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「……う~ん……。体中が痛い……。ここはどこ……?」
風音が目覚めると、周囲は一面の闇で、一寸先も見えないぐらいだ。
「……その声は風音……? 何が起きたかわからないけど……ウチら皆、この場所に閉じ込められたみたいでさ……」
綾音の声が聞こえる。風音が手を動かして、魔法職の杖を握ろうとすると、手が後ろで縛られていることに気づいた。足も同様に縛られている。
(なるほど。どうやら、あたしたちは敵に捕まったみたいね)
そのとき、ふいに前方に白い光が差して、人影が現れる。どうやら軽装の女のようだ。
「ようやくお目覚めかい。シリベシ洞窟では、あたいの仲間が、ずいぶん世話になったみたいだねぇ」
女はニタニタ笑いながら、パチンと右手を打ち鳴らす。とたんに周囲の闇の中から、「ぐわあああっ!」という悲鳴が響き渡る。水が噴き出すような音とともに、顔に数滴飛び散った、生温かい液体の感触に、風音は戦慄した。おそらく血だろう。
「シリベシ洞窟での恨みは、ここで晴らさせてもらうよ。決して楽に死なせてなんかやらないからね。これ以上ないぐらいに、苦しませて殺してやる」
風音はすっかり、女の放つ威圧感に呑まれてしまっていた。もはや、ガタガタ震えるだけで、何もできない状態だ。しかし、綾音の反応は違った。
「それで、ウチらの心を折ったつもりか? バカたれ! ウチらは何が何でも生きて地球に帰りたいと思ってるんだ! 人間ってのは、生きようとする欲望に優る欲望はないんだよ! てめぇが何をしようが、ウチらの心は折れない! いや、ウチが折らせない!」
「ほう、威勢だけはいいな。だが、この状況で、貴様一人に何ができる? 戦士職なのに、肝心の手足は、あたいに拘束されているじゃないか。冗談も休み休み言え」
「ところが、そうでもないんだよねぇ。あんた、暗器って知ってる? 隠し武器のことなんだけどさ。ここはもうゲームじゃなくて現実なんだ。風音が既にやった通り、ゲームの縛りは通じない。実は、懐にクナイを隠してたんだよねぇ」
ニッと笑いながら、縛られた足で何とか立ち上がると、綾音はブルブルと体を揺すって、懐にしまってあるクナイを床に落とす。そのまま口にくわえると、風音の手を縛っている縄を切り始める。
「おのれッ! 貴様の思い通りになど、させてなるものか!」
女はあわてて綾音のほうに向けて右手を突き出し、指を鳴らそうとした。だが、それまで別のプレイヤーに向けていた右手を、いきなり綾音に向けたので、一瞬のタイムラグが生じる。それを見逃す綾音ではない。
「今だ! ニーナ、光属性魔法で目くらましだ!」
とたんに、ニーナの体からまばゆい光が放たれる。
「うっ! 何だ? 無詠唱魔法か?」
女は一瞬、目をつぶってしまい、指を鳴らす動きが止まってしまった。
「そうよ。呪文を唱えなきゃならないプレイヤーと違って、NPCは無詠唱魔法を使えるからね。あんた、ここにいるのがプレイヤーだけだと思って、油断してたでしょ。だから、なぶり殺しにしようとして、なめてかかってきたんだ。おかげでウチは助かったけどね」
そうこうするうちに、綾音は風音の縄を切り終わる。手足が自由になった風音は、付近に落ちていた自分の杖を拾うと、女に向けてかまえる。
「さあ、これで条件は五分五分ね。これからは、あたしが攻撃魔法でブチのめしてあげるわ。食らえ、『オーラバーン』!」
風音は、詠唱時間の短い、狭い範囲内の攻撃魔法『オーラバーン』を放つ。ようやくニーナの目くらましから視界の回復した女は、オーラバーンで不意を突かれ、正面からくらってしまう。
「ぐあああっ! くそっ、やってくれるじゃない……。小娘だと思って油断したわ……」
女はあわてて風音に向けて右手をかまえる。
「もう、なぶり殺しになんてしない。次の一撃で、確実に息の根を止めてやる」
だが、女がパチンと右手を打ち鳴らす直前に、綾音が「右に跳んで」と風音に向かって叫ぶ。風音があわてて右に跳んで受け身をとると、すぐ左を衝撃波が通り過ぎていった。
「こいつの魔法の正体がわかったでしょう。目に見えない高速の衝撃波を繰り出していたのよ。ただ、右手を打ち鳴らさないと衝撃波を打てないから、右手の動きさえ見逃さなければ、よけられるはずだわ」
解説している綾音は、既にニーナと協力しながら、互いの手足の縄をクナイで切り終わり、剣をかまえていた。だが、それを尻目に、女は不敵に笑う。
