アマチュア団体殺人事件

深海雄一郎

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「そう言われてもな」
落合は、目を宙に浮かべた。だが、ふと思いついたような顔になって、
「そういえば、アラームの音が聞こえたような」
矢口は、目を光らせて、
「どんな音だった」
「そう言われても、説明のしようがないな。だが、アラームの音が聞こえていたのかもしれない」
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