23 / 44
第23話 二人の魔女試験 ―後編―
しおりを挟む
「……全員いるようだな。……シホの最終試験の結果だが。…………不合格だった」
マリーは悔しそうな表情を浮かべながら言った。残念な結果に、誰一人として言葉が出ない。
「…………うそでしょ」
ヒカリはつぶやいた。あれだけの二次試験を乗り越えたシホが、まさか不合格なんて信じられなかった。
「シホ、『最後に』皆に挨拶しな」
マリーはシホにそう言った。シホは顔を下に向けたままゆっくりと一歩前に進んだ。ヒカリはマリーが言った『最後に』という言葉が気になっていた。
「これまで、約二年間、この会社で……。…………んぐ。……ん。…………うう。……魔女になりたい私の思いに……マリーさんをはじめROSEの皆さんが…………たーっくさん応援してくれて……。……んぐっ! ……魔女見習いとしても……社員としても……たくさん。…………たくさん、教えていただいて…………叱っていただいて…………時には、笑っていただいて……」
シホは少し下を向いて涙をこらえながら話す。
「……たくさん成長することができました! ありがとうございました! そして、短い間でしたが、本当にお世話になりました!」
シホは泣きながら頭を下げて大きな声で挨拶をした。
「……ふふ。お元気で」
シホは泣きながら明らかに作り笑いをして、優しくそう言った。ヒカリは涙が止まらなかった。
「うわああああん! シホー! ここにいてくれよ! お前がいなくなったら、誰だって嫌に決まってるだろう! ちくしょう!」
ROSEの誰もがシホとの別れを納得できていないようだ。マリーも下を向いたままだった。
「マリーさん! どうにかなんねえのかよ!」
ケンタは泣きながらマリーに言い寄った。すると、マリーはシホの正面に立ち、シホの両肩に自分の両手を置いた。
「そういう契約だからなー……。あぁ、これで、契約満了だ。よく頑張ってくれた。……今まで、本当にありがとう。……元気でね」
マリーはお互いの為だという魔女見習いの契約を守るために、皆と同じように号泣しながらも歯を食いしばりながら、誰よりも優しい口調でそう言った。
「……はい。……うう」
シホは泣きながらうなずいた。
「ふう。……皆ありがとう! 私、皆のこと絶対に忘れないから!」
シホは泣きながらも笑顔でそう言った。ヒカリはどうしても我慢できなかった。
「シホさん!」
ヒカリは大声でシホの名前を叫び、近寄る。
「ヒカリちゃん、ごめんね。せっかく仲良くなったのに……」
シホが別れの話をしてきたので、ヒカリは尚更認められない気持ちが強くなった。
「ダメです! だって、ばらソフトをずっと一緒に食べていこうって、約束したじゃないですか!」
ヒカリは泣きながらシホに訴えかけた。すると、シホは下を向いたまま固まってしまった。
「私だって……」
シホは歯を食いしばりながら小さな声でそうつぶやいた。
「……シホさん」
ヒカリはシホの様子を見て、少し心配して見守った。
「ヒカリ……」
マリーが小さな声でつぶやいたのが聞こえた。シホは下を向いたまま、歯を食いしばった状態でしばらく固まり、しばらくすると少し落ち着いたのか、歯を食いしばるのをやめた。それから、シホの荒かった呼吸も徐々に整ってきて、呼吸に合わせて動いていた肩も止まった。
「……ヒカリちゃん。私、一度いろいろ考えてみたいんだよ」
シホは涙を流してはいるが、ヒカリの顔を見ながら落ち着いた表情でそう言った。
「え?」
ヒカリはさっきまでと変わったシホの様子に少し戸惑った。
「魔女になれない人生になっちゃったけど……。だからこそ、魔女になれない私が、次は何を目指すのかって考えると、すっごくワクワクするんだー!」
シホは涙を流しながらも、笑顔で楽しそうに言った。
「ここを出て、生きる場所は変わってもまた挑戦し続ける。各々がやりたいことをやる。……それがROSEの社員でしょ?」
