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『レベル5―航空祭に魅せられて―』
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帰り道、僕達は歩いて会場を後にする。
「あれが魔法じゃないなんて、信じられないな……」
ミントさんがぼぞっと呟いた。
「あはは。魔法で飛んでいたら逆に凄い驚くけどね……」
僕はそうミントさんに返した。
「飛んでみたい?」
「飛んでみたいよな!」
「勿論! 皆で手を繋いで!」
二色さんは、お約束とばかり言う。制服に手をつないで空を飛ぶ。アニメのようだ……。
いつものごとく、ファンタジーな内容の会話をしつつ僕達は帰った。
そして、二色さんと大場と別れた後、ミントさんがもう少しこの世界を見て行きたいと言うので、僕と二人でその辺をぶらぶらする事にした。
何故かミーラさん達は帰って行った。作戦会議とか聞こえたので、僕に杖を使わせる作戦を考えるんだろうけど……。
「この世界って不思議だね? 魔法がないのに魔法と同じ事が出来ている!」
「そう? 僕達には当たり前の事だから。不思議だとは思うけどちゃんと原理というかそういうのがあるから……。説明は出来ないけどね」
「この世界では、魔法は必要ないんだ……」
何故かミントさんは、寂しそうに言った。
「えっと。この世界の人間は、自分で理解できないものは認めない人が多いんだ。だから本当に魔法があったとしても、何かトリックがあるに違いないって思うものなんだよね。僕には、必要かどうかより楽しめればいいんじゃないかなと思う」
って、何言ってるんだろう僕。
でもそれを聞いたミントさんは、嬉しそうにほほ笑んだ。
「じゃ、楽しもう!」
突然ガシッと右手を掴まれた。見れば右手に杖を持っている。
待って! と言う前に彼女は杖を振るった!
フワッと浮く感じがする。そして、サーと空を飛び回る!
「うわー!」
そういう意味で言ったんじゃないんだけど! って、言いたいけど、それどころじゃない! 手を離したら落ちる!
「大丈夫」
僕の思っていることがわかったのか、ミントさんはそう言った。
辺りはもう日が暮れている。闇が落ち始めていて、飛んでいる僕達を見ても鳥と誤解してくれると思う……。いや、そう願う。
ミントさんを見ると嬉しそうに見える。
まあ、いっか。
そう言えば、こういう魔法の使い方って初めてかも。ミーラさんがお願いするのって、モンスター退治だったから。なんか楽しいかも!
僕達は三十分ほど空中散歩を楽しんだ――。
「あれが魔法じゃないなんて、信じられないな……」
ミントさんがぼぞっと呟いた。
「あはは。魔法で飛んでいたら逆に凄い驚くけどね……」
僕はそうミントさんに返した。
「飛んでみたい?」
「飛んでみたいよな!」
「勿論! 皆で手を繋いで!」
二色さんは、お約束とばかり言う。制服に手をつないで空を飛ぶ。アニメのようだ……。
いつものごとく、ファンタジーな内容の会話をしつつ僕達は帰った。
そして、二色さんと大場と別れた後、ミントさんがもう少しこの世界を見て行きたいと言うので、僕と二人でその辺をぶらぶらする事にした。
何故かミーラさん達は帰って行った。作戦会議とか聞こえたので、僕に杖を使わせる作戦を考えるんだろうけど……。
「この世界って不思議だね? 魔法がないのに魔法と同じ事が出来ている!」
「そう? 僕達には当たり前の事だから。不思議だとは思うけどちゃんと原理というかそういうのがあるから……。説明は出来ないけどね」
「この世界では、魔法は必要ないんだ……」
何故かミントさんは、寂しそうに言った。
「えっと。この世界の人間は、自分で理解できないものは認めない人が多いんだ。だから本当に魔法があったとしても、何かトリックがあるに違いないって思うものなんだよね。僕には、必要かどうかより楽しめればいいんじゃないかなと思う」
って、何言ってるんだろう僕。
でもそれを聞いたミントさんは、嬉しそうにほほ笑んだ。
「じゃ、楽しもう!」
突然ガシッと右手を掴まれた。見れば右手に杖を持っている。
待って! と言う前に彼女は杖を振るった!
フワッと浮く感じがする。そして、サーと空を飛び回る!
「うわー!」
そういう意味で言ったんじゃないんだけど! って、言いたいけど、それどころじゃない! 手を離したら落ちる!
「大丈夫」
僕の思っていることがわかったのか、ミントさんはそう言った。
辺りはもう日が暮れている。闇が落ち始めていて、飛んでいる僕達を見ても鳥と誤解してくれると思う……。いや、そう願う。
ミントさんを見ると嬉しそうに見える。
まあ、いっか。
そう言えば、こういう魔法の使い方って初めてかも。ミーラさんがお願いするのって、モンスター退治だったから。なんか楽しいかも!
僕達は三十分ほど空中散歩を楽しんだ――。
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