いらっしゃいまし、マイリマセホンポ

ピーナッツクリームバナナ

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脱、都

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「…お世話になりました」
 口から出た言葉はひどく乾いていて実感がなかった。そして、それに同調するように空気もとても乾いていた。薄いリアクションに自分自身も、まあ、こんなものかと思う。お互いに他人だからと割り切り、ラップみたいに薄かった関係は自分の一言が決定的に穴を開けた。
  目も合わせず、というよりお互いが意図的に合わせない状況で自分が過ごしたここでの時間って一体何だったのだろうかと謎に思う。胸がモヤつくが、それよりもこの場から解放されることで身体が軽く感じた。まあ、考えるだけ無駄か…と結論をつけトートバッグを肩に引っ提げその場を離れた。
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