シホは誰がどう見ても気持ちのいい笑顔でそう言った。
「……はい」
ヒカリはそんなシホの笑顔と言葉を受けて、別れを受け入れる以外はないと思った。
「……元気でな」
マリーはシホにそう言った。
「……行ってきます」
シホはそう言うと会社を去っていった。こうして、シホは魔女見習いとしての契約を満了し、退職することとなった。
シホが退職してから二週間経ったある日の朝、ヒカリは始業前にその日の仕事の準備をしていた。
「受付大変そうだな。一人で大丈夫か?」
ケンタは心配した様子で話しかけてきた。
「まぁ、なんとか頑張ってます! でも……。正直一人はキツいんで誰か回して欲しいです!」
ヒカリは受付の仕事を一人でするのは大変だったので、つい本音を吐いてしまった。
「そうだよなー」
ケンタはやはり心配した様子でそう言った。
その後、月初めの全体朝礼が始まった。
「おはよう! 今月は仕事の量も多いから大変だけど頑張っていこう!」
マリーは元気よくそう言うと、隣の会議室に目で合図を送っていた。なぜか隣の会議室の扉が開いていたので気になった。
「それと、新入社員を紹介する!」
マリーは笑顔でそう言った。
「こんな時期に新入社員?」
ヒカリはそうつぶやいた。すると、会議室から見慣れた女性がマリーの傍まで歩いてきたので、ROSEの社員一同は驚いた。それは、新入社員がまさかのシホだったからだ。
「シホー! えっ! まじかよ! なんで?」
ROSEの皆もとにかく驚いていた。ヒカリは驚きすぎて言葉が出なかった。
「えっと、いろいろ考えた結果、魔女見習いとはいえ、魔法のことを分かっているシホなら、ROSEで働いても問題ないと思ったことと…………」
マリーは真剣な表情でそう言った後、シホの顔をじっと見つめてから笑みを浮かべた。
「まぁ、一番の決め手は、本人のこの仕事に対する強い熱意があったことかな! ……そういうこともあり、特別の特別に人間であるシホを採用することに決めました!」
マリーは笑顔でそう言うとROSEの皆が喜んで騒ぎ出した。
「さすが! マリーさん! よっ、社長! 美女! いじわる女!」
ROSEの皆がマリーをたたえ、マリーも気分が良さそうだったが、エドの『いじわる女!』という発言に対しては、エドを指差し『減給』というシンプルな発言だけで、エドに致命傷を与えていた。
「もちろん、もう魔女試験を受ける権利は与えない。その代わり、なんと契約社員ではなく、正社員としての採用となります!」
マリーは少し楽しそうにそう言った。
「まじか! おめでとう!」
ROSEの皆もシホの正社員採用を大喜びした。
「それじゃ、シホ、改めて皆に挨拶!」
マリーはそう言ってシホと立ち位置を交代した。
「おはようごさいます! ……私、ROSEを離れてから、ずっといろんなことを考えていました。……なんで魔女試験に不合格だったのかとか、自分が本当にやりたいことは何なのかとか。……はじめは、魔法を使えるようになりたい、という強い憧れの気持ちを持って、ROSEに入社しました。でも、ROSEで働いていくうちに、困っている人を助ける仕事がしたいという気持ちの方が、私の中で次第に強くなっていったのだと思います。自分自身でも気づかない変化だったので、ずっと魔女になりたいはずなのに、どこか違和感を感じていました。……おそらく魔女試験に落ちた理由も、魔女になりたい気持ちが百パーセントではなかったことを、見透かされたからなんだと思います。……だから私は、魔法が使えなくてもいい! 困っている人を助ける仕事こそが、自分のやりたいことなんだって、今は強く思います! ……やっぱり私は、ROSEが大好きです!」
シホは笑顔でそう語ると、両手を口元に拡声器のように配置した。
「みんなー! ただいまー!」
