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◇072◇キュイが送ってくれた救援
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テイマーが、この街を襲わせている!?
もしそうならば、狙いは僕!?
「まさか、あいつら君を……」
僕と同じ考えにダイドさんも行きついたみたい。
いや、絶対にそうだ! 茶色い髪を狙えって言ってあるんだ! だから茶色い髪って呟いて襲ってきたんだ!
「あいつら茶色い髪って言って襲ってきた!」
「何? 指示を出していたって事か!」
「お前、ゴブリンの言葉もわかったのかよ……」
僕の言葉に、ダイドさんは驚くもエジンは嫌そうな顔をした。
わかってしまうんだから仕方ないだろう!
「だったらやっぱりリーダーを倒すのが得策なのかもしれないな」
ナットスさんが言った。
『あいつだ!』
「え?」
僕は、ジーンの言葉にジーンが見ている方に振り返った。
そこに、あの三体のゴブリンよりちょっと大きいゴブリンがいた! 首には、ごつい宝石が連なったネックレスをしている!
あいつが、ゴブリンのリーダーだ!
「ゴブリンリーダーだ!」
僕が叫ぶと一斉に皆が振り返る。
勿論、ゴブリンリーダーも! 目が合っちゃったよ!
『茶色い髪だ!』
「え!!」
「何て言った!?」
ダイドさんに聞かれたので、僕は叫ぶように答えた。
「茶色い髪だって! 仲間を呼んだのかも!」
「マジか!」
「っち。クテュールは、髪を出来るだけ隠せ!」
「俺が囮になる!」
ダイドさんに髪を隠せと言われて、僕は両手で一応髪を隠した。
同じ色の髪のナットスさんが、囮になってくれるみたい。でも、凄い数が来たらどうしよう!
「リゼタ、エジン! お前達は、二人を守れよ!」
「え! 二人って!?」
「僕とイラーノさんだろう? 僕達戦えないし」
間抜けな事を言うエジンに教えてやると、睨まれた!
「お前は、戦えるだろう!」
エジンは、ジーンを指さして言った。
「ジーンは……」
《森を襲ってきたモンスターを倒したので、そっちに救援を送った!》
うん? もしかしてキュイ?
ザザン!!
足元から音がすると思ったらいきなり蛇みたいな大きいのが出現した!?
「うわぁ」
思わずジーンにしがみつく。
『サトン。仲間だ』
「サァンドサーペント!?」
驚いて、ダイドさんが叫ぶ。
ナットスさんもダイドさんもそしてリゼタも構えた。
エジンは、イラーノさんの後ろに隠れてるんだけど!
「な、仲間!」
「はぁ!? 仲間ってこいつが?」
イラーノさんの後ろに隠れたエジンが言った。
「救援をよこしてくれたみたい」
『あのネックレスをした奴を倒したい』
『了解!』
「あのさ、無理そうだったらあのネックレスを引きちぎるだけでもいいから! 無理しないでね!」
「お前、何言ってんだよ! ここは死ぬ気で頑張れだろう!」
「じゃ、エジンも死ぬ気で頑張れば!!」
僕は、エジンを睨み付けて言った。逃げ回っているだけのくせに!
「じゃ、邪魔になるからな……」
リゼタが、小さくため息をついた。
エジン、お前の株は大きく下がったぞ!
もしそうならば、狙いは僕!?
「まさか、あいつら君を……」
僕と同じ考えにダイドさんも行きついたみたい。
いや、絶対にそうだ! 茶色い髪を狙えって言ってあるんだ! だから茶色い髪って呟いて襲ってきたんだ!
「あいつら茶色い髪って言って襲ってきた!」
「何? 指示を出していたって事か!」
「お前、ゴブリンの言葉もわかったのかよ……」
僕の言葉に、ダイドさんは驚くもエジンは嫌そうな顔をした。
わかってしまうんだから仕方ないだろう!
「だったらやっぱりリーダーを倒すのが得策なのかもしれないな」
ナットスさんが言った。
『あいつだ!』
「え?」
僕は、ジーンの言葉にジーンが見ている方に振り返った。
そこに、あの三体のゴブリンよりちょっと大きいゴブリンがいた! 首には、ごつい宝石が連なったネックレスをしている!
あいつが、ゴブリンのリーダーだ!
「ゴブリンリーダーだ!」
僕が叫ぶと一斉に皆が振り返る。
勿論、ゴブリンリーダーも! 目が合っちゃったよ!
『茶色い髪だ!』
「え!!」
「何て言った!?」
ダイドさんに聞かれたので、僕は叫ぶように答えた。
「茶色い髪だって! 仲間を呼んだのかも!」
「マジか!」
「っち。クテュールは、髪を出来るだけ隠せ!」
「俺が囮になる!」
ダイドさんに髪を隠せと言われて、僕は両手で一応髪を隠した。
同じ色の髪のナットスさんが、囮になってくれるみたい。でも、凄い数が来たらどうしよう!
「リゼタ、エジン! お前達は、二人を守れよ!」
「え! 二人って!?」
「僕とイラーノさんだろう? 僕達戦えないし」
間抜けな事を言うエジンに教えてやると、睨まれた!
「お前は、戦えるだろう!」
エジンは、ジーンを指さして言った。
「ジーンは……」
《森を襲ってきたモンスターを倒したので、そっちに救援を送った!》
うん? もしかしてキュイ?
ザザン!!
足元から音がすると思ったらいきなり蛇みたいな大きいのが出現した!?
「うわぁ」
思わずジーンにしがみつく。
『サトン。仲間だ』
「サァンドサーペント!?」
驚いて、ダイドさんが叫ぶ。
ナットスさんもダイドさんもそしてリゼタも構えた。
エジンは、イラーノさんの後ろに隠れてるんだけど!
「な、仲間!」
「はぁ!? 仲間ってこいつが?」
イラーノさんの後ろに隠れたエジンが言った。
「救援をよこしてくれたみたい」
『あのネックレスをした奴を倒したい』
『了解!』
「あのさ、無理そうだったらあのネックレスを引きちぎるだけでもいいから! 無理しないでね!」
「お前、何言ってんだよ! ここは死ぬ気で頑張れだろう!」
「じゃ、エジンも死ぬ気で頑張れば!!」
僕は、エジンを睨み付けて言った。逃げ回っているだけのくせに!
「じゃ、邪魔になるからな……」
リゼタが、小さくため息をついた。
エジン、お前の株は大きく下がったぞ!
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