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プロローグ
プロローグ3
しおりを挟む神を名乗る少年が現れた翌朝、ほとんど寝付けなかった俺は、リビングのソファに寝転びながら、ボンヤリとテレビ画面を眺めていた。
「…どいつもこいつも…」
最近はほとんどつけることもなくなっていたテレビを見ていたが、どこの局に回しても昨夜の出来事をトップニュースで放送していた。
残念ながら流れている内容はどこの局も代わり映えしない、訳知り顔のタレント達が「連続テロ」だの、「集団ヒステリー」だのと持論を展開しているだけの、実にくだらないものだった。
そもそも不確かな情報を、さも正しいかの様に拡散するのが報ど…
「おはよう~…」
「おは…って、まだ寝てろ。さっき病院に連絡して先生呼んだから。」
寝室から、フラフラと優子が出て来て話しかけられた。
まだ歩き回れる体力が戻っていないのだろう、明らかに顔色が悪かった彼女を支えていると、インターホンが押された音が聞こえた。
「ほら、多分先生だから、な?」
ベッドに彼女を戻し、インターホンの画面を見ると、そこには予想通りの人が立っている様子が映し出されていた。
「先生、今開けます。」
解錠ボタンを押し、自動ドアが開くのを確認し、俺は一度寝室に戻った。
「先生来たから、もう少し待ってろ。」
寝転がった優子がうなずくのを確認し、そのまま玄関に向かう。
ドアの鍵を開け外廊下で待っていると、エレベーターが到着し、先程インターホンに写っていた人物が降りてきた。
「先生、朝早くにすみません。」
俺が頭を下げると、先生は俺の肩に手を乗せて口を開く。
「気にしとらんよ、それより奥さんは?」
俺は玄関を開け、先生に奥の寝室に居ると伝えた。
優子は先生の診断を受け、冷凍睡眠による後遺症がないことを簡単に確認してもらう。
診断後、どうしてこのタイミングで起こしたのか、どうやって起こしたのかと質問されたが、俺は答えられずに言葉を濁してしまった。
あの神を名乗った少年に、言動に注意しろと言われたことが引っかかっていたからだったが、結果的にこの判断は正しかったと後で分かる…
先生はあきれているのか怒っているのか、手早く言葉少なに荷物を片付けると、しばらく経過観察はしたほうがいいとだけ言い残し帰っていった。
寝室に戻り、昨夜のことを優子に説明する。
最初こそ驚いたようだったが、移動云々の辺りからは興味津々になったようで、目を輝かせて聞いていた。
「…とまぁ、俺が聞かされたのはこれくらいで、詳しいことは今日届くって言ってたけど…」
ピンポン、ピンポン…
その言葉を待っていたように、玄関のチャイムが押された音がする。
オートロックのマンションなので、玄関のチャイムだけが鳴らされることはめったにない。
少し警戒しながら、インターホンに出た。
「…どなたでしょう?」
「樋山さんにお届けもので~す。」
聞こえてきたのは、聞き覚えのある声だった。よく来る宅配の子だろうか?
エントランスのものと違い、玄関のインターホンにはカメラが付いていないため、誰が来たのか確認しようと扉の覗き穴から外を伺う。
「な…!」
そこには昨夜見た、神を名乗る少年がニコニコしながら立っていた。
数歩後ずさりし、玄関の段差につまずき尻餅をついていると、鍵を閉めていたはずの玄関の扉がひとりでに開いていく。
まるで怪奇現象のような光景を、ただただ見守っていたが、扉が開ききると…そこには誰も居なかった。
「…え?」
誰も居なかったことに困惑していると、横から少年が顔を覗かせる。
「えへ、来ちゃった。」
少年は小さく舌を出しながらウィンクをしたようだが、俺は尻餅をついたまま口を開けて放心していた。
少年は扉の影から出てくると、玄関に足を踏み入れ扉を閉める。
「も~、少しは反応しようよ~」
ケラケラと笑いながらしゃがみこみ、俺に目線を合わせた少年は話し続ける。
「人間って初めて顔を合わせた相手に、ジコショウカイってのをするんでしょ?
