氷使いの青年と宝石の王国

なこ

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第一章 幸せは己が手で

片道切符.04

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 学園を覆う魔法結界は破壊され、割れたガラスのような状態を目視できるようになり、すでに効力を失っている。流石にロサ全土を覆う魔法結界が破壊されたわけではないので、外から魔物が入ってくることはない。中で暴れまわっている魔物はすべて2位の所有物であろう。校庭にいるだけでもかなりの数召喚しているのが見て取れる。アリスと追い付いてきたルナが顔を歪めた。


「うわ……さっきよりも増えてる」
「まぁ、まぁ、まぁ……穢いものは嫌いだわ」


 しかしたくさんの魔物がいるということはつまり、それほど多くの――ローゼリッテの場合は貴族の死体である――を使っているということでもある。その触媒が尽きてしまえば当然魔物も召喚できなくなるので、魔法を使えない2位はただの無能な女になってしまう。そうなってしまえば流石の騎士団であれども彼女を捕らえることができるかもしれない。
 だからこそ彼女も学園の生徒を執拗に追い回してとしているのだろうが。この後のことを考えて、とりあえず上空から見える魔物だけでも先に始末しておくべきかもしれない。
 魔力を練り、大きな氷の弓矢を出現させる。その透明感と美しい装飾に、背後のアリスが感嘆のため息を漏らした。優秀な魔法士であるほど、魔法のにも気を使うものなのである。……それはさておき。


「穿て」


 魔力を込めた氷の矢をつがえ――天へと放つ。一本の矢は精霊の意思をもって数えきれないほどの本数の巨大な矢へと変化し、次々と弧を描いて下を蠢く魔物に突き刺さっていく。

――ギャアァァ ア” ア” ア”!!!!!
――グオオオオオ”オ オ” オ” オ” オ”

 魔物の悲鳴が轟く。突き刺さった氷の矢は見る見るうちに魔を内部から凍らせてその身体を破壊していく。さらにその大きく開けた口から白い冷気が吐かれ、次いで巨大な棘のような氷が身体中を貫いて飛び出した。そしてあちらこちらで魔物が大量の血しぶきを上げて倒れていく。
 十傑2位といえど、ここまで召喚して制御もしていない魔物程度、俺の敵ではない。見たところ強力な聖獣は出し惜しんでいるのか校庭にはいないようだし。ざまぁみろ大量に殺してやったぞ馬鹿め。今頃怒り狂っているのだろうな。

 ブレインの巨体から身を乗り出して地上を覗き込むと、今にも魔物に喰われそうになっていた生徒たちが呆然と座り込んでいる。完全に戦意喪失して腰を抜かして立てない生徒を、何人かの騎士が背負いよろめきながら避難させようとしている。
 俺もさっさとX組の生徒の無事の確認だけして、3位をどうにかしに行かなくては。地上に近づいてくれたブレインからひらりと飛び降り、地面に立つ。次いで飛び降りたアリスを支え、ブレインの鼻面をこすってやる。聖獣であるブレインは魔物の蠢く大地に触れたくないようで、低空飛行を続けている。聖獣の中でも特に高位種である飛獣に位置する彼は魔物ごときの穢れなどものともしないのだが、高位であればあるほど存在なので穢れを嫌う傾向が強い。つまりブレインも「滅多なこと」がない限り王城以外の地面に降り立つことはしない。


「ありがとね、ブレイン。また何かあったらお願いするかも」
「何でも言え。無理だけはするなよ」
「……あぁ、ありがとう。大好き」


 心から心配している、というように鼻をこすりつけてくれるブレインが愛しくて、笑みが零れ落ちる。それが少しでも伝わるように、俺の何十倍もあるその頭を両手で抱きしめてキスを送る。照れ臭そうに鼻を鳴らしたブレインは、俺の背後でギリギリ歯を鳴らしているルナを呆れたように一瞥だけして再び空へと舞い上がった。アリスが両手で手を振っているのが微笑ましく感じて少し気分が上がる。

 ズキズキと痛む背中を摩る。先程の魔法攻撃の際に傷口が開いてしまったらしく、じんわりと血が滲みだしている。ピキ、ピキ、と軽く凍らせて止血しておく。ちなみにこれ、自分の魔力だからできることであって、他人の止血に使おうものなら低温やけど――最悪体細胞が壊死するのでお勧めしない。
 ニコニコとその様子を眺めるアリスを睨みつけ、同じように天馬を見送っていた(去り際に背中を蹴飛ばされていたが)ルナを見据えた。


「ルナはABYSSの捕獲にまわっていいよ」
「ええー、せっかく兄さんと一緒に戦える機会なのに……」
「仮にも騎士団の役持ちなんだから我欲より任務を優先しろ馬鹿」
「……」
 

