君の(魔法使いの)ナイトになりたくて

すみ 小桜(sumitan)

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09秘密が凄すぎて5

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 このままではずっとファンタジーの話が続きそうだわ!

 「あのところで入部届を出しに行かなくていいんですか?」
 「あら、そうでしたわ」

 何とか話を中断させる事に成功した。

 「ではルナ、行きますわよ」
 「私も?」
 「あなたは副部長でしょう?」

 あぁ、そうでしたね……。別に名前だけの副部長でいいのに。

 「はい」
 「では行って来ます」

 私達は一階に下り、職員室に向かった。職員室は玄関の隣。
 ノックして中に入ると、マリアさんは真っすぐと私の担任の小野寺先生に向かった。

 「小野寺先生」
 「うん? どうした?」

 先生は呼ばれ顔を上げる。

 「ファンタジー部の入部届と役員届ですわ」
 「もう決まったのか。役員届出してしまっていいのか?」
 「構いませんわ」

 出してしまって? 出してしまうとどうなるんだろうか?

 「役員を決めるという事は、部員募集を締め切ると事ですわ」

 私が不思議そうな顔をしていたのか、マリアさんが説明をしてくれた。
 本当に他の部員は入れる気はないようです。

 「え? 天恵あまえお前が副部長をやるのか?」

 小野寺先生は届け出を見て驚いている。まあ、一年ですからね。でも、四人しかいない部だし、そこまで驚かなくてもいいとは思うんですが……。

 「満場一致ですわ! 本人もやる気満々です。ね、ルナ」
 あ、あまり人前でルナと呼ばないでほしい……。あだ名的には恥ずかしいですけど。
 「が、頑張ります……」
 「まあ、本人が納得しているなら……で、天恵ちょっと」

 そう言いながら先生は手招きして、小声で聴いて来た。

 「お前、あの事知っていてこの部に?」

 あの事? ウィザードだって事を先生は知っているって事? でも内緒って事になっているし……。

 「あの事とは? ハル……佐藤君に誘われて入っただけですけど?」
 「そうか。いや別になんだでもない。頑張れよ」
 「はい」

 何も知らない素振りをすると言葉を濁した。芸能人がいるって大変なんですね、先生。

 「あ、そうだ。ところで明日の依頼があるのだが受けるか? 時間は昼ぐらいだ」
 「まあ! 当然お受け致しますわ!」

 え? 受けるの? 活動月曜にからでもいいじゃん……。
 
「そうか助かった。二人以上だから四人で行ってもかまわない。ここだ」
 小野寺先生はB五サイズぐらいのカード出しすとマリアさんは嬉しそうに受け取った。
 「昨年も引き受けたところですわ!」
 「じゃ宜しく頼むな。天恵、初課外授業頑張れよ」
 「はい……」

 気は進まないが、私は先生の激励に返事を返した。
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