈夫なようにする。私の意図を完璧に把握したジョーきゅんは優しくブラウスを脱がす。
上半身が下着姿になった私を見てジョーきゅんは喉を鳴らした。
「……綺麗だよ、梨奈」
「んっ、恥ずかしい……」
「ブラってどうやって脱がせば良いんだ?」
「えーっと……」
上半身を起こして、両手でジョーきゅんのそれぞれの手を取って私の背中に回す。後は実践あるのみ。
「ホック状になってるからそれぞれを真ん中にグイッとやって前後にずらす感じかな」
「……こうか?」
ブラが外れておっぱいの拘束が緩まったあの感じがする。……ふへへっ、私はこれから頂かれちゃうのです。
そのまま後ろに倒れると、ブラジャーはジョーきゅんの手に残ったままとなった。
「Gagagagagagagaga!?」
「ちょちょちょっと! ジョーきゅん!?」
小っちゃい時にお父さん位にしか男の人の中では見せてないおっぱいを見せたら、突然ジョーきゅんがバグった。……初めてって言うのは本当らしい。いやー、こんなイケメンとエッチ出来るなんて他の女に見せつけてやりたいよー。じゃなくって!
勇気出して裸になったのに、結果がコレ!? ええー!?
「ジョーきゅん? ジョーきゅん! ジョーきゅん!! ……ジョーきゅんがその気なら」
またまた身体を起こして、両手をジョーきゅんのズボンに伸ばしてもっこりしてる部分を撫でる。ジョーきゅんはビクッとして意識を戻した。
「A、a、a、a、a!? 何してるの!?」
「裸見られても返事がないからー? なんかショックーって感じ!」
「……試合開始!」
「へ? きゃん!?」
狼さんになったジョーきゅんは私を押し倒す。そして顔を右のおっぱいに近付けて匂いを嗅いでは鼻でおっぱいの蕾をぐりぐりしてくる。なんというか、何というか……やっぱり恥ずかしい。
でもそのはずかしさも快感に繋がっててもうしっちゃかめっちゃかだ。
「梨奈の乳首硬くなってる」
「ゃぁん……」
右のおっぱいはジョーきゅんの顔で、左のおっぱいはジョーきゅんの右手で弄られてされるがままになってる。
エッチの時にどうすれば良いのか分かんないもん! 初めてだから!
エッチな声が出ないように口を塞ぐだけで精一杯。……あれ? 私シャワー浴びたっけ? ……………………浴びてない!!
「ジョーきゅん! 私シャワー浴びたい!」
「…………?」
「お願い! シャワー浴びさせてぇ!!」
「梨奈の匂い好きだから駄目」
「ひゃぁん!?」
舐められた! 今私の蕾が舐められたぁ!
暖かくてぬるってしたジョーきゅんの舌がいっぱい舐めてくる。初めての感覚にどうすれば良いか分からない。ただ気持いい、自分でするのとは全然違う。
ってそうじゃなくて!
「シャワー浴びさせてぇ!!」
「梨奈の汗美味しいから駄目」
「ジョーきゅんの馬鹿ぁ!」
匂い嗅がないでぇ! ペロペロしないでぇ!
気持いい……、ううん、感じてない!
でも…………私の匂い好きなんだぁ、うへへっ。じゃあもういいや。エッチしちゃおう。
「ごめん梨奈、俺のちんこ触ってくれない?」
「ひゃい!!」
もっとおっぱい虐められるのかと思ってたけど、ジョーきゅんの方が限界だったみたいだ。
1回ベッドから降りてベルトを外したと思ったらすぐにすっぽんぽんになってた。早い。
ごくっ、それよりも…………。
ネットとか漫画で位しか見たことのない男の子のアレだ。ジョーきゅんのは完全にむき出しで血管も浮き出てる。しかも自分のおへそにつくかつかないくらいそそり立っててドラゴンがぎゃおー!! って咆哮してるみたいだ。匂いは……プールみたい?
「梨奈、見過ぎ」
「はぅ!!」
うううっ、だってぇ。これで私はイラストレーターとしてももっと成長出来るしぃ、女としてもだしぃ。
なーんて言い訳してるけど、やっぱり私も女なので興味があるんですよねぇ。私には無い部位だし。
「梨奈、触って」
「う、うん。痛かったら言って?」
「分かった」
恐る恐るジョーきゅんのドラゴンに右手を伸ばして掴む。でっか!