 つまらなさそうに唇を尖らせるルナ。騎士団の重役がこれでは部下に示しがつかないだろうに。俺の後任を務めるんだから真面目に仕事くらいやって欲しい。ただでさえ俺や彼のように幼い年での役持ちは周囲の反感や侮蔑を買いやすいのだ。徹底的に己の地位の確立に努めなければならない。
 尚も渋っているルナにため息が出る。子どもか。


「はぁ……じゃあ、が一息ついたら俺の方も手伝ってくれる?強くなった姿を見せてよ」
「!……うん!任せてよ兄さん。すぐに全滅させて兄さんの所行くね」
「あのねぇ、5人くらいは生かしときなさい。情報収集しなきゃでしょうが」


 さっさと行け、と手を振る。ルナが喜び勇んで去っていくのを見送り、アリスに目線を移す。できれば一緒には行動したくないが、見張ってないと生徒も騎士団もABYSSも関係なく手当たり次第に殺していきそうなのだ。別にX組の生徒以外がどうなろうと別にどうでもいいが、正直これ以上死人を増やしてしまうと「そもそも3位が学園に来たせいで」と貴族の豚共から見当違いの恨みを買いそうなのだ。……まぁ、すでに手遅れかもしれないが。
 本当に原点を恨むならその対象はエリオット殿下、ひいては神子忌子であるテンマになるが、当然彼らに文句を言える貴族などいない。もし刺客でも送ってこようものなら皆殺しにしてやる。悪いが自分の管轄外の人間に興味も慈悲もない。


「お前はどうすんの」
「えぇと、えぇと、えぇと、どうしようかしら。私は貴方にスールに戻ってもらえればいいのだから……X組の生徒を殺せばいいのかしら?」
「それだと今すぐ俺と戦闘になるけれど」


 アリスは笑顔のまま首を傾げる。


「あら、あら、あら、それはいけないのだわ。なら、貴方のことを守ればいいのね」
「そうなるだろうね。この前の依頼の報酬ってことにしていいよ」


 俺の足止めを放棄したアリスに、今の時点ですることはない。「エルを十傑3位に戻す」ことだけが目的である彼女にしてみれば、今回の一件に関して助ける相手も殺す相手もいないのだから。今回のことが終われば自然と俺は免職処分にされるだろうし、俺が生きてさえいれば解決だ。
 スール同士が裏で協力関係にあることを公表すると面倒臭いので依頼料という「体裁」を提案すると、アリスは「ありがたいのだわ」ところころ笑った。ちなみに、俺とアリスの関係に関しては既に情報屋9位には多額の口止め料を支払っている。

 とりあえず話が整ったところで、そろそろ魔法結界の方を何とかしよう。俺は両手を天へと向け、魔力を放った。そして、糸を紡いでいくように壊れたところを修繕していく。
 そもそもどうして騎士団の人間は魔法結界を修理せずに戦っているんだ。どんどん敵の侵入を許すばかりだろうに、やっぱり大した実力もない集団のかき集めではそこまで頭も回らないらしい。即席で練り上げた氷属性の防護魔法なので地属性には多少弱いが、ここに俺より強い地属性の人間はいないのでおそらく大丈夫だろう。

 アリスと見つめあい、そして走り出す。――時間は限られているのだ。


 







 
「あーあ」


 廊下の窓からきらきらと天の光を反射する結界を見上げながら、恨みがましそうな声を上げる。結局兄さんは僕よりあの女を選ぶんだ。

 兄さんを殺すベルン村の人間を排除してロサに連れてきたって、兄さんは僕の物になってくれなかった。レイモンドはみすみす兄さんを逃がしてしまうし、兄さんの部下は軒並み兄さんの信者になっていて扱いにくいしで何もかもが上手くいかない。スールになってからは国民からとんでもない支持を得ているし、さらには闇ギルドの連中も兄さんを狙っていると来た。
 僕が一番に愛しているのに、どうして兄さんは応えてくれないのだろう。世界中の誰もが彼の敵に回っても僕だけは味方なのに。僕の隣にいれば孤独になることはないのに。ーーああ、つまらない。


「あれれ~~~???騎士団の幹部様がこんな所で油売ってていいんすかァ???」


 どろどろと濁った思考のまま、声のした方を向く。いつの間にか、薄汚れた衣服に身を包んだな男共が僕を取り囲むように立ちながらニヤニヤと汚い笑みを浮かべている。雑魚が9……いや11人か。
 欠けた歯を見せて卑しく嗤う汚物を見ていると、先程の天族もかくやという兄さんの笑顔が穢されてしまいそうな気がして目を逸らす。それを怯えと勘違いしたらしい汚物が大爆笑を披露した。
 すぅ、と視界が広がっていく。兄さんと僕の結びつきを犯そうとするなんて殺しても殺し足りない。殺意がふわりと湧き上がり、そして爆発する。唐突に変化した俺の雰囲気に汚物共が少しだけ後退りをした。


「お前ら如きが兄さんと僕の邪魔をするんだ」
「はあ……?何言ってんだてめぇ」
「殺す」
「おいおい待てよーー」
「話聞かねぇぞこいつ!!!待て、待てって!!やめ――」

――ズバンッ!!

