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第六章
カッスターダンジョン その2
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砂塵が舞った。
海から吹き付ける風がザラマを駆け抜ける。
小高い丘の上に立つその男のもとにも、湿度を含んだ生ぬるい風が届いた。髪が風に躍る。
この日、太陽は天高く存在し、容赦ない熱を人々の頭上に落としている。
その男は全身鎧に身を固めているが、暑さを感じぬのか、汗一つかいていない。
彼は片膝をつき、小高い丘にぽつりと建てられた十字型の墓標に目線を合わせた。
「よう、元気だったか?」
墓標は、劣悪な環境であるザラマの地でも腐らぬよう、石造りである。
友人のドワーフの手によるものだった。
下の方から、ふうふう言いながら小柄な女性が駆けてきた。さながら小動物のように敏捷な足取りで。
革鎧に身を包み、長い髪を首筋でまとめている。
『トルネード』の紅一点、レインだ。
「隊長。また、ここにいたんですか」
「まあな。あいつはここの眺めが大好きだった。俺もよく、ここで奴と酒を酌み交わしたものさ」
青い甲冑の男、ヒュベルガーは墓標を見つめたまま、ふっと頬を緩めた。
どこか寂寥感を帯びた笑み。
それを見て、むっとしたレインは、のっしとヒュベルガーの背中にのしかかった。
「おい、重いぞレイン。どういうつもりだ」
「隊長がまたひとりで抱えこんでいるからです。ドルフさんを喪った悲しみは、全員の悲しみです。ひとりで抱え込まないでください」
ヒュベルガーはぷっと笑った。今度は、屈託なく。
「そうだな、悪かった。今度から注意しよう。それとな、レイン――」
「なんですか、隊長?」
「お前、体重増えてないか」
「お、女の子に言ってはならぬことを!」
レインは背後から、怒りにまかせてヒュベルガーの頭をぺしぺしと平手で連打する。彼はあわててその手から逃れようと駆け出した。
ちょっとした追いかけっこの後、息を切らせてレインは座りこんだ。
「うー、隊長だけ涼しくてずるいです」
「仕方なかろう。これは俺の特権だ」
追われる心配がなくなったヒュベルガーは、再び墓標の前に立ち、簡素な祈りの言葉を捧げた。ドルフの遺体は共同墓地に埋葬され、ここにはない。
僧侶の許しを得て、頭髪の一部を切り取り、ここに埋めているのだ。
「手紙、無事にダーさんたちに届いていればいいですね」
レインの声に、ヒュベルガーは重々しく頷いた。
「ああ、俺たちも山ほど依頼を抱えてる。彼らに託すしかない……」
―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―
ダーたちはその頃、地下3層へと降りたっていた。
2層よりも高さがある。ここからすこし地層が違うのか、壁の色が青みがかって見える。
奥のほうから物音がして、一行は身構えた。灯りが見える。どうやら探索を終えて、引き揚げる途中の冒険者のようだった。
やがて4人組のパーティーが、彼らの前に姿を現した。
少しでも情報が欲しいところだ。ダーたちは積極的に話しかけ、このダンジョンで入手したであろう情報を引き出そうと試みる。幸いにして、彼らは協力的だった。
「この下――4層から罠の類が目立ち始め、敵も強力になる。残念ながら俺たちの腕では厳しいので、引き揚げるところさ」
「遭遇した敵の種類や、罠のたぐいを教えてもらえぬかのう」
「まあ、俺たちの行った場所までならな」
エクセが差し出したマッピング用の羊皮紙に、彼らは知りうる情報を書き記してくれた。お礼に食料の一部を分け与えると、彼らは「助かるぜ」と笑顔を浮かべた。
「さて、俺たちは上へ退散する。あんたらも気をつけてな」
「いろいろ世話になったの」
ダーはイエカイを振りかえり、
「彼らはなかなかの腕利きとみた。おぬしも一緒に帰るのがよいと思うがな」
イエカイは一瞬、思い悩むそぶりを見せた。
だが、それもつかの間のことだった。
「ここで出会ったのも何かの縁です。最後まで運命を共にさせてください」
