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第1章 暗い闇と蒼い薔薇
王子様ご降臨 2
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ユージーンを出迎えたのは、黒縁眼鏡をかけた執事だった。
近衛騎士は門のところで控えさせている。
この場にいるのは、ユージーンとサイラスだけだ。
挨拶がてら寄った、という体なので、あまり仰々しくないほうがいいだろうと、サイラスに言われている。
「これはいったい何事だ?」
玄関ホールは、とても人を迎えいれられる状態ではなかった。
床は木屑だらけで、壁も板が剥き出しになっている。
「今、当家は改装中にございます。旦那様も、まだお帰りになられておりませんし、なにぶん、このような有り様でございますから、とても殿下をおもてなしできる状態ではございません」
暗に「帰れ」と言われているのを感じた。
眉を、ついっと引き上げる。
高揚していた気分を台無しにされ、不愉快だった。
(主があんなふうだから、使用人も傲慢になるのだろう。躾もなっていない)
当然、ユージーンは執事の名など知らない。
わざわざ足を運んだのは執事に会うためではないのだから。
「宰相がおらんのは知っている。王宮にいるのだから当然だ」
自分を侮るような物言いは許さないと、言外にこめる。
それでも、執事は顔色ひとつ変えなかった。
不快ではあったが、無視する。
「あの娘……レティシアは、いるのだろ? すぐに呼べ」
彼女が屋敷から出ていないのは魔術師からの報告で知っていた。
主がいないのなら、主の代理である娘が挨拶に来るのは当然のことだ。
本来は、王太子である自分が言うまでもなく姿を現すのが筋だろうにと、少しばかり苦々しく思う。
(しかし、あの娘は礼節というものを平気で無視する。呼ばれるまで出てこないのも、いたしかたあるまい)
こんな状態ではあれど、屋敷内にはどこかまともな場所もあるはずだ。
なんならレティシアの部屋でもかまわない。
ユージーンは、2人「きり」で、じっくりと話し合いをするつもりでいた。
ちゃんと言い聞かせれば、ものの道理も通じるだろう。
それですべてが解決する。
そう思っていた。
が、次の瞬間、理性を失う。
「ただいまレティシア様は……」
一瞬で頭に血が昇り、なにも考えられなくなった。
いきなり執事の襟首をつかみ上げる。
「あの娘は俺の妃となる身ぞ! 使用人風情が軽々しく名を呼ぶな!」
ユージーンは、己の身を守れる程度には体を鍛えていた。
同じくらいの身の丈の、しかも使用人ごときに遅れを取るとは思っていない。
その使用人ごときがユージーンの手首をつかむ。
ちりっとした痛みに、眉をひそめた。
それでも怒りがおさめられずにいる。
「今すぐレティシアを連れて来い。このようなところに置いてはおけん」
彼女は自分のものなのだ。
王宮に連れ帰り、傍に置く。
勝手に、そう思っていた。
「呼ばれなくてもここにいるよ! グレイから手を放してくれるッ?!」
怒鳴り声に、ユージーンは視線をそちらに向ける。
ずかずかとレティシアが大股で歩み寄ってきた。
その姿に、愕然とする。
「お前……なぜ使用人の服なんぞ着ている?」
「そんなことどうだっていいでしょっ! てゆーか、手を放せって言ってるのが、聞こえてないのっ?!」
あまりの剣幕と彼女の服装に驚き過ぎて、ユージーンは執事から手を離した。
その執事を庇うように、ユージーンとの間に割って入ってくる。
「だいたいね、ここは私のウチ! ひと様のウチに勝手に入ってきておいて、どんな態度だよ?! 図々し過ぎるわ! 失礼過ぎだわ!」
ぎゃんぎゃんと吠えたてられて、呆気にとられた。
彼女の目は怒りに燃えている。
「みんなには、私から名前呼びを頼んでるんだからね! それが、このウチのルール……決まり事なの! なんにも知らないくせに偉そうに口出さないで!」