親指と中指をくっつけられないくらい太いし手の幅の以上の長さがある。流石に両手並べた以上は……あるかも。
こんな大きいのが中に入ってくるの? こんなのただの凶器じゃん!
「梨奈?」
「あ、ううん、ごめんね。大っきいなって思って」
あ、ピクッてした。まあいいや。
いーち、にーい、さーんって数えながら、ジョーきゅんのドラゴンの胴体を右手で扱いていく。
……気持ちよさそうだ。どんどん続けちゃおう。
赤黒い先端とすえた匂いの液体を見ながらジョーきゅんのウイークポイントを探していく。……どちらかというと、裏側の方が気持ちよさそうだ。
うへへっ、ここがいいんじゃろ?
そんな風に心の中で唱えながらジョーきゅんは益々ハァハァしだした。目を瞑って必死に耐えてる。
はぁ、可愛い!! 二次創作で見たエッチな顔を私がしてるんだよ! うへへっ!
でもそんな至高の時間はすぐに終わってしまった。
「I'm home. Where are you,Joe ?」
「え?」、「……やべ、母さんだ……」
ジョーきゅんのお母様!?
アニメにも出てきたとても美しいお母様で、パリのコンテストにもでるモデルさんなんだとか!
ってそうじゃなくて! ひょっとしなくても今大ピンチ!?
「梨奈、悪い! 早く服着て!」
「う、うん!」
名残惜しいとも言ってられずに、私達は徐々に近付いてくるジョーきゅんのお母様の足音にびびりつつ急いで服を着るのだった。
正直シャワーを浴びられてなかったから安心する。でも複雑な気分だ。モヤモヤとした気分とほっとしたような気分が入り交じっている。
◇◇◇
彼女は今彼女の母親に起こされていた。
時刻は7時30分、そろそろ準備しなければ学校の朝のホームルームに間に合わなくなる。
「梨奈、起きなさい。学校遅れるわよ」
「あと5分……」
「は・や・く、起きなさーい!!」
「わぁぁぁぁ!?」
彼女の母親は掛け布団を引っぺがす。その衝撃で今度こそ彼女は起きた。
寝ぼける間もなく覚醒し、時計を見る。……学校に遅刻しそうなことにやっと気が付いた。
「嘘、もうこんな時間!? お母さんもっと早く起こしてよ!」
「7時から起こしてたわよー? でも梨奈が『あと5分』って言い続けてたんじゃ無い。
もしまた成績が落ちるようだったら漫画とか捨てちゃうってお父さんが言ってたわよ。パソコンも液タブも買わないって」
「や~だ~!!」
「なら早く準備なさい」
尻に火が付いた彼女はなんか幸せな夢を見ていたようなことさえも忘れて急いで準備する。
彼女の頭の中にはどんな最短ルートで行けば学校に間に合うのかしか考えられていなかった。
◇◇◇
っち、もう少し時間が有ったらもっと精魂を頂けたのによ。
まあ? 案外美味かったから寺子屋とやらには遅れないように調整してやる。
ふははっ、次はもっと過激なものにしてやるぜ! 楽しみにしてろよ!
……お、あいつ雄同士の恋愛もんが好きなのか。なーんかこの国に多いよな、雄同士の恋愛と致してるシーンが好きって雌はよぉ。
雄同士、雌同士だと子供作れねえってのは分かってる癖になんで同性同士の恋愛が好きなのかねぇ。……まあいい、お前の精魂味見してやる!
