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第1章
第15話 回復魔法の使い方
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翌朝、優子の熱がやっと下がり、少し起き上がれる様になった。
まだ長時間歩くのには不安があるため、大事をとってもう1日木の上で過ごすことにした。
このまま回復してくれれば、明日には移動を再開できると思う。
「食べ足りない気がする…」
「おれも!まめと一緒に食べるよ!」
「ぼんさん?肉は?」
ぬいぐるみの言動は、いつものことなので無視するとして、少し元気になった優子は食欲が戻ってきたのか、食べたいと言われたから朝からカップ麺を出したのだが…
2個も食べたにも関わらず、まだ食べ足りないと言っている。
「昨日まで寝込んでいたんだぞ?胃に負荷がかかるからもうやめておけ。それと、お前らも少しは我慢しなさい。」
優子達は不満そうな声を上げるが、朝からカップ麺2個は明らかに食べ過ぎだと思う。
「とりあえず下の奴等を処理してくるから、無理せずゆっくりしてろ。いいな?」
「ん、気をつけてねー」
優子に見送られ、いつもの様に木から降り、毒蔦で動けなくなっている魔物を処理していく。
…と、急に辺りがフラッシュでも使われたように明るくなった。
「は!?なんだ!?」
驚いて周りを見渡すと、何が光ったのかはすぐに分かった。
ここ数日世話になっている木の幹が、まだ淡く光を帯びていたからだ。
木が勝手に光ることはない…
いや、異世界ならありえるのか?
「ナビさん。何が起きているのか分かる?」
『回答提示。優子様が使用した回復魔法が、樹木に向けて使用された結果の事象です。』
優子がやらかしたことらしい。
「おい!優子!何をしてるんだよ!?」
木の下からある程度の声で話しかければ、上に居ても聞こえるのは、ここに着いた初日に優子と会話しているから分かっている。
それなのに、聞こえているはずの優子からの反応はない。
「誤魔化す気だな…」
今すぐ上に登っても、怒鳴ってしまいそうなので、一旦落ち着くためにも、毒蔦エリアの復旧作業を再開する。
ここに来て数日、昼間に魔物が襲って来たことはないけれど、万が一がないとも言えないからね。
「…で?何やったの?」
きっちり毒蔦を敷き終わり、樹上のテントの中に入ると、布団に包まり隠れているつもりの優子を見つけたので問いかける。
…が、反応しない。
「この木に回復魔法を使ったのは分かっているんだぞ?黙秘は無駄だと思うけど、まだ続けるの?」
「…ごめんなさい…」
布団から顔を出した優子は、申し訳なさそうに顔を伏せていた。
別に怒っている訳…いや、少し怒っているとは思うが、責めるつもりはない。
どういうつもりで魔法を使ったのか、それが聞きたいだけなんだよね。
「謝るんじゃなくて、なんで魔法を?」
「何日も泊まらせてもらってるから、そのお礼と思って…」
優子なりのお礼のつもりだったらしい。
そう言われると、これ以上怒ることも責める事も出来ない…元から責めるつもりはなかったけどね。
「…そうか。これからは、やる前に言ってくれ。もし変なことになったら困るだろ?」
「ん。今度からそうする。」
「そうしてくれ。とりあえず影響があるのかないのか分からないし、少し上まで見てくるよ。優子はここで待ってて。」
「ん。分かった。」
「なんかピカーってしたね?爆発する?」
「しないよ!しろまはこっち来て!」
優子に今後は迂闊なことをしないように言っている後ろで、ぬいぐるみ達は何か騒いでいたが…優子に任せておけばいいだろう。
それよりも、魔法の影響が気になるので、ナビさんに大丈夫なのか聞きながら外に出る。
(ナビさん、回復魔法を木に使っても大丈夫なものなのか?)
『回答提示。問題ありません。植物に使用した場合、成長速度が早くなり、多少の病気であれば回復させることができます。』
…悪影響はなさそうだ。
特に問題はないみたいだし、今回は大丈夫そ…う?
テントから出てすぐ、上を見上げて言葉を失ってしまった。
つい先程、テントに入る前までは、ただの葉っぱしか付けておらず、花の1つ、蕾の1つも見当たらなかった木に、テントから出るまでの1分に満たない時間で、10cm程の大きさの薄ピンク色の果実が、数えるのを諦める程大量に実っていたからだ。
「この匂いは…もしかして桃なのか?」
風に運ばれて果実の匂いが周囲に広がる。
その匂いは、収穫される直前の熟した桃のようで、匂いだけでも美味そうだと感じてしまう。
(ナビさん、もしかしてこの果実は食べられたりするのかな?)