レティシアの声以外、誰の声も聞こえない。
周囲の者は、レティシアを守るように彼女の後ろに控えている。
みんな、一様に冷たい視線でユージーンを見ていた。
「それに、私は正妃を断ったはずだよ! あなたがどれだけ粘着してこようと、正妃になる気なんてないから! 絶対に無理! お・こ・と・わ・り!!」
ユージーンは、じっと黙って彼女を見つめる。
彼女の言動を理解できなかった。
(この娘はいつも怒っているな。なぜ、こんなに怒っているのかわからんが)
使用人に名前を呼ばせていることも、使用人の服を着ていることも。
彼女の言うことすること、すべて意味不明だ。
どう言葉を返せばいいのか、内心では戸惑っていた。
詫びるなどという発想は、ユージーンにはないので。
「お前は、何もわかっておらん」
ひとまず自分のわかっていることから話すことにした。
落ち着いた場所でじっくり言い聞かせるつもりだったが、しかたがない。
「自分の血がどれほどの重責を担うものか、正しく理解しろ」
「血……?」
彼女は少し怒りを鎮めた様子になり、怪訝そうな顔をする。
サイラスの言った通りだと思った。
レティシア・ローエルハイドは自らの血について、わかっていないのだ。
「お前は大公の孫娘だろ? 大公がどれだけ大きな力を持っているか、知っているのではないか?」
「それが、私になんの関係があるの? お祖父さまが強いのは知ってるけど、それはお祖父さまの力で、私にそんな力ないし」
ふう…と、これ見よがしに、ため息をついてみせる。
レティシアが、ちょっと嫌そうに顔をしかめた。
本当に、くるくると表情がよく変わる。
見ていると、少し気分が落ち着いてきた。
自分の血について知らないから、彼女は「駄々」をこねているだけなのだ。
そう思うと、その幼さが愛らしくも感じられる。
「力の有る無しではない。良いか? 重要なのは、ジョシュア・ローエルハイドの血をお前が受け継いでいるということだ」
「それ、さっきも聞きましたケド? それに、重要とか重責とか言われても、実際、私にはなんにもできないじゃん」
「お前は、俺の傍にいるだけでよい。それだけで重責を果たしていることになる。ローエルハイドの孫娘が王宮に入ったと聞けば、諸外国も我が国には手が出せなくなるのだからな」
とたん、レティシアがムっとした表情になった。
夜会の時と同じように、ユージーンを正面から睨みつけてくる。
なにか気に入らないことを言ったようだが、ユージーンとしては、とてもわかり易く「言い聞かせた」つもりだった。
「それって、私をダシにお祖父さまの力を借りようって魂胆?」
「なにを言う。お前がいれば大公の力などいらん」
「はあ? 私に戦争を終結させるような力なんてないって言ってるでしょ?」
「終結させる必要はなかろう。お前自身が抑止力になり得るというのに」
「……意味わかんない……力があってこその抑止力じゃないの……?」
頭が悪いとは思えないのだが、彼女はいっこう要領を得ない様子だ。
わかり易くといっても、これ以上どう噛み砕けばいいのか、悩んでしまう。
「あ……でも、ローエルハイドの血が重要っていうなら、お父さまがいるじゃんか。宰相なんだし、私じゃなくても、十分、抑止力になるよね?」
言葉に、ユージーンのほうが、きょとんとなった。
なぜ、ここで宰相が出てくるのかが不明だ。
「血といっても、なんでもよいわけではない。お前でなければならんのだ」
「だーかーらぁ、それがなんでかわかんないって言ってんの!」
心の中で首をかしげる。
誰もが知っているはずの事実を、まさか彼女は知らないのだろうか。
「お前が黒髪、黒眼だからだ」
「は……?」
「知らんのか? その2つを合わせ持つ者は、この世にたった2人しかおらん。大公、それにお前だ」
だからこその抑止力。
力を持っているかどうかなど、他国には明確にはわからない。
