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第二章 マルとバツ。とんだハプニング!?
第一三話
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俺はある作戦を立てていた。ワープで何とか乗り切ろうと思った。要はあの盗賊に出会わなければいいのだから……。
「あのマルさん、ここってワープで戻ってこれますか?」
「この村に直接は結界もありますので無理なんです。迷いの森を抜けた所になら可能です」
「そうですか」
やっぱり直接は無理か。でも盗賊から逃げた場所からはそんなにかからずにこれた。ワープで着いた先で見つからなければ大丈夫か?
リナは、茶葉を納めに行く途中で先ほどの奴らに攻撃を受けた。足をかすめたナイフに毒が仕込まれていたらしく、程なくして歩けなくなったらしい。空腹だったのは、ずっと茶葉を納めに行くことが出来なく食べ物を持ち帰られてないからで、つまり食べる物がない。そういうことらしい。
この話からいくと、相手はナイフ使いみたいだ。いきなり遠距離攻撃の相手をする事になった。
テスターの時は、この世界を体験という感じだったので、やさしいイベントが多かった。
レベルも三〇レベルが上限で、到達したとしたらヒカルみたいにレアモンスターを倒しまくるみたいな事をしなければ、期間内には到達できなかっただろう。何せ死亡すればレベルが下がるのだから皆慎重だった。
毒は俺には効かないだろう。だがリナには効果がある。彼女が動けなくなれば俺が動けてもダメだ。モーションで抱っこがあるが、あれは歩きだ。逃げるのには不向き。
やっぱり迷いの森を抜けてすぐにワープ。そして、帰りはその逆がベストだな。
『PvPにも召喚って出来るよな?』
『勿論、出来ます』
ピピの返答に俺は頷いた。もし万が一の時は、ダウにも戦闘に参加してもらおう。
俺達は村を出て迷いの森を抜けると、手を繋ぎタード街にワープした。そして彼女はそのまま城に赴きお金と交換。街で買い物を済ませ、迷いの森の前にワープした。
ここまで上手くいったが、やはりそう問屋が卸さないみたいだな。
追いかけて来た二人の男と新たに一人の男の計三人が、目の前にスッと現れた。
「ふん。ワープした場所にワープしてくるなんて、バカな奴だ。まあ、こっちは探す手間が省けたがな」
どうやら街に向かう時に、ワープしていたのを見られていたようだ。
だが確かに少し違う場所にワープすればよかった。次からはそうしよう!
リナは怯えた様に俺の後ろに隠れた。
多分今、偉そうに語っている新たな男がリーダーなのかもしれない。何となく、二人より強そうだ! さて、覚悟を決めるか!
俺はアイテムボックスから刀を出し右手に装備した。
「ダウを召喚!」
そして勿論、ダウを召喚する。
「ほう召喚師だったか! やれお前達!」
「ダウ! あいつらを一緒にたお……いや、捕らえるのに協力してくれ」
もしかしたら殺すのはまずいかもしれない。捕まえて突き出すのがいい。
ダウは相手が投げて来るナイフを上手く交わすも近づけないでいた。相手が二人だからだ。
俺は一人でも苦戦していた。なんせ遠距離を相手にするのは初めてだ! しかも、リナを守りながら。
やっぱり俺には過ぎたイベントだったかもな。
少しずつ慣れてきて、刀でナイフを弾けるようになったが攻撃も受けている。攻撃を受けると二五%も減る! 回復魔法で回復しながら防戦一方の状態で、魔王補正がなければ、毒を受けずとも一撃で死亡している。
「ぐわぁ」
ダウが相手をしている一人の男が倒れたようだ。急所に多く攻撃を受けて、HPが二〇%以下になれば気絶する。きっと首などに噛みついたんだろう。
気絶はソロの時になると、そのまま死亡を意味する。
「やるな。主人よりできるじゃないか。じゃ、俺も本気だすかな」
リーダーがそういうと、手にブーメランを握った。それは鋭い刃あるようで、当たれば相当ダメージがありそうだ!
やばそうだぞ。おい!
