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◇178◇ルイユに聞いておきたい事
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そうだ。ルイユは、賢いなって感心している場合じゃなかった。
「ねえ、ルイユ。あれ説明して! 何あの作戦! めちゃくちゃ冷や冷やしたよ」
「そうだよ。俺達、4時間も待ちぼうけ」
待ちぼうけは、別にいいけどさ。
『申し訳ありませんでした。主様に話し実行しても危ういと思いましたので……』
それって、僕がお芝居が下手だから黙っていたって事? 最初から僕まで騙す気だったの!?
「え~。俺まで内緒だったよね?」
『その方が、臨場感が出ます』
「なるほど」
なるほどって納得してるし!
「あのね、キュイまで巻き込む事ないでしょ」
『いいえ。彼がいなければあの作戦は成り立ちません。誰もが墓守が本当だと信じたでしょう?』
そうかもしれないけど。
キュイは、人間とお友達になりたかったはずなのに、僕のせいで敵対する役目をさせてしまった……。
「で、あのトリックはどうやったの? パクッて食べられちゃうやつ」
イラーノは、それが気になっていたみだいた。僕もあれには驚いた。
『そうですね。まず私は、ジーンにその役目をさせようかと思っていたのですが、キュイと言うボスがおられるというので、頼む事にしました。ジーンに伝言を頼み、私は街に向かったのです』
ジーンが教えたのか……。
まあジーンがやるよりは、よかったかもしれないけど。ジーンの時は、食べるのは無理だからどうする気だったのか。
キュイも嫌な役なのに、僕の為に引き受けてくれたんだよね。
『それで、エルフの三人が街に入ると同時に私が姿を現す手はずになっていました。主様達も外に出られるように、自由に移動できる者がいると言うので、その者に伝えてもらうように頼みました』
やっぱりサトンが来たのは、そういう事だったんだ。
『エルフの三人には、別に特徴は伝えず本物のボスを連れて来ると伝えてありました。まあ本来は、ジーンがやる事になっていましたが、彼らも驚いた事でしょう』
もしかして怯えていたようなのは、演技じゃなくて本当に怯えていたのかもしれない。
焦って攻撃しないように言っていたのは、攻撃したら大変な事になると思ったからかも。
本当にボスを連れて来たって! ルイユなら出来そうな気がするもんね。
よく考えれば、ジーンだって普通は街の中に入れない。それが出来るだけで、凄いモンスターだという事になる。
「なんか、ルイユ楽しんでない?」
イラーノが言う。
『別に楽しんではおりませんよ。必死でした。メインの食べられるシーンは、タイミングが合わないとばれてしまいますし』
「タイミング?」
『口が閉じる瞬間に、変化を解き隠れました。そして、私が食べられたと思わせる事に成功したと確認して、エルフの森に向かったのです』
「……変身を解いただけなんだ」
「すご! あれは、皆騙されていたよ!」
イラーノ興奮しすぎ。
まんまと僕達を含め全員が騙された訳だ。
「お願いだからもうあんな事はしないで。僕達目立ちたくないからさ」
『わかりました。ですがあれが最善の作戦だったかと』
最善ね。怪しいルイユが消え、エルフの身の安全も確保。疑いが晴れた僕達は解放。確かに一気に色々解決出来てよかったけど、もしキュイと争う事になったらどうする気だったんだ? 失敗したら連れて逃げるって言っていたけど。
「でもキュイに攻撃を仕掛けて来たかもしれなんだけど……」
『その時は、主様を奪還する予定でした』
「どうやって?」
『攻撃を仕掛けられて怒ったキュイが、反撃を開始。勿論主様は、止めるでしょう。そこでキュイが、主様を足で掴み外へ投げる予定でした。その主様を私が受け止める』
なんて恐ろしい作戦を立てていたんだ! 成功してよかった。
「え? 俺は?」
『言ってあったはずです。いざとなれば、助けるのは主様だけだと。作戦では、その後エルフが許しを請うと彼らを鷲掴みして、森へと連れ去る手はずだったのです』
「うわぁ。最悪なシナリオになってる。成功してよかった」
イラーノが、心底成功してよかったと胸を撫で下ろしていた。
もう絶対に、ルイユに作戦を立てさせたらダメだ!