『回答提示。毒性はないため、食用可能です。』
ナビさんも問題ないと言っている。
試しに手近な実の1つに手を伸ばしてみると、力を入れなくても簡単に枝から外れて収穫出来てしまった。
手に持った感触も、細かく柔らかい毛が果実の周りを覆っていて、少し力を入れて持つだけで傷んでしまいそうな感じが、地球で食べた桃とよく似ているように感じた。
とりあえず、勝手に食べたのがバレると後で面倒なので、テントに向かって声をかけておく。
「優子、少し出てきな。凄いことになってるぞ。」
「どうかしたの?…なんか、さっきからいい匂いがする…ね?」
テントを出てきた優子も、果実の匂いに気がついていたようだが、周りがこんな事になっているとは思っていなかったようで、俺と同じように驚いていた。
そんな彼女に、今取った果実を差し出してみた。
「そこら中に実ってるこれの匂いみたいだよ。一応食べられるみたいだけど、どうする?食べてみるか?」
「え?んー…」
優子は、果実を受け取って少しだけ悩んでいる。
差し出しておいてなんだけど、流石の優子でも、得体の知れないものを即断で食べることはないよう…
「あ、桃?オレも食べるよー。」
優子の後ろから顔を出したしろまが、躊躇なく皮の付いたままの果実にかじりついた。
「おい!おま…」
「うまー!甘いしオレこれ好きー!」
止める間もなく、優子の持っていた果実は食べ尽くされてしまう。
「え?なに?ご飯?」
「でっかちゃんも食べよう。甘くて美味しいよ。」
「ん、そう?私も食べる。ぼんさん取って。」
「…じゆ…」
「「早く取ってー。」」
「お、おう…」
ぬいぐるみ達の勢いに飲まれてしまい、それから果実の収穫に勤しむことになってしまった。
途中で俺も何個か食べてみたが、完熟した桃にそっくりの味で、濃厚な甘さなのにくど過ぎず、それこそ何個でも食べられそうな美味さだった。
それから何時間経ったのか、果実を取っては食い、取っては食いを繰り返していると、テントの周りの見える範囲で手の届く場所にある果実は、そのほとんどを取り尽くしたしまったようで、明らかに数が減ったように感じた。
「これ、どれだけあるんだ…?」
かなりの量を収穫したと思ったが、上を見上げれば、今まで収穫した量の軽く10倍は残っている。
俺たちが腹一杯食べたとしても、食べ尽くすよりも飽きる方が早いんじゃないかな?
「もうお腹いっぱい…ちょっと眠い…」
「オレも…もう食べられない…」
「zzzz…」
優子達は満腹で眠くなっているらしい。
俺も今は、ちょっとだけ動きたくないかな…
木の幹にもたれかかるように体を預け、風に運ばれてくる桃のような優しい香りに包まれ…俺は、そのままゆっくりと眠りに落ちていった…
ーーーー
作者です。
今まで食べた果物で、一番美味しいと思っているのは地元の白桃です。
感想その他、お時間あれば是非。
まだ長時間歩くのには不安があるため、大事をとってもう1日木の上で過ごすことにした。
このまま回復してくれれば、明日には移動を再開できると思う。
「食べ足りない気がする…」
「おれも!まめと一緒に食べるよ!」
「ぼんさん?肉は?」
ぬいぐるみの言動は、いつものことなので無視するとして、少し元気になった優子は食欲が戻ってきたのか、食べたいと言われたから朝からカップ麺を出したのだが…
2個も食べたにも関わらず、まだ食べ足りないと言っている。
「昨日まで寝込んでいたんだぞ?胃に負荷がかかるからもうやめておけ。それと、お前らも少しは我慢しなさい。」
優子達は不満そうな声を上げるが、朝からカップ麺2個は明らかに食べ過ぎだと思う。
「とりあえず下の奴等を処理してくるから、無理せずゆっくりしてろ。いいな?」
「ん、気をつけてねー」
優子に見送られ、いつもの様に木から降り、毒蔦で動けなくなっている魔物を処理していく。
…と、急に辺りがフラッシュでも使われたように明るくなった。
「は!?なんだ!?」
驚いて周りを見渡すと、何が光ったのかはすぐに分かった。
ここ数日世話になっている木の幹が、まだ淡く光を帯びていたからだ。
木が勝手に光ることはない…
いや、異世界ならありえるのか?