僕の名前は、ナフタリエ・サンデモリウ・ショネン、気軽にナフタって呼んでいいよ。君のことは知ってる、ヒヤマトシユキ君だよね。ユウコ君は奥かな?」
ナフタと名乗った少年は、実に自然に脇を抜けて奥へと進む。
極自然な振る舞いに、俺はただ見送るばかりだった。
「……はっ!ま、待ってくれ!」
時間にして数秒後、放心状態から回復することができた俺は、急いでナフタの後を追った。
そしてリビングへの扉を開けると、そこには優子と談笑するナフタが居て、再度固まることになる。
「あはは、そう、やっぱりね~」
「そうなんですよ、ぼんときたら…あ。」
「やっときたね、そんなところに立ってないで座りなよ。」
和やかに談笑する二人に、開いた口がふさがらなかったが、それ以上に何も起きていないことへの安堵から息を吐いた。
「はぁ…どういう状況なんだ?」
何とか冷静さを保つように努めながら、ソファの開いている場所に腰掛ける。
横に座る優子が、ナフタと普通に会話していることに最初こそ恐々としていたが、人間すぐに慣れるものである。
いつの間にかテーブルに準備されていた飲み物を飲みながら、2人の会話を聞いていたが…
会話内容が2人の馴れ初めになってきたところで、飲んでいたお茶を吹き出しかけた。
「それ位にしてくれ…」
「あはは、恥ずかしがらなくてもいいのに、2人は仲がいいんだね。」
「普通だよ。ね、ぼんちゃん」
「ははは…」
「ねぇ、さっきも言ってたけど、そのぼんってのは?彼の愛称的なもの?」
「そう、ぼんはぼんだからね。」
「まったく…」
何故か誇らしげな優子だったが、その横で俺は溜息を吐いてしまう。
まだ、心の底からナフタを信じきれていないのもあるが、優子の元気な様子に安心しつつも、どこかもやもやが残っているために気分が盛り上がらない。
その様子に優子が気づいたのか、心配そうにこちらを見つめてきた。
「どうかした?」
「いや、変わらない…と思ってね。」
冷凍睡眠で眠っていた優子とは違い、俺はこの10年で年をとった。
無事に目が覚めたときは、その嬉しさから泣き崩れてしまったが、一夜明けたことで流石に落ち着いている。
ナフタが居ることへの警戒心もあったが、それ以上に10年ぶりに妻と言葉を交わせることに喜びを感じていた。
「そんなに警戒しなくても、殺したりなんかしないよ?」
俺の心を読んだのか、ナフタが不思議そうにこちらを見つめ、そう声をかける。
「そうは言われて…」
グゥ~・・・
タイミングが良いのか悪いのか、優子の腹がなる。
「あはは、まぁいいや。一緒にご飯を食べよう。」
笑いながらナフタが立ち上がり、どこからか取り出した白い布をテーブルに広げ、ズバッと一気に引き抜く。
すると、飲み物の入ったコップが置かれていたテーブルの上に、ある食べ物が山積みになった。
目の前で起きたマジックのような事に、俺と優子の2人は揃って唖然としてしまう。
俺の方が一瞬早く正気を取り戻し、搾り出すように言葉を吐き出す。
「なんで…ハンバーガーよ…?」
「ん?ノリ?」
テーブルの上には、某バーガーチェーンの包み紙に入ったハンバーガーがきれいに積みあがっていた。
分かってる、指摘すべきはそこじゃないのは分かっているんだ…余りに唐突だと、正常な思考が出来なくなるんだと思い知ったよ。
ナフタは、山積みになったハンバーガーを1つ取ると、包みを開いてかぶりつく。
「ん~!ジャンクだね~実にジャンクで変な食べ物だ!」
ナフタはそんなことを言いながら、どこからか取り出した真っ黒な炭酸飲料をグラスに注ぐと、美味そうにパクパクとハンバーガーを食べ進めていった。
そして…
「さて、満足したから僕は帰るね。」
ハンバーガーを炭酸飲料で流し込み、ガッツリ量を食べ終えたナフタは、その後も優子と無駄話を散々し、やっと満足したのか帰ると言って席を立った。
こいつは何しに来たんだ…
「そうそう、これを渡しに来たんだったよ。じゃ、またねー」
ナフタは、2枚のカードを手品のように空中から取り出すと、テーブルの上に置いてその場からパッと消えてしまう。
「消え…た…」
「消えちゃったね…」
目の前でナフタが消えた事に少しだけ驚いたが、奴は神を自称していたんだ…これくらいのことはできて当然だろうとも思えた。
「で…これはなんなんだ?」
俺はナフタが残していったカードが気になったが、下手に触って大丈夫な物なのか判断がつかなかったため、近づかずに眺めてみる。
カードの大きさは、一般的なTCGのカードより少し大きいくらいで、ICカードよりも厚みがある様に見える。
柄は2枚とも同じもので、不思議な文様の絵柄が全面に描かれている。
「んー…見たことないカードだね?」
「バカ!なんですぐ触るんだよ!?」
俺が迷っていると、優子が警戒心なくカードを手に取った。