 わぁわぁと騒ぐ汚物の言葉なんて僕の耳には入ってこない。俺から発される殺気で漸く実力の差を理解したのか「逃げろ」と叫ぶ馬鹿の首を真っ二つに切り裂く。

 あぁ、この肉を断つ感触。言い知れぬ爽快感が身体を満たしていくのを感じながら、1人、また1人と殺していく。あるいは首と胴を真っ二つに、あるいは四肢を一本ずつ奪い、あるいは眉間から脳味噌を貫通させ。即死できなかった愚物がうごうごと必死に逃げ惑うのが面白い。
 さぁ、9人目、10人目――おや。


「ひ、ヒィ――」
「待ってよ」
「アぁァアああア"あ"!!!!!」


 尻をついて後退る1人の男を見下ろす。じりじりと逃げるのがうっとおしくて右足に剣を突き刺せば、面白いようにびくびくと白目を剥いて痙攣する。しかしフードの下をよく見ると、かなり若い――そして女性的な容姿をした少年であることがわかる。
 やめて、助けて、と叫ぶ彼は恐らく後方支援型なのだろう。抵抗1つもできないようだった。ぎゃあぎゃあ泣きわめく様子が僕の先程までの不満を洗い流してくれるような気がして、心なし機嫌がよくなる。五月蠅い雑魚は嫌いなはずなのにどうしてだろう。

 とうとう壁に背中を付いた少年が、涙を流しながらこちらを見上げた。不思議な気持ちを抱えながらも僕は少年の前にしゃがみ込む。どうしてこの子を見たら心が落ち着くのか。兄さんとは似ても似つかないのに。
 殺気をしまい込んだのを感じ取ったのだろう。少年がつぶらな目を見開いた。


「ねぇ、君、僕と会ったことある?」
「ぇ、ぇ、なんで」
「どうなの?」
「ヒッ!!な、ないです!!」


 そうか、ないか。
 首を傾げる少年は、自分の生存の希望を見出したのか徐々に顔色を良くしていく。可哀想なほど歪な笑顔を浮かべ、彼は僕に縋りついた。


「あ、あの、おれ、何でもします!性欲処理でもなんでもやるから命だけは――」






 あ。わかった。






「きみ、ミワに似てるんだぁ」


 ブスリ。



「――え?」




 ぐちゅ、ぶち、

 ブチブチブチ!!

 ぐちゅぐちゅ、プチ、


 悲鳴、懇願、絶叫、絶望、哀願、―――――――――――








 じわりじわりと足元に広がる血液に、思わず立ち上がる。危ない危ない、もうすぐでマントにまで汚物が付いてしまうところだった。役持ちの証であるマントは個数が少ないのだ。汚したら即洗いになるため侍女に非常に嫌な顔をされてしまう。両足を手で叩き、目立つ汚れを落とす。
 

「あ、そういや全員殺しちゃダメなんだった」


 やってしまった。思わず頭を掻く。兄さんに忠告されていたことを無視してしまうなんて。まぁ、まだまだABYSSの人間は中にいるはずだから、それを捕まえればいいだろう。

 
「ーーん?」


 むく、と反応した下半身をちらりと見下ろす。あーあ、兄さんのこと考えたら勃起しちゃった。――誰もいないし抜いてしまおうか。いそいそとチャックを開け、自分の陰茎を取り出した。そして素早く扱く。考えるのは勿論兄さんのことだ。想像をふくらませていく。

 警戒心の高い兄さんを背後から組み敷いて、陰茎を握ってやる。ちょっと力を籠めれば途端に眉を顰めて唇をかみしめるのだ。ん、ん、と小さく喘ぐ兄さん。色白の肌に赤みがさして華のように美しい。くちくちと先っぽをいじってやれば、細い腰がびくびくと震え、愛らしい顔をこちらに向けて「ルナぁ、やめ……」なんて囁くのだ。

「はぁ、はぁ…にいさ、兄さん、――ッイっていいよ……」

 耳を食み、小さく囁く。途端にびくびくと震えながら射精をする彼は、ひどく扇情的で――――。
 勢いよく飛んだ精液が目の前の死体を濡らした。

 流石に戦場でこれ以上時間潰しをしている訳にはいかないので、想像の中の兄さんと涙の別れを済ませて陰茎をしまう。やっぱり兄さんは快楽に弱くてかわいいなぁ、なんて本人に言ったら殺されそうなことを考えながら歩きだす。さっさと捕獲を済ませて兄さんと遊ぼう。






 たったった、と軽やかな足音が小さくなっていく。
 その場には、無惨な姿になった人間だったものがいくつも転がっている。そして、唯一5体満足な死体は、精液をかけられ、顔面の皮だけがごっそりと引きちぎられていた。
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