◇◇◇
その少女--柳梨奈--はとある女子校の学生だ。
中学受験をして、今は中高一貫校の高校2年生として毎日を過ごしている。今年で5年目なので、残り2年の学校生活を楽しもうと誓っていた。
また、成績や授業態度なども良いので、教員や先輩後輩にも模範的な生徒として名を挙げられることが多い。学校説明用のパンフレットで制服姿の写真を掲載されるほどだ。
高校2年生となった今、来年に控えている大学入試にもそろそろ本腰を入れていこうと考えていて、都内にある国立の女子大を目指して勉学に励んでいる。
そんなどこにでもいる女子高生だが、実は男性同士の恋愛を描いている漫画やアニメなどにハマっていた。
「梨奈ってアニメ見るよね?」
「まあ人並みくらいには?」
「じゃあさ、少年週刊誌のテニス漫画面白いから読んでみて!」
「……必殺技とか使うテニスだっけ?」
「そうそう!」
面白いなら読んでみよっかな。テニスはしたこと無いけど。
そんな風に考えながら、中学校1年生の時に親友の岡山美優にとあるテニス漫画を薦められて彼女はのめり込む。
自室の姿見の前で好きなキャラの台詞を叫びながらラケット代わりの丸めた新聞紙を振ったり、ノートにキャラクターのイラストを描いて「ここポイント! 覚えるべし!」と書いたりしていた。
何事にも真面目に取り組んで、順調にヲタクへの道を進んでいる彼女はアニメの二次創作に出会う。
アニメや漫画の前日譚や後日譚を創ったり、好きなキャラクターと自分が付き合ったりする夢小説、コスプレや自作のグッズの作成……、自分の”好き”を表現する文化が有ることに彼女は驚嘆した。そして彼女は完全にヲタクへと覚醒する。
なけなしのお小遣いで漫画やグッズなどを買うようになり、専用のノートを作ってイラストを描いたり、好きなキャラクターの男性声優のファンとなって出演作品を追いかけたり……成績が落ちて両親に叱られる位までのめり込んだ時期もあった。
そして、書店でそんな彼女は【男性キャラ×男性キャラ】という不思議な書き方をした漫画を手に取った。中をちらっと確認すると、彼女の世界が変わる。
「(えっえっえっ!? おおおおお男の子同士で~~っ!?)」
自分の知らない世界を垣間見た彼女はショックで目的を達成せずに書店を出たものの、自宅に帰っても男性同士でまぐわっているシーンが能に焼き付いていて離れない。
後日、そのことを岡山美優に相談すると、不敵な笑みをする親友の岡山美優は両手を広げて彼女を歓迎する。
「ぐっ腐っ腐っ、ようこそボーイズラブの世界へ。
……私はね、いつ梨奈が目覚めるかって楽しんでたんだ。梨奈ならその素質があるってね。私の見込んだとおりだったよ」
「じゃ、じゃあ!」
「梨奈の世界はこれからもっと広がるよー? 楽しみだね。
……あ、もちろんだけどBLを苦手とする男子の方が多いからおおっぴらにしないでね。やっぱり男女同士の恋愛の方がメジャーだから」
「う、うん」
「梨奈も『あいつ頼めばヤラせてくれるんだってー』とか『○○女子の柳梨奈はレズで先輩後輩限らずセックスしたんだってー』みたいな変な噂がたつの嫌でしょ?」
「うん」
「私達の学校って女子しかいないからBL趣味持ってる子もあけすけに出来るけど、やっぱり共学だと敬遠されちゃうんだってさ。だからTPOを弁えるように!」
「ん、分かった!」
彼女自身が調べてみても、BL趣味は敬遠されたり、カップルの破局の原因にも繋がるらしいと言うことだけは分かったため、口外せずに腐女子の友人しかいない場でのみ口に出すように心がける。
例え知られても、女子校の中で女の子同士で付き合っているカップルも少数ながらいるために大事にはならなかった。
そして、定期テストが終わったその夜、封印していた本棚から漫画を手に取ってため込んでいたリピドーを解放する。ベッドに仰向けになってページを進めていた。
漫画は逃げたユウキをアキヤスが追いついたシーンだ。校庭で葉桜となった木の下で2人は話し始める。
『なんでボクのこと無視するんだよ!』
『……無視なんかしてねぇ』
『してるだろ! こっちみろよ!』
アキヤスがそっぽ向いてるユウキの左頬を右手で掴んで自分の方を向かせる。
すると、そこには顔を赤らめたユウキが恥ずかしそうに目線をチラチラさせていた。どこか嬉しそうな焦っている雰囲気だ。
顔を真っ赤にしているユウキを見てアキヤスはぽかんとする。
『……顔真っ赤じゃん』
『うるせえ! 見んな!』
『やだね。……ボクはユウキの事が好きなんだ。こういうのが嫌ならはっきり言って欲しい』
『い……ゃねえ』
『なに?』
ユウキの言葉を聞き取れなかったアキヤスが眉を顰める。
それをみたユウキは何度か深呼吸して自身を落ち着かせる。けれど、ユウキの様子はあまり変わらない。
それでも尚、ユウキはアキヤスの目を見て口を開く。
『嫌じゃねえ!』
『っ! それって!』
『オレもお前が好きだ。ユウキに告られてはっきり分かった! だから……んむっ!』
何かを言おうとするユウキの口をアキヤスは自身の唇で塞ぐ。そのまま2人は目を閉じてお互いと舌を絡ませる。
しかし、そんな時にユウキがビクッとした。よく見ると、アキヤスがユウキの股間を右手で摩っている。ユウキの股間はもっこりと膨れ上がっていた。
息継ぎのタイミングでアキヤスはユウキの目を見て口を開く。
『……目茶苦茶勃起してるんだけど?』
『うるさい……』
『今図工室誰もいなかったよね』
『お、まえ……!』
抵抗するユウキをアキヤスが引っ張りながら校庭を歩いていく。彼らの目的地は図工室だ。
そこで2巻が終わる。そして3巻の冒頭から2人は肌を重ねるのだった。
「ふぁぁぁぁ! やっぱりアキヤスもユウキきゅんも可愛いー!!」
うへへ! うへへ!
