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チーム『ミチル』に『こはる』が入りました
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「あれに魔法は効くかしら?」
「効くわよ。さあ、二人共頑張って!」
こはるさんの質問に答えると、シシリーは声援を送る。
私は、静観していますので、頑張れ二人共!!
って、走って来たと思ったらまた槍を投げたわ!
まさか投げると思ってみなかったみたいで、ミチルの腕に刺さった!
「きゃー!!」
「痛……。って、なんで、おたくが悲鳴を上げているんだよ……」
「いや、だって……驚いて」
でもみれば、HPバーは、減ってません。どれだけ守備力あるんだろう。
「あら、さすがね」
「お前にあたらないように盾になってやったんだからな! HP減らなくたって痛いんだからな!」
「あら、ありがと」
こはるさんがお礼を言うと、ミチルは腕から槍を抜いた。
これ本当だったら凄い血、ドバドバだろうけど……。グロクなくてよかった。
カララン。
抜いた槍をミチルは放り投げた。
すると、何故かモンスターはそれを拾いに向かう。
「おらぁ!!」
つかさず、ミチルがモンスターを斬りつけた!
「ぐわぁ」
っと、凄い声を発したけどモンスターは消えなかった!
槍を拾い上げるとミチルを見るも、彼は容赦なくモンスターを斬りつける。モンスターは、消え去った!
「スピリット!」
声の方を見るとこはるさんだ。彼女は、杖を横に向けていた。その先を見るとモンスターが消滅したところだった!
あのモンスターは、最初にミチルが槍を弾き飛ばしたモンスターだ。忘れていたけど、もう一体いたんだった!
《プレイヤーレベルが12になりました》
あ、レベルが上がった!
「だー!! だからMP温存って言ってるだろうが! なんでそれ使うんだよ! お前、バカか!」
「何よ。これじゃないと一回で倒せないでしょう?」
「倒せてもMP枯渇させたら意味ないだろう!」
あぁ……なんだかLVアップしたって報告できなさそう。まあ、しなくても別にいいだろうけど。
「MP回復してあげたら?」
「そうね……」
私は、MP回復の歌を歌った。
私達は、光に包まれる。
「うん? 今度は何したんだ?」
歌を歌ったんだとわかったミチルが聞いた。
「MP回復をした。4回歌えば全回復するけど、1分間は同じ歌を歌っても効果ないの」
「わぁ! 凄いわね! やったわ! これで使い放題よ」
「あのなぁ。次々出て来たら回復する前にやられるって! でも、凄いなそれ。あれか、シシリーは、ジョブもよくご存じ?」
「ふふん。勿論よ。なつめの役に立ちそうならアドバイスあげるわよ!」
「私も! お役に立ちますからアドバイス下さいな!」
元気にこはるさんも手をあげてシシリーにお願いしている。
むむむ。シシリーは、私のサポートなのに!
いや、いいんだけどさぁ。
「ふふふん。やきもち焼きね。なつめは」
「な! そんなのやくわけないでしょ!」
「心配しなくて大丈夫よ。直接教えられるのは、なつめにだけだから」
「そうなの?」
「そうよ。だからミチルに言った時のようなアドバイスの仕方しかできないのよ」
「なるほどな」
「え? もう既にアドバイスもらったの?」
「うん? なつめを助ける為のジョブのアドバイスだけどな」
「まあ、私が言えるのは、なつめ、一分経ったわよ。ってぐらいかしら?」
「あ、歌ね」
私は、MP回復の歌を歌った。
あれね、やっぱ二人の前で歌うのは、恥ずかしいよね。
こはるさんは、アドバイスもらえないのかと、残念そうにしていた。
「効くわよ。さあ、二人共頑張って!」
こはるさんの質問に答えると、シシリーは声援を送る。
私は、静観していますので、頑張れ二人共!!
って、走って来たと思ったらまた槍を投げたわ!
まさか投げると思ってみなかったみたいで、ミチルの腕に刺さった!
「きゃー!!」
「痛……。って、なんで、おたくが悲鳴を上げているんだよ……」
「いや、だって……驚いて」
でもみれば、HPバーは、減ってません。どれだけ守備力あるんだろう。
「あら、さすがね」
「お前にあたらないように盾になってやったんだからな! HP減らなくたって痛いんだからな!」
「あら、ありがと」
こはるさんがお礼を言うと、ミチルは腕から槍を抜いた。
これ本当だったら凄い血、ドバドバだろうけど……。グロクなくてよかった。
カララン。
抜いた槍をミチルは放り投げた。
すると、何故かモンスターはそれを拾いに向かう。
「おらぁ!!」
つかさず、ミチルがモンスターを斬りつけた!
「ぐわぁ」
っと、凄い声を発したけどモンスターは消えなかった!
槍を拾い上げるとミチルを見るも、彼は容赦なくモンスターを斬りつける。モンスターは、消え去った!
「スピリット!」
声の方を見るとこはるさんだ。彼女は、杖を横に向けていた。その先を見るとモンスターが消滅したところだった!
あのモンスターは、最初にミチルが槍を弾き飛ばしたモンスターだ。忘れていたけど、もう一体いたんだった!
《プレイヤーレベルが12になりました》
あ、レベルが上がった!
「だー!! だからMP温存って言ってるだろうが! なんでそれ使うんだよ! お前、バカか!」
「何よ。これじゃないと一回で倒せないでしょう?」
「倒せてもMP枯渇させたら意味ないだろう!」
あぁ……なんだかLVアップしたって報告できなさそう。まあ、しなくても別にいいだろうけど。
「MP回復してあげたら?」
「そうね……」
私は、MP回復の歌を歌った。
私達は、光に包まれる。
「うん? 今度は何したんだ?」
歌を歌ったんだとわかったミチルが聞いた。
「MP回復をした。4回歌えば全回復するけど、1分間は同じ歌を歌っても効果ないの」
「わぁ! 凄いわね! やったわ! これで使い放題よ」
「あのなぁ。次々出て来たら回復する前にやられるって! でも、凄いなそれ。あれか、シシリーは、ジョブもよくご存じ?」
「ふふん。勿論よ。なつめの役に立ちそうならアドバイスあげるわよ!」
「私も! お役に立ちますからアドバイス下さいな!」
元気にこはるさんも手をあげてシシリーにお願いしている。
むむむ。シシリーは、私のサポートなのに!
いや、いいんだけどさぁ。
「ふふふん。やきもち焼きね。なつめは」
「な! そんなのやくわけないでしょ!」
「心配しなくて大丈夫よ。直接教えられるのは、なつめにだけだから」
「そうなの?」
「そうよ。だからミチルに言った時のようなアドバイスの仕方しかできないのよ」
「なるほどな」
「え? もう既にアドバイスもらったの?」
「うん? なつめを助ける為のジョブのアドバイスだけどな」
「まあ、私が言えるのは、なつめ、一分経ったわよ。ってぐらいかしら?」
「あ、歌ね」
私は、MP回復の歌を歌った。
あれね、やっぱ二人の前で歌うのは、恥ずかしいよね。
こはるさんは、アドバイスもらえないのかと、残念そうにしていた。
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