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◇014◇冒険者とは◎
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「そうか。では……」
そう言って、ロドリゴさんの手が契約書に伸びる。
あぁ……なかった事になるのか。せっかく合格したのに。
「まず、ここに署名して頂こう。それからこれからの事をお話する」
「え? 僕、冒険者になれるの?」
お金が払えないから残念でしたってなるのかと思って驚いて言うと、大丈夫だとロドリゴさんは頷いた。
なので言われた通り、契約書に署名する。
よしこれで、僕も冒険者だ!
「では後は、ナットス頼んだぞ」
「はい」
ロドリゴさんは、僕が署名した契約書を持って立ち上がり、ここから出て行った。
「では、軽く説明するね」
ナットスさんは、僕の腕の中で眠って大人しくしているリリンが気になるのか、僕じゃなくリリンを見て言った。
リリンったら大人しいと思ったらいつの間にか寝ていた。
色はあれだけど、モンスターには見えないよ。
で、ナットスさんのお話はこうだった――。
まず新人は、お金がないので冒険者ギルドの宿舎で生活をする。そしてギルドがお願いする仕事をこなしつつ、お金を貯め経験を積む。
で、驚いた事に、冒険者にレベルがあって、それは経験値とかじゃなく貢献度らしい。
冒険者の書の最初の方には、冒険者とはというのがあってそこには、
――冒険者とは、世界の人々を守り国に貢献する職業である。
という、一文があった。
つまり人の役に立たないと、レベルは上がらないらしい。
そして、レベルが上がると、色んな恩恵を受けられる。要は、買い物時に割引があったり、宿泊費が安くなる。
そして、まだ何も貢献していない僕は、レベル0。
冒険者は、レベルに関係なく馬車は半額で乗れるらしい。ただしレベル1から……。僕は通常料金です。
「で、何か質問はあるかい?」
一通り話が終わると、ナットスさんが聞いたので、僕は頷いた。
このままだと、森へ帰れない!
「あの、必ず宿舎に入らないといけないんですか?」
「お金がないのなら入ってほしい。貢献度というのは、ありがとうと言われて得られるものではない。依頼をこなして得るものなのだ。普通はギルドに寄せられる。つまり村などに住むと、毎回ここに通わなくてはならない。そではお金はたまらないだろう?」
「はぁ。そうですね……」
そうかもしれないけど……。仕方がないか。冒険者ってどんな感じか掴んだら宿舎を出よう!
エジンも住んでいるんだし一緒は嫌だ。
「わかりました。宜しくお願いします」
僕は頭を下げた。
って、完全にエジンの事を言うタイミングを逃した。
今さら言っても信じてもらえないかも。
出来るだけ関わらない様にしよう。
「では、君の冒険者の証を作ろう。こっちへおいで」
ナットスさんは、立ち上がった。僕も立ち上がる。
『……もう帰れるの?』
「まだ」
ナットスさんが驚いて僕達を見ている。
やっぱり驚くんだ。
リリンは、じゃまだ寝るとばかりに目を瞑った。
そう言って、ロドリゴさんの手が契約書に伸びる。
あぁ……なかった事になるのか。せっかく合格したのに。
「まず、ここに署名して頂こう。それからこれからの事をお話する」
「え? 僕、冒険者になれるの?」
お金が払えないから残念でしたってなるのかと思って驚いて言うと、大丈夫だとロドリゴさんは頷いた。
なので言われた通り、契約書に署名する。
よしこれで、僕も冒険者だ!
「では後は、ナットス頼んだぞ」
「はい」
ロドリゴさんは、僕が署名した契約書を持って立ち上がり、ここから出て行った。
「では、軽く説明するね」
ナットスさんは、僕の腕の中で眠って大人しくしているリリンが気になるのか、僕じゃなくリリンを見て言った。
リリンったら大人しいと思ったらいつの間にか寝ていた。
色はあれだけど、モンスターには見えないよ。
で、ナットスさんのお話はこうだった――。
まず新人は、お金がないので冒険者ギルドの宿舎で生活をする。そしてギルドがお願いする仕事をこなしつつ、お金を貯め経験を積む。
で、驚いた事に、冒険者にレベルがあって、それは経験値とかじゃなく貢献度らしい。
冒険者の書の最初の方には、冒険者とはというのがあってそこには、
――冒険者とは、世界の人々を守り国に貢献する職業である。
という、一文があった。
つまり人の役に立たないと、レベルは上がらないらしい。
そして、レベルが上がると、色んな恩恵を受けられる。要は、買い物時に割引があったり、宿泊費が安くなる。
そして、まだ何も貢献していない僕は、レベル0。
冒険者は、レベルに関係なく馬車は半額で乗れるらしい。ただしレベル1から……。僕は通常料金です。
「で、何か質問はあるかい?」
一通り話が終わると、ナットスさんが聞いたので、僕は頷いた。
このままだと、森へ帰れない!
「あの、必ず宿舎に入らないといけないんですか?」
「お金がないのなら入ってほしい。貢献度というのは、ありがとうと言われて得られるものではない。依頼をこなして得るものなのだ。普通はギルドに寄せられる。つまり村などに住むと、毎回ここに通わなくてはならない。そではお金はたまらないだろう?」
「はぁ。そうですね……」
そうかもしれないけど……。仕方がないか。冒険者ってどんな感じか掴んだら宿舎を出よう!
エジンも住んでいるんだし一緒は嫌だ。
「わかりました。宜しくお願いします」
僕は頭を下げた。
って、完全にエジンの事を言うタイミングを逃した。
今さら言っても信じてもらえないかも。
出来るだけ関わらない様にしよう。
「では、君の冒険者の証を作ろう。こっちへおいで」
ナットスさんは、立ち上がった。僕も立ち上がる。
『……もう帰れるの?』
「まだ」
ナットスさんが驚いて僕達を見ている。
やっぱり驚くんだ。
リリンは、じゃまだ寝るとばかりに目を瞑った。
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