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第79話
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「お、お前達。何も全員いなくならなくても…」
コーラル様が言い終わる頃には全て出てしまい、最後に出るマークスが一言。
「お二人でごゆっくりと、お過ごしください」
と言いながら扉を締めた。
「変な気を使いやがって…」
そう呟くコーラル様は
「とりあえず、夕食を食べようか」
と言って、止まっていた食事を始めた。
その時間は色々なことを話しながら、美味しい食事をした。
もちろんコーラル様は、マークスさんの暴露話を忘れなかった。
しかしそれを聞いた後、入ってきたマークスを見た瞬間私が笑ってしまい、すぐに見つかってしまったコーラル様が、説明という名の説教を受けていた。
もちろんそれが、暴露話の内容だ。
「御主人様の恥ずかしい話もたくさんございますので、いらっしゃらない時に
話してしまいましょう」
「は?何故、そんな事をする必要がある」
「何を言っておられますか。私は事をネタにされた方が」
「うぐっ」
「言われたくなければ、ネタにしなければよかったのです。
これは、御主人様の落ち度です」
ぐぬぬ…と言いながら言葉をなくしたコーラル様を、ニッコリと笑って見ているマークス。
あの人にも、こんな会話をする人が居たのかな?と思った。
いけない。私はもう、あの人とは関係ない。
こんな事を考える必要も…
そう考え前を向くと、2人が不思議そうにこちらを見ていた。
「どうかされましたか?」
そう聞くと、互いの顔を見合わせた2人は、またこちらを見て
「なんでもないよ。少し悲しそうに見えたから、心配になっただけだ」
とコーラル様が答えてくださった。
コーラル様が言い終わる頃には全て出てしまい、最後に出るマークスが一言。
「お二人でごゆっくりと、お過ごしください」
と言いながら扉を締めた。
「変な気を使いやがって…」
そう呟くコーラル様は
「とりあえず、夕食を食べようか」
と言って、止まっていた食事を始めた。
その時間は色々なことを話しながら、美味しい食事をした。
もちろんコーラル様は、マークスさんの暴露話を忘れなかった。
しかしそれを聞いた後、入ってきたマークスを見た瞬間私が笑ってしまい、すぐに見つかってしまったコーラル様が、説明という名の説教を受けていた。
もちろんそれが、暴露話の内容だ。
「御主人様の恥ずかしい話もたくさんございますので、いらっしゃらない時に
話してしまいましょう」
「は?何故、そんな事をする必要がある」
「何を言っておられますか。私は事をネタにされた方が」
「うぐっ」
「言われたくなければ、ネタにしなければよかったのです。
これは、御主人様の落ち度です」
ぐぬぬ…と言いながら言葉をなくしたコーラル様を、ニッコリと笑って見ているマークス。
あの人にも、こんな会話をする人が居たのかな?と思った。
いけない。私はもう、あの人とは関係ない。
こんな事を考える必要も…
そう考え前を向くと、2人が不思議そうにこちらを見ていた。
「どうかされましたか?」
そう聞くと、互いの顔を見合わせた2人は、またこちらを見て
「なんでもないよ。少し悲しそうに見えたから、心配になっただけだ」
とコーラル様が答えてくださった。
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