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最終章 黒い羽と青のそら
にっちもさっちも 4
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彼は、ほんの少し機嫌が悪い。
レティシアが近くにいることを考えれば、かなりめずらしい。
極めて稀な状態と言える。
「それで?」
彼は、ついさっき屋敷に帰ってきたところだ。
迎えに出たのは、グレイだった。
その時には、すでに「何かある」と感じていた。
彼が帰ると、いつも玄関ホールに、レティシアは顔を出す。
その姿がなかったからだ。
彼は、レティシア固有の魔力を感知できる。
屋敷内の小ホールにいるのは、わかっていた。
つまり、就寝しているのではない、ということ。
思った通り、グレイから、レティシアが小ホールで待っていると言われた。
待っているのが、レティシアだけだったなら、微かにであれ、機嫌が悪くなったりはしない。
「レティシアが街に出れば、あの女は好機と捉える」
彼は、長ソファに腰かけている。
隣に、レティシアはいない。
正面の、1人掛け用ソファに座っていた。
その隣にいるのは、ユージーン。
だから、彼は、ほんのちょっぴり機嫌が悪いのだ。
「要するに、きみは、レティを囮にしようと言っているのか?」
「そうだ」
レティシアの前で、あまり怖い顔はしたくない。
とはいえ、ユージーンの「提案」を、簡単に容認することはできなかった。
ユージーンは、彼に「レティシアを危険の前に放り出す」と言っている。
おおよそ「提案」の中身については、予測がついていた。
実行するには、いくつか問題があるのだ。
そもそもレティシアを巻き込まずに、解決のつけられる話でもある。
彼も、ジョーが狙われることについては、ユージーンと同意見だ。
だとしても、別の対処法を取ればすむ。
だから、ユージーンがレティシアに話したこと自体が、気に入らなかった。
話せば、彼女が気にするのは、わかっている。
「そんな危険なことを、レティにさせるつもりはないよ」
彼は、ユージーンに向かって、そっけなく言った。
ジョーに何かあったら、と思うレティシアの気持ちは、わかる。
それでも、彼女自身が前に出る必要を、彼は感じない。
「では、ジョーは、どうする?」
「落ち着くまで、屋敷から出ないようにしていれば、問題ないと思うがね」
ユージーンが、眉をひそめた。
彼の「落ち着くまで」との言葉に、引っ掛かっているのだろう。
彼は、自分1人で始末をつければいい、と考えている。
レティシアはもとより、ユージーンも関わる必要はない。
もっともユージーンが王宮に戻れば、すべてすっきりするのだけれども。
(彼は戻れないし、戻ろうとはしないだろう)
ユージーンは、すでにザカリーと契約していた。
その契約により、ユージーンの「魔術師長」は、ザカリーとなる。
ただ、それを周囲に公表することはできないのだ。
王族は、器を持たない。
器を持たないはずの第2王子が、なぜ魔術師長になれるのか。
それは、すなわちザカリーが「不義」の子であることを、公表するも同然だ。
王宮内だけに留まるのならばともかく、広く世に知れ渡るのは、まずい。
ザカリーに対する風当たりは強くなるだろうし、ザカリーを選んだユージーンも非難される。
下手をすれば、ザカリーを死罪にして、新しい魔術師長を選ぶべきだ、との声も上がりかねなかった。
そのため、ユージーンは、王太子には戻れない。
即位するのは、ザカリーでなければならないからだ。
とはいえ、厄介な手順を踏めば、そうした事情を回避しつつ、ユージーンが即位する手は残されている。
ザカリーに即位させたのち、短期間で退位させるのだ。
その結果としての、ユージーンの即位であれば、ザカリーが魔術師長であることを公表せずにすむ。
(彼が、サイラスに、こだわりさえしなければ、ね)
面倒な手続きを経なければ、ユージーンは即位できない。
が、それ以上に、ユージーンの感情的な部分が、即位への道を阻害していると、彼にはわかっていた。
