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第18話
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「私の婚約者である筈のジャネット嬢が、エリス嬢の婚約者とここ何ヶ月お楽しみなんだ。
その相談で来てもらったのだが」
「え?ジャネット様が?そんな…」
隣の父も複雑な顔をしている。
「公爵家に俺以外の種は要らないので、あの女ごと破棄しようかと」
「破棄…ですか?」
父が問いかけると
「で、ですが、上位貴族の婚約に下位の私達は何も…」
母が父にそう言った。
父は首を傾げる。そして
「お前、その上位とか下位とはなんの事だ?」
疑問を投げかけた。
「え?伯爵以上は上位貴族で、それ未満は下位貴族…ですよね」
「いや。上位も下位も無い。」
父の言葉に母は声も出ない。
「誰からそんな事を聞いたんだ?」
「私が嫁いだ時、義御母様と義兄様から。その後は事あるごとに義兄様と義兄嫁様が…」
「母と兄がそんな事を。だからお前は伯爵以上の交流をしなかったのか」
「交流って私に誘いは無かった筈です」
「私達に来たものにも出なかった」
「それは、義兄様にあなたの隣に私が居ると恥ずかしから立つな、と」
「なっ!私はあなたが居たから頑張れるのに…恥ずかしいなんて思うはずがない」
父は本気で腹を立てた様だ。
「まさか兄がこんな事をしていたなんて」
その言葉を聞いたレイノルズ様はうっすらと笑みを浮かべながら
「あの男はそれだけでは有りませんよ」
そう言うと私達の知らない伯父様の話を始めた。
その相談で来てもらったのだが」
「え?ジャネット様が?そんな…」
隣の父も複雑な顔をしている。
「公爵家に俺以外の種は要らないので、あの女ごと破棄しようかと」
「破棄…ですか?」
父が問いかけると
「で、ですが、上位貴族の婚約に下位の私達は何も…」
母が父にそう言った。
父は首を傾げる。そして
「お前、その上位とか下位とはなんの事だ?」
疑問を投げかけた。
「え?伯爵以上は上位貴族で、それ未満は下位貴族…ですよね」
「いや。上位も下位も無い。」
父の言葉に母は声も出ない。
「誰からそんな事を聞いたんだ?」
「私が嫁いだ時、義御母様と義兄様から。その後は事あるごとに義兄様と義兄嫁様が…」
「母と兄がそんな事を。だからお前は伯爵以上の交流をしなかったのか」
「交流って私に誘いは無かった筈です」
「私達に来たものにも出なかった」
「それは、義兄様にあなたの隣に私が居ると恥ずかしから立つな、と」
「なっ!私はあなたが居たから頑張れるのに…恥ずかしいなんて思うはずがない」
父は本気で腹を立てた様だ。
「まさか兄がこんな事をしていたなんて」
その言葉を聞いたレイノルズ様はうっすらと笑みを浮かべながら
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そう言うと私達の知らない伯父様の話を始めた。
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