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第92話 悪者ぬあらたみ
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「とりあえず屋敷に戻ってきたけどどうするの?」
「とりしらべを行う。おまえ、質問されたことに素直に答えるか残虐な拷問を受けるか選べ」
『あいっ?! ちゃーっしわーがくぬぐとーるやなみーはっちゃかゆが……』
「がるる」
『あきさみよー! くぬゆちあしぐゎーひゃーまたかかじらかかじらーそーさやー!』
「タツ様が獲物で遊んでいる間お茶でもしましょうか」
『どちらが悪者かわからんのう』
「それよりおじさんが盗み出したもののチェックしようよ」
『お宝!(うたから!)』
「実は盗み出す直前に入れ替えてありますのでそれはダミーですね」
『どうやって用意したんじゃ……』
「用意なんてしていませんよ。ただおなじくらいの大きさと重さのものとすり替えただけです」
『なんならそのほうがむずかしいじゃろ』
「ほんとだ。木の板にわたと布巻きつけたやつと石ころが何個か入ってる」
『……本当に忍者なのかの?』
『お宝?(うたから?)』
「これもとはなにが入ってたの?」
「こちらです」
「本?と紙のたば、それと石ころかな?」
『たいしてかわらんのう』
「この石は純度は低いですが金鉱石ですね。どこで見つけたのでしょうか」
「おじさん、この本と紙はなにかわかる?」
『うむ、おじいさまの文書だ(ん~、たんめーぬかちつぃきどぅやる)』
『なんであの男はこの文書を持ち出そうとしたんじゃ?』
「なにが書いてあるの?」
『しらん(しらん)』
「安定の聞かなきゃよかった」
「読んでもよろしいですか?」
『変なやつには見せてもいいと言われているからいいだろう(いふーなっちゅねーみしてぃんゆたしゃんでぃやりとーくとぅゆたしゃるはじ)』
「……微妙ですね」
「エドさん読んで」
「はい(にっこり)。えー、……と、んー? 読めませんね」
「え?」
「トラ様なら読めますか?」
「聞ゑ鬼の君、安谷屋の杜に、上下の十側、揃いわちへ……なにこれ?」
『トラにしか読めん文字に、読んでもわからん言葉……。これはあの詐欺師にとってなんの価値があるんじゃ?』
『わたしもわかりませんでした(わんにんわかいびらんたん)』
「なんかこいつすげー悪いやつだぞ」
「ぐる」
「なにをいまさら」
『たーがわるむんやら』
『いゃーがわるむんやあらんだれーたーがわるむんやら?』
「なにか吐きましたか?」
「まずこいつが何者かってところからだけど、ウニチビの父親の幼馴染というか地元の知り合い程度の関係だな」
「つまり他人?」
『お父さまはその悪者が来ると少し嬉しそうだったぞ(たーりーめーやうぬわるむんぬちーねーびっちぇーんうっしゃぎさたんどー)』
「島に引っ込んでたからむかしの知り合いが訪ねてくるのは嬉しかったんだろう」
『ぼーじゃーんうっさそーたら?』
『かしまさぬ』
「で、ウニチビの父親は入り婿だからもとは勇者の島の外の生まれだ。この男は勇者の島に住むようになったウニチビの父親がうらやましかったらしい」
『わたしもうらやましいです(わんにんうれーまさいびーん)』
「それで知り合いであることを利用して島に訪問するようになったんだが、勇者には会えなかったそうだ。そのうちに目を盗んでその文書を発見する」
「この『鬼の君……』とかいうやつ?」
「こいつはそれを読んで勇者と自分が同じ世界から来たと気づいた」
「え?」
『ん?』
『はあ?(はあ?)』
「そこにいっしょに置いてあった金鉱石を見て、これは金のありかを示す暗号に違いないと」
「ええ……?」
「どうしてそうなるんでしょうか?」
『欲に目のくらんだ者は合理的でない判断をするものじゃ』
『こいつはおじいさまと同じ世界から来た勇者なのか?(うれーたんめーとぅちゅしけーからちゃるゆーしゃんでぃち?)』
『わーがゆーしゃんでぃちぇーぬーがふぃんやら?』
「おじさんは勇者じゃないよ」
『ぬー?!』
「まあそこはどうでもいいから、そういうわけでこの屋敷とその文書を手に入れて金を探そうと画策したってことだ」
「十年あったけどなにか見つかった?」
『ぬ、ぬー?!!』
おまけ 翻訳
みなさんの翻訳魔法にさらに翻訳をかけますので字幕付きでお楽しみください。
『いったーやあぬとぅちぬふぃるましーやから!』
→おまえたちはあのときの怪しい輩!
