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05秘密が凄すぎて1
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ハル君がやや緊張気味に声を出した。
「あのね、ルナ。僕、シマールなんだ」
「……シマールって?」
「勿論ウィザードのシマールだよ」
皆さんがご存知の通りウィザードと言うのは魔法使いの事ですが、ハル君が言っているのは多分、昨年デビューした二人組のユニットアイドル、シマールとスターリーの事だと思う。
シマールは短い金髪でブルーの瞳。膝まであるマントもロングブーツまでも全身真っ白の衣装。
逆にスターリーは、肩より少し長いストレートの髪と瞳は漆黒。衣装も全身漆黒。
性格はシマールが俺様できつい印象に対し、スターリーは無口でミステリアスなイメージ。
そんな対照的なユニットアイドルなんですが! あり得なさすぎる!
「で、俺がスターリーな」
あんぐりとしていると、カナ君もぼぞっと言った。
成り行きから当然、もう一人にとなるかもだけど……。
あ、あれか。やっぱりドッキリなのね!
本当はカナ君も最初から私だと知っていて、ドッキリを仕掛けたのね!
魔法使いもあり得ないけど、これもあり得ないでしょう!
って、これはどういう反応をすればいいわけ? 普通信じないと思うけど……。
「僕達本当にウィザードなんだ。勿論、本物の魔法使いだと言う事は伏せてあるけどね」
反応に困っていると、マジ……いや、どや顔でハル君は言った。
ま、まさかと思うけど……自分達の事魔法使いだと思っている?
この人達やばい系? って、それでウィザードだと思い込むってどうよ。
うーん。あぁ、わからない。わからないけど、ドッキリ決定だね!
もう少し信じられるようなどっきり仕掛けようね!
「うんうん。わかったから、もう種明かし宜しくね」
「種明かしって……。わかった! こうしたらわかる?」
そう言うと、ハル君は立ち上がり眼鏡を外したと思うと手を自分の頭にやり、その手を振り下ろす。驚く事に一瞬にして髪が金髪に変わる。よく見れば、黒髪のウィッグが手に握られていた。
目線をハル君の顔に戻せば、目こそ黒いがシマールそのものだった!
「え? う……そ……シマール……」
驚きすぎて思考がついていかない。
「ちょっと借りるぜ」
ハル君のウィッグを奪い取ると、カナ君はそれを自分のつるっつるの頭にポンッと乗せた。
ハル君同様立って私を見下ろす姿は、髪は短いがスターリーに見える。
え? ドッキリじゃなくて本当の事? あ、いや、これがどっきり?
「この二人がウィザードなんて信じられないかもしれませんが、残念ながら現実ですわ」
成り行きを見守っていたマリアさんが、まるで慰める様に言った。
「残念ながらってなんだよ! 幼馴染がウィザードだぞ! 喜ぶところだろうが!」
「全然自慢になりませんわ」
私が混乱しているさなか、二人は言い合いを始めた。
「あのね、ルナ。僕、シマールなんだ」
「……シマールって?」
「勿論ウィザードのシマールだよ」
皆さんがご存知の通りウィザードと言うのは魔法使いの事ですが、ハル君が言っているのは多分、昨年デビューした二人組のユニットアイドル、シマールとスターリーの事だと思う。
シマールは短い金髪でブルーの瞳。膝まであるマントもロングブーツまでも全身真っ白の衣装。
逆にスターリーは、肩より少し長いストレートの髪と瞳は漆黒。衣装も全身漆黒。
性格はシマールが俺様できつい印象に対し、スターリーは無口でミステリアスなイメージ。
そんな対照的なユニットアイドルなんですが! あり得なさすぎる!
「で、俺がスターリーな」
あんぐりとしていると、カナ君もぼぞっと言った。
成り行きから当然、もう一人にとなるかもだけど……。
あ、あれか。やっぱりドッキリなのね!
本当はカナ君も最初から私だと知っていて、ドッキリを仕掛けたのね!
魔法使いもあり得ないけど、これもあり得ないでしょう!
って、これはどういう反応をすればいいわけ? 普通信じないと思うけど……。
「僕達本当にウィザードなんだ。勿論、本物の魔法使いだと言う事は伏せてあるけどね」
反応に困っていると、マジ……いや、どや顔でハル君は言った。
ま、まさかと思うけど……自分達の事魔法使いだと思っている?
この人達やばい系? って、それでウィザードだと思い込むってどうよ。
うーん。あぁ、わからない。わからないけど、ドッキリ決定だね!
もう少し信じられるようなどっきり仕掛けようね!
「うんうん。わかったから、もう種明かし宜しくね」
「種明かしって……。わかった! こうしたらわかる?」
そう言うと、ハル君は立ち上がり眼鏡を外したと思うと手を自分の頭にやり、その手を振り下ろす。驚く事に一瞬にして髪が金髪に変わる。よく見れば、黒髪のウィッグが手に握られていた。
目線をハル君の顔に戻せば、目こそ黒いがシマールそのものだった!
「え? う……そ……シマール……」
驚きすぎて思考がついていかない。
「ちょっと借りるぜ」
ハル君のウィッグを奪い取ると、カナ君はそれを自分のつるっつるの頭にポンッと乗せた。
ハル君同様立って私を見下ろす姿は、髪は短いがスターリーに見える。
え? ドッキリじゃなくて本当の事? あ、いや、これがどっきり?
「この二人がウィザードなんて信じられないかもしれませんが、残念ながら現実ですわ」
成り行きを見守っていたマリアさんが、まるで慰める様に言った。
「残念ながらってなんだよ! 幼馴染がウィザードだぞ! 喜ぶところだろうが!」
「全然自慢になりませんわ」
私が混乱しているさなか、二人は言い合いを始めた。
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