とても優等生とは思えない顔をして奇声を発しながら、彼女は足をバタバタさせる。
「ワイルド系のユウキがボクっこのアキヤスの言うとおりにするんだよねー! はぁー、尊い……。あ、もうこんな時間だ。寝なきゃ」
彼女がふと時計を見たら22時半だった。そろそろ彼女の就寝の目安の時間である。
ベッドの横のテーブルに漫画を置いて、再び彼女は仰向けになって目を瞑る。
何度も読み返したことで完全に覚えている内容が彼女の頭の中で浮かんできた。
嫌がるものの拒まないユウキの中にアキヤスは自身の男の象徴を挿入してユウキを鳴かせる。その描写に彼女はムラッとしてしまうのだった。
「(私に彼氏が出来たら優しいけど強引にしてくれる人なら嬉しいなぁ……)」
いずれ訪れるであろう自分の初体験に思いをはせる。
BL趣味があるとは言え、やはり彼女も1人の女性で男性と付き合ってみたいと考えている。女子校故になかなか機会が有るわけでは無いが……。
「(お前の夢、叶えてやるよ! この俺様がな!)」
アニメかどこかで聞いたことがあるような声が聞えてきて、彼女は探そうと思ったけれど、そのまま意識が無くなっていく。
◇◇◇
……んんっ?
目を覚ますと、どこか見覚えがするような気がするけど、やっぱり知らない部屋のクッションに座ってた。前にはテーブルがある。
お父さんの部屋に似てるけど、お父さんはバスケットボールのシューズなんて飾らない。そもそも経験者って聞いたこともないし。
勉強机にバスケットボールのシューズとかボール、雑誌類、ベッド、テレビ、本棚……んーと、誰かの部屋、多分私と同じくらいの歳の男の子の部屋かな?
でも私の男の子の友達でバスケットボールをするような人はいなかったはずだ。……そもそも小学校以来男の子の友達なんて出来てないし、こうして遊びに行くなんてことは絶対に無い。悲しいけど。
……ここはどこ?
キョロキョロと部屋の中を見渡していると、扉の外から誰かの気配が近付いてくる。足音もだ。
「(あ、隠れなきゃ!)」
そう思って腰を持ち上げるけどもう遅かった。
ガチャって扉が開いて。…………えっ!?
「ジョーきゅん!?」
「へっ? どうしたの梨奈?」
「……へ?」
ジョー・ホワイトフェザーきゅん!
最近私が押してる漫画のキャラクターだ。……そっか、そういえば!
改めてこの部屋を見渡してみると、見覚えがある原因が分かった。この部屋、ジョー君の部屋だったからだ。……なんで気が付かなかったんだろう。
……うへへ、でもやっぱりジョーきゅん格好いいなぁ。
190cm代の身長に、日本ではまだ珍しい外国人の顔立ち、しっかり整えられている眉毛と短い髪、鼻もすっと伸びていていつ見てもイケメンだ。しかも頭も良い。
「(ふゎゎゎゎ! 格好いいよぉ!)」
彼氏にしたい男性キャラクターでNo.1を取ってて、こうして目の前にいるとやっぱりオーラが違う。
いやいやいや、待って。
……目の前にいる? どういうこと? ジョーきゅんは漫画のキャラクターでしょ?
「梨奈大丈夫?」
「はわわわわ!?」
ジョーきゅんが! ジョーきゅんが! 近いよぉ!! ジョーきゅんの匂いがぁ! 顔がぁ!