たとえ建前でも、ユージーンは、サイラス以外の側近を置きたくないのだ。
そして、その者が、ユージーンの「魔術師長」として周囲から扱われることも、許容できないに違いない。
ユージーン・ガルベリーの最側近はサイラスだけだった。
その意思を、ユージーンは貫くつもりでいる。
周囲にも、そう主張したいのだろう。
そこに、こだわりさえしなければ、この厄介事に始末をつける手があることくらい、ユージーンにもわかっているはずなのに。
だから、彼は納得しない。
ユージーンの主義のために、レティシアを危険に晒すなど、馬鹿げている。
ただ、レティシアが、ジョーを気にかけているのもわかっているので、見過ごしにする気もない。
やるなら、自分1人でやる。
レティシアを危険に晒さず、かつ、彼女の憂いも取り除く。
それだけのことだった。
「えっと……あの……お祖父さま……」
レティシアが、困り顔で、彼を見つめてくる。
その表情で、自分が、考えを改めなければならなくなるのを悟った。
レティシアは、決めてしまっている。
これは、レティシアにとって、事後承諾に過ぎないのだ。
それでも、彼が強硬に反対しさえすれば、彼女は諦めるに違いない。
わかっているので、腹は立たなかった。
もとより、彼が、レティシアに怒りを感じることなどないだろうが、それはともかく。
「ジョーが、危ない目に合うかもしれないのは、私が嫌なんだよね。だから、私にできることがあれば、やりたいんだよ。戦ったりとかは……できないけど」
「囮くらいはできる、と言いたいのかい?」
こくっと、レティシアがうなずいた。
彼女が気に病み続けることと、彼女を守り切ること。
どちらに比重を置くかと言えば、前者だった。
危険は、彼の力でどうにでもできるが、レティシアの感情の前では、彼は無力だからだ。
「私は、お前が、これ以上、危険な目に合うのなら、この際、国替えをしてもいいと思っているくらいなのだよ?」
レティシアが、目を見開く。
それから、ますます困った顔をした。
「今は、まだ……ジョーとザカリーくんが、どうなるか、わからないし……こっち都合で急かせて、あとからジョーに後悔させたくない」
彼は、レティシアに微笑んでみせる。
が、レティシアは、うつむいてしまった。
「……こういう時、お祖父さまに頼ってばっかりでしょ? ジョーを助けたいのは私なんだから、ホントは、私とユージーン、2人でやるべきなんだよね……」
言葉に、彼は、一瞬、言葉をなくすほど驚く。
すぐさま、少し厳しくし過ぎたかもしれない、と反省した。
「それなら、それでもよい。誰か、魔術師を……」
「きみの意見は、求めていない」
ひと言の元に、ユージーンの言葉を切り捨てる。
ユージーンと、見ず知らずの魔術師に、レティシアを託せるわけがない。
それから、穏やかな声で、レティシアを呼んだ。
「こちらにおいで、レティ」
レティシアが顔を上げ、彼の隣に座ってくる。
頭を、ゆるく繰り返し撫でた。
「お前の気持ちはわかったよ。ただね、困ったことが、ひとつだけある」
「なに?」
「お前の瞳さ。髪はカツラで誤魔化せても、瞳はね」
諦めさせるために、言っているのではない。
本当のことだから、話している。
「魔術では、変えられんのか?」
「私はともかく、レティは変えられない」
試しに、指を弾いてみせた。
彼自身、もしかしたら、とも思ったからだ。
が、やはりなんの変化もない。
「うーん……カラコンがあればなぁ……」
「からこん? なんだ、それは? 目の色を変える薬か?」
「違うよ。眼鏡のレンズの代わりになるもので、色がついてるんだよね」
「そのようなもの、目に入るわけがなかろう!」
「いや、だからさ、そのままってことじゃなくて……薄くてやわらかくて、ぺたって、目に張り付く感じになってるの」
レティシアがいた前の世界に、魔術はなかったと聞いている。
そのため、様々な分野で技術が発展しているのだろう。
「もう少し詳しく聞かせてくれるかい? 作れるかもしれないし、作れれば……」
レティシアが、目をきらきらさせて、彼を見ていた。