『えーひゃーたーがやからやらひゃー!』
→おいこの野郎、だれが輩だ!
『十八年まえにでっいっかあそいぎいもどっこねそのねむしこんせわらしっせえせっねばんもあっ』
→十八年前に出て行ってからそれきり戻ってこない音信不通の息子が気にかかって切ない晩もある
『……こやかかんこえか?』
→……これはかあちゃんの声か?
『あきさみよー! くぬゆちあしひゃー! くーんな! あっかーっ! たしきてぃくぃれー!』
→ぎゃー! この四つ足め! 来るな! 痛てーっ! 助けてくれー!
『あいっ?! ちゃーっしわーがくぬぐとーるやなみーはっちゃかゆが……』
→ええっ?! なんで俺がこんなひどい目にあうんだ……
『あきさみよー! くぬゆちあしぐゎーひゃーまたかかじらかかじらーそーさやー!』
→ぎゃー! この四つ足めがまたひっかこうとしてるぞ!
『たーがわるむんやら』
→だれが悪者か
『いゃーがわるむんやあらんだれーたーがわるむんやら?』
→おまえが悪者でなかったらだれが悪者か?
『ぼーじゃーんうっさそーたら?』
→坊主も嬉しがってただろ?
『かしまさぬ』
→うるさい
『わーがゆーしゃんでぃちぇーぬーがふぃんやら?』
→俺が勇者でなにがおかしい?
『ぬー?!』
→なんだと?!
「とりしらべを行う。おまえ、質問されたことに素直に答えるか残虐な拷問を受けるか選べ」
『あいっ?! ちゃーっしわーがくぬぐとーるやなみーはっちゃかゆが……』
「がるる」
『あきさみよー! くぬゆちあしぐゎーひゃーまたかかじらかかじらーそーさやー!』
「タツ様が獲物で遊んでいる間お茶でもしましょうか」
『どちらが悪者かわからんのう』
「それよりおじさんが盗み出したもののチェックしようよ」
『お宝!(うたから!)』
「実は盗み出す直前に入れ替えてありますのでそれはダミーですね」
『どうやって用意したんじゃ……』
「用意なんてしていませんよ。ただおなじくらいの大きさと重さのものとすり替えただけです」
『なんならそのほうがむずかしいじゃろ』
「ほんとだ。木の板にわたと布巻きつけたやつと石ころが何個か入ってる」
『……本当に忍者なのかの?』
『お宝?(うたから?)』
「これもとはなにが入ってたの?」
「こちらです」
「本?と紙のたば、それと石ころかな?」
『たいしてかわらんのう』
「この石は純度は低いですが金鉱石ですね。どこで見つけたのでしょうか」
「おじさん、この本と紙はなにかわかる?」
『うむ、おじいさまの文書だ(ん~、たんめーぬかちつぃきどぅやる)』
『なんであの男はこの文書を持ち出そうとしたんじゃ?』
「なにが書いてあるの?」
『しらん(しらん)』
「安定の聞かなきゃよかった」
「読んでもよろしいですか?」
『変なやつには見せてもいいと言われているからいいだろう(いふーなっちゅねーみしてぃんゆたしゃんでぃやりとーくとぅゆたしゃるはじ)』
「……微妙ですね」
「エドさん読んで」
「はい(にっこり)。えー、……と、んー? 読めませんね」
「え?」
「トラ様なら読めますか?」
「聞ゑ鬼の君、安谷屋の杜に、上下の十側、揃いわちへ……なにこれ?」
『トラにしか読めん文字に、読んでもわからん言葉……。これはあの詐欺師にとってなんの価値があるんじゃ?』
『わたしもわかりませんでした(わんにんわかいびらんたん)』
「なんかこいつすげー悪いやつだぞ」
「ぐる」
「なにをいまさら」
