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二章
欲しいもの
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入浴後レイはベッドに横になっていた、服と言っても男物しかないし、季節的にはタンクトップを渡された。
ブラジャーは仕方がないとはいえ、さらしで巻いている。
フラッシュバックのようにラックの苦しむ姿が目に浮かぶ、自分が出来ることはなかったのか、彼は何をされているのか、何故自分に生きてくれと言ったのか。
「あー!!さっさと出て来いよ!!」
「何がですか?レイさん」
後ろから抱きしめられたレイは体が強張ってしまったが、すぐに後ろ向きに拳骨を落とした。
勿論手加減してだ、なんとなくだが会える気がしていた。それでも今日の夜とは思わなかったが、嬉しかった。
「ラック、お前は何かに操られてるのか?」
「・・・そうですね・・・、自分の意志がなくなるときがあります」
「そうか・・・今は・・そいつが操ってないんだな?」
抱きしめられた腕に力が入り、レイの首筋にラックの顔が埋まる。
まるで甘える子供のように思えるが、レイは嫌ではなかった。子供が嫌いと言うわけでもないし、触れてる状態でも安心することに驚いているくらいだ。
「ラック、お前は俺が怖くないのか?」
「それならば、僕はどうなりますか?一人殺してます。それでも貴女を好きに、愛してしまっているのですよ?」
カァーと顔が熱くなるのが判った。
横に座ってラックは、レイの顔を覗き込む形になるが、レイはそれを手で隠して見せまいとする。
ラックは嬉しそうに微笑み、レイを押し倒すようにベッドに沈んだ。
それでも子供が母親に甘えるように、ラックは何もしてこない、先ほどの答えを待っているんだろうか?
レイはラックの頭を撫でながら答えた。
「ばーか、俺をここまでさせたやつが怖いわけねぇーだろ?それに俺はなぁ、気に入ったもんは手に入れる」
「・・・レイさん」
満面の笑みを浮かべながらラックはレイを見下ろしていた。
その笑顔にレイは笑い返した、するとラックの手が頬に伸びてきて軽く口づけされた。
その口づけは段々と深くなり口内に舌が侵入し、歯茎をトントンとノックするようにして開けろと言っているように思えて、朦朧とするレイは無意識に歯を開けていた。
口内に入って来たラックの舌は、レイの舌を絡めとり、吸い付き歯茎をなぞる。
「ふぁ・・ぁ・・」
息つきが出来ない状態で酸欠になりそうだと目が虚ろになってしまう。
経験したことのない口づけにレイは朦朧とする、そしてラックが満足したのか唇を開放した。
ようやく息が出来ると思ったが、朦朧とするレイの呼吸は喘ぎ声のようになってしまった。
「はぁ・・ぁ・はぁ・・・」
真っ赤に染まり、唇に唾液まみれになったレイの顔は、いつも強気で活気のある表情とは裏腹に、色っぽいものがあり、ラックはゴクリと喉を鳴らす。
首筋に頭を埋めると首筋に吸い付く、手もタンクトップの上から腰辺りを撫でていく。
流石にハッキリとした意識になったレイは慌ててラックを押しのけようとしたが、力では負けるのか動かない。
だが、耳元でささやかれた。
「レイさんが悪いんですよ?男は狼なんですよ」
ペロリと耳たぶを甘噛みすると更にレイは抑えている声が漏れる。
そしてレイのタンクトップの中にラックの手が入ろうとした瞬間、ラックの後ろから固いものが投げつけられラックはレイの胸に勢いよく突っ込んでしまった。
「なぁにやってるかなぁ?ラァァァク?」
「・・・あ・・あはは」
そこにはタバコを三本同時に吸っているユキルと、楽しそうにニヤニヤ笑うシザーメが居た。
後ろにはタオの姿も見えた。
ブラジャーは仕方がないとはいえ、さらしで巻いている。
フラッシュバックのようにラックの苦しむ姿が目に浮かぶ、自分が出来ることはなかったのか、彼は何をされているのか、何故自分に生きてくれと言ったのか。
「あー!!さっさと出て来いよ!!」
「何がですか?レイさん」
後ろから抱きしめられたレイは体が強張ってしまったが、すぐに後ろ向きに拳骨を落とした。
勿論手加減してだ、なんとなくだが会える気がしていた。それでも今日の夜とは思わなかったが、嬉しかった。
「ラック、お前は何かに操られてるのか?」
「・・・そうですね・・・、自分の意志がなくなるときがあります」
「そうか・・・今は・・そいつが操ってないんだな?」
抱きしめられた腕に力が入り、レイの首筋にラックの顔が埋まる。
まるで甘える子供のように思えるが、レイは嫌ではなかった。子供が嫌いと言うわけでもないし、触れてる状態でも安心することに驚いているくらいだ。
「ラック、お前は俺が怖くないのか?」
「それならば、僕はどうなりますか?一人殺してます。それでも貴女を好きに、愛してしまっているのですよ?」
カァーと顔が熱くなるのが判った。
横に座ってラックは、レイの顔を覗き込む形になるが、レイはそれを手で隠して見せまいとする。
ラックは嬉しそうに微笑み、レイを押し倒すようにベッドに沈んだ。
それでも子供が母親に甘えるように、ラックは何もしてこない、先ほどの答えを待っているんだろうか?
レイはラックの頭を撫でながら答えた。
「ばーか、俺をここまでさせたやつが怖いわけねぇーだろ?それに俺はなぁ、気に入ったもんは手に入れる」
「・・・レイさん」
満面の笑みを浮かべながらラックはレイを見下ろしていた。
その笑顔にレイは笑い返した、するとラックの手が頬に伸びてきて軽く口づけされた。
その口づけは段々と深くなり口内に舌が侵入し、歯茎をトントンとノックするようにして開けろと言っているように思えて、朦朧とするレイは無意識に歯を開けていた。
口内に入って来たラックの舌は、レイの舌を絡めとり、吸い付き歯茎をなぞる。
「ふぁ・・ぁ・・」
息つきが出来ない状態で酸欠になりそうだと目が虚ろになってしまう。
経験したことのない口づけにレイは朦朧とする、そしてラックが満足したのか唇を開放した。
ようやく息が出来ると思ったが、朦朧とするレイの呼吸は喘ぎ声のようになってしまった。
「はぁ・・ぁ・はぁ・・・」
真っ赤に染まり、唇に唾液まみれになったレイの顔は、いつも強気で活気のある表情とは裏腹に、色っぽいものがあり、ラックはゴクリと喉を鳴らす。
首筋に頭を埋めると首筋に吸い付く、手もタンクトップの上から腰辺りを撫でていく。
流石にハッキリとした意識になったレイは慌ててラックを押しのけようとしたが、力では負けるのか動かない。
だが、耳元でささやかれた。
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そしてレイのタンクトップの中にラックの手が入ろうとした瞬間、ラックの後ろから固いものが投げつけられラックはレイの胸に勢いよく突っ込んでしまった。
「なぁにやってるかなぁ?ラァァァク?」
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