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第十五章 謀略に始まり謀略で終わる
第百八十一話
「私も参戦します。ミュアンさん、ここをお願いします」
「そうね。気を付けて」
レオナールの言葉にミュアンはそう返すと、彼は頷いた。
「いきましょう!」
ティモシーとレオナールは、二人に向かう。
「ぐあぁ!」
と、ティモシー達の方にトンマーゾが蹴り飛ばされてくる。
「くっそ……」
トンマーゾは体を起こしサンチナドを睨むと、サンチナドはニヤッとする。
ワザとなのかそれとも上手く避けているのかはわからないが、トンマーゾはあちこち傷だらけだが深い傷はないようだった。
「やばい! 来るな!」
ちょうど二人がトンマーゾが倒れた辺りに来た時だった。サンチナドが何かを投げて来た。それがあの黒い石だとわかるが、二人は魔術が使えないので結界を張れない!
トンマーゾが何とか結界を張り防いだ。
「あぶねぇ……」
「ティモシーは!?」
レオナールはティモシーがいない事に気が付き、サンチナドに振り向く。
ティモシーは黒い石が投げられた時、そのまま突き進んでいた! ティモシーのまさかの行為に隙が出来、ティモシーの蹴りにサンチナドは吹き飛ぶ!
ティモシーはすぐに次の攻撃仕掛けようとするが、サンチナドが剣を擦ったのを見て、咄嗟に飛びのいた! 直ぐに光の刃が飛んできてティモシーが先ほどいた場所を抉った!
「ほう。どけたか」
(ハミッシュ王子が使っていたのって、こいつらが作ったやつだったのか。だったら……)
ティモシーは立ち上がるとまたサンチナドに走り出した。
「こういう手は使いたくないんだけどね!」
そう言ってティモシーは手をサンチナドに向けた。手からは砂が飛んでいく! 起き上がる時に掴んでいたのだ。それは彼の顔を直撃した!
「貴様!」
砂が目に入りサンチナドは目を瞑る。その隙にティモシーは、彼の手を蹴り上げ、剣を上に飛ばし上げた!
「トンマーゾさん! あなたならどうにかできるよね!」
落ちて来た剣を思いっきり蹴り飛ばした! 剣は真っすぐにトンマーゾに飛んでいく!
「ちょ! お前、危ないだろう!」
トンマーゾの横に、見事に剣は突き刺さった!
「凄いコントロールだね……」
エイブはボソッと呟いた。
(よし! 剣は何とかなった! 後は石を持っていても呪文を言わせなれば……)
ティモシーはサンチナドに攻撃を仕掛けようとすると、キラッと光る物が見え咄嗟に後ろにどけ回避した。
「ナイフ!?」
「これには毒が塗ってある」
サンチナドの言葉にティモシーは、間合いを取った。嘘か本当かわからないが、本当ならかすり傷さえ致命傷になる。
「おら、どうした?」
剣と違いナイフのう攻撃は素早い。足が砂場だという事もあり、ティモシーは避けるので精一杯になっていた。別にかすってもいいのなら、攻撃に出るのだが踏ん切りがつかない。
と、突然サンチナドが足を振り上げた。いや、ティモシーに向け砂を蹴り上げたのだ! さっきの仕返しとばかり掛けられた砂は、ティモシーに降りかかる。
咄嗟に目を腕で庇ったので目に入らなかったが、気づけばサンチナドが目の前に迫っていた!
どけられないと悟ったティモシーは、サンチナドが振り下ろして来た腕を掴み投げ飛ばす!
(焦った……)
「この俺を投げ飛ばすなんてな!」
その言葉と一緒にサンチナドは、ナイフを投げ飛ばして来た! 安堵して隙を作っていたティモシーの左太ももに突き刺さる!
「あぁ……!」
「ティモシー!」
ミュアンの叫び声が聞こえ、ティモシーはその場に倒れ込んだ!
(今のところは痛いだけ? 毒は塗られていない?!)
「……っつ」
手が触れていないのにナイフはティモシーの太ももから抜け、サンチナドの元へ戻って行く! 太ももからはどくどくと血が溢れだす。
「エイブ、あなたはここに! レオナール王子一緒にお願いします!」
ミュアンはそう言うと、ティモシーに走り出した!
サンチナドは太ももを抑えるティモシーからミュアン達に目を移す。
「残念だが間に……うん?」
見える範囲にトンマーゾがいないと気づき、後ろの気配に振り向くと、トンマーゾが後ろに立っていた! サンチナドがティモシーに気を取られている隙にこっそりと後ろに回り込んでいたのだった!
トンマーゾは、サンチナドのナイフを剣で叩き落とすと踏みつけた。そして、剣でサンチナドの胸を刺した!