持っているかもしれない、という疑念だけで十分なのだ。
「お前……本当に知らなかったのか……」
言葉を発することなく、呆然としている彼女に驚いている。
気づけば、執事をはじめ周囲の何人かの使用人が顔色を青ざめさせていた。
「なるほど。誰もお前にそのことを教えなかったのだな」
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この場にいるのは、ユージーンとサイラスだけだ。
挨拶がてら寄った、という体なので、あまり仰々しくないほうがいいだろうと、サイラスに言われている。
「これはいったい何事だ?」
玄関ホールは、とても人を迎えいれられる状態ではなかった。
床は木屑だらけで、壁も板が剥き出しになっている。
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(主があんなふうだから、使用人も傲慢になるのだろう。躾もなっていない)
当然、ユージーンは執事の名など知らない。
わざわざ足を運んだのは執事に会うためではないのだから。
「宰相がおらんのは知っている。王宮にいるのだから当然だ」
自分を侮るような物言いは許さないと、言外にこめる。
それでも、執事は顔色ひとつ変えなかった。
不快ではあったが、無視する。
「あの娘……レティシアは、いるのだろ? すぐに呼べ」
彼女が屋敷から出ていないのは魔術師からの報告で知っていた。
主がいないのなら、主の代理である娘が挨拶に来るのは当然のことだ。
本来は、王太子である自分が言うまでもなく姿を現すのが筋だろうにと、少しばかり苦々しく思う。
(しかし、あの娘は礼節というものを平気で無視する。呼ばれるまで出てこないのも、いたしかたあるまい)
こんな状態ではあれど、屋敷内にはどこかまともな場所もあるはずだ。
なんならレティシアの部屋でもかまわない。
ユージーンは、2人「きり」で、じっくりと話し合いをするつもりでいた。
ちゃんと言い聞かせれば、ものの道理も通じるだろう。
それですべてが解決する。
そう思っていた。
が、次の瞬間、理性を失う。
「ただいまレティシア様は……」
一瞬で頭に血が昇り、なにも考えられなくなった。
いきなり執事の襟首をつかみ上げる。
「あの娘は俺の妃となる身ぞ! 使用人風情が軽々しく名を呼ぶな!」
ユージーンは、己の身を守れる程度には体を鍛えていた。
同じくらいの身の丈の、しかも使用人ごときに遅れを取るとは思っていない。
その使用人ごときがユージーンの手首をつかむ。
ちりっとした痛みに、眉をひそめた。
それでも怒りがおさめられずにいる。
「今すぐレティシアを連れて来い。このようなところに置いてはおけん」
彼女は自分のものなのだ。
王宮に連れ帰り、傍に置く。
勝手に、そう思っていた。
「呼ばれなくてもここにいるよ! グレイから手を放してくれるッ?!」
怒鳴り声に、ユージーンは視線をそちらに向ける。
ずかずかとレティシアが大股で歩み寄ってきた。
その姿に、愕然とする。
「お前……なぜ使用人の服なんぞ着ている?」
「そんなことどうだっていいでしょっ! てゆーか、手を放せって言ってるのが、聞こえてないのっ?!」
あまりの剣幕と彼女の服装に驚き過ぎて、ユージーンは執事から手を離した。
その執事を庇うように、ユージーンとの間に割って入ってくる。
「だいたいね、ここは私のウチ! ひと様のウチに勝手に入ってきておいて、どんな態度だよ?! 図々し過ぎるわ! 失礼過ぎだわ!」
ぎゃんぎゃんと吠えたてられて、呆気にとられた。
彼女の目は怒りに燃えている。
「みんなには、私から名前呼びを頼んでるんだからね! それが、このウチのルール……決まり事なの! なんにも知らないくせに偉そうに口出さないで!」
レティシアの声以外、誰の声も聞こえない。
周囲の者は、レティシアを守るように彼女の後ろに控えている。
みんな、一様に冷たい視線でユージーンを見ていた。
