31 / 42
31
しおりを挟む
「真犯人が、佐藤を殺害後、小型のスピーカーを、部屋にしのばせて、落合をアラームで起こしたのかもしれない」
取調べが終わったのち、矢口は、若杉に言った。時刻はすでに午後9時を過ぎていた。
「なぜ、叩き起こさなかったんでしょうか。ああ、そしたら、落合は、意識を取り戻したではなく、叩き起こされたと証言してしまいますね」
「とにかく、偶然ではなく、真犯人にとって当然だったわけだ。だが、スピーカーは、真犯人にすでに回収されてしまったのだろう」
「鑑識からそういった報告はないですからね。落合が部屋を出たのを見計らって、真犯人が回収したんですね」
取調べが終わったのち、矢口は、若杉に言った。時刻はすでに午後9時を過ぎていた。
「なぜ、叩き起こさなかったんでしょうか。ああ、そしたら、落合は、意識を取り戻したではなく、叩き起こされたと証言してしまいますね」
「とにかく、偶然ではなく、真犯人にとって当然だったわけだ。だが、スピーカーは、真犯人にすでに回収されてしまったのだろう」
「鑑識からそういった報告はないですからね。落合が部屋を出たのを見計らって、真犯人が回収したんですね」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる