【完結】色欲の悪魔は学園生活に憧れる

なかじ

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第一部

21※ 有×秋名

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 秋名は俺の性器を口に咥え、熱い舌で愛撫する。雁首から裏筋と舌を押し付けるように舐められると気持ちが良い。俺が小さく喘ぎを溢しながら頭を撫でると、秋名は嬉しそうに性器を咥内に頬張った。

「っはぁ……ぁ、気持ち良いな……秋名は随分口淫が上手い」
「ん、っふ……んんぅっ」

 秋名は一瞬ビクリと肩を跳ねさせた。何となくしょんぼりしているように見える。
 別に俺は処女童貞に頓着しない。たまにそういうものを味わいたいと思う時もあるけれど、最終的に出るものも出すものも同じだ。気持ち良ければそれで良い。

「ふふ、褒めているだけだぞ」

 秋名の肩がまた跳ね、唾液と先走りで濡れた性器から口を離した。チロリ、と俺を睨めつける視線が何かを訴えているが、俺は笑うだけで返事はしない。秋名は俺から離れると、ズボンと下着を脱ぎ捨てて鞄を漁る。中から取り出したプラスチックの瓶にはたぷんと透明な液体が揺れていた。

「う、ぁ、あっ!」

 秋名は指に液体を纏うと自分で後ろを弄り始める。俺は机から降りて、ズボンを掴んだまま壁際に移動する。壁を背に秋名のアナニーショーを見学しようすれば、再び秋名が俺の股間に顔を近づけた。

「これはサービスが良い。あぁ、秋名、そこは気持ちが良いからもっと吸ってくれ」
「んんっ……っは、ぁ……っちゅ、ん、ぅ」
「っはぁ、はは、良い。秋名の口の中が熱くて、舌が、あぁ、そこだ、そこを吸って、あぁ、良い。気持ち良い。っはぁ、ぁ、秋名、一度出すから飲んでくれ……」
「っく、んぅ、じゅ、っふ……っぐ、んんんっ、んんっ……」

 秋名は後ろを弄ったまま再び俺の性器に舌を絡める。俺は自ら腰を動かして秋名の温かい粘膜に性器を押し付けた。上顎を滑って喉に触れると、秋名の苦しそうな呼吸や声が聞こえたが、興奮した俺の性器は我慢もできずに秋名の喉へと白濁を吐き出す。秋名はゴホゴホッと咽ながらも必死に俺の精液を飲み込んでいた。

「っはぁ、っは、……死ぬかと思ったっ!」
「こっちは?」
「ッ! ちょ、有! まだ、準備してるからっ!」

 俺が太腿を撫でるとやんわり手首を掴まれて制止された。秋名はシャツだけで下は丸裸だ。白い太腿から透明な液体が垂れているのがいやらしくて美しい。秋名はイッたばかりなのに擡げたままの俺の性器に顔を引きつらせ、必死に腰を揺らして中をグチャグチャと指で拡げている。苦しそうに眉間に寄った皺を眺めていれば、ぼんやり待っている俺の額に秋名の唇が触れ、その唇は頬へと移動する。

「秋名、口にして良いぞ」
「え、あっ、でも……飲んだから苦いよ」
「良い。俺の出したものだからな」

 秋名は薄く微笑みながら唇を重ねる。上唇を吸い、そのまま舌を絡めていると、秋名の手が俺の性器に触れた。添えられるように触れた手で場所を確認するように秋名の尻が性器に擦り付けられる。
 俺が秋名の頭を抱きかかえるようにキスを貪っていると、性器が熱い秋名の体内にめり込んだ。

「ッッ!!!!」
「んぁ、ぁあ、締め付けが、すごいな……」

 秋名が痛みで激しく身体を跳ねさせる。しかし一度止まった腰は小さく上下し、ゆっくりゆっくり俺を飲み込んでいく。目尻からボロボロ涙を溢し、秋名は無理矢理俺を飲み込んだ。秋名の中は十分拡がっていないためきつい。中はうねって俺の性器を排除しようとするが、秋名が体重をかければそれは熱烈な愛撫のように思えた。

