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第45話
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伯父様と伯母様を部屋に残し
「マヴィラス家とラングワース家の方々はこちらに」
そう言われて宰相様と部屋を出る。
「あの方のお父上はしっかりしていらっしゃったのに…なぜ?」
「すみません。兄は何も手伝いませんでしたから」
「ですが、背中を見ていれば…」
「そうであっても、あの様な考え方をする人と親族にはなりたくないな」
「申し訳ございません」
父はずっと謝っていた。皆様が叔父の話をするが父の兄だ。
迷惑をかけた事がない父にとって、迷惑をかけまくる伯父の代わりに謝ることが当たり前だった。
だからついクセで謝ってしまうのだが、
「ジョニス殿。貴方が謝る必要はもうない。この後貴方は実兄より上の立場になるのだから」
と言われ私達親子は意味がさっぱり分からなかった。
宰相様についていくと謁見の間に着いた。
中に入ると、この国を仕切っている5大公爵が揃っていた。
その中を進んでいく宰相様。
私達は入り口付近でどうして良いか分からずにあたふたしていると
「ジョニス殿はこちらに。ご家族は…」
「レイ、頼む」
「分かりました」
宰相様、ラングワース公爵様の指示によって落ち着く。
「母上、エリー様、エリス様は俺についてきて下さい」
「まあ、レイが仕切ってる」
「母上…ここでからかわないで下さい」
レイノルズ様の言葉に国王陛下を始めとした重鎮がにこやかだ。
私達が最後尾の並び、宰相様と父が国王陛下の前に立つ。
「マヴィラス家とラングワース家の方々はこちらに」
そう言われて宰相様と部屋を出る。
「あの方のお父上はしっかりしていらっしゃったのに…なぜ?」
「すみません。兄は何も手伝いませんでしたから」
「ですが、背中を見ていれば…」
「そうであっても、あの様な考え方をする人と親族にはなりたくないな」
「申し訳ございません」
父はずっと謝っていた。皆様が叔父の話をするが父の兄だ。
迷惑をかけた事がない父にとって、迷惑をかけまくる伯父の代わりに謝ることが当たり前だった。
だからついクセで謝ってしまうのだが、
「ジョニス殿。貴方が謝る必要はもうない。この後貴方は実兄より上の立場になるのだから」
と言われ私達親子は意味がさっぱり分からなかった。
宰相様についていくと謁見の間に着いた。
中に入ると、この国を仕切っている5大公爵が揃っていた。
その中を進んでいく宰相様。
私達は入り口付近でどうして良いか分からずにあたふたしていると
「ジョニス殿はこちらに。ご家族は…」
「レイ、頼む」
「分かりました」
宰相様、ラングワース公爵様の指示によって落ち着く。
「母上、エリー様、エリス様は俺についてきて下さい」
「まあ、レイが仕切ってる」
「母上…ここでからかわないで下さい」
レイノルズ様の言葉に国王陛下を始めとした重鎮がにこやかだ。
私達が最後尾の並び、宰相様と父が国王陛下の前に立つ。
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