「貴様ら、あたいに奥の手が何もないと思って、勝った気になっているんじゃないだろうな? まだ、マカンルの街で貴様らを襲った、あたいの可愛い子分たちが残っているんだよ。ほら、おまえたち、もう生け捕りにするために手加減しろなんて言わないから、こいつらを皆殺しにしておしまい」
とたんに、周囲の壁がミシミシときしみ始める。それまで周囲が全くの闇で、部屋の広さもわからなかったが、ミシミシという音が聞こえてきて初めて、少し広い広間だということが風音にも感じられた。やがて、壁が壊れる破裂音とともに、十数匹の大蛇どもが広間に侵入してくる。
「こいつら……街であたしたちを襲ったやつら……」
風音は再び戦慄した。現状では、手足の縄を切ることができたのは、風音たち三人だけで、プレイヤーのほとんどは手足を縛られていて身動きできないか、先ほどの女の攻撃で重傷を負っているかだ。状況は絶望的だった。
「……いや、そう絶望的でもないですよ。わたしに逆転の秘策があります……」
ふいにニーナが風音の耳元で秘策をささやく。聞いていた風音は、これに賭けるしかないと思った。ニーナに教えられた通りに呪文を唱え、それをニーナが無詠唱で増幅する。
「食らえ! 『敵中作敵』!」
風音は大蛇の半分に魔法をかける。ただ、本来は攻撃魔法ではない魔法を無理に使ったため、魔力を大量に消耗してしまい、残った魔力は0に近かった。これ以上、攻撃魔法は使えない。
(この状態で、あの女の衝撃波を何発も撃たれたら、あたしは今度こそ確実に殺されるな)
さて、プレイヤーに襲いかかった大蛇どもは、風音の魔法をくらうと、互いに共食いを始めた。大蛇どうしがかみつき合ったり、尻尾で殴り合ったりしているので、周囲はまるで怪獣大決戦のような状態になっており、巻き込まれて尻尾で殴られたプレイヤーも数人いたが、ほとんどのプレイヤーは広間の中央に避難することで、事なきを得た。
「き……貴様ら……あたいの可愛い子分たちに何をした?」
女が額に血管を浮き上がらせて怒り狂う。
「大蛇どもの五感を狂わせる魔法をかけたんですよ。もっとも、相手が蛇みたいな脳が小さい生物だから使える魔法で、脳の発達した人間には使えないですけどね。動き回る大きな相手は全て敵だと錯覚させておけば、あとは勝手に共食いしてくれるってわけです。ただ、さすがにカザネさんの魔力だけでは限度がありますから、わたしの魔力で増幅させていただきましたが」
解説するニーナの顔には、玉のような汗が浮かんでいた。ニーナも風音同様、魔力を消耗しきっていたのだ。
「でも、そんなすごい魔法が使えるのなら、なぜマカンルの街で大蛇どもに襲われたときに使わなかったの?」
「あのときは、わたしの魔力を相乗効果でさらに増幅させてくれるはずの、妖精の魔力を感じなかったからですよ。この広間からは、その妖精らしき魔力を感じます。まだ、具体的にどこにいるのかは、つかめていませんが」
「ええいッ! 何をゴチャゴチャ言っている? こうなれば、もう貴様らだけでは済ませないぞ! マカンルの街中の人間を根絶やしにしてやる!」
女は懐から短刀を取り出すと、天にかざした。短刀からは、「グエエエ……」などという低いうなり声が聞こえてくる。女が長い呪文を唱え始めると、短刀の刃の部分が淡い金色に輝き始め、徐々に魔力の波動を放ち始めた。
「まずいですね。あの短刀は、魔剣の一種です。おそらく、妖精を封じてあり、妖精の魔力を抽出して攻撃魔法に使うのが目的でしょう。わたしが先ほどから感じていた妖精の魔力の源は、たぶん、あの短刀でしょうね」
同時に、風音の頭の中に、「……助けて……どうか、助けて……見知らぬ人たち……」という声が響いてきた。耳の聴覚を通して聞こえてきるのではなく、脳に直接響いてくる感じだ。テレパシーとは、こういう状態のことを言うのだろうか。声の調子は、あまりに切なく悲しく、風音も綾音もいつの間にか、涙がこぼれてきた。
「これは、短刀に封じられている妖精の声ですね。すぐにでも助けないと、短刀に魂まで吸収されてしまい、あの女の使い魔にされてしまいます」
ニーナが悲痛な面持ちでつぶやく。
「ウチが妖精の心の中に潜るわ。たぶん、ガヴリールみたいに怠惰に過ごしたがる風音よりは、学校の友達とどんどん接点を持ちたがるウチのほうが、妖精と会話できるはずだから。とりあえず、風音はニーナの防御の結界に隠れて、魔力を回復してて」