「クテュール。演技はともかくとして、作戦は自分達で考えた方がいいと思う」
イラーノも僕と同じ意見の様だ。
失敗した時の作戦は、全然丸く収まっていないからね。
作戦は成功した。
でも、アベガルさんはきっと納得はしてないないと思う。
「ねえ、ルイユ。あれ説明して! 何あの作戦! めちゃくちゃ冷や冷やしたよ」
「そうだよ。俺達、4時間も待ちぼうけ」
待ちぼうけは、別にいいけどさ。
『申し訳ありませんでした。主様に話し実行しても危ういと思いましたので……』
それって、僕がお芝居が下手だから黙っていたって事? 最初から僕まで騙す気だったの!?
「え~。俺まで内緒だったよね?」
『その方が、臨場感が出ます』
「なるほど」
なるほどって納得してるし!
「あのね、キュイまで巻き込む事ないでしょ」
『いいえ。彼がいなければあの作戦は成り立ちません。誰もが墓守が本当だと信じたでしょう?』
そうかもしれないけど。
キュイは、人間とお友達になりたかったはずなのに、僕のせいで敵対する役目をさせてしまった……。
「で、あのトリックはどうやったの? パクッて食べられちゃうやつ」
イラーノは、それが気になっていたみだいた。僕もあれには驚いた。
『そうですね。まず私は、ジーンにその役目をさせようかと思っていたのですが、キュイと言うボスがおられるというので、頼む事にしました。ジーンに伝言を頼み、私は街に向かったのです』
ジーンが教えたのか……。
まあジーンがやるよりは、よかったかもしれないけど。ジーンの時は、食べるのは無理だからどうする気だったのか。
キュイも嫌な役なのに、僕の為に引き受けてくれたんだよね。
『それで、エルフの三人が街に入ると同時に私が姿を現す手はずになっていました。主様達も外に出られるように、自由に移動できる者がいると言うので、その者に伝えてもらうように頼みました』
やっぱりサトンが来たのは、そういう事だったんだ。
『エルフの三人には、別に特徴は伝えず本物のボスを連れて来ると伝えてありました。まあ本来は、ジーンがやる事になっていましたが、彼らも驚いた事でしょう』
もしかして怯えていたようなのは、演技じゃなくて本当に怯えていたのかもしれない。
焦って攻撃しないように言っていたのは、攻撃したら大変な事になると思ったからかも。
本当にボスを連れて来たって! ルイユなら出来そうな気がするもんね。
よく考えれば、ジーンだって普通は街の中に入れない。それが出来るだけで、凄いモンスターだという事になる。
「なんか、ルイユ楽しんでない?」
イラーノが言う。
『別に楽しんではおりませんよ。必死でした。メインの食べられるシーンは、タイミングが合わないとばれてしまいますし』
「タイミング?」
『口が閉じる瞬間に、変化を解き隠れました。そして、私が食べられたと思わせる事に成功したと確認して、エルフの森に向かったのです』
「……変身を解いただけなんだ」
「すご! あれは、皆騙されていたよ!」
イラーノ興奮しすぎ。
まんまと僕達を含め全員が騙された訳だ。
「お願いだからもうあんな事はしないで。僕達目立ちたくないからさ」
『わかりました。ですがあれが最善の作戦だったかと』
最善ね。怪しいルイユが消え、エルフの身の安全も確保。疑いが晴れた僕達は解放。確かに一気に色々解決出来てよかったけど、もしキュイと争う事になったらどうする気だったんだ? 失敗したら連れて逃げるって言っていたけど。
「でもキュイに攻撃を仕掛けて来たかもしれなんだけど……」
『その時は、主様を奪還する予定でした』
「どうやって?」
『攻撃を仕掛けられて怒ったキュイが、反撃を開始。勿論主様は、止めるでしょう。そこでキュイが、主様を足で掴み外へ投げる予定でした。その主様を私が受け止める』
なんて恐ろしい作戦を立てていたんだ! 成功してよかった。
「え? 俺は?」
『言ってあったはずです。いざとなれば、助けるのは主様だけだと。作戦では、その後エルフが許しを請うと彼らを鷲掴みして、森へと連れ去る手はずだったのです』
「うわぁ。最悪なシナリオになってる。成功してよかった」
イラーノが、心底成功してよかったと胸を撫で下ろしていた。
もう絶対に、ルイユに作戦を立てさせたらダメだ!
「クテュール。演技はともかくとして、作戦は自分達で考えた方がいいと思う」
イラーノも僕と同じ意見の様だ。
失敗した時の作戦は、全然丸く収まっていないからね。
作戦は成功した。
でも、アベガルさんはきっと納得はしてないないと思う。
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