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第三章 ヒカルのお誘い。緊急事態発生!?
第二三話
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「ワオーン」
オオカミンは吠えた!
「やば! 仲間を呼ばれた。私は動きを止めるのに専念するね!」
「わかった」
『キソナ様。武器と一緒に戦闘でお使いになるおつもりでしたら、魔法は左手で練習した方が宜しいかと。それと、今回は魔法だけでは倒しきれません。MPが枯渇します』
『あ、そっか。そうだな。サンキュウ! じゃ、最初から両方で戦うよ!』
たぶん俺のノーコンを見て、そう判断したんだろうが……。
俺はピピのアドバイスを聞き、武器を装備する。そして俺はオオカミンに近寄り刀を振るって攻撃を与える。
「来た! 四体も! って、やば! 相手との差があり過ぎるみたいで一体が限度みたい! あの四体は足止めできないよ!」
何だって! やばいだろそれ! 今攻撃しているやつは倒しておくか! で、ワープだな!
俺は、連続で攻撃を入れ合計三撃で倒した!
足元がほのかに光る。
レベルUPしたか!
他のゲームと違い、レベルUPしても表示もされないし音もならない。ほのかに足元が光るだけなので、夢中になっていると気づかない事もある。これがわかるのは本人のみだ。
「ありがとう! レベルUPしたみたいで三体は何とか!」
ヒカルの言う通り、三体は動きを止めていた。一体は元気に向かって来ている。
一体なら何とかなるか?
俺はまず魔法攻撃をしてみる事にした。左手を振るう!
「火の玉!」
見事に……大外れだ! 明後日の方向に飛んで行った!
左手は更に難しいな。
「ええい! 火の玉! 火の玉!」
二回唱えて、一つがやっと当たった!
「よっしゃ!」
後は倒しに行くか! ヒカルに攻撃されたらやばいしな!
走りくるオオカミンに、走り寄り刀を振った。それはヒットするも、オオカミンはそのまま襲い掛かって来た! 俺も攻撃を受けてしまう!
「キソナ! 大丈夫?」
ヒカルが声を掛ける。
チラッとHPを見ると、三%しか減っていない。たぶん二〇~三〇しか食らってないな。我ながらチードだよな……。
「大丈夫だ!」
そう返しながら、刀を振るって攻撃を仕掛ける。
オオカミンは、合計三撃で倒れた。
よし! 後は動かない奴だけだ!
俺はオオカミンに近づき、刀で攻撃をする。そして、左手で魔法攻撃だ!
「火の玉!」
勿論、外れるワケがない!
そして、刀で攻撃を入れると、オオカミンは倒れた。
「ねえ、それって魔法攻撃の練習になってないよね?」
ヒカルがそう問いかけて来た。
そう言われればそうだ。
俺はその場から、動けないオオカミンに向かって攻撃する事にした。
「火の玉!」
左手を振るうと火の玉が飛び出す。だが当たらない。……かすりもしていない!
「火の玉! 火の玉!」
連続で放つも当たらない! さっきは動いている敵に当たったのに!
「動いてない敵なのに当たらないね」
「うっさい!」
ヒカルは、楽しそうに言う。
バカにしやがって!
俺は、ヤケになって火の玉を打つも当たらない。
『キソナ様。力み過ぎです。少し力を抜いて……』
「左手は難しいんだよ!」
「え?」
「あ……。いや、何でもない」
つい、イラッとして普通に話してしまった。
『急に話しかけるな!』
『申し訳ありません!』
そして更に、ピピに八つ当たりもしてしまった……。
うん? 冷たい?
ふと見ると体が濡れている。
ある程度の熱さや冷たさも感じる。ここにもリアリティーありだ。
「ごめん。間違っちゃった」
いや、ワザとだろう?
まあお蔭で頭が冷えた。
よく周りを見ると、ヒカルは、俺が付けた火を消していた。
俺は深呼吸した。
よし。よく狙って!
「火の玉!」
左手を振るった! 火の玉はオオカミンに真っ直ぐに飛んで行きやっとこさ当たった!
よっしゃ!
