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ランクアップ失敗!?
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私はてくてくと木陰に向かっていた。さっきのランクアップの続きをするつもり。って、もう少し奥でやらないと見られちゃうから少し奥に入る。
「ねぇ、もう一つ提案があるんだけど」
ここら辺でいいかなと立ち止まったらシシリーが話しかけて来た。
「提案って?」
「耐性をランクアップしない? 耐性はバシップスキルだからMPもSPも消費しないから上げてもいいと思うのよ」
「そうなんだ! で、バシップスキルって何?」
「あぁ、そこからなのね。バシップって言うのは、何もしなくても常時発動しているスキルよ。なのでどんな時もなつめには毒は無効って事よ。理解出来た?」
「うん。ばっちり!」
そっかぁ。使わなくても発動しているスキルってあるんだ。って、耐性ってスキルだったんだ。
「で、耐性がランクアップするとどうなるの?」
「どうって……毒以外の物も耐性に付くわ」
「あ、なるほど。そうなるのか! それやっておきましょう! ありがとう、シシリー!」
お礼を言うとシシリーは嬉しそうに頷いた。
ではまず、服をランクアップする前に耐性をランクアップさせておきますか。
胸に手をあて呟く。
「耐性をランクアップ!」
《耐性付与がランク2になりました》
上手くいったわ! さて、寝袋で寝ましょう。
寝袋を腰から外し、それに潜り込む。
「耐性はランク5まで出来るわよ」
「そうなんだ。じゃ後3回ね」
そっか。バシップスキルならいっぺんにMAXまで出来るんだ。サブジョブを選ぶ時に、それも考慮して選んでもいいかな?
SPが回復すると寝袋から這い出て呟く。
「耐性をランクアップ!」
――それを耐性がMAXになるまでやった。
そして寝袋に入り、耐性を確認する。
「ステータスオープン」
耐性付与【バシップスキル/ランク:MAX/効果:毒・麻痺・睡眠・やけど・氷結の無効化】
聞いた事あるようなないような単語が……。取りあえず今は直接役に立たなそうだけど、ないよりはいいよね。こういうのを使う敵に会う様な場所には行きたくないかも。
そういえば、レベル足りてないけどメインジョブってランクアップ出来ないのかな? 武器も魔法もスキルも出来たんだから出来そうじゃない?
よし、試してみよう!
私はSPが回復して寝袋の外に出た。
「メインジョブがランクアップ出来るか試してみるわ!」
「え? まあいいけど。私の知っているデータにはないからどうなるかはわからないわよ」
「うん……」
そうだった。成功してランクアップしても保証はなかったんだった。試してみて変になったら、頑張ってプレイヤーレベルを10まで上げよう!
「よし……」
手を首元に当てた。
「ランクアップ!」
今の所体に異常はない。
《経験値が足りません! ランクアップに失敗しました!》
「え?! 失敗?」
一回成功してるし、失敗するとは思わなかった。
「ねぇ、もう一つ提案があるんだけど」
ここら辺でいいかなと立ち止まったらシシリーが話しかけて来た。
「提案って?」
「耐性をランクアップしない? 耐性はバシップスキルだからMPもSPも消費しないから上げてもいいと思うのよ」
「そうなんだ! で、バシップスキルって何?」
「あぁ、そこからなのね。バシップって言うのは、何もしなくても常時発動しているスキルよ。なのでどんな時もなつめには毒は無効って事よ。理解出来た?」
「うん。ばっちり!」
そっかぁ。使わなくても発動しているスキルってあるんだ。って、耐性ってスキルだったんだ。
「で、耐性がランクアップするとどうなるの?」
「どうって……毒以外の物も耐性に付くわ」
「あ、なるほど。そうなるのか! それやっておきましょう! ありがとう、シシリー!」
お礼を言うとシシリーは嬉しそうに頷いた。
ではまず、服をランクアップする前に耐性をランクアップさせておきますか。
胸に手をあて呟く。
「耐性をランクアップ!」
《耐性付与がランク2になりました》
上手くいったわ! さて、寝袋で寝ましょう。
寝袋を腰から外し、それに潜り込む。
「耐性はランク5まで出来るわよ」
「そうなんだ。じゃ後3回ね」
そっか。バシップスキルならいっぺんにMAXまで出来るんだ。サブジョブを選ぶ時に、それも考慮して選んでもいいかな?
SPが回復すると寝袋から這い出て呟く。
「耐性をランクアップ!」
――それを耐性がMAXになるまでやった。
そして寝袋に入り、耐性を確認する。
「ステータスオープン」
耐性付与【バシップスキル/ランク:MAX/効果:毒・麻痺・睡眠・やけど・氷結の無効化】
聞いた事あるようなないような単語が……。取りあえず今は直接役に立たなそうだけど、ないよりはいいよね。こういうのを使う敵に会う様な場所には行きたくないかも。
そういえば、レベル足りてないけどメインジョブってランクアップ出来ないのかな? 武器も魔法もスキルも出来たんだから出来そうじゃない?
よし、試してみよう!
私はSPが回復して寝袋の外に出た。
「メインジョブがランクアップ出来るか試してみるわ!」
「え? まあいいけど。私の知っているデータにはないからどうなるかはわからないわよ」
「うん……」
そうだった。成功してランクアップしても保証はなかったんだった。試してみて変になったら、頑張ってプレイヤーレベルを10まで上げよう!
「よし……」
手を首元に当てた。
「ランクアップ!」
今の所体に異常はない。
《経験値が足りません! ランクアップに失敗しました!》
「え?! 失敗?」
一回成功してるし、失敗するとは思わなかった。
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