「迷惑だなあ……」
「――えっ?」
「これコニン、本当のことを言ってはならぬ」
ダーがたしなめる。
イエカイは複雑な表情をしているが、戻る気はないようだ。
まだ若者なのに、かなり頑固である。
(やれやれ、面倒な者と出会ってしまったものじゃわい……)
ダーはひそかにひとりごちた。
4人組のパーティーと別れの挨拶をかわし、階段を昇っていく。
一行はさらに奥へと足を進める――。
「ところで、カッスター・ダンジョンは全部で何層なんじゃ?」
ダーが今さらのような質問をする。
これにエクセ=リアンが、さらさらと答える。
「全部で6層だそうです。ナナウさんの話では、最下層までは滅多に冒険者は降りないということです」
「それほど強敵がいるのか。わしらの強化にはうってつけではないか?」
「いえ、それが滅多に敵と遭遇しないので、稼げないから、と冒険者達は近づかないそうです。そこまで直通の階段もありませんし、降りるのは一苦労ですからね」
「そういえば、受けたクエストは5層であったか」
ダーは自ら受けた依頼というのに、うろ覚えである。
溜息とともに、エクセは懐から依頼の板を差し出し、
「ほら、これが冒険者ギルドで受けた依頼です。5層で仲間の半数を失い、逃げもどった冒険者たちが、獲得したアイテムの回収を依頼してきたというものです」
「こんな依頼出して、そのアイテムをネコババされるとか思わないのかなあ」
コニンの素朴な疑問に、エクセが応える。
「もちろん、依頼を出した冒険者たちは落としたアイテム一覧を提示しています。回収できた分だけ支払う形式になっているので、重要なアイテムが欠けていれば、その分報酬が落ちるというわけです」
「まあ、そうなるかあ」
コニンは納得したようすで頷く。
ダーたちは3層から4層へ降りる階段を探して、青みがかった通路を歩きまわっている。
先ほどの冒険者たちから得られた情報が、かなり役に立った。
エクセが一度通った場所を、的確にマッピングしてくれているので、同じ場所を重複して通る心配はない。
それでも、暗くじめじめしたダンジョンを徘徊するのは、精神的に苦痛だ。通路は陰鬱に、どこまでも続いているように感じられる。
3層は1層と違い、松明の光がさほど暗闇を払拭してくれないというのもあった。
通路の向こうに広い空間が見えた。灯りが見える。
非友好的なうなり声が、彼らを歓迎した。
「――出たぞ、コボールトじゃ!」
この層では、よくコボールトと遭遇する。
ダンジョンウルフが狼の変異した怪物であるのに対し、このコボールトは、犬の変異系モンスターである。その数は4体。
毛むくじゃらの犬の頭部が、人間の胴に乗っている。
人間型なので、防具を身につけ、武器も手に持っている。
前衛の2体は、剣と盾を身に着けていた。
「ウオォォォン!!」
吠え声とともに、コボールトの前衛2体が突進してきた。
後衛の2体は、それぞれ投石器を持っている。
援護射撃されると厄介な武器だ。
「オレにまかせて……」
ひゅっと息を吸い、コニンはセットの態勢に入る。そこからドローイング。
漆黒を切り裂く勢いで、2本の矢が連続で放たれる。
一連の動作が速い。
松明の灯りしかない薄暗闇で、正確な狙いがつくのだろうか。
――それは杞憂だった。
コニンが連続して放った矢は、狙いあやまたず、後方にいたコボールト2体の脳天を貫いている。
今まさにスリングから、石を放たんとした姿勢のまま、彼らは生を終えた。
のこり前衛2体のコボルトを、ダーたちは正面から迎え撃った。
短躯を利して、ダーは下から。
巨体を利して、クロノは上から。
まず足を切断された1体。
ついで首から上を切断された1体のコボールトが、地へ転がった。
最後にダーは、自らと同じぐらいの身長になったコボールトに、しっかりと止めを刺した。
血の臭気が、鼻孔に不快な刺激を与えてくる。ダーたちはコボルトの死体を探ると、足早にその部屋を後にした。
行く先が暗い。そこで一行は、誰かが欠けているのに気付いた。
「キミ、ボサっとしてると置いていくよ?」
「あ、は、はい!」