ジョーきゅんの青い瞳の中にあたふたしてる私の姿が見えるくらい近付かれて思考が停止しかける。お父さんとか学校の先生以外にこんな風に近付かれたことがないからどうして良いか分かんない。
「……やっぱり緊張してる?」
「へっ!? 全然だよ!」
「やっぱりまだ早かったかな……?」
どういう事? この反応、ジョーきゅんは私との関係に何も違和感を感じてないの?
私達初対面って言うか、ジョーきゅんは漫画のキャラクターだし。……あれ?
「ごめん、私達ってどういう関係?」
「えっ…………」
私の質問を聞いたジョーきゅんはすっごくショックを受けた顔をする。漫画でスタメンから外されちゃったときとおんなじ顔だ。
ううっ……、心苦しいけど。
「本当に覚えてない? 俺達付き合ってるんだけど」
「…………?」
必死な顔で訴えてくるジョーきゅんの顔は私達が恋人だってことを切実に伝えてる。
……思い出せ、私。うーん、うーん……………………。
目を瞑って必死に記憶をたぐり寄せる。
…………そうだ、そうだっだよ。
VR技術を使った恋愛シミュレーションゲームでアニメとか漫画のキャラと実際に恋人関係になれるっていうゲームが出て、美優と咲良と紗綾とでお金を出し合ってVRゴーグルとそのゲームを買ったんだ。
「梨奈、思い出した?」
「うん、思い出したよ。忘れててごめんね」
「っ!! 思い出したんだね!」
「ひゃぁ!?」
ジョーきゅんが私を抱きしめてきて、匂いを直に嗅いじゃう。
やややややや!? これはなんて夢!? ジョーきゅんに抱きしめられちゃってるよぉ!?
私とかクラスの子のじゃない男の子の匂いで、しかもすっごい良い匂いで……! きゅんってきちゃったぁ!
ジョーきゅん身長が高いから全身守られてるみたいでぇ!?
「梨奈好きだ!」
「ひょえぇ! んむっ」
あああああ!? ジョーきゅんにキスされちゃってるぅ! あっあっあっ!
……初めてのキスはペパーミントの味でした。なんちゃって。
そうだった! 付き合って半年経ってジョーきゅんのお家に誘われたって設定だった!
今日明日親いないんだ、家来ない? って誘われたんだぁ!
今回で私は大人の階段に上ります! ……ただし2次元で。でも自分の推しとごにょごにょ出来るならしたいよねぇ! うへへっ!
「梨奈可愛いよ」
「っ」
夢小説ならぬ夢ゲームできゅんきゅうさせられちゃう。
私を好きって言ってくれてるジョーきゅんは子犬みたいで可愛い。ジョーきゅんの瞳の中にいる私はいやらしい女の顔をしているわけで。
その筋肉質な身体で50kg前半の私を軽々持ち上げてベッドまで連れて行かれちゃうのでした。
「降ろすよ?」
「う、うん」
はぁーーーー!! 格好いい、可愛い、尊い、きゅんきゅんしちゃうのぉ~~~~!!
ジョーきゅんのベッドに降ろされて仰向けにされる。ベッドからジョーきゅんの匂いがぁ!?
「梨奈、俺初めてだからちゃんと出来るか分かんないけど」
「わ、わわわわ私もだから! で、電気もう少し暗くして貰っても良い?」
「ああ、そうだったね」
ジョーきゅんはテーブルの上にあったリモコンを操作して最大まで灯いていた電灯が常夜灯くらいになった。でも私に覆い被さろうとするジョーきゅんははっきり見える。ハァハァしてる。
「梨奈りなリナ! 好きだすきだスキダ!」
狼さんになったジョーきゅんとさっきみたいにキスをする。……最初のキスは勢い余ってお互いの歯にぶつかっちゃったんだっけ。
優しくも強引に舌で口をこじ開けてきて、私の舌と絡み合う。あー、推しとキスなんて幸せ。
……あっ、ジョーきゅんと密着したから、アレがぶつかってる! おっきい!
ネットで調べながら書いて知識だけはある。でもお父さんのアレしか見たこと無いし、それも15年くらい前の話だ。全然覚えてない、
……あれ、そういえばこのゲームって18歳以上のだっけ? 本番ってあったっけ?