俺は小さくガッツポーズを決めた。
「おめでとう!」
「やっと当たった……」
うんじゃ、もう一撃……。
「火の玉!」
左手を振るう。だが、火の玉が出ない! 不思議に思ってMPを見ると一%になっている。MP切れになったらしい……。
マジか……。仕方がない、練習は終わりだ。
「MPが切れた。普通に攻撃して倒すわ」
「了解。宜しく」
ヒカルが恵みの雨で火を消す中、俺はオオカミンを倒していった。恵みの雨は思ったより広範囲らしく、一度に火を消化していた。
あれは便利だな。早く俺も覚えたい。
武器攻撃だけで倒したので、すぐに残りを倒し終わる。そしてその頃には、火の消火も終わっていた。
「ふふふ。流石だね」
突然ニヤニヤしながらヒカルがそう言った。
「何が?」
「無詠唱だなんて、羨ましい!」
「あ……」
そうだった。出来るからつい忘れてそのまま……。やばいと思っても既に遅しだよな……。
今度から他の人の前では、小さく唱えて聞こえない様にして誤魔化さないとな。
あと、ピピにも謝るか。
『ピピ。さっきは八つ当たりしてごめんな』
『いえ、私こそ申し訳ありませんでした。あの時、話しかけるべきではありませんでした』
俺はピピとニッコリ微笑み合う。
「何? 思い出し笑い?」
ヒカルがジッと俺を見て言った。ヒカルには、俺が一人でほほ笑んでいるように見えているのだからそう思って当然だ。声に出さなくても行動も気を付けなくてはいけないな。
そして俺達は、ワープでタード街に戻った。
さて、何レベルになったかな。
タード街に戻った俺達は、ステータスを確認する事にした。
「うわぁ。凄いレベル上がってる!」
ヒカルは、嬉しそうな声を上げる。
二人共レベル九まで一気にあがっていた。
すげぇな。オオカミンを五体倒しただけなのに。でも、普通はあのレベルでは倒せないからな。これで当然なのか。
「キソナ! 連れて行ってくれてありがとう! すっごく助かったよ!」
まあ、喜んでるしいいか。
オオカミンは、一人でも何とかなりそうだな。ただ数が集まると危ないかもしれないが。でも回復魔法が三〇〇回復するなら問題ないな。
しかし、ヒカルのあのツル縛りだったか、このスキルは凄いチートだな。確か、この世界では動き自体を止める魔法は、痺れさせるぐらいしかないはず。
後は、PvPでの部分攻撃だよな。
ヒカルは、おいしいチートを手に入れたもんだ。まあレベル差があると、一体しかできないとか弱点はあるけど。
俺達はその後、パーティーを解散し別れた。
オオカミンは吠えた!
「やば! 仲間を呼ばれた。私は動きを止めるのに専念するね!」
「わかった」
『キソナ様。武器と一緒に戦闘でお使いになるおつもりでしたら、魔法は左手で練習した方が宜しいかと。それと、今回は魔法だけでは倒しきれません。MPが枯渇します』
『あ、そっか。そうだな。サンキュウ! じゃ、最初から両方で戦うよ!』
たぶん俺のノーコンを見て、そう判断したんだろうが……。
俺はピピのアドバイスを聞き、武器を装備する。そして俺はオオカミンに近寄り刀を振るって攻撃を与える。
「来た! 四体も! って、やば! 相手との差があり過ぎるみたいで一体が限度みたい! あの四体は足止めできないよ!」
何だって! やばいだろそれ! 今攻撃しているやつは倒しておくか! で、ワープだな!
俺は、連続で攻撃を入れ合計三撃で倒した!
足元がほのかに光る。
レベルUPしたか!
他のゲームと違い、レベルUPしても表示もされないし音もならない。ほのかに足元が光るだけなので、夢中になっていると気づかない事もある。これがわかるのは本人のみだ。
「ありがとう! レベルUPしたみたいで三体は何とか!」
ヒカルの言う通り、三体は動きを止めていた。一体は元気に向かって来ている。
一体なら何とかなるか?
俺はまず魔法攻撃をしてみる事にした。左手を振るう!
「火の玉!」
見事に……大外れだ! 明後日の方向に飛んで行った!
左手は更に難しいな。
「ええい! 火の玉! 火の玉!」
二回唱えて、一つがやっと当たった!
「よっしゃ!」
後は倒しに行くか! ヒカルに攻撃されたらやばいしな!
走りくるオオカミンに、走り寄り刀を振った。それはヒットするも、オオカミンはそのまま襲い掛かって来た! 俺も攻撃を受けてしまう!
「キソナ! 大丈夫?」
ヒカルが声を掛ける。
チラッとHPを見ると、三%しか減っていない。たぶん二〇~三〇しか食らってないな。我ながらチードだよな……。
「大丈夫だ!」
そう返しながら、刀を振るって攻撃を仕掛ける。
オオカミンは、合計三撃で倒れた。
よし! 後は動かない奴だけだ!