駆け出しの冒険者から、灯り持ちに役職を代えたイエカイは、松明を片手に、あわてて彼らの後を追った。ひたすら唖然とした表情のまま。
海から吹き付ける風がザラマを駆け抜ける。
小高い丘の上に立つその男のもとにも、湿度を含んだ生ぬるい風が届いた。髪が風に躍る。
この日、太陽は天高く存在し、容赦ない熱を人々の頭上に落としている。
その男は全身鎧に身を固めているが、暑さを感じぬのか、汗一つかいていない。
彼は片膝をつき、小高い丘にぽつりと建てられた十字型の墓標に目線を合わせた。
「よう、元気だったか?」
墓標は、劣悪な環境であるザラマの地でも腐らぬよう、石造りである。
友人のドワーフの手によるものだった。
下の方から、ふうふう言いながら小柄な女性が駆けてきた。さながら小動物のように敏捷な足取りで。
革鎧に身を包み、長い髪を首筋でまとめている。
『トルネード』の紅一点、レインだ。
「隊長。また、ここにいたんですか」
「まあな。あいつはここの眺めが大好きだった。俺もよく、ここで奴と酒を酌み交わしたものさ」
青い甲冑の男、ヒュベルガーは墓標を見つめたまま、ふっと頬を緩めた。
どこか寂寥感を帯びた笑み。
それを見て、むっとしたレインは、のっしとヒュベルガーの背中にのしかかった。
「おい、重いぞレイン。どういうつもりだ」
「隊長がまたひとりで抱えこんでいるからです。ドルフさんを喪った悲しみは、全員の悲しみです。ひとりで抱え込まないでください」
ヒュベルガーはぷっと笑った。今度は、屈託なく。
「そうだな、悪かった。今度から注意しよう。それとな、レイン――」
「なんですか、隊長?」
「お前、体重増えてないか」
「お、女の子に言ってはならぬことを!」
レインは背後から、怒りにまかせてヒュベルガーの頭をぺしぺしと平手で連打する。彼はあわててその手から逃れようと駆け出した。
ちょっとした追いかけっこの後、息を切らせてレインは座りこんだ。
「うー、隊長だけ涼しくてずるいです」
「仕方なかろう。これは俺の特権だ」
追われる心配がなくなったヒュベルガーは、再び墓標の前に立ち、簡素な祈りの言葉を捧げた。ドルフの遺体は共同墓地に埋葬され、ここにはない。
僧侶の許しを得て、頭髪の一部を切り取り、ここに埋めているのだ。
「手紙、無事にダーさんたちに届いていればいいですね」
レインの声に、ヒュベルガーは重々しく頷いた。
「ああ、俺たちも山ほど依頼を抱えてる。彼らに託すしかない……」
―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―
ダーたちはその頃、地下3層へと降りたっていた。
2層よりも高さがある。ここからすこし地層が違うのか、壁の色が青みがかって見える。
奥のほうから物音がして、一行は身構えた。灯りが見える。どうやら探索を終えて、引き揚げる途中の冒険者のようだった。
やがて4人組のパーティーが、彼らの前に姿を現した。
少しでも情報が欲しいところだ。ダーたちは積極的に話しかけ、このダンジョンで入手したであろう情報を引き出そうと試みる。幸いにして、彼らは協力的だった。
「この下――4層から罠の類が目立ち始め、敵も強力になる。残念ながら俺たちの腕では厳しいので、引き揚げるところさ」
「遭遇した敵の種類や、罠のたぐいを教えてもらえぬかのう」
「まあ、俺たちの行った場所までならな」
エクセが差し出したマッピング用の羊皮紙に、彼らは知りうる情報を書き記してくれた。お礼に食料の一部を分け与えると、彼らは「助かるぜ」と笑顔を浮かべた。
「さて、俺たちは上へ退散する。あんたらも気をつけてな」
「いろいろ世話になったの」
ダーはイエカイを振りかえり、
「彼らはなかなかの腕利きとみた。おぬしも一緒に帰るのがよいと思うがな」
イエカイは一瞬、思い悩むそぶりを見せた。
だが、それもつかの間のことだった。
「ここで出会ったのも何かの縁です。最後まで運命を共にさせてください」
「迷惑だなあ……」
「――えっ?」
「これコニン、本当のことを言ってはならぬ」
ダーがたしなめる。
イエカイは複雑な表情をしているが、戻る気はないようだ。
まだ若者なのに、かなり頑固である。