「大丈夫だよ、ほら、何もないでしょ?」
カードを手にしたまま、彼女は手を上げて安全だと主張する。
それは結果論であって、行動を肯定する材料にはならないのだか、今更言っても仕方ないか…
仕方なく、自分もカードを手にしてみる。
微妙に重さがあり、質感的には何かの金属で出来ているのかも知れないが、何かは分からない。
くるりと返して見るが、同じような文様が描かれているだけで、それ以外に見た目でわかることはなかった。
「なんだこれ…特に何も書かれて…うおっ!!」
クルクルとカードを回しながら見ていると、フラッシュのような光がカードから発せられて、目の前が真っ白になってしまった。
「これは…なんなんだろうな…?一体、うおぁ!」
ゆっくり目を開けると、そこは見慣れた家の中ではなかった。
「…は?」
正直何が起きているのか分からなかった…カードが光ったと思ったら宇宙遊泳させられていたんだから…
しかし、浮遊感の無さと言うか、無重力状態とは程遠い地に足のついた感覚があるため、これはVRみたいなもので、本当に宇宙にいるわけじゃないんだということが分かってしまう。
『こちらが、あなたの向かう星、グランファミリアです。』
「誰だ!」
『惑星の大きさは地球と同程度であり、平均気温、大気圧等、ほとんどの点でほぼ同程度となります。』
一昔前の人口音声みたいな声が流れてきた。
おそらく自動音声なんだろうけど、完全に無視された…
そして、音声が始まると同時に、目の前に地球に似た青い星が現れる。
星の名前はグランファミリアと言うらしい。
『続いて、地球との相違点に付いてお伝えします。』
情報だけ垂れ流すスタイルらしく、こちらからの質問は受け付けてくれないようだ…
『まず天体的相違点について、地球の属する星系とは違い、3つの連星を中心とした星系になるため、グランファミリアから見える太陽の数は、時期によって個数に変化が起こります。
また、地球の月にあたる衛星が、グランファミリアには2つあり、青く見える方がティオまたはソウ、赤く見える方がフィオまたはコウと呼ばれています。』
太陽が3つで月が2つね…重力とか大丈夫なんだろうか?
ここで説明するあたり、重要な情報なのかもしれないが、覚えていられる自信はない。
『次に大気組成について、主だった成分の割合は窒素5、酸素2、魔素2になり、その他が1の割合になります。地球人が生存可能な大気状態であることは確認されています。』
魔素?聞きなれない単語に首をかしげる事になるが、自動音声の説明はそのまま続く。
『最後に生物について、グランファミリアの生物には、大気中の魔素を取り込み魔力へと転換する、生体魔素転換路が備わっています。この機関により、超常の力、魔法を行使することが可能となっています。』
魔法、ナフタが言っていたな…地球人にとっては、小説や漫画、フィクションの世界のものなんだが…
『また、生体魔素転換路の性能的影響を強く受けた人種がグランファミリアには存在しています。
森林人や山岳人、海洋人の様な地域的影響が強く出た種族や、巨大人や獣化人、竜化人のような肉体的影響が強く出た種族、それ以外にも多種多様な種族に枝分かれしています。
そして、生体魔素転換路の暴走により、能力や姿形が通常の生物の枠を超えてしまった、魔獣や、魔物と呼ばれる異形も多数存在しています。』
この辺はテンプレ通りだな…実際にどんなものがいるか、詳しいところは行ってみないと分からないか。
『さて、行き先の星については、簡単ではありますが以上で説明を終了します。』
本当に簡単な説明しかしてくれないようだ、これならナフタがすれば良かったんじゃないか?
わざわざこんな小道具まで作って…
『それでは、1週間後に始まる新しい人生を、どうぞ存分にお楽しみ下さい。』
…
…
…
え?
今1週間って言ったか?
1ヶ月じゃなくて?
「ナフタ…あいつ遊んでやがるな…」
確実に楽しんでいるナフタの顔が頭の中に浮かび、少しだけ気分が悪くなるが、それどころじゃない。
1週間後なら、すぐにでも荷物の準備を始めないとダメだ…
『なお、新しい人生を始めるためには、お手持ちのカードが必要になります。本体を横にスライドする事で、3枚の予備カードを取り出すことができます。
共に新天地に向かう方にお渡し下さい。』
言われた通りに動かしてみると、同じデザインの一回り小さいカードが入っていた。
これを渡せばその人も一緒に転移することができるらしい。
「絶対遊んでやがる…」
…
…
…
そして時は流れて1週間後…
12月9日の朝がやって来た…
ーーーー
地球サイドの話は次回で終わります。
もう少しだけお付き合い頂ければと…
ご感想お待ちしてます。
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