俺はオオカミンに近づき、刀で攻撃をする。そして、左手で魔法攻撃だ!
「火の玉!」
勿論、外れるワケがない!
そして、刀で攻撃を入れると、オオカミンは倒れた。
「ねえ、それって魔法攻撃の練習になってないよね?」
ヒカルがそう問いかけて来た。
そう言われればそうだ。
俺はその場から、動けないオオカミンに向かって攻撃する事にした。
「火の玉!」
左手を振るうと火の玉が飛び出す。だが当たらない。……かすりもしていない!
「火の玉! 火の玉!」
連続で放つも当たらない! さっきは動いている敵に当たったのに!
「動いてない敵なのに当たらないね」
「うっさい!」
ヒカルは、楽しそうに言う。
バカにしやがって!
俺は、ヤケになって火の玉を打つも当たらない。
『キソナ様。力み過ぎです。少し力を抜いて……』
「左手は難しいんだよ!」
「え?」
「あ……。いや、何でもない」
つい、イラッとして普通に話してしまった。
『急に話しかけるな!』
『申し訳ありません!』
そして更に、ピピに八つ当たりもしてしまった……。
うん? 冷たい?
ふと見ると体が濡れている。
ある程度の熱さや冷たさも感じる。ここにもリアリティーありだ。
「ごめん。間違っちゃった」
いや、ワザとだろう?
まあお蔭で頭が冷えた。
よく周りを見ると、ヒカルは、俺が付けた火を消していた。
俺は深呼吸した。
よし。よく狙って!
「火の玉!」
左手を振るった! 火の玉はオオカミンに真っ直ぐに飛んで行きやっとこさ当たった!
よっしゃ!
俺は小さくガッツポーズを決めた。
「おめでとう!」
「やっと当たった……」
うんじゃ、もう一撃……。
「火の玉!」
左手を振るう。だが、火の玉が出ない! 不思議に思ってMPを見ると一%になっている。MP切れになったらしい……。
マジか……。仕方がない、練習は終わりだ。
「MPが切れた。普通に攻撃して倒すわ」
「了解。宜しく」
ヒカルが恵みの雨で火を消す中、俺はオオカミンを倒していった。恵みの雨は思ったより広範囲らしく、一度に火を消化していた。
あれは便利だな。早く俺も覚えたい。
武器攻撃だけで倒したので、すぐに残りを倒し終わる。そしてその頃には、火の消火も終わっていた。
「ふふふ。流石だね」
突然ニヤニヤしながらヒカルがそう言った。
「何が?」
「無詠唱だなんて、羨ましい!」
「あ……」
そうだった。出来るからつい忘れてそのまま……。やばいと思っても既に遅しだよな……。
今度から他の人の前では、小さく唱えて聞こえない様にして誤魔化さないとな。
あと、ピピにも謝るか。
『ピピ。さっきは八つ当たりしてごめんな』
『いえ、私こそ申し訳ありませんでした。あの時、話しかけるべきではありませんでした』
俺はピピとニッコリ微笑み合う。
「何? 思い出し笑い?」
ヒカルがジッと俺を見て言った。ヒカルには、俺が一人でほほ笑んでいるように見えているのだからそう思って当然だ。声に出さなくても行動も気を付けなくてはいけないな。
そして俺達は、ワープでタード街に戻った。
さて、何レベルになったかな。
タード街に戻った俺達は、ステータスを確認する事にした。
「うわぁ。凄いレベル上がってる!」
ヒカルは、嬉しそうな声を上げる。
二人共レベル九まで一気にあがっていた。
すげぇな。オオカミンを五体倒しただけなのに。でも、普通はあのレベルでは倒せないからな。これで当然なのか。
「キソナ! 連れて行ってくれてありがとう! すっごく助かったよ!」
まあ、喜んでるしいいか。
オオカミンは、一人でも何とかなりそうだな。ただ数が集まると危ないかもしれないが。でも回復魔法が三〇〇回復するなら問題ないな。
しかし、ヒカルのあのツル縛りだったか、このスキルは凄いチートだな。確か、この世界では動き自体を止める魔法は、痺れさせるぐらいしかないはず。
後は、PvPでの部分攻撃だよな。
ヒカルは、おいしいチートを手に入れたもんだ。まあレベル差があると、一体しかできないとか弱点はあるけど。
俺達はその後、パーティーを解散し別れた。
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