(やれやれ、面倒な者と出会ってしまったものじゃわい……)
ダーはひそかにひとりごちた。
4人組のパーティーと別れの挨拶をかわし、階段を昇っていく。
一行はさらに奥へと足を進める――。
「ところで、カッスター・ダンジョンは全部で何層なんじゃ?」
ダーが今さらのような質問をする。
これにエクセ=リアンが、さらさらと答える。
「全部で6層だそうです。ナナウさんの話では、最下層までは滅多に冒険者は降りないということです」
「それほど強敵がいるのか。わしらの強化にはうってつけではないか?」
「いえ、それが滅多に敵と遭遇しないので、稼げないから、と冒険者達は近づかないそうです。そこまで直通の階段もありませんし、降りるのは一苦労ですからね」
「そういえば、受けたクエストは5層であったか」
ダーは自ら受けた依頼というのに、うろ覚えである。
溜息とともに、エクセは懐から依頼の板を差し出し、
「ほら、これが冒険者ギルドで受けた依頼です。5層で仲間の半数を失い、逃げもどった冒険者たちが、獲得したアイテムの回収を依頼してきたというものです」
「こんな依頼出して、そのアイテムをネコババされるとか思わないのかなあ」
コニンの素朴な疑問に、エクセが応える。
「もちろん、依頼を出した冒険者たちは落としたアイテム一覧を提示しています。回収できた分だけ支払う形式になっているので、重要なアイテムが欠けていれば、その分報酬が落ちるというわけです」
「まあ、そうなるかあ」
コニンは納得したようすで頷く。
ダーたちは3層から4層へ降りる階段を探して、青みがかった通路を歩きまわっている。
先ほどの冒険者たちから得られた情報が、かなり役に立った。
エクセが一度通った場所を、的確にマッピングしてくれているので、同じ場所を重複して通る心配はない。
それでも、暗くじめじめしたダンジョンを徘徊するのは、精神的に苦痛だ。通路は陰鬱に、どこまでも続いているように感じられる。
3層は1層と違い、松明の光がさほど暗闇を払拭してくれないというのもあった。
通路の向こうに広い空間が見えた。灯りが見える。
非友好的なうなり声が、彼らを歓迎した。
「――出たぞ、コボールトじゃ!」
この層では、よくコボールトと遭遇する。
ダンジョンウルフが狼の変異した怪物であるのに対し、このコボールトは、犬の変異系モンスターである。その数は4体。
毛むくじゃらの犬の頭部が、人間の胴に乗っている。
人間型なので、防具を身につけ、武器も手に持っている。
前衛の2体は、剣と盾を身に着けていた。
「ウオォォォン!!」
吠え声とともに、コボールトの前衛2体が突進してきた。
後衛の2体は、それぞれ投石器を持っている。
援護射撃されると厄介な武器だ。
「オレにまかせて……」
ひゅっと息を吸い、コニンはセットの態勢に入る。そこからドローイング。
漆黒を切り裂く勢いで、2本の矢が連続で放たれる。
一連の動作が速い。
松明の灯りしかない薄暗闇で、正確な狙いがつくのだろうか。
――それは杞憂だった。
コニンが連続して放った矢は、狙いあやまたず、後方にいたコボールト2体の脳天を貫いている。
今まさにスリングから、石を放たんとした姿勢のまま、彼らは生を終えた。
のこり前衛2体のコボルトを、ダーたちは正面から迎え撃った。
短躯を利して、ダーは下から。
巨体を利して、クロノは上から。
まず足を切断された1体。
ついで首から上を切断された1体のコボールトが、地へ転がった。
最後にダーは、自らと同じぐらいの身長になったコボールトに、しっかりと止めを刺した。
血の臭気が、鼻孔に不快な刺激を与えてくる。ダーたちはコボルトの死体を探ると、足早にその部屋を後にした。
行く先が暗い。そこで一行は、誰かが欠けているのに気付いた。
「キミ、ボサっとしてると置いていくよ?」
「あ、は、はい!」
駆け出しの冒険者から、灯り持ちに役職を代えたイエカイは、松明を片手に、あわてて彼らの後を追った。ひたすら唖然とした表情のまま。
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