『たーがわるむんやら』
『いゃーがわるむんやあらんだれーたーがわるむんやら?』
「なにか吐きましたか?」
「まずこいつが何者かってところからだけど、ウニチビの父親の幼馴染というか地元の知り合い程度の関係だな」
「つまり他人?」
『お父さまはその悪者が来ると少し嬉しそうだったぞ(たーりーめーやうぬわるむんぬちーねーびっちぇーんうっしゃぎさたんどー)』
「島に引っ込んでたからむかしの知り合いが訪ねてくるのは嬉しかったんだろう」
『ぼーじゃーんうっさそーたら?』
『かしまさぬ』
「で、ウニチビの父親は入り婿だからもとは勇者の島の外の生まれだ。この男は勇者の島に住むようになったウニチビの父親がうらやましかったらしい」
『わたしもうらやましいです(わんにんうれーまさいびーん)』
「それで知り合いであることを利用して島に訪問するようになったんだが、勇者には会えなかったそうだ。そのうちに目を盗んでその文書を発見する」
「この『鬼の君……』とかいうやつ?」
「こいつはそれを読んで勇者と自分が同じ世界から来たと気づいた」
「え?」
『ん?』
『はあ?(はあ?)』
「そこにいっしょに置いてあった金鉱石を見て、これは金のありかを示す暗号に違いないと」
「ええ……?」
「どうしてそうなるんでしょうか?」
『欲に目のくらんだ者は合理的でない判断をするものじゃ』
『こいつはおじいさまと同じ世界から来た勇者なのか?(うれーたんめーとぅちゅしけーからちゃるゆーしゃんでぃち?)』
『わーがゆーしゃんでぃちぇーぬーがふぃんやら?』
「おじさんは勇者じゃないよ」
『ぬー?!』
「まあそこはどうでもいいから、そういうわけでこの屋敷とその文書を手に入れて金を探そうと画策したってことだ」
「十年あったけどなにか見つかった?」
『ぬ、ぬー?!!』
おまけ 翻訳
みなさんの翻訳魔法にさらに翻訳をかけますので字幕付きでお楽しみください。
『いったーやあぬとぅちぬふぃるましーやから!』
→おまえたちはあのときの怪しい輩!
『えーひゃーたーがやからやらひゃー!』
→おいこの野郎、だれが輩だ!
『十八年まえにでっいっかあそいぎいもどっこねそのねむしこんせわらしっせえせっねばんもあっ』
→十八年前に出て行ってからそれきり戻ってこない音信不通の息子が気にかかって切ない晩もある
『……こやかかんこえか?』
→……これはかあちゃんの声か?
『あきさみよー! くぬゆちあしひゃー! くーんな! あっかーっ! たしきてぃくぃれー!』
→ぎゃー! この四つ足め! 来るな! 痛てーっ! 助けてくれー!
『あいっ?! ちゃーっしわーがくぬぐとーるやなみーはっちゃかゆが……』
→ええっ?! なんで俺がこんなひどい目にあうんだ……
『あきさみよー! くぬゆちあしぐゎーひゃーまたかかじらかかじらーそーさやー!』
→ぎゃー! この四つ足めがまたひっかこうとしてるぞ!
『たーがわるむんやら』
→だれが悪者か
『いゃーがわるむんやあらんだれーたーがわるむんやら?』
→おまえが悪者でなかったらだれが悪者か?
『ぼーじゃーんうっさそーたら?』
→坊主も嬉しがってただろ?
『かしまさぬ』
→うるさい
『わーがゆーしゃんでぃちぇーぬーがふぃんやら?』
→俺が勇者でなにがおかしい?
『ぬー?!』
→なんだと?!
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