「サワルヨ」
「へっ? んんっ」
ジョーきゅんの右手が服の上から私の左のおっぱいに乗せられて、優しく揉まれる。服の上からだからなんとも言えない。女子校でおっぱいの揉み合いって無いわけじゃ無いし。
……まあいっか、ゲームなんだし、今は楽しんじゃおーっと。
だってー、2次元の理想のキャラクターとエッチなことなんて出来ないしー。
皆から美乳って言われる私のcカップのおっぱいがジョーきゅんの右手でもにゅもにゅされる。
バスケットボールを片手で持てるくらい手が大きいから私のおっぱいなんて簡単に掴めちゃうっぽい。そのうち両手で私の左右のおっぱいを揉み出した。
徹夜明けか! って言いたくなるくらい目をギンギンにして私を見てきて、本能のまま私を目茶苦茶にしてやりたいって気持ちと彼女である私を大切にしたいって気持ちが鬩ぎ合ってるみたいだ。
「チョクセツサワリタイ」
「ヨレヨレになるのは嫌だから服脱がせて?」
「ヌガセテイイカ?」
「どうぞー」
七分丈の水色のブラウスの両手を引っ込めて、後はジョーきゅんが首から脱がせてくれれば大丈夫なようにする。私の意図を完璧に把握したジョーきゅんは優しくブラウスを脱がす。
上半身が下着姿になった私を見てジョーきゅんは喉を鳴らした。
「……綺麗だよ、梨奈」
「んっ、恥ずかしい……」
「ブラってどうやって脱がせば良いんだ?」
「えーっと……」
上半身を起こして、両手でジョーきゅんのそれぞれの手を取って私の背中に回す。後は実践あるのみ。
「ホック状になってるからそれぞれを真ん中にグイッとやって前後にずらす感じかな」
「……こうか?」
ブラが外れておっぱいの拘束が緩まったあの感じがする。……ふへへっ、私はこれから頂かれちゃうのです。
そのまま後ろに倒れると、ブラジャーはジョーきゅんの手に残ったままとなった。
「Gagagagagagagaga!?」
「ちょちょちょっと! ジョーきゅん!?」
小っちゃい時にお父さん位にしか男の人の中では見せてないおっぱいを見せたら、突然ジョーきゅんがバグった。……初めてって言うのは本当らしい。いやー、こんなイケメンとエッチ出来るなんて他の女に見せつけてやりたいよー。じゃなくって!
勇気出して裸になったのに、結果がコレ!? ええー!?
「ジョーきゅん? ジョーきゅん! ジョーきゅん!! ……ジョーきゅんがその気なら」
またまた身体を起こして、両手をジョーきゅんのズボンに伸ばしてもっこりしてる部分を撫でる。ジョーきゅんはビクッとして意識を戻した。
「A、a、a、a、a!? 何してるの!?」
「裸見られても返事がないからー? なんかショックーって感じ!」
「……試合開始!」
「へ? きゃん!?」
狼さんになったジョーきゅんは私を押し倒す。そして顔を右のおっぱいに近付けて匂いを嗅いでは鼻でおっぱいの蕾をぐりぐりしてくる。なんというか、何というか……やっぱり恥ずかしい。
でもそのはずかしさも快感に繋がっててもうしっちゃかめっちゃかだ。
「梨奈の乳首硬くなってる」
「ゃぁん……」
右のおっぱいはジョーきゅんの顔で、左のおっぱいはジョーきゅんの右手で弄られてされるがままになってる。
エッチの時にどうすれば良いのか分かんないもん! 初めてだから!
エッチな声が出ないように口を塞ぐだけで精一杯。……あれ? 私シャワー浴びたっけ? ……………………浴びてない!!
「ジョーきゅん! 私シャワー浴びたい!」
「…………?」
「お願い! シャワー浴びさせてぇ!!」
「梨奈の匂い好きだから駄目」
「ひゃぁん!?」
舐められた! 今私の蕾が舐められたぁ!
暖かくてぬるってしたジョーきゅんの舌がいっぱい舐めてくる。初めての感覚にどうすれば良いか分からない。ただ気持いい、自分でするのとは全然違う。
ってそうじゃなくて!
「シャワー浴びさせてぇ!!」
「梨奈の汗美味しいから駄目」
「ジョーきゅんの馬鹿ぁ!」
匂い嗅がないでぇ! ペロペロしないでぇ!