その期待には応えなければならない。
彼は、にっこりして言う。
「街に出る案を採用しよう」
レティシアが近くにいることを考えれば、かなりめずらしい。
極めて稀な状態と言える。
「それで?」
彼は、ついさっき屋敷に帰ってきたところだ。
迎えに出たのは、グレイだった。
その時には、すでに「何かある」と感じていた。
彼が帰ると、いつも玄関ホールに、レティシアは顔を出す。
その姿がなかったからだ。
彼は、レティシア固有の魔力を感知できる。
屋敷内の小ホールにいるのは、わかっていた。
つまり、就寝しているのではない、ということ。
思った通り、グレイから、レティシアが小ホールで待っていると言われた。
待っているのが、レティシアだけだったなら、微かにであれ、機嫌が悪くなったりはしない。
「レティシアが街に出れば、あの女は好機と捉える」
彼は、長ソファに腰かけている。
隣に、レティシアはいない。
正面の、1人掛け用ソファに座っていた。
その隣にいるのは、ユージーン。
だから、彼は、ほんのちょっぴり機嫌が悪いのだ。
「要するに、きみは、レティを囮にしようと言っているのか?」
「そうだ」
レティシアの前で、あまり怖い顔はしたくない。
とはいえ、ユージーンの「提案」を、簡単に容認することはできなかった。
ユージーンは、彼に「レティシアを危険の前に放り出す」と言っている。
おおよそ「提案」の中身については、予測がついていた。
実行するには、いくつか問題があるのだ。
そもそもレティシアを巻き込まずに、解決のつけられる話でもある。
彼も、ジョーが狙われることについては、ユージーンと同意見だ。
だとしても、別の対処法を取ればすむ。
だから、ユージーンがレティシアに話したこと自体が、気に入らなかった。
話せば、彼女が気にするのは、わかっている。
「そんな危険なことを、レティにさせるつもりはないよ」
彼は、ユージーンに向かって、そっけなく言った。
ジョーに何かあったら、と思うレティシアの気持ちは、わかる。
それでも、彼女自身が前に出る必要を、彼は感じない。
「では、ジョーは、どうする?」
「落ち着くまで、屋敷から出ないようにしていれば、問題ないと思うがね」
ユージーンが、眉をひそめた。
彼の「落ち着くまで」との言葉に、引っ掛かっているのだろう。
彼は、自分1人で始末をつければいい、と考えている。
レティシアはもとより、ユージーンも関わる必要はない。
もっともユージーンが王宮に戻れば、すべてすっきりするのだけれども。
(彼は戻れないし、戻ろうとはしないだろう)
ユージーンは、すでにザカリーと契約していた。
その契約により、ユージーンの「魔術師長」は、ザカリーとなる。
ただ、それを周囲に公表することはできないのだ。
王族は、器を持たない。
器を持たないはずの第2王子が、なぜ魔術師長になれるのか。
それは、すなわちザカリーが「不義」の子であることを、公表するも同然だ。
王宮内だけに留まるのならばともかく、広く世に知れ渡るのは、まずい。
ザカリーに対する風当たりは強くなるだろうし、ザカリーを選んだユージーンも非難される。
下手をすれば、ザカリーを死罪にして、新しい魔術師長を選ぶべきだ、との声も上がりかねなかった。
そのため、ユージーンは、王太子には戻れない。
即位するのは、ザカリーでなければならないからだ。
とはいえ、厄介な手順を踏めば、そうした事情を回避しつつ、ユージーンが即位する手は残されている。
ザカリーに即位させたのち、短期間で退位させるのだ。
その結果としての、ユージーンの即位であれば、ザカリーが魔術師長であることを公表せずにすむ。
(彼が、サイラスに、こだわりさえしなければ、ね)
面倒な手続きを経なければ、ユージーンは即位できない。
が、それ以上に、ユージーンの感情的な部分が、即位への道を阻害していると、彼にはわかっていた。
たとえ建前でも、ユージーンは、サイラス以外の側近を置きたくないのだ。
そして、その者が、ユージーンの「魔術師長」として周囲から扱われることも、許容できないに違いない。