「待ちなさい! トンマーゾ!」
レオナールが叫ぶも遅かった! 剣はサンチナドの胸を貫通した!
「そうね。気を付けて」
レオナールの言葉にミュアンはそう返すと、彼は頷いた。
「いきましょう!」
ティモシーとレオナールは、二人に向かう。
「ぐあぁ!」
と、ティモシー達の方にトンマーゾが蹴り飛ばされてくる。
「くっそ……」
トンマーゾは体を起こしサンチナドを睨むと、サンチナドはニヤッとする。
ワザとなのかそれとも上手く避けているのかはわからないが、トンマーゾはあちこち傷だらけだが深い傷はないようだった。
「やばい! 来るな!」
ちょうど二人がトンマーゾが倒れた辺りに来た時だった。サンチナドが何かを投げて来た。それがあの黒い石だとわかるが、二人は魔術が使えないので結界を張れない!
トンマーゾが何とか結界を張り防いだ。
「あぶねぇ……」
「ティモシーは!?」
レオナールはティモシーがいない事に気が付き、サンチナドに振り向く。
ティモシーは黒い石が投げられた時、そのまま突き進んでいた! ティモシーのまさかの行為に隙が出来、ティモシーの蹴りにサンチナドは吹き飛ぶ!
ティモシーはすぐに次の攻撃仕掛けようとするが、サンチナドが剣を擦ったのを見て、咄嗟に飛びのいた! 直ぐに光の刃が飛んできてティモシーが先ほどいた場所を抉った!
「ほう。どけたか」
(ハミッシュ王子が使っていたのって、こいつらが作ったやつだったのか。だったら……)
ティモシーは立ち上がるとまたサンチナドに走り出した。
「こういう手は使いたくないんだけどね!」
そう言ってティモシーは手をサンチナドに向けた。手からは砂が飛んでいく! 起き上がる時に掴んでいたのだ。それは彼の顔を直撃した!
「貴様!」
砂が目に入りサンチナドは目を瞑る。その隙にティモシーは、彼の手を蹴り上げ、剣を上に飛ばし上げた!
「トンマーゾさん! あなたならどうにかできるよね!」
落ちて来た剣を思いっきり蹴り飛ばした! 剣は真っすぐにトンマーゾに飛んでいく!
「ちょ! お前、危ないだろう!」
トンマーゾの横に、見事に剣は突き刺さった!
「凄いコントロールだね……」
エイブはボソッと呟いた。
(よし! 剣は何とかなった! 後は石を持っていても呪文を言わせなれば……)
ティモシーはサンチナドに攻撃を仕掛けようとすると、キラッと光る物が見え咄嗟に後ろにどけ回避した。
「ナイフ!?」
「これには毒が塗ってある」
サンチナドの言葉にティモシーは、間合いを取った。嘘か本当かわからないが、本当ならかすり傷さえ致命傷になる。
「おら、どうした?」
剣と違いナイフのう攻撃は素早い。足が砂場だという事もあり、ティモシーは避けるので精一杯になっていた。別にかすってもいいのなら、攻撃に出るのだが踏ん切りがつかない。
と、突然サンチナドが足を振り上げた。いや、ティモシーに向け砂を蹴り上げたのだ! さっきの仕返しとばかり掛けられた砂は、ティモシーに降りかかる。
咄嗟に目を腕で庇ったので目に入らなかったが、気づけばサンチナドが目の前に迫っていた!
どけられないと悟ったティモシーは、サンチナドが振り下ろして来た腕を掴み投げ飛ばす!
(焦った……)
「この俺を投げ飛ばすなんてな!」
その言葉と一緒にサンチナドは、ナイフを投げ飛ばして来た! 安堵して隙を作っていたティモシーの左太ももに突き刺さる!
「あぁ……!」
「ティモシー!」
ミュアンの叫び声が聞こえ、ティモシーはその場に倒れ込んだ!
(今のところは痛いだけ? 毒は塗られていない?!)
「……っつ」
手が触れていないのにナイフはティモシーの太ももから抜け、サンチナドの元へ戻って行く! 太ももからはどくどくと血が溢れだす。
「エイブ、あなたはここに! レオナール王子一緒にお願いします!」
ミュアンはそう言うと、ティモシーに走り出した!
サンチナドは太ももを抑えるティモシーからミュアン達に目を移す。
「残念だが間に……うん?」
見える範囲にトンマーゾがいないと気づき、後ろの気配に振り向くと、トンマーゾが後ろに立っていた! サンチナドがティモシーに気を取られている隙にこっそりと後ろに回り込んでいたのだった!
トンマーゾは、サンチナドのナイフを剣で叩き落とすと踏みつけた。そして、剣でサンチナドの胸を刺した!
「待ちなさい! トンマーゾ!」
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