シホは笑顔で元気よく大きな声でそう言った。
「おかえりー!」
ROSEの皆も笑顔を浮かべながら、シホに向かって大きな声で返した。
「リン! よかったな!」
ライアンがそう言ったので見てみると、リンが泣いていた。
「……うう。はい」
リンは泣きながら喜んでいるようだった。シホの魔法指導員兼世話役として、どんな時だって一緒に過ごしてきたのだから、シホが戻ってきて嬉しくないわけがない。本当に良かったと思う。
「ヒカリちゃん! ただいま! ごめんね、急に抜けちゃって!」
シホはヒカリに笑顔で話しかけた。
「おかえりなさい! シホさんいなくなってから、本当に大変だったんですよ! 私にはまだシホさんが必要でーす!」
ヒカリはシホに手を振りながら元気よく言った。
「また、一緒にがんばーろーー!」
シホは初めてあった日と同じように、両腕を下から大きく振り上げ、V字の形に持っていく動作をしながら『頑張ろう』と笑顔で言った。
「がんばーーろーーーー!」
ヒカリも笑顔で元気よく同じ動作で返した。
「ふふふ! はははは!」
シホとヒカリはこれまた初めてあった日と同じように、お腹を抱えて笑い始めてしまった。
こうして、シホがまたROSEの一員として帰ってきた。ヒカリはまた一緒に働ける喜びで胸の中がいっぱいになった。たとえ、シホが魔女見習いではなくなったとしても、ヒカリにとって大切な先輩に変わりはないから。
マリーは悔しそうな表情を浮かべながら言った。残念な結果に、誰一人として言葉が出ない。
「…………うそでしょ」
ヒカリはつぶやいた。あれだけの二次試験を乗り越えたシホが、まさか不合格なんて信じられなかった。
「シホ、『最後に』皆に挨拶しな」
マリーはシホにそう言った。シホは顔を下に向けたままゆっくりと一歩前に進んだ。ヒカリはマリーが言った『最後に』という言葉が気になっていた。
「これまで、約二年間、この会社で……。…………んぐ。……ん。…………うう。……魔女になりたい私の思いに……マリーさんをはじめROSEの皆さんが…………たーっくさん応援してくれて……。……んぐっ! ……魔女見習いとしても……社員としても……たくさん。…………たくさん、教えていただいて…………叱っていただいて…………時には、笑っていただいて……」
シホは少し下を向いて涙をこらえながら話す。
「……たくさん成長することができました! ありがとうございました! そして、短い間でしたが、本当にお世話になりました!」
シホは泣きながら頭を下げて大きな声で挨拶をした。
「……ふふ。お元気で」
シホは泣きながら明らかに作り笑いをして、優しくそう言った。ヒカリは涙が止まらなかった。
「うわああああん! シホー! ここにいてくれよ! お前がいなくなったら、誰だって嫌に決まってるだろう! ちくしょう!」
ROSEの誰もがシホとの別れを納得できていないようだ。マリーも下を向いたままだった。
「マリーさん! どうにかなんねえのかよ!」
ケンタは泣きながらマリーに言い寄った。すると、マリーはシホの正面に立ち、シホの両肩に自分の両手を置いた。
「そういう契約だからなー……。あぁ、これで、契約満了だ。よく頑張ってくれた。……今まで、本当にありがとう。……元気でね」
マリーはお互いの為だという魔女見習いの契約を守るために、皆と同じように号泣しながらも歯を食いしばりながら、誰よりも優しい口調でそう言った。
「……はい。……うう」
シホは泣きながらうなずいた。
「ふう。……皆ありがとう! 私、皆のこと絶対に忘れないから!」
シホは泣きながらも笑顔でそう言った。ヒカリはどうしても我慢できなかった。
「シホさん!」
ヒカリは大声でシホの名前を叫び、近寄る。
「ヒカリちゃん、ごめんね。せっかく仲良くなったのに……」
シホが別れの話をしてきたので、ヒカリは尚更認められない気持ちが強くなった。