ユージーン・ガルベリーの最側近はサイラスだけだった。
その意思を、ユージーンは貫くつもりでいる。
周囲にも、そう主張したいのだろう。
そこに、こだわりさえしなければ、この厄介事に始末をつける手があることくらい、ユージーンにもわかっているはずなのに。
だから、彼は納得しない。
ユージーンの主義のために、レティシアを危険に晒すなど、馬鹿げている。
ただ、レティシアが、ジョーを気にかけているのもわかっているので、見過ごしにする気もない。
やるなら、自分1人でやる。
レティシアを危険に晒さず、かつ、彼女の憂いも取り除く。
それだけのことだった。
「えっと……あの……お祖父さま……」
レティシアが、困り顔で、彼を見つめてくる。
その表情で、自分が、考えを改めなければならなくなるのを悟った。
レティシアは、決めてしまっている。
これは、レティシアにとって、事後承諾に過ぎないのだ。
それでも、彼が強硬に反対しさえすれば、彼女は諦めるに違いない。
わかっているので、腹は立たなかった。
もとより、彼が、レティシアに怒りを感じることなどないだろうが、それはともかく。
「ジョーが、危ない目に合うかもしれないのは、私が嫌なんだよね。だから、私にできることがあれば、やりたいんだよ。戦ったりとかは……できないけど」
「囮くらいはできる、と言いたいのかい?」
こくっと、レティシアがうなずいた。
彼女が気に病み続けることと、彼女を守り切ること。
どちらに比重を置くかと言えば、前者だった。
危険は、彼の力でどうにでもできるが、レティシアの感情の前では、彼は無力だからだ。
「私は、お前が、これ以上、危険な目に合うのなら、この際、国替えをしてもいいと思っているくらいなのだよ?」
レティシアが、目を見開く。
それから、ますます困った顔をした。
「今は、まだ……ジョーとザカリーくんが、どうなるか、わからないし……こっち都合で急かせて、あとからジョーに後悔させたくない」
彼は、レティシアに微笑んでみせる。
が、レティシアは、うつむいてしまった。
「……こういう時、お祖父さまに頼ってばっかりでしょ? ジョーを助けたいのは私なんだから、ホントは、私とユージーン、2人でやるべきなんだよね……」
言葉に、彼は、一瞬、言葉をなくすほど驚く。
すぐさま、少し厳しくし過ぎたかもしれない、と反省した。
「それなら、それでもよい。誰か、魔術師を……」
「きみの意見は、求めていない」
ひと言の元に、ユージーンの言葉を切り捨てる。
ユージーンと、見ず知らずの魔術師に、レティシアを託せるわけがない。
それから、穏やかな声で、レティシアを呼んだ。
「こちらにおいで、レティ」
レティシアが顔を上げ、彼の隣に座ってくる。
頭を、ゆるく繰り返し撫でた。
「お前の気持ちはわかったよ。ただね、困ったことが、ひとつだけある」
「なに?」
「お前の瞳さ。髪はカツラで誤魔化せても、瞳はね」
諦めさせるために、言っているのではない。
本当のことだから、話している。
「魔術では、変えられんのか?」
「私はともかく、レティは変えられない」
試しに、指を弾いてみせた。
彼自身、もしかしたら、とも思ったからだ。
が、やはりなんの変化もない。
「うーん……カラコンがあればなぁ……」
「からこん? なんだ、それは? 目の色を変える薬か?」
「違うよ。眼鏡のレンズの代わりになるもので、色がついてるんだよね」
「そのようなもの、目に入るわけがなかろう!」
「いや、だからさ、そのままってことじゃなくて……薄くてやわらかくて、ぺたって、目に張り付く感じになってるの」
レティシアがいた前の世界に、魔術はなかったと聞いている。
そのため、様々な分野で技術が発展しているのだろう。
「もう少し詳しく聞かせてくれるかい? 作れるかもしれないし、作れれば……」
レティシアが、目をきらきらさせて、彼を見ていた。
その期待には応えなければならない。
彼は、にっこりして言う。
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