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コアとランクの関係
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「ねえ、ランクアップした装備品も売れるの?」
「出来るわよ。ただ今はまだ、それだけのお金やコアを用意できるかって事ね。出来るだけ、元を取りたいでしょう? ただし、最初から装備しているのは、神官に寄付しか出来ないわ」
「え!? 寄付?」
「えぇ。お金にはならないけど、信仰に影響するからランク上げにいいかもね。寄付する時は、ランクMAXにしてからをお薦めするわ」
そっか。お金を寄付するのと同じような感じなのね。
私は、ランク上げに神官を使ってないから、これで信仰ランクをあげますか。まだ先だけどね。
「お待たせ」
「今、軽く説明が終わったところよ」
「OK。で、後どれくらいでレベル上がりそうだ?」
「あと、1,500ってぐらいね。そこら辺のモンスターを10体ぐらいかしら」
「本当にお前便利だな」
「便利って何よ!」
「おっと。失礼。物知りだな」
「ふん。ミチルになんかもう何も教えてあげない!」
「そんな怒るなって」
はぁ……。また一人置いていかれているよ、私。
「うんじゃ、チーム組み直すか」
そう言ってミチルは、手を出して来た。
私は、その手の上に手を乗せる。
《チーム『ミチル』に入りますか?》
「はい」
《チーム『ミチル』に入りました》
「うんじゃ行くか」
私は頷いてミチルについて行く。
しばらくすると、タタタタっと目の前に何かが出て来た!
「でか!」
大きなニワトリです! 大きいと言っても大型犬の大きさですが。それでも十分大きいよね?
しかもこのニワトリ、足が太い!
あれでキックされたら凄く痛そう!
「でたでた!」
剣を抜きながらミチルは言った。やっぱりモンスターなのね。
「ほら、物理攻撃の歌よ!」
「あ、うん」
私はシシリーに急かされて、物理攻撃の歌を歌った。
光に包まれると、ミチルは「おりゃ」と切りかかって行く。
モンスターは、一撃で消え去った。
「おぉ。武器のランク上げて、歌でも攻撃力上げたら一撃か! いいな。ストレスが無い!」
また出て来たモンスターにミチルは切りかかって行く。
歌は基本、五分間有効らしい。でも、今のところ、時間を計るしか効力が続いているか確かめる方法がない。
歌は重ねて掛ける事ができるとシシリーは言っていた。
と言っても、増えるんじゃなくて、またそこから五分間らしいけどね。
って、さっきからひっきりなしに、このモンスターが出て来るんだけど?
「きりがないのね」
「ここは、モンスターが出て来るスポットなの。素通りしてもある程度しか追って来ないわ。経験値稼ぎにいいわね。コアもドロップするしね」
「だな。遺跡に行くのもいいけど、ソロじゃ行けないからな」
「ソロ?」
「一人でって意味よ。やっぱり遺跡には、回復薬がないのならチームを組まないときついでしょうね」
「そういうもんなんだ」
ミチルなら余裕だと思っていたわ。
《プレイヤーレベルが15になりました》
シシリーが言っていた通り、10体ほどミチルが倒した時にレベルが上がった!
「レベルが上がったわ!」
「よし、じゃランク上げて登録だな」
「そうね。ランクさえ上げていれば、登録したあとにサブを選んでも大丈夫だから」
「うん。わかった。ミチル、ありがとう」
「おう。俺はここで経験値稼ぎしてるわ。戻れるだろう? チームはこのままにしておくから終わったら呼んで」
「うん」
「了解よ」
私達が返事をすると、手をひらひらとして、またあの大きなニワトリのモンスターに斬りかかって行った。
「出来るわよ。ただ今はまだ、それだけのお金やコアを用意できるかって事ね。出来るだけ、元を取りたいでしょう? ただし、最初から装備しているのは、神官に寄付しか出来ないわ」
「え!? 寄付?」
「えぇ。お金にはならないけど、信仰に影響するからランク上げにいいかもね。寄付する時は、ランクMAXにしてからをお薦めするわ」
そっか。お金を寄付するのと同じような感じなのね。
私は、ランク上げに神官を使ってないから、これで信仰ランクをあげますか。まだ先だけどね。
「お待たせ」
「今、軽く説明が終わったところよ」
「OK。で、後どれくらいでレベル上がりそうだ?」
「あと、1,500ってぐらいね。そこら辺のモンスターを10体ぐらいかしら」
「本当にお前便利だな」
「便利って何よ!」
「おっと。失礼。物知りだな」
「ふん。ミチルになんかもう何も教えてあげない!」
「そんな怒るなって」
はぁ……。また一人置いていかれているよ、私。
「うんじゃ、チーム組み直すか」
そう言ってミチルは、手を出して来た。
私は、その手の上に手を乗せる。
《チーム『ミチル』に入りますか?》
「はい」
《チーム『ミチル』に入りました》
「うんじゃ行くか」
私は頷いてミチルについて行く。
しばらくすると、タタタタっと目の前に何かが出て来た!
「でか!」
大きなニワトリです! 大きいと言っても大型犬の大きさですが。それでも十分大きいよね?
しかもこのニワトリ、足が太い!
あれでキックされたら凄く痛そう!
「でたでた!」
剣を抜きながらミチルは言った。やっぱりモンスターなのね。
「ほら、物理攻撃の歌よ!」
「あ、うん」
私はシシリーに急かされて、物理攻撃の歌を歌った。
光に包まれると、ミチルは「おりゃ」と切りかかって行く。
モンスターは、一撃で消え去った。
「おぉ。武器のランク上げて、歌でも攻撃力上げたら一撃か! いいな。ストレスが無い!」
また出て来たモンスターにミチルは切りかかって行く。
歌は基本、五分間有効らしい。でも、今のところ、時間を計るしか効力が続いているか確かめる方法がない。
歌は重ねて掛ける事ができるとシシリーは言っていた。
と言っても、増えるんじゃなくて、またそこから五分間らしいけどね。
って、さっきからひっきりなしに、このモンスターが出て来るんだけど?
「きりがないのね」
「ここは、モンスターが出て来るスポットなの。素通りしてもある程度しか追って来ないわ。経験値稼ぎにいいわね。コアもドロップするしね」
「だな。遺跡に行くのもいいけど、ソロじゃ行けないからな」
「ソロ?」
「一人でって意味よ。やっぱり遺跡には、回復薬がないのならチームを組まないときついでしょうね」
「そういうもんなんだ」
ミチルなら余裕だと思っていたわ。
《プレイヤーレベルが15になりました》
シシリーが言っていた通り、10体ほどミチルが倒した時にレベルが上がった!
「レベルが上がったわ!」
「よし、じゃランク上げて登録だな」
「そうね。ランクさえ上げていれば、登録したあとにサブを選んでも大丈夫だから」
「うん。わかった。ミチル、ありがとう」
「おう。俺はここで経験値稼ぎしてるわ。戻れるだろう? チームはこのままにしておくから終わったら呼んで」
「うん」
「了解よ」
私達が返事をすると、手をひらひらとして、またあの大きなニワトリのモンスターに斬りかかって行った。
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