「ダメです! だって、ばらソフトをずっと一緒に食べていこうって、約束したじゃないですか!」
ヒカリは泣きながらシホに訴えかけた。すると、シホは下を向いたまま固まってしまった。
「私だって……」
シホは歯を食いしばりながら小さな声でそうつぶやいた。
「……シホさん」
ヒカリはシホの様子を見て、少し心配して見守った。
「ヒカリ……」
マリーが小さな声でつぶやいたのが聞こえた。シホは下を向いたまま、歯を食いしばった状態でしばらく固まり、しばらくすると少し落ち着いたのか、歯を食いしばるのをやめた。それから、シホの荒かった呼吸も徐々に整ってきて、呼吸に合わせて動いていた肩も止まった。
「……ヒカリちゃん。私、一度いろいろ考えてみたいんだよ」
シホは涙を流してはいるが、ヒカリの顔を見ながら落ち着いた表情でそう言った。
「え?」
ヒカリはさっきまでと変わったシホの様子に少し戸惑った。
「魔女になれない人生になっちゃったけど……。だからこそ、魔女になれない私が、次は何を目指すのかって考えると、すっごくワクワクするんだー!」
シホは涙を流しながらも、笑顔で楽しそうに言った。
「ここを出て、生きる場所は変わってもまた挑戦し続ける。各々がやりたいことをやる。……それがROSEの社員でしょ?」
シホは誰がどう見ても気持ちのいい笑顔でそう言った。
「……はい」
ヒカリはそんなシホの笑顔と言葉を受けて、別れを受け入れる以外はないと思った。
「……元気でな」
マリーはシホにそう言った。
「……行ってきます」
シホはそう言うと会社を去っていった。こうして、シホは魔女見習いとしての契約を満了し、退職することとなった。
シホが退職してから二週間経ったある日の朝、ヒカリは始業前にその日の仕事の準備をしていた。
「受付大変そうだな。一人で大丈夫か?」
ケンタは心配した様子で話しかけてきた。
「まぁ、なんとか頑張ってます! でも……。正直一人はキツいんで誰か回して欲しいです!」
ヒカリは受付の仕事を一人でするのは大変だったので、つい本音を吐いてしまった。
「そうだよなー」
ケンタはやはり心配した様子でそう言った。
その後、月初めの全体朝礼が始まった。
「おはよう! 今月は仕事の量も多いから大変だけど頑張っていこう!」
マリーは元気よくそう言うと、隣の会議室に目で合図を送っていた。なぜか隣の会議室の扉が開いていたので気になった。
「それと、新入社員を紹介する!」
マリーは笑顔でそう言った。
「こんな時期に新入社員?」
ヒカリはそうつぶやいた。すると、会議室から見慣れた女性がマリーの傍まで歩いてきたので、ROSEの社員一同は驚いた。それは、新入社員がまさかのシホだったからだ。
「シホー! えっ! まじかよ! なんで?」
ROSEの皆もとにかく驚いていた。ヒカリは驚きすぎて言葉が出なかった。
「えっと、いろいろ考えた結果、魔女見習いとはいえ、魔法のことを分かっているシホなら、ROSEで働いても問題ないと思ったことと…………」
マリーは真剣な表情でそう言った後、シホの顔をじっと見つめてから笑みを浮かべた。
「まぁ、一番の決め手は、本人のこの仕事に対する強い熱意があったことかな! ……そういうこともあり、特別の特別に人間であるシホを採用することに決めました!」
マリーは笑顔でそう言うとROSEの皆が喜んで騒ぎ出した。
「さすが! マリーさん! よっ、社長! 美女! いじわる女!」
ROSEの皆がマリーをたたえ、マリーも気分が良さそうだったが、エドの『いじわる女!』という発言に対しては、エドを指差し『減給』というシンプルな発言だけで、エドに致命傷を与えていた。
「もちろん、もう魔女試験を受ける権利は与えない。その代わり、なんと契約社員ではなく、正社員としての採用となります!」
マリーは少し楽しそうにそう言った。