「おらよ!」
軽く投げた様に見えたブーメランは、かなりの速さでダウに放たれた! ダウは避けるもブーメランはダウの体をかすめた!
『キソナ様。ダウは後二回、攻撃を受ければ元の世界に戻ります!』
なに! めちゃ強力な攻撃じゃないか!!
俺達は、たちまちピンチになってしまった!
くそう! これMPが切れたら終わるな。
「ダウに回復魔法!」
……ダウだけじゃきっとダメだ!
「召喚!」
俺は今HPを犠牲にするのは痛いが、背に腹は代えられない。召喚して仲間を呼んだ! ただ、どんな奴が来るかはわからないが……。
魔法陣が消えた後現れたのは、人型の魔族だ!
「なんてひ弱な奴に呼び出された事か……」
俺をちらっと一瞥して発した言葉だ。
おいおい。この状況でそれかよ。
『大丈夫です。召喚者には攻撃は致しません』
されなくとも、戦闘に参加してくれないと意味がない!
ザッ。
ナイフをよけ損ねて攻撃を受けてしまった! まずい!
「回復魔法! 回復魔法!」
俺は続けて回復魔法を唱え回復する。だが、後一回分しかMPがない!
詰んだなこれは……。
ダウは後二回攻撃を受ければいなくなる。呼び出した奴は、協力する意思がなさそうだし。俺はMP切れ……。
やっぱり魔王補正があるからといってもレベル六が受けるイベントじゃないよな……。
俺が覚悟を決めた時だった。
「キソナさん、これを使って下さい」
リナが小瓶を俺に手渡した。もしかしてこれ、魔法茶か? MP回復できる!
「回復魔法!」
俺はMPを使い切ってから、小瓶の中身を一気に飲み干した!
ポン。
《MPが全回復しました!》
「ありがとう。リナさん」
俺がお礼をいうと、リナは頷いた。
とりあえず、召喚した彼に何とか戦闘に参加してもらおう!
「すまないが、あのブーメランを持った男をダウと一緒に気絶させてほしい!」
「この私がこの獣と? 冗談だろう?」
とても嫌そうに返事を返しえて来た。冗談じゃなくて本気だ! っと言ってもやってくれなさそうだな。はぁ……。
「あのマルさん、ここってワープで戻ってこれますか?」
「この村に直接は結界もありますので無理なんです。迷いの森を抜けた所になら可能です」
「そうですか」
やっぱり直接は無理か。でも盗賊から逃げた場所からはそんなにかからずにこれた。ワープで着いた先で見つからなければ大丈夫か?
リナは、茶葉を納めに行く途中で先ほどの奴らに攻撃を受けた。足をかすめたナイフに毒が仕込まれていたらしく、程なくして歩けなくなったらしい。空腹だったのは、ずっと茶葉を納めに行くことが出来なく食べ物を持ち帰られてないからで、つまり食べる物がない。そういうことらしい。
この話からいくと、相手はナイフ使いみたいだ。いきなり遠距離攻撃の相手をする事になった。
テスターの時は、この世界を体験という感じだったので、やさしいイベントが多かった。
レベルも三〇レベルが上限で、到達したとしたらヒカルみたいにレアモンスターを倒しまくるみたいな事をしなければ、期間内には到達できなかっただろう。何せ死亡すればレベルが下がるのだから皆慎重だった。
毒は俺には効かないだろう。だがリナには効果がある。彼女が動けなくなれば俺が動けてもダメだ。モーションで抱っこがあるが、あれは歩きだ。逃げるのには不向き。
やっぱり迷いの森を抜けてすぐにワープ。そして、帰りはその逆がベストだな。
『PvPにも召喚って出来るよな?』
『勿論、出来ます』
ピピの返答に俺は頷いた。もし万が一の時は、ダウにも戦闘に参加してもらおう。
俺達は村を出て迷いの森を抜けると、手を繋ぎタード街にワープした。そして彼女はそのまま城に赴きお金と交換。街で買い物を済ませ、迷いの森の前にワープした。
ここまで上手くいったが、やはりそう問屋が卸さないみたいだな。
追いかけて来た二人の男と新たに一人の男の計三人が、目の前にスッと現れた。
「ふん。ワープした場所にワープしてくるなんて、バカな奴だ。まあ、こっちは探す手間が省けたがな」
どうやら街に向かう時に、ワープしていたのを見られていたようだ。
だが確かに少し違う場所にワープすればよかった。次からはそうしよう!
リナは怯えた様に俺の後ろに隠れた。
多分今、偉そうに語っている新たな男がリーダーなのかもしれない。何となく、二人より強そうだ! さて、覚悟を決めるか!
俺はアイテムボックスから刀を出し右手に装備した。
「ダウを召喚!」
そして勿論、ダウを召喚する。
「ほう召喚師だったか! やれお前達!」
「ダウ! あいつらを一緒にたお……いや、捕らえるのに協力してくれ」
もしかしたら殺すのはまずいかもしれない。捕まえて突き出すのがいい。
ダウは相手が投げて来るナイフを上手く交わすも近づけないでいた。相手が二人だからだ。
俺は一人でも苦戦していた。なんせ遠距離を相手にするのは初めてだ! しかも、リナを守りながら。
やっぱり俺には過ぎたイベントだったかもな。
少しずつ慣れてきて、刀でナイフを弾けるようになったが攻撃も受けている。攻撃を受けると二五%も減る! 回復魔法で回復しながら防戦一方の状態で、魔王補正がなければ、毒を受けずとも一撃で死亡している。
「ぐわぁ」
ダウが相手をしている一人の男が倒れたようだ。急所に多く攻撃を受けて、HPが二〇%以下になれば気絶する。きっと首などに噛みついたんだろう。
気絶はソロの時になると、そのまま死亡を意味する。
「やるな。主人よりできるじゃないか。じゃ、俺も本気だすかな」
リーダーがそういうと、手にブーメランを握った。それは鋭い刃あるようで、当たれば相当ダメージがありそうだ!
やばそうだぞ。おい!
「おらよ!」
軽く投げた様に見えたブーメランは、かなりの速さでダウに放たれた! ダウは避けるもブーメランはダウの体をかすめた!
『キソナ様。ダウは後二回、攻撃を受ければ元の世界に戻ります!』
なに! めちゃ強力な攻撃じゃないか!!
俺達は、たちまちピンチになってしまった!
くそう! これMPが切れたら終わるな。
「ダウに回復魔法!」
……ダウだけじゃきっとダメだ!
「召喚!」
俺は今HPを犠牲にするのは痛いが、背に腹は代えられない。召喚して仲間を呼んだ! ただ、どんな奴が来るかはわからないが……。
魔法陣が消えた後現れたのは、人型の魔族だ!
「なんてひ弱な奴に呼び出された事か……」
俺をちらっと一瞥して発した言葉だ。
おいおい。この状況でそれかよ。
『大丈夫です。召喚者には攻撃は致しません』
されなくとも、戦闘に参加してくれないと意味がない!
ザッ。
ナイフをよけ損ねて攻撃を受けてしまった! まずい!
「回復魔法! 回復魔法!」
俺は続けて回復魔法を唱え回復する。だが、後一回分しかMPがない!
詰んだなこれは……。
ダウは後二回攻撃を受ければいなくなる。呼び出した奴は、協力する意思がなさそうだし。俺はMP切れ……。
やっぱり魔王補正があるからといってもレベル六が受けるイベントじゃないよな……。
俺が覚悟を決めた時だった。
「キソナさん、これを使って下さい」
リナが小瓶を俺に手渡した。もしかしてこれ、魔法茶か? MP回復できる!
「回復魔法!」
俺はMPを使い切ってから、小瓶の中身を一気に飲み干した!
ポン。
《MPが全回復しました!》
「ありがとう。リナさん」
俺がお礼をいうと、リナは頷いた。
とりあえず、召喚した彼に何とか戦闘に参加してもらおう!
「すまないが、あのブーメランを持った男をダウと一緒に気絶させてほしい!」
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