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第22話
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「何で?前は、買ってくれたじゃない」
「前は、俺の金だったから…」
「じゃあ、それで買ってよ」
「使いすぎは、よくない」
「あーっ、奥さんに言われたんでしょ?じゃあ私が、言ってきてあげる」
「なっ、何を?」
「クーに、お金使わせてあげてって。取られてるんでしょ。使わないように」
それを聞いたクーディアス様の侍従が
「家に、主人のお金は入っておりません。主人のものは、主人だけのものです」
そう言った。言っちゃった。
「はぁ?それはどういう事だ?」
「えっ。奥様からそう聞いております。
家の必要経費は、ご主人様の収入以外で賄えるようにと。
頑張って居られましたから」
それを聞いたクーディアス様は、進む方向を変え、私の方にやってきた。
私は侯爵令嬢様をお迎えして、2階へ姿を消すまでその場から動かなかった。だから声がすべて聞こえていたのだが、侍従くんの説明を聞いた瞬間逃げるように近くの部屋に入っていた。
「マリアー。マリア、どこにいるっ」
大きな声を出すクーディアス様に、ハーっとため息を付いた私は観念して部屋を出る。
「どうされました?」
背中から声を掛けると、くるっと振り返りドカドカと近づいてきて
「どういう事だ!」
と怒り出した。
「どういう事…とは…」
「何故、俺の収入を使わない」
「あぁ、その事ですか」
私は何食わぬ顔で、その問いに答えた。
「前は、俺の金だったから…」
「じゃあ、それで買ってよ」
「使いすぎは、よくない」
「あーっ、奥さんに言われたんでしょ?じゃあ私が、言ってきてあげる」
「なっ、何を?」
「クーに、お金使わせてあげてって。取られてるんでしょ。使わないように」
それを聞いたクーディアス様の侍従が
「家に、主人のお金は入っておりません。主人のものは、主人だけのものです」
そう言った。言っちゃった。
「はぁ?それはどういう事だ?」
「えっ。奥様からそう聞いております。
家の必要経費は、ご主人様の収入以外で賄えるようにと。
頑張って居られましたから」
それを聞いたクーディアス様は、進む方向を変え、私の方にやってきた。
私は侯爵令嬢様をお迎えして、2階へ姿を消すまでその場から動かなかった。だから声がすべて聞こえていたのだが、侍従くんの説明を聞いた瞬間逃げるように近くの部屋に入っていた。
「マリアー。マリア、どこにいるっ」
大きな声を出すクーディアス様に、ハーっとため息を付いた私は観念して部屋を出る。
「どうされました?」
背中から声を掛けると、くるっと振り返りドカドカと近づいてきて
「どういう事だ!」
と怒り出した。
「どういう事…とは…」
「何故、俺の収入を使わない」
「あぁ、その事ですか」
私は何食わぬ顔で、その問いに答えた。
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