風音が目覚めると、周囲は一面の闇で、一寸先も見えないぐらいだ。
「……その声は風音……? 何が起きたかわからないけど……ウチら皆、この場所に閉じ込められたみたいでさ……」
綾音の声が聞こえる。風音が手を動かして、魔法職の杖を握ろうとすると、手が後ろで縛られていることに気づいた。足も同様に縛られている。
(なるほど。どうやら、あたしたちは敵に捕まったみたいね)
そのとき、ふいに前方に白い光が差して、人影が現れる。どうやら軽装の女のようだ。
「ようやくお目覚めかい。シリベシ洞窟では、あたいの仲間が、ずいぶん世話になったみたいだねぇ」
女はニタニタ笑いながら、パチンと右手を打ち鳴らす。とたんに周囲の闇の中から、「ぐわあああっ!」という悲鳴が響き渡る。水が噴き出すような音とともに、顔に数滴飛び散った、生温かい液体の感触に、風音は戦慄した。おそらく血だろう。
「シリベシ洞窟での恨みは、ここで晴らさせてもらうよ。決して楽に死なせてなんかやらないからね。これ以上ないぐらいに、苦しませて殺してやる」
風音はすっかり、女の放つ威圧感に呑まれてしまっていた。もはや、ガタガタ震えるだけで、何もできない状態だ。しかし、綾音の反応は違った。
「それで、ウチらの心を折ったつもりか? バカたれ! ウチらは何が何でも生きて地球に帰りたいと思ってるんだ! 人間ってのは、生きようとする欲望に優る欲望はないんだよ! てめぇが何をしようが、ウチらの心は折れない! いや、ウチが折らせない!」
「ほう、威勢だけはいいな。だが、この状況で、貴様一人に何ができる? 戦士職なのに、肝心の手足は、あたいに拘束されているじゃないか。冗談も休み休み言え」
「ところが、そうでもないんだよねぇ。あんた、暗器って知ってる? 隠し武器のことなんだけどさ。ここはもうゲームじゃなくて現実なんだ。風音が既にやった通り、ゲームの縛りは通じない。実は、懐にクナイを隠してたんだよねぇ」
ニッと笑いながら、縛られた足で何とか立ち上がると、綾音はブルブルと体を揺すって、懐にしまってあるクナイを床に落とす。そのまま口にくわえると、風音の手を縛っている縄を切り始める。
「おのれッ! 貴様の思い通りになど、させてなるものか!」
女はあわてて綾音のほうに向けて右手を突き出し、指を鳴らそうとした。だが、それまで別のプレイヤーに向けていた右手を、いきなり綾音に向けたので、一瞬のタイムラグが生じる。それを見逃す綾音ではない。
「今だ! ニーナ、光属性魔法で目くらましだ!」
とたんに、ニーナの体からまばゆい光が放たれる。
「うっ! 何だ? 無詠唱魔法か?」
女は一瞬、目をつぶってしまい、指を鳴らす動きが止まってしまった。
「そうよ。呪文を唱えなきゃならないプレイヤーと違って、NPCは無詠唱魔法を使えるからね。あんた、ここにいるのがプレイヤーだけだと思って、油断してたでしょ。だから、なぶり殺しにしようとして、なめてかかってきたんだ。おかげでウチは助かったけどね」
そうこうするうちに、綾音は風音の縄を切り終わる。手足が自由になった風音は、付近に落ちていた自分の杖を拾うと、女に向けてかまえる。
「さあ、これで条件は五分五分ね。これからは、あたしが攻撃魔法でブチのめしてあげるわ。食らえ、『オーラバーン』!」
風音は、詠唱時間の短い、狭い範囲内の攻撃魔法『オーラバーン』を放つ。ようやくニーナの目くらましから視界の回復した女は、オーラバーンで不意を突かれ、正面からくらってしまう。
「ぐあああっ! くそっ、やってくれるじゃない……。小娘だと思って油断したわ……」
女はあわてて風音に向けて右手をかまえる。
「もう、なぶり殺しになんてしない。次の一撃で、確実に息の根を止めてやる」
だが、女がパチンと右手を打ち鳴らす直前に、綾音が「右に跳んで」と風音に向かって叫ぶ。風音があわてて右に跳んで受け身をとると、すぐ左を衝撃波が通り過ぎていった。
「こいつの魔法の正体がわかったでしょう。目に見えない高速の衝撃波を繰り出していたのよ。ただ、右手を打ち鳴らさないと衝撃波を打てないから、右手の動きさえ見逃さなければ、よけられるはずだわ」
解説している綾音は、既にニーナと協力しながら、互いの手足の縄をクナイで切り終わり、剣をかまえていた。だが、それを尻目に、女は不敵に笑う。