「ん、っちゅ……ふふ、こちらをするのは初めてか。良い。俺はこちらで遊んでいるからゆっくりおやり」
「あっ、有っ、そ、こはっ!」

 唾液をまとわせた指で秋名の性器を上下に扱く。可哀想なほど縮こまってしまった性器に快感増幅をかければすぐに勃起し始めた。先走りを溢し、真っ赤に腫れた亀頭を指の腹で擦り上げると秋名が苦しそうに喘ぎを上げる。そうそう、声は出した方が良い。

「っひ、んんっ、あっ、あっあっ、有っ!!」
「良くなってきたか?」

 秋名は素直に頷いて腰を動かし始める。白い腹筋が何度も俺に突き出され、次第に激しく動き始める。俺の反応を探りながら必死に腰を動かしている秋名は可愛い。性器をぎゅっと締め上げると連動するように中がキュンと締まるのも可愛い。秋名は可愛い。可愛くて虐めたくなる。

「動くぞ秋名」
「ひっ、ぁ、あああっ、ああんっ! あ、あるっ! 駄目、っ、あ、んんぁっ! ぁああっ!」

 秋名の腰を持つって硬い性器で中を抉る。前立腺を押し上げられ、秋名はあらもない声を上げて俺にしがみつく。しがみつく秋名を遠慮なく揺さぶると、秋名はヒャンヒャンと高い声を上げて善がった。

「ッ……出すぞ」
「待っ、待ってッ、やだっ! 俺、なんか、変っ、ぁ、あッッッ――!」

 秋名の腰を掴んだまま奥へと射精する。背中や頭に痺れるような強い快感が訪れ、意識が飽和していく。秋名もブルリと震えて俺のシャツの上に吐精した。

(足りない……)

 俺が再び腰をゆるゆる動かすと、イッたばかりで辛いのか秋名が唇を噛み締めながら腰を動かし始める。俺が腰の動きを止めると、秋名が自ら尻を上下に動かした。初めて雄を受け入れた秋名の中は痛いほど俺を締め付けたが、中に射精した後は女のように濡れ始めている。何度も中を抜き挿ししているとジュブジュブと水音が聞こえてきた。いやらしい水音は秋名が腰を揺するたび大きくなっていく。

「っはぁ! あっ! あっ! んぁ、ふと、いっ!」
「腰をもっと大きく揺すれ秋名。足りん」
「んんっ! っふ、ぁっ、あっ、るぅ!」
「ッッ!!」

 秋名は涙をボロボロと零しながら俺から離れない。俺が腰を突き上げると、悩ましげに声をあげ、白い喉仏を反らしながら掠れた喘ぎを溢した。秋名の中はねっとりと俺の性器に絡みついて収縮する。そのきつさに俺は三回目の精を放った。
 秋名は俺の射精に気付いたらしく、キュっと尻に力がこもるのが性器から伝わる。まだするぞ、と俺は秋名の胸に唇を寄せ、尖った先端をシャツの上から甘噛みした。

「ひぐっ!」
「秋名、勝手に終わらすな。俺はまだしたい」
「まだ、すんのっ!?」
「秋名の中はきついからな」
「っはぁ、きも、ちくない…っ?」
「いや、存外良い。だからもう少ししたいのだ。付き合え」

 秋名が申し訳なさそうにしているの否定する。秋名は良かったと掠れた声で呟くと再び腰をゆすり始める。グチャグチャと俺の出したものが秋名の中を満たしていると思うと気分が良い。

 秋名と一緒に居てわかったことだが、秋名は見た目ほどスレていない。
 外見は派手で遊んでいそうなのに女の匂いは無く、精液の匂いが少しするくらいだ。セックスをして確信した。秋名は俺が思っている以上に真面目で、よっぽど春樹達の方が不真面目のようだ。

「んんっ! っふ! んんぅ! っはぁ……!」
「ッ……」
「あっ、ああああっ、待、って、待って!」
「イ、くっ!」
「アッ! アッ! ッッ――――――!!」

 俺は秋名の中に息を詰めて吐精する。秋名も達したらしくギチギチと俺の性器を締め付けていた。まだ秋名は二回しか達していないが、ほぼ限界のようだ。目線が合わなくなってきた。
 しかし俺が身体を離そうとすると秋名は嫌だと子供のように頭を振る。
 それが望みなら俺には都合が良い。もっと愛してやろう、と俺は秋名の唇に噛み付いた。





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