「ナビさん。何が起きているのか分かる?」
『回答提示。優子様が使用した回復魔法が、樹木に向けて使用された結果の事象です。』
優子がやらかしたことらしい。
「おい!優子!何をしてるんだよ!?」
木の下からある程度の声で話しかければ、上に居ても聞こえるのは、ここに着いた初日に優子と会話しているから分かっている。
それなのに、聞こえているはずの優子からの反応はない。
「誤魔化す気だな…」
今すぐ上に登っても、怒鳴ってしまいそうなので、一旦落ち着くためにも、毒蔦エリアの復旧作業を再開する。
ここに来て数日、昼間に魔物が襲って来たことはないけれど、万が一がないとも言えないからね。
「…で?何やったの?」
きっちり毒蔦を敷き終わり、樹上のテントの中に入ると、布団に包まり隠れているつもりの優子を見つけたので問いかける。
…が、反応しない。
「この木に回復魔法を使ったのは分かっているんだぞ?黙秘は無駄だと思うけど、まだ続けるの?」
「…ごめんなさい…」
布団から顔を出した優子は、申し訳なさそうに顔を伏せていた。
別に怒っている訳…いや、少し怒っているとは思うが、責めるつもりはない。
どういうつもりで魔法を使ったのか、それが聞きたいだけなんだよね。
「謝るんじゃなくて、なんで魔法を?」
「何日も泊まらせてもらってるから、そのお礼と思って…」
優子なりのお礼のつもりだったらしい。
そう言われると、これ以上怒ることも責める事も出来ない…元から責めるつもりはなかったけどね。
「…そうか。これからは、やる前に言ってくれ。もし変なことになったら困るだろ?」
「ん。今度からそうする。」
「そうしてくれ。とりあえず影響があるのかないのか分からないし、少し上まで見てくるよ。優子はここで待ってて。」
「ん。分かった。」
「なんかピカーってしたね?爆発する?」
「しないよ!しろまはこっち来て!」
優子に今後は迂闊なことをしないように言っている後ろで、ぬいぐるみ達は何か騒いでいたが…優子に任せておけばいいだろう。
それよりも、魔法の影響が気になるので、ナビさんに大丈夫なのか聞きながら外に出る。
(ナビさん、回復魔法を木に使っても大丈夫なものなのか?)
『回答提示。問題ありません。植物に使用した場合、成長速度が早くなり、多少の病気であれば回復させることができます。』
…悪影響はなさそうだ。
特に問題はないみたいだし、今回は大丈夫そ…う?
テントから出てすぐ、上を見上げて言葉を失ってしまった。
つい先程、テントに入る前までは、ただの葉っぱしか付けておらず、花の1つ、蕾の1つも見当たらなかった木に、テントから出るまでの1分に満たない時間で、10cm程の大きさの薄ピンク色の果実が、数えるのを諦める程大量に実っていたからだ。
「この匂いは…もしかして桃なのか?」
風に運ばれて果実の匂いが周囲に広がる。
その匂いは、収穫される直前の熟した桃のようで、匂いだけでも美味そうだと感じてしまう。
(ナビさん、もしかしてこの果実は食べられたりするのかな?)
『回答提示。毒性はないため、食用可能です。』
ナビさんも問題ないと言っている。
試しに手近な実の1つに手を伸ばしてみると、力を入れなくても簡単に枝から外れて収穫出来てしまった。
手に持った感触も、細かく柔らかい毛が果実の周りを覆っていて、少し力を入れて持つだけで傷んでしまいそうな感じが、地球で食べた桃とよく似ているように感じた。
とりあえず、勝手に食べたのがバレると後で面倒なので、テントに向かって声をかけておく。
「優子、少し出てきな。凄いことになってるぞ。」
「どうかしたの?…なんか、さっきからいい匂いがする…ね?」
テントを出てきた優子も、果実の匂いに気がついていたようだが、周りがこんな事になっているとは思っていなかったようで、俺と同じように驚いていた。
そんな彼女に、今取った果実を差し出してみた。
「そこら中に実ってるこれの匂いみたいだよ。一応食べられるみたいだけど、どうする?食べてみるか?」
「え?んー…」
優子は、果実を受け取って少しだけ悩んでいる。
差し出しておいてなんだけど、流石の優子でも、得体の知れないものを即断で食べることはないよう…
「あ、桃?オレも食べるよー。」
優子の後ろから顔を出したしろまが、躊躇なく皮の付いたままの果実にかじりついた。
「おい!おま…」
「うまー!甘いしオレこれ好きー!」
止める間もなく、優子の持っていた果実は食べ尽くされてしまう。
「え?なに?ご飯?」
「でっかちゃんも食べよう。甘くて美味しいよ。」
「ん、そう?私も食べる。ぼんさん取って。」
「…じゆ…」
「「早く取ってー。」」
「お、おう…」
ぬいぐるみ達の勢いに飲まれてしまい、それから果実の収穫に勤しむことになってしまった。
途中で俺も何個か食べてみたが、完熟した桃にそっくりの味で、濃厚な甘さなのにくど過ぎず、それこそ何個でも食べられそうな美味さだった。
それから何時間経ったのか、果実を取っては食い、取っては食いを繰り返していると、テントの周りの見える範囲で手の届く場所にある果実は、そのほとんどを取り尽くしたしまったようで、明らかに数が減ったように感じた。
「これ、どれだけあるんだ…?」
かなりの量を収穫したと思ったが、上を見上げれば、今まで収穫した量の軽く10倍は残っている。
俺たちが腹一杯食べたとしても、食べ尽くすよりも飽きる方が早いんじゃないかな?
「もうお腹いっぱい…ちょっと眠い…」
「オレも…もう食べられない…」
「zzzz…」
優子達は満腹で眠くなっているらしい。
俺も今は、ちょっとだけ動きたくないかな…
木の幹にもたれかかるように体を預け、風に運ばれてくる桃のような優しい香りに包まれ…俺は、そのままゆっくりと眠りに落ちていった…
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作者です。
今まで食べた果物で、一番美味しいと思っているのは地元の白桃です。
感想その他、お時間あれば是非。
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