気持いい……、ううん、感じてない!
でも…………私の匂い好きなんだぁ、うへへっ。じゃあもういいや。エッチしちゃおう。
「ごめん梨奈、俺のちんこ触ってくれない?」
「ひゃい!!」
もっとおっぱい虐められるのかと思ってたけど、ジョーきゅんの方が限界だったみたいだ。
1回ベッドから降りてベルトを外したと思ったらすぐにすっぽんぽんになってた。早い。
ごくっ、それよりも…………。
ネットとか漫画で位しか見たことのない男の子のアレだ。ジョーきゅんのは完全にむき出しで血管も浮き出てる。しかも自分のおへそにつくかつかないくらいそそり立っててドラゴンがぎゃおー!! って咆哮してるみたいだ。匂いは……プールみたい?
「梨奈、見過ぎ」
「はぅ!!」
うううっ、だってぇ。これで私はイラストレーターとしてももっと成長出来るしぃ、女としてもだしぃ。
なーんて言い訳してるけど、やっぱり私も女なので興味があるんですよねぇ。私には無い部位だし。
「梨奈、触って」
「う、うん。痛かったら言って?」
「分かった」
恐る恐るジョーきゅんのドラゴンに右手を伸ばして掴む。でっか!
親指と中指をくっつけられないくらい太いし手の幅の以上の長さがある。流石に両手並べた以上は……あるかも。
こんな大きいのが中に入ってくるの? こんなのただの凶器じゃん!
「梨奈?」
「あ、ううん、ごめんね。大っきいなって思って」
あ、ピクッてした。まあいいや。
いーち、にーい、さーんって数えながら、ジョーきゅんのドラゴンの胴体を右手で扱いていく。
……気持ちよさそうだ。どんどん続けちゃおう。
赤黒い先端とすえた匂いの液体を見ながらジョーきゅんのウイークポイントを探していく。……どちらかというと、裏側の方が気持ちよさそうだ。
うへへっ、ここがいいんじゃろ?
そんな風に心の中で唱えながらジョーきゅんは益々ハァハァしだした。目を瞑って必死に耐えてる。
はぁ、可愛い!! 二次創作で見たエッチな顔を私がしてるんだよ! うへへっ!
でもそんな至高の時間はすぐに終わってしまった。
「I'm home. Where are you,Joe ?」
「え?」、「……やべ、母さんだ……」
ジョーきゅんのお母様!?
アニメにも出てきたとても美しいお母様で、パリのコンテストにもでるモデルさんなんだとか!
ってそうじゃなくて! ひょっとしなくても今大ピンチ!?
「梨奈、悪い! 早く服着て!」
「う、うん!」
名残惜しいとも言ってられずに、私達は徐々に近付いてくるジョーきゅんのお母様の足音にびびりつつ急いで服を着るのだった。
正直シャワーを浴びられてなかったから安心する。でも複雑な気分だ。モヤモヤとした気分とほっとしたような気分が入り交じっている。
◇◇◇
彼女は今彼女の母親に起こされていた。
時刻は7時30分、そろそろ準備しなければ学校の朝のホームルームに間に合わなくなる。
「梨奈、起きなさい。学校遅れるわよ」
「あと5分……」
「は・や・く、起きなさーい!!」
「わぁぁぁぁ!?」
彼女の母親は掛け布団を引っぺがす。その衝撃で今度こそ彼女は起きた。
寝ぼける間もなく覚醒し、時計を見る。……学校に遅刻しそうなことにやっと気が付いた。
「嘘、もうこんな時間!? お母さんもっと早く起こしてよ!」
「7時から起こしてたわよー? でも梨奈が『あと5分』って言い続けてたんじゃ無い。
もしまた成績が落ちるようだったら漫画とか捨てちゃうってお父さんが言ってたわよ。パソコンも液タブも買わないって」
「や~だ~!!」
「なら早く準備なさい」
尻に火が付いた彼女はなんか幸せな夢を見ていたようなことさえも忘れて急いで準備する。
彼女の頭の中にはどんな最短ルートで行けば学校に間に合うのかしか考えられていなかった。
◇◇◇
っち、もう少し時間が有ったらもっと精魂を頂けたのによ。
まあ? 案外美味かったから寺子屋とやらには遅れないように調整してやる。
ふははっ、次はもっと過激なものにしてやるぜ! 楽しみにしてろよ!
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