「貴様ら、あたいに奥の手が何もないと思って、勝った気になっているんじゃないだろうな? まだ、マカンルの街で貴様らを襲った、あたいの可愛い子分たちが残っているんだよ。ほら、おまえたち、もう生け捕りにするために手加減しろなんて言わないから、こいつらを皆殺しにしておしまい」
とたんに、周囲の壁がミシミシときしみ始める。それまで周囲が全くの闇で、部屋の広さもわからなかったが、ミシミシという音が聞こえてきて初めて、少し広い広間だということが風音にも感じられた。やがて、壁が壊れる破裂音とともに、十数匹の大蛇どもが広間に侵入してくる。
「こいつら……街であたしたちを襲ったやつら……」
風音は再び戦慄した。現状では、手足の縄を切ることができたのは、風音たち三人だけで、プレイヤーのほとんどは手足を縛られていて身動きできないか、先ほどの女の攻撃で重傷を負っているかだ。状況は絶望的だった。
「……いや、そう絶望的でもないですよ。わたしに逆転の秘策があります……」
ふいにニーナが風音の耳元で秘策をささやく。聞いていた風音は、これに賭けるしかないと思った。ニーナに教えられた通りに呪文を唱え、それをニーナが無詠唱で増幅する。
「食らえ! 『敵中作敵』!」
風音は大蛇の半分に魔法をかける。ただ、本来は攻撃魔法ではない魔法を無理に使ったため、魔力を大量に消耗してしまい、残った魔力は0に近かった。これ以上、攻撃魔法は使えない。
(この状態で、あの女の衝撃波を何発も撃たれたら、あたしは今度こそ確実に殺されるな)
さて、プレイヤーに襲いかかった大蛇どもは、風音の魔法をくらうと、互いに共食いを始めた。大蛇どうしがかみつき合ったり、尻尾で殴り合ったりしているので、周囲はまるで怪獣大決戦のような状態になっており、巻き込まれて尻尾で殴られたプレイヤーも数人いたが、ほとんどのプレイヤーは広間の中央に避難することで、事なきを得た。
「き……貴様ら……あたいの可愛い子分たちに何をした?」
女が額に血管を浮き上がらせて怒り狂う。
「大蛇どもの五感を狂わせる魔法をかけたんですよ。もっとも、相手が蛇みたいな脳が小さい生物だから使える魔法で、脳の発達した人間には使えないですけどね。動き回る大きな相手は全て敵だと錯覚させておけば、あとは勝手に共食いしてくれるってわけです。ただ、さすがにカザネさんの魔力だけでは限度がありますから、わたしの魔力で増幅させていただきましたが」
解説するニーナの顔には、玉のような汗が浮かんでいた。ニーナも風音同様、魔力を消耗しきっていたのだ。
「でも、そんなすごい魔法が使えるのなら、なぜマカンルの街で大蛇どもに襲われたときに使わなかったの?」
「あのときは、わたしの魔力を相乗効果でさらに増幅させてくれるはずの、妖精の魔力を感じなかったからですよ。この広間からは、その妖精らしき魔力を感じます。まだ、具体的にどこにいるのかは、つかめていませんが」
「ええいッ! 何をゴチャゴチャ言っている? こうなれば、もう貴様らだけでは済ませないぞ! マカンルの街中の人間を根絶やしにしてやる!」
女は懐から短刀を取り出すと、天にかざした。短刀からは、「グエエエ……」などという低いうなり声が聞こえてくる。女が長い呪文を唱え始めると、短刀の刃の部分が淡い金色に輝き始め、徐々に魔力の波動を放ち始めた。
「まずいですね。あの短刀は、魔剣の一種です。おそらく、妖精を封じてあり、妖精の魔力を抽出して攻撃魔法に使うのが目的でしょう。わたしが先ほどから感じていた妖精の魔力の源は、たぶん、あの短刀でしょうね」
同時に、風音の頭の中に、「……助けて……どうか、助けて……見知らぬ人たち……」という声が響いてきた。耳の聴覚を通して聞こえてきるのではなく、脳に直接響いてくる感じだ。テレパシーとは、こういう状態のことを言うのだろうか。声の調子は、あまりに切なく悲しく、風音も綾音もいつの間にか、涙がこぼれてきた。
「これは、短刀に封じられている妖精の声ですね。すぐにでも助けないと、短刀に魂まで吸収されてしまい、あの女の使い魔にされてしまいます」
ニーナが悲痛な面持ちでつぶやく。
「ウチが妖精の心の中に潜るわ。たぶん、ガヴリールみたいに怠惰に過ごしたがる風音よりは、学校の友達とどんどん接点を持ちたがるウチのほうが、妖精と会話できるはずだから。とりあえず、風音はニーナの防御の結界に隠れて、魔力を回復してて」
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