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第10話
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すると、クルセイダ公爵様から、こう提案された。
「では、私の妹と話してみますか?」
「え、妹って、えっ!?」
「いや。どこかに行くのが難しいのなら、女性同士で話しでもと
思ったのだが・・・」
「で、ですが、確か公爵様の妹様は、王弟陛下の
奥様ではありませんか?」
「そうだが、このところ暇をしていて、誰かいないかと
言われていたところだ。
しかし、無理にとは言わない」
「あ、あの・・・」
私が、返事に困っていると、
「妹には、話しておく。
招待の手紙を送らせるから、返事はその時にしてくれ」
と、クルセイダ公爵様に言われた。
「は、はい。畏まりました。
では、そのようにさせていただきます」
双返事を返すとクルセイダ公爵は今日のところはこれでと言って帰っていった。
王弟陛下の奥様から招待状が来る頃には、クラウスの方にも進展があるような気がする。
こんな・・・噂から知った夫の不貞を、同格の公爵様から教えられた日に、お茶会の招待を予定するとは思わなかった。
けれどあの人は、隣国の姓を名乗っていると言うことは、奥様の扱いね。
そして、3人の子供と4人目・・・
結婚して、初夜もなく、出来るだけ屋敷から出るなと言われ、夫婦参加の舞踏会と夜会以外、社交界にも出席したことはない私を、この国に置いて仕事をさせて、自分は隣国に家庭を持ち子供も・・・
「私は、ここに、何をしに嫁いできたのかしら・・・」
1人の部屋でポソッと出た言葉は、誰にも聞こえない。
たった1人で夕食を食べ、入浴をして部屋に戻る。
私はそんな生活を、25年間続けてきていた。
「では、私の妹と話してみますか?」
「え、妹って、えっ!?」
「いや。どこかに行くのが難しいのなら、女性同士で話しでもと
思ったのだが・・・」
「で、ですが、確か公爵様の妹様は、王弟陛下の
奥様ではありませんか?」
「そうだが、このところ暇をしていて、誰かいないかと
言われていたところだ。
しかし、無理にとは言わない」
「あ、あの・・・」
私が、返事に困っていると、
「妹には、話しておく。
招待の手紙を送らせるから、返事はその時にしてくれ」
と、クルセイダ公爵様に言われた。
「は、はい。畏まりました。
では、そのようにさせていただきます」
双返事を返すとクルセイダ公爵は今日のところはこれでと言って帰っていった。
王弟陛下の奥様から招待状が来る頃には、クラウスの方にも進展があるような気がする。
こんな・・・噂から知った夫の不貞を、同格の公爵様から教えられた日に、お茶会の招待を予定するとは思わなかった。
けれどあの人は、隣国の姓を名乗っていると言うことは、奥様の扱いね。
そして、3人の子供と4人目・・・
結婚して、初夜もなく、出来るだけ屋敷から出るなと言われ、夫婦参加の舞踏会と夜会以外、社交界にも出席したことはない私を、この国に置いて仕事をさせて、自分は隣国に家庭を持ち子供も・・・
「私は、ここに、何をしに嫁いできたのかしら・・・」
1人の部屋でポソッと出た言葉は、誰にも聞こえない。
たった1人で夕食を食べ、入浴をして部屋に戻る。
私はそんな生活を、25年間続けてきていた。
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