「それに、私は正妃を断ったはずだよ! あなたがどれだけ粘着してこようと、正妃になる気なんてないから! 絶対に無理! お・こ・と・わ・り!!」
ユージーンは、じっと黙って彼女を見つめる。
彼女の言動を理解できなかった。
(この娘はいつも怒っているな。なぜ、こんなに怒っているのかわからんが)
使用人に名前を呼ばせていることも、使用人の服を着ていることも。
彼女の言うことすること、すべて意味不明だ。
どう言葉を返せばいいのか、内心では戸惑っていた。
詫びるなどという発想は、ユージーンにはないので。
「お前は、何もわかっておらん」
ひとまず自分のわかっていることから話すことにした。
落ち着いた場所でじっくり言い聞かせるつもりだったが、しかたがない。
「自分の血がどれほどの重責を担うものか、正しく理解しろ」
「血……?」
彼女は少し怒りを鎮めた様子になり、怪訝そうな顔をする。
サイラスの言った通りだと思った。
レティシア・ローエルハイドは自らの血について、わかっていないのだ。
「お前は大公の孫娘だろ? 大公がどれだけ大きな力を持っているか、知っているのではないか?」
「それが、私になんの関係があるの? お祖父さまが強いのは知ってるけど、それはお祖父さまの力で、私にそんな力ないし」
ふう…と、これ見よがしに、ため息をついてみせる。
レティシアが、ちょっと嫌そうに顔をしかめた。
本当に、くるくると表情がよく変わる。
見ていると、少し気分が落ち着いてきた。
自分の血について知らないから、彼女は「駄々」をこねているだけなのだ。
そう思うと、その幼さが愛らしくも感じられる。
「力の有る無しではない。良いか? 重要なのは、ジョシュア・ローエルハイドの血をお前が受け継いでいるということだ」
「それ、さっきも聞きましたケド? それに、重要とか重責とか言われても、実際、私にはなんにもできないじゃん」
「お前は、俺の傍にいるだけでよい。それだけで重責を果たしていることになる。ローエルハイドの孫娘が王宮に入ったと聞けば、諸外国も我が国には手が出せなくなるのだからな」
とたん、レティシアがムっとした表情になった。
夜会の時と同じように、ユージーンを正面から睨みつけてくる。
なにか気に入らないことを言ったようだが、ユージーンとしては、とてもわかり易く「言い聞かせた」つもりだった。
「それって、私をダシにお祖父さまの力を借りようって魂胆?」
「なにを言う。お前がいれば大公の力などいらん」
「はあ? 私に戦争を終結させるような力なんてないって言ってるでしょ?」
「終結させる必要はなかろう。お前自身が抑止力になり得るというのに」
「……意味わかんない……力があってこその抑止力じゃないの……?」
頭が悪いとは思えないのだが、彼女はいっこう要領を得ない様子だ。
わかり易くといっても、これ以上どう噛み砕けばいいのか、悩んでしまう。
「あ……でも、ローエルハイドの血が重要っていうなら、お父さまがいるじゃんか。宰相なんだし、私じゃなくても、十分、抑止力になるよね?」
言葉に、ユージーンのほうが、きょとんとなった。
なぜ、ここで宰相が出てくるのかが不明だ。
「血といっても、なんでもよいわけではない。お前でなければならんのだ」
「だーかーらぁ、それがなんでかわかんないって言ってんの!」
心の中で首をかしげる。
誰もが知っているはずの事実を、まさか彼女は知らないのだろうか。
「お前が黒髪、黒眼だからだ」
「は……?」
「知らんのか? その2つを合わせ持つ者は、この世にたった2人しかおらん。大公、それにお前だ」
だからこその抑止力。
力を持っているかどうかなど、他国には明確にはわからない。
持っているかもしれない、という疑念だけで十分なのだ。
「お前……本当に知らなかったのか……」
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