「まじか! おめでとう!」
ROSEの皆もシホの正社員採用を大喜びした。
「それじゃ、シホ、改めて皆に挨拶!」
マリーはそう言ってシホと立ち位置を交代した。
「おはようごさいます! ……私、ROSEを離れてから、ずっといろんなことを考えていました。……なんで魔女試験に不合格だったのかとか、自分が本当にやりたいことは何なのかとか。……はじめは、魔法を使えるようになりたい、という強い憧れの気持ちを持って、ROSEに入社しました。でも、ROSEで働いていくうちに、困っている人を助ける仕事がしたいという気持ちの方が、私の中で次第に強くなっていったのだと思います。自分自身でも気づかない変化だったので、ずっと魔女になりたいはずなのに、どこか違和感を感じていました。……おそらく魔女試験に落ちた理由も、魔女になりたい気持ちが百パーセントではなかったことを、見透かされたからなんだと思います。……だから私は、魔法が使えなくてもいい! 困っている人を助ける仕事こそが、自分のやりたいことなんだって、今は強く思います! ……やっぱり私は、ROSEが大好きです!」
シホは笑顔でそう語ると、両手を口元に拡声器のように配置した。
「みんなー! ただいまー!」
シホは笑顔で元気よく大きな声でそう言った。
「おかえりー!」
ROSEの皆も笑顔を浮かべながら、シホに向かって大きな声で返した。
「リン! よかったな!」
ライアンがそう言ったので見てみると、リンが泣いていた。
「……うう。はい」
リンは泣きながら喜んでいるようだった。シホの魔法指導員兼世話役として、どんな時だって一緒に過ごしてきたのだから、シホが戻ってきて嬉しくないわけがない。本当に良かったと思う。
「ヒカリちゃん! ただいま! ごめんね、急に抜けちゃって!」
シホはヒカリに笑顔で話しかけた。
「おかえりなさい! シホさんいなくなってから、本当に大変だったんですよ! 私にはまだシホさんが必要でーす!」
ヒカリはシホに手を振りながら元気よく言った。
「また、一緒にがんばーろーー!」
シホは初めてあった日と同じように、両腕を下から大きく振り上げ、V字の形に持っていく動作をしながら『頑張ろう』と笑顔で言った。
「がんばーーろーーーー!」
ヒカリも笑顔で元気よく同じ動作で返した。
「ふふふ! はははは!」
シホとヒカリはこれまた初めてあった日と同じように、お腹を抱えて笑い始めてしまった。
こうして、シホがまたROSEの一員として帰ってきた。ヒカリはまた一緒に働ける喜びで胸の中がいっぱいになった。たとえ、シホが魔女見習いではなくなったとしても、ヒカリにとって大切な先輩に変わりはないから。
0
あなたにおすすめの小説
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【完結】元Sランク受付嬢の、路地裏ひとり酒とまかない飯
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ギルド受付嬢の佐倉レナ、外見はちょっと美人。仕事ぶりは真面目でテキパキ。そんなどこにでもいる女性。
でも実はその正体、数年前まで“災厄クラス”とまで噂された元Sランク冒険者。
今は戦わない。名乗らない。ひっそり事務仕事に徹してる。
なぜって、もう十分なんです。命がけで世界を救った報酬は、“おひとりさま晩酌”の幸福。
今日も定時で仕事を終え、路地裏の飯処〈モンス飯亭〉へ直行。
絶品まかないメシとよく冷えた一杯で、心と体をリセットする時間。
それが、いまのレナの“最強スタイル”。
誰にも気を使わない、誰も邪魔しない。
そんなおひとりさまグルメライフ、ここに開幕。
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる