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第三章 ヒカルのお誘い。緊急事態発生!?
第一五話
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俺はINしてすぐに、食堂に向かった。INしたら必ず腹ごしらえをする事にしている。一〇〇%にすれば、三時間は空腹を気にしなくていいからだ。六〇%を切っていたので、今回もパスタを食べた。
今日は近くの森より向こう側に行こうと思っている。魔王補正がある為、イマイチ自分が何レベルぐらいの強さなのかわからない。そこで行けるとこまで行って、今の自分が何レベルぐらいの強さなのか計ろうとと思った。
俺は街で刀を装備して、今一度、裏ステータスで確認しておく。
攻撃力は、長刀の一五と魔王補正の二五を合わせて七五ある。
武器を両手にしたら武器補正が倍になるかと思ったら、数値的には変わらなかった。たぶんだが、片方ずつ攻撃するという考え方から来ると思われる。
また盾は、装備しても防御補正はかからない。それは回避扱いになるからだ。盾で攻撃を受ければ、ダメージはゼロだからその考え方は合っていると思う。
但し盾を装備出来る職業は限られ、防具屋に盾は売っていない。イベントで手にいれるか造るしかない。
なので俺の様に二刀流にして盾の代わりにする。まだ二刀流で戦った事はないが……。
勿論、二刀流に出来るのは、片手装備に限る。斧の様な武器では無理だ。
ステータスには、武器補正が乗っても武器名は載らない。それを知るのにはたぶん、スキルが必要になる。勿論自分の装備一覧では見れる。他人の装備を知りたければ、スキルなどがなければ見れないだろう。
裏を返せば、そういうスキルがなければ、知られる事はない。
ポン。
from ヒカル
《今、時間ありますか?》
おぉ、ビックリした。ヒカルからか。
一緒に狩りの誘いか? さてどうしようか。あまり係わりたくないが、どれくらい強くなったかは知りたいな。
《大丈夫だけど、狩り?》
ポン。
メッセージを返した。
ポン。
from ヒカル
《クエストです。一緒にお願いできますか?》
クエストならOKだな。クリアしなくてはいけないので、途中で襲ってくるということはまずないはずだ。
《OK。冒険者ギルドに向かうから待ってて》
ポン。
俺は刀をしまい、冒険者ギルドに向かった。
ポン。
from ヒカル
《ありがとう》
冒険者ギルドに入ると、入り口付近でヒカルが待っていた。
「ありがとう。助かるよ」
「もうクエスト受けたのか?」
「いやまだ。先にパーティー組んでおかないとダメみたいだから。私、五レベルになったから職業クエスト受けようと思って。いい?」
職業クエストか!
職業は基本五レベル以上で取得できるようになる。一番簡単なのが冒険者ギルドのクエストで、赤魔法使い、青魔法使い、白魔法使い、緑魔法使い、黄魔法使いの五種類。何故か色になっている。
これ以外の職業は、イベントになっているので、条件が揃えば発生する。
「あぁ、いいよ。どれ受けるんだ?」
「最終的には全部。私、賢者目指そうと思ってるんだ。最初はまず赤」
「え? 賢者!」
賢者は、全ての系統の魔法を網羅する魔法使いだ。まあ長くプレイするつもりならいい目標なのかもしれない。どれだけ魔法使いの職業があるか知らないが、全て取得だから先はかなり長いはず。
「そこまで驚かなくても。エルフを選んでる時点でありえるでしょう? じゃパーティー宜しく」
俺達はパーティーを組んだ。
「じゃ受けて来る」
「おう」
どれどれ、ヒカルのステータスはどれだけになった?
ヒカルが言っていた通り、レベル五になっていた。しかし、攻撃と防御が極端に少なく、両方とも一五しかない。
なんだ? 攻撃と防御が俺の半分?!
俺、人間が一番弱いと思っていた!
『なあピピ。エルフって人間より弱いのか? 人間が一番弱いと思っていたんだけど……』
『いえ。種族によってステータスに偏りがあるだけです。人間はバランスよく。エルフは、魔法系に向いています。彼女が言っていたように賢者を目指す者は、この職業を最初から選ぶでしょう。今は、HPの方が多いでしょうが、いずれMPの方が多くなります』
そうだったのか。知らなかった。
『キソナ様。もし料理スキルを獲得するおつもりでしたら、赤魔法使いと青魔法使いの取得をお薦めします。「トロ火」と「飲み水」が取得の条件になっております。他の職業でも取得できますが、職業レベルを上げる事を考えますと、早めに取得出来るこの二つが宜しいと思います』
そうなのか! さすがピピだ。
『ありがとう! 勿論料理スキルは、覚えるつもりだから助かったよ!』
ピピは、嬉しそうに頷いた。
「お待たせ。じゃ……」
「悪い! 俺も取得する事にした」
ちょうど戻って来たヒカルにそう言うと、少し驚いた顔をするも頷く。
「クエスト受けて来る」
「いってら~」
俺はヒカルに伝え、カウンターに向かった。
今日は近くの森より向こう側に行こうと思っている。魔王補正がある為、イマイチ自分が何レベルぐらいの強さなのかわからない。そこで行けるとこまで行って、今の自分が何レベルぐらいの強さなのか計ろうとと思った。
俺は街で刀を装備して、今一度、裏ステータスで確認しておく。
攻撃力は、長刀の一五と魔王補正の二五を合わせて七五ある。
武器を両手にしたら武器補正が倍になるかと思ったら、数値的には変わらなかった。たぶんだが、片方ずつ攻撃するという考え方から来ると思われる。
また盾は、装備しても防御補正はかからない。それは回避扱いになるからだ。盾で攻撃を受ければ、ダメージはゼロだからその考え方は合っていると思う。
但し盾を装備出来る職業は限られ、防具屋に盾は売っていない。イベントで手にいれるか造るしかない。
なので俺の様に二刀流にして盾の代わりにする。まだ二刀流で戦った事はないが……。
勿論、二刀流に出来るのは、片手装備に限る。斧の様な武器では無理だ。
ステータスには、武器補正が乗っても武器名は載らない。それを知るのにはたぶん、スキルが必要になる。勿論自分の装備一覧では見れる。他人の装備を知りたければ、スキルなどがなければ見れないだろう。
裏を返せば、そういうスキルがなければ、知られる事はない。
ポン。
from ヒカル
《今、時間ありますか?》
おぉ、ビックリした。ヒカルからか。
一緒に狩りの誘いか? さてどうしようか。あまり係わりたくないが、どれくらい強くなったかは知りたいな。
《大丈夫だけど、狩り?》
ポン。
メッセージを返した。
ポン。
from ヒカル
《クエストです。一緒にお願いできますか?》
クエストならOKだな。クリアしなくてはいけないので、途中で襲ってくるということはまずないはずだ。
《OK。冒険者ギルドに向かうから待ってて》
ポン。
俺は刀をしまい、冒険者ギルドに向かった。
ポン。
from ヒカル
《ありがとう》
冒険者ギルドに入ると、入り口付近でヒカルが待っていた。
「ありがとう。助かるよ」
「もうクエスト受けたのか?」
「いやまだ。先にパーティー組んでおかないとダメみたいだから。私、五レベルになったから職業クエスト受けようと思って。いい?」
職業クエストか!
職業は基本五レベル以上で取得できるようになる。一番簡単なのが冒険者ギルドのクエストで、赤魔法使い、青魔法使い、白魔法使い、緑魔法使い、黄魔法使いの五種類。何故か色になっている。
これ以外の職業は、イベントになっているので、条件が揃えば発生する。
「あぁ、いいよ。どれ受けるんだ?」
「最終的には全部。私、賢者目指そうと思ってるんだ。最初はまず赤」
「え? 賢者!」
賢者は、全ての系統の魔法を網羅する魔法使いだ。まあ長くプレイするつもりならいい目標なのかもしれない。どれだけ魔法使いの職業があるか知らないが、全て取得だから先はかなり長いはず。
「そこまで驚かなくても。エルフを選んでる時点でありえるでしょう? じゃパーティー宜しく」
俺達はパーティーを組んだ。
「じゃ受けて来る」
「おう」
どれどれ、ヒカルのステータスはどれだけになった?
ヒカルが言っていた通り、レベル五になっていた。しかし、攻撃と防御が極端に少なく、両方とも一五しかない。
なんだ? 攻撃と防御が俺の半分?!
俺、人間が一番弱いと思っていた!
『なあピピ。エルフって人間より弱いのか? 人間が一番弱いと思っていたんだけど……』
『いえ。種族によってステータスに偏りがあるだけです。人間はバランスよく。エルフは、魔法系に向いています。彼女が言っていたように賢者を目指す者は、この職業を最初から選ぶでしょう。今は、HPの方が多いでしょうが、いずれMPの方が多くなります』
そうだったのか。知らなかった。
『キソナ様。もし料理スキルを獲得するおつもりでしたら、赤魔法使いと青魔法使いの取得をお薦めします。「トロ火」と「飲み水」が取得の条件になっております。他の職業でも取得できますが、職業レベルを上げる事を考えますと、早めに取得出来るこの二つが宜しいと思います』
そうなのか! さすがピピだ。
『ありがとう! 勿論料理スキルは、覚えるつもりだから助かったよ!』
ピピは、嬉しそうに頷いた。
「お待たせ。じゃ……」
「悪い! 俺も取得する事にした」
ちょうど戻って来たヒカルにそう言うと、少し驚いた顔をするも頷く。
「クエスト受けて来る」
「いってら~」
俺はヒカルに伝え、カウンターに向かった。
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